ベルアンドロスに資産価値はある?人気シリーズや参考買取価格・魅力を徹底解説
※下記の画像は全てイメージです
ベル&ロスは、フランス発の個性派時計ブランドとして知られ、航空計器をモチーフにしたデザインが特徴です。そんなベル&ロスに対して、「資産価値があるのか」「売却時に値がつくのか」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ベル&ロスの資産価値や買取相場、売却時に高価買取を狙うコツまで丁寧に解説します。人気のBR03やBR05シリーズも紹介するので、売却を検討している方も今後の価値を見極めたい方も、ぜひ参考にしてください。
Contents
ベル&ロスとは
時計のリセールバリューを考えるうえでは、ブランドの背景や時計の設計思想を理解することも重要です。ここではベル&ロスの歴史や、他のブランドと一線を画す独自の特徴について解説します。
ベル&ロスの歴史
ベル&ロス(BELL&ROSS)は1992年にフランスで創業された高級時計ブランドです。創業者のカルロス・ロシロとブルーノ・ベラミッシュは、「プロフェッショナルが信頼して使える時計」を目指し、航空機の計器に着想を得た設計を打ち出しました。
実際、軍用パイロットやダイバー、宇宙飛行士など、過酷な環境で任務を遂行する専門家のニーズに応えるための機能性を追求しています。
スイスのラ・ショー=ド=フォンに製造拠点を置き、高精度のムーブメントと先進的なデザインの融合で、独自の地位を築いてきました。老舗ブランドと比較すると新しいブランドながら、時計業界内でも高い評価を受けています。
ベル&ロスの時計の特徴
ベル&ロスの時計は、視認性・機能性・信頼性・高精度の4要素を軸に設計されています。最も象徴的なのは、航空機のコックピットに装備されている計器をモチーフにしたスクエア型ケースです。人気シリーズのBR01やBR03も角ばったシルエットと大型サイズで、一目置かれる存在となりました。
また、ミリタリーテイストを活かしつつ、現代的な素材と製造技術を取り入れたモデルも多いのが特徴です。視認性の高いダイヤルや防水性に優れた設計も魅力。実用性とデザイン性の両立により、専門家だけでなくファッション感度の高い層にも支持されています。
ベル&ロスの資産価値と参考買取価格
ベル&ロスはその個性的なデザインと高い機能性により、確かな評価を得ています。しかし、資産価値という視点ではブランド全体としてのリセール力はやや控えめです。中古市場全体での参考買取価格は10〜30万円程度で、モデルによってはそれ以上になることもありますが状態や時期によって変動します。
スクエア型のケースや航空機の計器を模したデザインは、時計愛好家からは評価されています。一方で、一般的な高級時計のイメージとは異なるため、広く受け入れられにくい傾向があるのも事実です。特に、フォーマルな場に合わせにくいという声もあり、需要が限定されることが中古市場での価格に影響を及ぼしているのでしょう。
また、国内での正規販売店が限られている点も、中古市場の流通量や相場の安定性に関係します。ただし、人気モデルや限定品などは一定の価値を保つ傾向があり、モデル選び次第では資産性を見出すことも可能です。
他ブランドと比較したベル&ロスの立ち位置
ベル&ロスは、ロレックスやタグホイヤーといった長い歴史を持つ老舗ブランドと比べると、ブランドの歩みが比較的近年に始まったため、知名度や資産価値の面ではやや控えめな評価となる傾向があります。特にロレックスは長年培われたブランド価値と時計の品質から、中古市場でも安定した需要があり、資産性や知名度を重視する層に強い支持を得ています。
これに対してベル&ロスは、資産価値では劣るものの他にはない個性を持っています。一般的な王道とは異なる選択を好む人にとって、ベル&ロスは魅力的な選択肢です。また、タグホイヤーと比べても、スポーティさの方向性が異なり、よりプロフェッショナル志向が強い点が特徴です。
ベル&ロスは「万人受け」よりも「価値観が合う人に支持される」ブランドとして、独自の立ち位置を築いているといえます。
ベル&ロスの人気コレクション
ベル&ロスの資産価値を把握するうえでは、モデルごとの特徴や人気の傾向を知ることも重要です。ここでは、代表的なコレクションの特徴を解説します。
BR01
BR01は、ベル&ロスの象徴的存在ともいえるコレクションです。航空機のコックピットに設置された計器をそのまま腕時計にしたような、大胆なスクエア型デザインが特徴です。ケースサイズは46mmと非常に大きく、視認性の高い文字盤と太めのインデックスがインパクトを与えます。
その独創性からファッション性も高く、一部の時計愛好家からは強い支持を得ています。一方でサイズ感やデザインの個性が強いため、着用シーンを選ぶモデルでもあります。ミリタリーやストリートテイストを好む人にとっては、唯一無二の存在感を放つ一本です。
BR03
BR03は、BR01のデザインコンセプトを継承しながらも、ケースサイズを42mmに抑えることで日常使いしやすくなったモデルです。BR01と同じくスクエア型のケースを採用しつつ、より現代的でスマートな印象を与えるデザインに仕上げられています。
バリエーションも豊富で、ミリタリー調やカモフラージュ柄、オールブラックのモデルなど、個性を引き立てるモデルが多数展開されています。また、限定モデルも多く、コレクションとしての魅力も高いシリーズです。
- おたからや査定員のコメント
ベル&ロスのBR03は、中古市場での流通量が比較的多く、一定の需要が見込まれるシリーズです。BR01のデザインを継承しつつも日常使いしやすいサイズ感に調整されたことから、幅広い層に選ばれています。
