
※下記の画像は全てイメージです
独特な耐磁性能と個性的なデザインで愛されてきたロレックスの「ミルガウス」。1956年の誕生以来、約70年の長い歴史を持つこのモデルが、2023年についに生産終了(廃盤)となりました。突然の廃盤決定により中古市場での注目度が高まり、買取相場にも大きな変化が生じています。
廃盤発表後は中古価格が急上昇し、ミルガウスの資産価値や今後の売り時が気になる方も多いでしょう。本記事では、ミルガウスが廃盤になった理由や、その後の相場推移、さらに売却を検討している方に向けて高く売るためのポイントを解説します。それでは、詳しく見ていきましょう。
Contents
ロレックス「ミルガウス」とは?

1950年代に登場したミルガウスは、科学者や技術者が強い磁場下でも正確な時間を計測できるよう開発された耐磁モデルです。
モデル名はフランス語の「1000」を意味する「ミル」と磁場の単位「ガウス」に由来し、1,000ガウスもの磁場に耐える性能を象徴しています。また、他のロレックスにはない独創的なデザインでも知られ、多くのファンを魅了してきました。
優れた耐磁性能がある
ミルガウス最大の特徴は、その卓越した耐磁性能にあります。ムーブメント全体を覆う軟鉄製のシールド(耐磁ケース)を内蔵し、1,000ガウス(一般的な機械式時計の50〜100倍)もの強力な磁場にも耐えられる構造です。
通常、磁気にさらされると時計の精度は狂ってしまいますが、シールドがムーブメントへの磁気干渉を遮断することで精度低下を防いでいます。このおかげで、強い磁場環境で働く科学者や技術者でも時計の正確さを維持でき、当時としては画期的なモデルでした。実際に、欧州原子核研究機構(CERN)の科学者たちにも愛用されたことが知られています。
個性的なデザイン
ミルガウスは、そのルックス面でも他のロレックスとは一線を画しています。まず目を引くのが、秒針に採用された稲妻形の針です。科学の閃きを象徴するオレンジ色の稲妻型秒針は、遊び心あふれるデザインとしてミルガウスの象徴となっています。
さらに、風防ガラスには「グリーンサファイアクリスタル」と呼ばれる緑色に着色された特別なサファイアガラスを採用。他のロレックスモデルには見られない特徴で、光の当たり方によって風防が緑色に輝き、多くのファンを魅了します。文字盤カラーもブラックやホワイトのほか「Zブルー」と呼ばれる鮮やかな青色が存在し、それぞれが独特の雰囲気を醸し出しています。
ミルガウスはいつ廃盤になった?

ミルガウスは、2023年に廃盤となりました。ロレックスではモデル廃盤時に公式発表を行わないことが通例で、同年3月の新作発表時に公式サイトからミルガウスの情報が削除され、静かに生産終了が確認されています。1956年の初代誕生から数えて、約70年に及ぶ歴史に幕を下ろした形で、多くのファンに衝撃を与えました。
廃盤が明らかになると直後から中古市場の相場が急騰し、ミルガウスの注目度が一気に高まったことも記憶に新しいところです。なお、ミルガウスは1988年にも一度生産終了となりましたが、およそ20年後の2007年に復活した経緯があります。
ロレックス「ミルガウス」が廃盤となった理由

ロレックスから公式な発表はありませんが、ミルガウスが廃盤に至った背景にはいくつかの要因があると考えられています。製造上の事情や市場環境の変化など、さまざまな推測がなされていますが、中でも指摘されるのが以下の2点です。
新世代ムーブメントへの移行が難しかったこと、そして、ミルガウス独自の耐磁性能の価値が相対的に薄れたことが主な理由とされています。
新世代ムーブメントへの移行が難しかった
ロレックスは近年、腕時計のムーブメントを新世代のCal.32XX系に順次切り替えています。しかし、ミルガウスに搭載されていたCal.3131を最新ムーブメントに移行するには、耐磁性能を維持したまま設計を大幅に変更する必要があったと考えられます。
ミルガウス特有の内部構造(耐磁シールド)を持つため、単純なムーブメントの載せ替えが難しく、モデル全体のリニューアルが求められました。比較的ニッチなモデルであるミルガウスに新ムーブメント用の大規模な開発リソースを投じるよりも、一旦生産終了とする判断に至った可能性が高いとも指摘されています。
高耐磁性能が一般的になった
かつて、ミルガウスの大きな魅力だった耐磁性能は、現代ではそれほどめずらしいものではなくなりました。近年、多くの高級時計メーカーが素材改良などで耐磁性を飛躍的に向上させています。
ロレックス自身も、パラクロム・ヒゲゼンマイ(耐磁性に優れた合金製ひげゼンマイ)をはじめ、耐磁性素材を他モデルに取り入れており、特別にミルガウスを選ばなくても日常生活で磁気の影響を受けにくい時計が増えています。
その結果、1000ガウスに耐えるというミルガウスの売り文句は、かつてほど大きな訴求力を持たなくなり、モデルの存在意義が相対的に薄れたと考えられます。
- おたからや査定員のコメント
生産終了の背景にはCal.32系への換装コストと耐磁技術の汎用化が挙げられます。ミルガウス専用の軟鉄インナーケースと二重ダイヤルは新世代ムーブメントと干渉し、設計から再構築する大規模投資が必要でした。
さらに、パラクロムひげゼンマイやシリコン脱進機の普及で1000ガウス耐磁はめずらしくなくなり、市場規模との費用対効果を踏まえて廃盤が選択されたと推察されます。