「おたからや」でもBR03の買取実績があり、モデルごとの仕様や状態を丁寧に確認しながら、適正な査定価格をご提示しています。ご自身の時計がどの程度の価値があるのか気になる方は、ぜひ「おたからや」にご相談ください。
BR05
BR05は、2019年に登場したコレクションで、ベル&ロスの中では異色ともいえる存在です。これまでのミリタリー色を残しつつも、ラグジュアリースポーツ路線を意識した丸みのあるスクエアケースが特徴です。
ブレスレット一体型のデザインや、洗練された印象のダイヤルによって、ビジネスシーンにも馴染みやすいスタイルに仕上がっています。ベル&ロスが新たな層にアプローチしたモデルでもあり、ファッション感度の高いユーザーから支持を集めています。これまでの武骨なイメージとは一線を画す、洗練されたコレクションです。
BR S
BR Sは、BR01やBR03のスクエア型デザインを引き継ぎながらも、ケースサイズを39mmに小型化したスリムモデルです。より軽量でコンパクトな設計が特徴で、手首が細い方や女性でも装着しやすいのが魅力です。
ムーブメントにはクォーツが採用されているモデルも多く、日常使いに適した実用性の高さもポイントです。
見た目のインパクトを保ちながらも、装着感や扱いやすさを重視した設計で、デザイン性と実用性を求める人に適したシリーズといえます。カジュアルな装いにも合わせやすく、幅広いシーンで活躍します。
ベル&ロスは「ダサい」「後悔する」と言われる理由
ベル&ロスはユニークなデザインや大ぶりのケースが特徴ですが、ネット上では「ダサい」「買って後悔した」といった声が見られることもあります。
その理由のひとつが、スクエア型ケースのフォルムと大きさです。丸型が主流の中では好みが分かれやすく、その大きさから人によっては使いづらさを感じることもあります。また、ミリタリーテイストの強い外観は、ビジネスなどフォーマルな場に馴染みにくいとの指摘もあります。
さらに、定価と中古市場での価格差が大きいケースもあり、「思ったよりリセールが伸びない」と感じるユーザーもいるようです。ただし、これらはデザインの好みとブランド評価のズレによるもので、製品自体の品質に問題があるわけではありません。好みに合う人にとっては満足度の高い選択肢といえます。
ベル&ロスの魅力と人気の理由
独自のデザインや使用感が「人を選ぶ」と言われるベル&ロスですが、それでも多くの支持を集めているのは確かな事実です。ここでは、ベル&ロスが評価される理由として挙げられる魅力について解説します。
差別化できる個性的なデザイン
ベル&ロスの最大の魅力は、やはりその個性的なデザインです。航空機のコックピット計器をモチーフにしたスクエア型ケースは、他の高級時計ブランドには見られない独創性を持っています。
四角いフェイスに大型インデックスを備えた外観は、一目でベル&ロスとわかるほど印象的です。この大胆なデザインは、クラシックなラウンド型が主流の時計市場において、強い差別化要素となっています。
人と被らないデザインを求める層や、ミリタリー・インダストリアルデザインが好きな層から高い人気を誇ります。
高品質な素材を使った高級感
ベル&ロスは、外観の個性だけでなく、素材選びにもこだわっています。ケースにはステンレススチールやセラミック、ブロンズなど高級時計にふさわしい素材を採用。サテン仕上げやポリッシュ加工などによって洗練された質感を実現しています。
また、文字盤の仕上げやストラップの素材にも高級感があり、デザイン性だけでなく所有する満足感を得られる作りも魅力です。
中でもBR05は、ブレスレットとケースが一体化した構造により、ジュエリーのような存在感を放ちます。見た目のインパクトと質感の高さの両立も、支持される理由のひとつです。
機能性・視認性が高く実用的
ベル&ロスはフランス発のデザインブランドでありながら、実用性を追求している点も評価されています。特に視認性の高さは、航空・軍事分野での使用を前提とした開発思想からきたものです。
大型のアラビア数字や太めのインデックス、コントラストの強い文字盤により、時刻確認がしやすい設計です。加えて、防水性や耐衝撃性にも優れたモデルが多く、アウトドアや過酷な環境にも対応できます。
単にデザイン性に優れているだけでなく、プロフェッショナル向けの信頼性も持ち合わせている点も、ベル&ロスの魅力といえるでしょう。
ベル&ロスの高価買取を狙うコツ
ベル&ロスを手放す際は、できるだけ高く売りたいと考える方も多いでしょう。ここでは、査定額を上げるために知っておきたいポイントを解説します。
できる限り付属品を揃える
高級時計の査定では、本体の状態だけでなく「付属品の有無」も影響します。ベル&ロスも例外ではなく、箱やギャランティカード、交換用ベルトなどが揃っていると、査定額が上がる可能性が高まります。
特に、ギャランティカードは真贋判定にも用いられるため、重要視されやすいアイテムです。こうした付属品が欠けていると「中古市場での販売に不利」と判断されてしまうこともあります。
売却を見据えている場合は、購入時の付属品をできるだけ大切に保管しておくことが、高価買取につながる第一歩です。
日頃から手入れをしておく
時計のコンディションは査定額に直結します。ベル&ロスのような視認性やデザインに優れたモデルは、細かなキズや汚れがつかないよう日頃からの手入れが重要です。定期的に柔らかいクロスで汚れを拭き取り、風防やベゼル部分は丁寧に扱いましょう。
また、湿気や直射日光を避けた場所で保管することも大切です。査定前に手入れをすることも大切ですが、日頃から丁寧に扱っておくのが理想的でしょう。状態の良さは査定の際に好印象を与えるポイントの一つです。
まとめ売りで査定額アップを狙う