ロレックス「ミルガウス」のモデル一覧
ミルガウスは1956年の初登場以来、いくつかのモデルチェンジを経て発展してきました。一度、1980年代に生産終了となりましたが、2007年に約20年ぶりに復活しています。
ここでは、初代モデル(Ref.6541)と2代目(Ref.1019)、そして、復活後の現行モデル(Ref.116400およびRef.116400GV)の特徴を紹介します。
ミルガウス Ref.6541
1956年に登場した初代ミルガウスがRef.6541です。当時のサブマリーナーに似た大振りのケースと回転ベゼルを備え、文字盤には細かな格子模様(ハニカムダイヤル)が採用されていました。秒針には稲妻型が用いられ、優れた耐磁性能と相まってユニークな外観でも注目されたモデルです。
生産期間は数年と短く、その後、1960年代には2代目のRef.1019に引き継がれました。現存数が極めて少ないため、現在では「幻のモデル」とも称され、ヴィンテージ市場で非常に高い価値を持っています。近年のオークションでは数千万円の高値が付く例もあり、その希少性がうかがえます。
ミルガウス Ref.1019
1959年に登場した2代目ミルガウスがRef.1019です。前モデルからデザインが大きく変更され、稲妻型秒針は廃止されてシンプルなストレート秒針となりました。ベゼルも通常の固定式に改められ、文字盤は黒またはシルバーの落ち着いたカラーが採用されています。
耐磁性能は継承しつつも外観は控えめになったため、当時は他のスポーツモデルと比べて人気が伸び悩み、販売期間は約30年と長期に及びましたが流通量は決して多くありませんでした。現在ではヴィンテージモデルとして高値で取引されており、コンディションによっては中古市場で100万円を超える価格が付くこともあります。
ミルガウス Ref.116400

2007年に約20年ぶりの復活を遂げた現行ミルガウスの基本モデルがRef.116400です。ケース径40mmのオイスタースチールケースに耐磁シールドを内蔵し、オレンジ色の稲妻型秒針も復刻されました。文字盤カラーは、ブラックとホワイトの2種類で、風防ガラスは通常の透明サファイアクリスタルです。
発売当初は他の人気スポーツモデルと比べると落ち着いた人気でしたが、長期間生産が続けられました。ホワイトダイヤルは2010年代に生産終了となったため、現在では比較的めずらしい存在です。シンプルながらもミルガウスらしさを備えたモデルとしてコレクションに新風を吹き込みました。
ミルガウス Ref.116400GV

2007年にミルガウス誕生50周年記念モデルとして、グリーン色のサファイアクリスタル風防を備えたRef.116400GVが登場しました。当初は黒文字盤のみでしたが、独特の風防越しに見える文字盤が話題になります。2014年には青文字盤の「Zブルー」も追加されました。
グリーンサファイアクリスタルはロレックスの中でもミルガウスだけの特別仕様で、光の当たり方によって風防が緑色に輝く美しさが多くのファンを魅了しました。Ref.116400GVは2023年の生産終了までラインナップされ、現在中古市場でも特に高い人気を誇っています。
ロレックス「ミルガウス」の入手方法

現在ミルガウスは廃盤モデルとなったため、ロレックス正規店で新品を入手することはできません。購入したい場合は中古市場を利用するのが一般的です。時計専門店や中古時計店で在庫を探すほか、信頼できる買取販売店に希望を伝えて取り寄せてもらう方法もあります。
一部ショップでは未使用のデッドストック品が見つかる可能性もありますが、基本的には中古扱いとなります。また、オンラインのオークションやフリマアプリで個人が出品しているケースもありますが、真贋やコンディションに十分注意が必要です。廃盤発表後は中古価格が上昇しているため、予算に余裕を持って探すと良いでしょう。
中古で「ミルガウス」を購入する際のポイント

中古でミルガウスを購入する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。現物のコンディションや付属品の有無、購入後のアフターサービス対応など、事前にしっかり確認しておきましょう。
中古品ならではの経年変化や磨きの有無、部品交換歴がないかもチェックポイントです。高価な時計のため、信頼できる販売店を選ぶことも重要になります。
時計の状態を確認する
購入前に時計本体の状態をしっかり確認しましょう。ケースやブレスレットに目立つ傷や凹みがないか、風防ガラスに欠けや傷が入っていないかチェックします。過度な研磨が行われてエッジが丸くなっていないか(研磨歴の有無)も重要なポイントです。さらにムーブメントの動作状態も確認が必要です。
日差(1日の誤差)の範囲やゼンマイの持続時間に問題がないか、可能であれば店頭で実際に動作確認を行いましょう。中古時計には状態に応じたランク表記がある場合もありますが、最終的には自分の目でコンディションを確かめ、気になる点は販売店に質問して解消しておくことが大切です。
付属品の有無を確認する
中古購入時には付属品の有無も確認しましょう。ロレックスの場合、購入時の箱、保証書(保証カード)、取扱説明書、タグ、予備のブレスレットコマなどが付属します。これらが全て揃った「フルセット」であればコレクション価値が高く、将来売却する際にも有利です。
逆に、保証書が欠けている場合、真贋確認や正規サポートの面で不利となり、その分価格も低く評価されがちです。また、ブレスレットのコマ数もチェックしましょう。サイズ調整用のコマが不足していると自分の腕に合わない可能性があり、後から入手する手間や費用がかかります。できるだけ付属品が完備された個体を選ぶと安心です。
アフターサービスを確認する
中古で高額な時計を購入する際は、購入後のアフターサービス体制も確認しましょう。販売店が独自の保証(6ヶ月や1年など)を提供しているかは重要なポイントです。保証期間内に不具合が生じた場合の修理対応や、オーバーホール時の割引サービスなど、購入店によるアフターケアの内容も把握しておくと安心です。
また、比較的新しい個体であればメーカー公式の保証期間が残っている場合もあります。保証書の購入日付を確認し、正規保証が有効なら公式サービスセンターでの対応が受けられるメリットがあります。アフターサービスがしっかりしている店舗で購入すれば、購入後も安心して愛用できるでしょう。
売却する際のポイント

ミルガウスを売却する際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。大切な時計をより高く売るために、事前にできる範囲で準備をして臨みましょう。
時計のコンディションを整えたり付属品を揃えたりと、ひと手間かけることで査定額がアップする可能性があります。愛用してきた時計を納得の価格で手放すためにも、以下のコツを参考にしてください。
外装の状態をきれいにしておく
査定に出す前に時計の外装をきれいにしておきましょう。ケースやブレスレットについたホコリや汚れは柔らかいクロスで丁寧に拭き取り、指紋や皮脂も可能な限り落とします。ブレスレットのコマの隙間に溜まった汚れも、綿棒や爪楊枝などで傷を付けないよう優しく取り除いておくと良いでしょう。
表面の汚れを落とすだけでも見た目の印象が向上し、査定員に大切に扱われてきたことが伝わるはずです。ただし、コンパウンド(研磨剤)入りのクロスなどで無理に傷を消そうとするのは禁物です。誤った研磨は時計の価値を下げてしまう可能性があるため、基本的には軽い清掃にとどめておきましょう。
機能に異常がないか確認する
売却前に時計の動作に異常がないか確認しておきましょう。時刻が正確に合っているか、針の動きに引っかかりがないかなどをチェックします。長期間オーバーホールをしていない個体では、日差(1日の誤差)が大きくなっていたり、パワーリザーブが短くなっていたりする場合もあります。
もし明らかな不具合(止まり・極端な遅れなど)がある場合は、事前にオーバーホールや修理を検討しておくことで、査定時の減額を防げるでしょう。逆に、動作が安定しているようであれば、無理にオーバーホールする必要はありません。ただ、査定に出す直前に十分にゼンマイを巻いておき、問題なく動作する状態で持ち込むと印象が良くなります。
付属品を揃えておく
売却前には付属品をできるだけ揃えておきましょう。購入時の箱や保証書、取扱説明書、タグ、余りコマなどが手元にあれば、査定に一緒に出します。特に保証書(保証カード)は真贋証明にもなる重要な書類ですので、紛失している場合は探し出しておきたいところです。
直近でオーバーホールや修理を受けているなら、その際の明細や修理証明書類も用意しておくとプラスになります。付属品が全て揃った「フルセット」であればコレクターからの評価が高く、買取店での査定額も有利になる傾向です。逆に、付属品が欠けていると減額対象となることもあるため、可能な限り付属品は揃えた状態で査定に臨むのが望ましいでしょう。
信頼できる専門店に査定を依頼する
最後に、査定を依頼する相手は信頼できる時計専門の買取店を選びましょう。ロレックスに精通した専門店であれば、ミルガウスの最新相場を踏まえた適正な査定が期待できます。悪質な業者に当たってしまうと、本来の価値より低い価格で買い叩かれるリスクもあるため注意が必要です。
複数の業者で査定額を比較してみるのも有効ですが、最終的には実績があり評判の良い買取店に任せるのが安心です。全国展開の大手買取店や時計専門の買取業者であれば査定経験も豊富で、適正かつ高額な査定が出やすいでしょう。親身に相談に乗ってくれるかどうかも含め、信頼できる業者を見極めてください。
ロレックスのミルガウスに関するよくある質問