単品で売却するよりも、他のアイテムとまとめて査定に出すことで、査定額が上がるケースがあります。他の時計はもちろん、不要になったブランドバッグやアクセサリーなどがあれば、同時に査定に出してみましょう。
ただし、買取店によっては得意とするジャンルが偏っている可能性もあります。時計だけでなく他のアイテムも含めて総合的に評価してくれる店舗を選ぶことが前提です。自宅に他のブランド品がある場合は、査定前にまとめて見直しておくとよいでしょう。
信頼できる買取専門店を選ぶ
どれだけ状態が良く付属品が揃っていても、依頼先によって査定額に差が出ます。ベル&ロスのように個性的なブランドは、知識や実績のある買取専門店でないと、適正な価値を見極めてもらえない可能性もあるでしょう。
高級時計の査定経験が豊富な査定員がいる店舗や、これまでの買取実績を公開している業者であれば安心感があります。宅配買取・出張買取・店頭買取など、自分に合った方法を選べるかどうかも店舗選びのポイントです。信頼できる業者を選ぶことが、高価買取への近道です。
まとめ
ベル&ロスの資産価値は、他の超高級ブランドと比べると劣るものの、モデルによっては一定の価格で取引されます。特に、BR03やBR05など人気のシリーズは、高額査定につながる可能性もあります。
ただし、デザインの好みやブランドの知名度、どこに売るかによって査定額に差が出ることもあるため注意しましょう。高く売却したい場合は、日頃の管理や売却時の工夫も重要です。ご自身のベル&ロスがどれくらいの価値を持っているのか、一度査定に出して確かめてみてはいかがでしょうか。
「おたからや」での「ベル&ロス」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ベル&ロス」の参考買取価格の一部を紹介します。
画像 | モデル | 参考買取価格 |
---|---|---|
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ベル&ロス インストゥルメントゥ BR05 SS | 453,000円 |
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ベル&ロス スカル BR01 BURNING SKULL SS/レザー | 403,000円 |
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ベル&ロス BR05C-BU-ST SS 自動巻式 ネイビー | 376,000円 |
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ベル&ロス BR05A-BL-ST/SST SS 自動巻式 ブラック | 336,000円 |
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ベル&ロス A521 限定版 500本 BRV3-94-S-00371 SS/レザー 自動巻式 ブラック | 277,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ベル&ロスの買取査定では、モデルの人気や状態に加え、付属品の有無が価格に影響します。特にギャランティカードや専用ボックスがそろっている場合は、査定額が大きく変わることもあります。
スクエア型ケースやミリタリーテイストの強いデザインは好みが分かれますが、一定の人気があるブランドです。モデルによっては比較的安定した価格で取引される傾向があります。
- おたからや査定員のコメント
ベル&ロスはモデルごとの評価差が大きく、査定額に倍以上の開きが出ることも珍しくありません。資産価値を意識するのであれば、購入時のモデル選びはもちろん、手放す際にその価値を正しく見極めてくれる買取店を選ぶことも重要です。
「おたからや」では、ブランド時計の特徴や市場動向に精通した査定員が在籍しており、適正な価格をご提示しています。納得感のあるお取引ができるよう努めておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
「ベル&ロス」の買取なら「おたからや」
ベル&ロスの時計は、スクエア型ケースや独自のデザイン性で注目を集める一方、モデルによって中古市場での評価に大きな差が出やすいブランドです。そのため、精度の高い査定眼を持つ買取専門店に依頼することが、納得のいく取引につながります。
「おたからや」では、付属品がなくても買取が可能で、キズや使用感があるものでも最大限の価格をご提示しています。査定料や手数料は無料ですので、大切な時計の売却の際はぜひ「おたからや」にお任せください。
おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員

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ギター・音楽鑑賞
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好きな言葉
有言実行
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ロレックス
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過去の買取品例
高級時計全般
おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。
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