最後に、ロレックスのミルガウスに関してよくある質問にお答えします。
「ミルガウスはいつ廃盤になったの?」「廃盤の理由は?」「廃盤後に相場は上がった?」といった疑問から、「Z-Blueとブラックはどちらが高く売れる?」「付属品が欠けると減額される?」など、気になるポイントをQ&A形式で解説します。売却時の注意点などについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
Q. ミルガウスはいつ廃盤になりましたか?
ミルガウスは2023年に廃盤となりました。公式に発表はありませんでしたが、2023年3月頃の新作発表時にロレックス公式サイトからモデル情報が削除され、生産終了が確認されています。
1956年の初代登場から約70年の歴史に幕を下ろした形で、現在のロレックス公式ラインナップにミルガウスの姿はなくなっています。
Q. 廃盤になった主な理由はなんですか?
公式には明かされていませんが、一般に指摘される主な理由は2つあります。1つは、新世代ムーブメントへの移行が難しかったことです。他モデルと同様に最新機械に刷新するには耐磁構造の大幅な改良が必要で、モデルの継続が見送られました。
もう1つは、ミルガウスの耐磁性能が他社や他のロレックスモデルでも一般化し、特別視されにくくなったことです。独自性が薄れ、市場での需要が限定的になったと考えられています。
Q. 廃盤後、相場は上がっていますか?
はい、廃盤発表後に中古市場での相場は上昇しています。公式サイトから姿を消した直後から需要が急増し、一部では以前より数十万円単位で価格が跳ね上がりました。
もともと定価付近で推移していた相場が、廃盤後は定価を大きく上回る水準で取引されるケースも出ています。現在も廃盤効果で高値傾向にありますが、市場動向によって変動するため、売却を検討する場合はタイミングを見極めることも大切です。
Q. Z-Blueとブラック、どちらが高く売れやすいですか?
一般的に、Zブルー(青文字盤)モデルの方がブラック文字盤モデルより高く売れる傾向があります。廃盤後は特に、Zブルーの人気が高まり、中古市場ではZブルーがブラックより数十万円高い価格で取引されるケースも見られます。
もちろん状態や付属品によって差はありますが、同程度のコンディションであればZブルーの方が査定額が高くなりやすいでしょう。
Q. 116400と116400GVで査定差はありますか?
はい、一般的に116400GV(グリーンガラス付き)の方が116400(グリーンガラス無し)より査定額が高くなる傾向にあります。特に青文字盤の116400GV(Zブルー)は高額査定が期待できます。
ブラック文字盤のGVも116400(黒文字盤や白文字盤)と比べて高めに評価されることが多いです。116400の白文字盤は生産終了が早く希少ですが、それでも総じてGVモデルの方が相場は上回っています。
Q. 付属品が一部欠けている場合はどの程度の減額になりますか?
付属品の欠品による減額幅は、欠けている物の重要度によって異なります。保証書(保証カード)を紛失している場合は信頼性に関わるため、査定額が数万円~十万円程度下がることもあります。
箱や予備コマの欠品も減額要因ですが、保証書ほど影響は大きくありません。例えば、箱のみ欠けている場合は減額は軽微ですが、保証書がない場合は大幅なマイナス査定となりやすいです。可能な限り付属品を揃えて査定に出すのが望ましいです。
Q. 研磨やオーバーホールをしてから売るべきでしょうか?
正常に動作しているなら、売却前にオーバーホールや研磨を無理に行う必要はありません。簡単な清掃だけで十分でしょう。オーバーホールにかけた費用以上に査定額が上がるとは限らず、多くの場合、買取店側で再整備されます。明らかな故障がある場合を除き、現状のまま売却して問題ありません。
また、研磨は専門知識なしに行うと価値を損ねるリスクがあるため、小傷程度ならそのまま残しておく方が無難です。
Q. ヴィンテージ(1019・6541)はどこに注意して売ればいいですか?
ヴィンテージモデルのミルガウス(6541や1019)を売却する際は、非常に希少で高額なため、ヴィンテージ時計に詳しい専門店で査定してもらいましょう。オリジナルの状態が重視されるため、むやみに研磨や部品交換をしないことも重要です。
文字盤や針が当時のままかどうかで価値が大きく変わります。付属品や修理履歴などがあれば一緒に提示し、時計の来歴を明確にすることで適正な評価を受けやすくなります。
Q. カスタム・社外パーツがあると買取不可になりますか?
多くの場合、社外パーツに交換されたロレックスは買取を断られるか、大幅な減額査定となります。純正でない時計は再販が難しいため、業者によっては買取不可になるケースもあります。
例えば、社外製のベゼルやカスタムされた文字盤が付いている場合、査定額が付かないか、元の純正部品に戻さない限り引き取ってもらえないことがほとんどです。そのため、可能であれば売却前に純正状態に戻してから査定に出すことをおすすめします。
Q. LINE査定と店頭査定の違いはなんですか?
LINE査定は送付した写真や情報をもとにした概算見積もりで、店頭査定では実物を直接確認できるため、状態が良ければより高く評価される可能性があります。
逆に、写真では分からなかった傷が見つかれば減額要因となることもあります。基本的には条件が同じなら査定額に大きな差はありませんが、最終的な価格は実物確認後に決定されます。
まとめ
ミルガウスは優れた耐磁性能と個性的なデザインで長年愛されてきましたが、2023年に惜しまれつつ生産終了となりました。廃盤により中古市場での注目度が増し、現在では高値で取引されるモデルの1つとなっています。
中古で入手する際は状態や付属品をしっかり確認し、信頼できるショップから購入することが大切です。売却する際も、事前にコンディションを整え付属品を揃えるなどの工夫で査定額アップが期待できます。ミルガウスは今後も時計愛好家から高い関心を集め続けることでしょう。ぜひ、その価値を正しく見極め、納得のいく取引につなげてください。
「おたからや」での「ミルガウス」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ミルガウス」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
![]() |
ミルガウス 116400GV | 1,952,500円 |
![]() |
ミルガウス 1019 | 2,830,000円 |
![]() |
ミルガウス SS ホワイト 116400 | 1,892,000円 |
![]() |
ミルガウス SS ブラック 116400GV | 1,655,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ミルガウスは年式・ダイヤル色・外装状態により買取価格に数万円の差が生じます。Zブルー風防や未研磨ケースは特に人気が高く、相場の底堅さを支えています。
査定をご検討の際は無理な研磨を避け、ギャランティカードやサービス履歴を揃えてお持ちいただくと加点評価を得やすいでしょう。最新レートや在庫状況はスタッフへお気軽にご相談ください。
- おたからや査定員のコメント
ミルガウスは軟鉄シールドでCal.3131を包み込み、1000ガウスの磁場下でも精度を維持する希少モデルです。稲妻秒針やグリーングラス風防が象徴的で、2023年の廃盤後は供給減と話題性が相まって取引価格が上昇傾向にあります。
査定では風防欠け・ポリッシュ痕・夜光退色が減額要素となりやすいため、事前点検と保証書・余りコマ・タグの同梱が高評価につながるでしょう。

ミルガウスの買取なら「おたからや」
「おたからや」ではロレックスに関する知識が豊富な査定員が常駐しているため、ミルガウスのモデルや市場トレンドを照合しながら適切な評価を行います。査定料・キャンセル料は全国の店舗で完全無料、ご成約後は最短即日で現金をお渡し可能です。
付属品が欠品していたり、動作に不安がある個体でも査定対象なので安心です。大切なミルガウスを適切な価格で売却したいという方は、ぜひ一度ご相談ください。
おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員
-
趣味
ギター・音楽鑑賞
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ロレックス
-
過去の買取品例
高級時計全般
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