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オーデマピゲのロイヤルオークは世界中で高い人気を誇る腕時計で、需要が供給を大きく上回り、正規店での購入が極めて困難です。新品は常に品薄で、中古市場では定価以上のプレミア価格で取引され、その資産価値の高さでも注目されています。
本記事では、ロイヤルオークの定価や価格改定の動向、モデルごとの正規価格と市場価格の違い、なぜ定価を超えるプレミア価格になるのか、その理由もあわせて解説します。
さらに、定価で購入する方法や高く売却するためのコツについてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
オーデマピゲ ロイヤルオークの定価一覧 定価・市場相場・並行店販売価格の違い
ロイヤルオークの定価(メーカー正規価格)は、オーデマピゲが設定する販売価格です。
| 商品名・型番 | 素材 | 最新の定価(税込) | 
|---|---|---|
| ロイヤルオーク オートマティック41mm 15510ST.OO.1320ST | ステンレススティール | ¥4,125,000 | 
| ロイヤルオーク オートマティック41mm 15510BC.OO.1320BC | 18Kホワイトゴールド | ¥9,955,000 | 
| ロイヤルオーク オートマティック 41mm 15510OR.OO.1320OR | 18Kピンクゴールド | ¥9,955,000 | 
| ロイヤルオーク オートマティック41mm 15510OR.OO.D002CR | 18Kピンクゴールド×アリゲーターストラップ | ¥6,600,000 | 
| ロイヤルオーク クロノグラフ41mm 26240ST.OO.1320ST | ステンレススティール | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク クロノグラフ41mm 26240OR.OO.1320OR | 18Kピンクゴールド | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク クロノグラフ41mm 26240BC.OO.1320BC | 18Kホワイトゴールド | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク クロノグラフ41mm 26240OR.OO.D002CR | 18Kピンクゴールド×アリゲーターストラップ | ¥8,085,000 | 
| ロイヤルオーク クロノグラフ41mm 26240BA.OO.1320BA | 18Kイエローゴールド | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラ シン 16202ST.OO.1240ST | ステンレススティール | ¥5,225,000 | 
| ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラ シン 16202BA.OO.1240BA | 18Kイエローゴールド | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラ シン 16202BC.OO.1240BC | 18Kホワイトゴールド | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラ シン 16202XT.OO.1240XT.01 | チタン | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク クロノグラフ38mm 26715ST.OO.1356ST | ステンレススティール | ¥5,390,000 | 
| ロイヤルオーク クロノグラフ38mm 26715OR.OO.1356OR | 18Kピンクゴールド | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク オートマティック37mm 15550ST.OO.1356ST | ステンレススティール | ¥3,960,000 | 
| ロイヤルオーク オートマティック37mm 15551BC.ZZ.1356BC.01 | 18Kホワイトゴールド (ベゼルにバゲットカットダイヤモンド) | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク オートマティック37mm 15551OR.ZZ.1356OR | 18Kピンクゴールド (ベゼルにダイヤモンドセットベゼル) | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク フライング トゥールビヨン41mm 26730BA.OO.1320BA.01 | 18Kイエローゴールド | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ42mm 26591TI.OO.1252TI.03 | チタン | 要問合せ | 
| ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー41mm 26574BC.OO.1220BC.01 | 18Kホワイトゴールド | 要問合せ | 
一方で市場における実勢価格は需要に応じて変動し、正規店ではなく並行輸入店(中古販売店)で販売される新品・中古品は定価より高いプレミア価格となるケースがほとんどです。
実際、定価が約300万円のモデルが中古市場では約2000万円で取引された例もあり、定価・市場相場・並行店価格には、大きな開きがあります。これは、希少性により販売店側が高値をつけても購入希望者がいるためで、需要が供給を上回るロイヤルオークならではの現象です。
正規価格と中古市場価格の違い
本来、新品の定価より中古販売価格が低くなるのが通常ですが、ロイヤルオークでは逆転現象が起きています。たとえば、Ref.15510STの定価に対し、中古品が倍以上の値段で販売されるケースもあり、定価を大幅に上回るプレミア価格がつくのが特徴です。
これだけ差額が大きいため、転売目的で購入する人もいるほどです。なお、一部モデルでは中古価格が定価を下回る例も稀にありますが、現行の主要モデルはほぼ例外なく定価超えの相場が続いています。
オーデマピゲ ロイヤルオークの代表的なモデル
ロイヤルオークにはケースサイズ37mmから39mm、41mmといったサイズ展開があり、シンプルな3針オートマティックモデルからクロノグラフ、超薄型モデルまで多彩なバリエーションが存在します。
モデルによって定価(正規価格)も異なり、機構や素材の違いで価格帯が大きく変わります。以下では現行ロイヤルオークの代表的なモデルを紹介します。
ロイヤルオーク オートマティック Ref.15510ST
現行の41mmステンレス製ロイヤルオークの基本モデルです。1972年の初代ロイヤルオークの流れを汲む3針式で、ブルーの「グランドタペストリー」ダイヤルが象徴的なデザインとなっています。50周年を機に従来のRef.15500からアップデートされ、定価は4,125,000円(税込)です。
Ref.15510STにはグレーやブラックなど他の文字盤色もありますが、ロイヤルオークの象徴とされるブルーダイヤルが特に人気です。最も人気が高いモデルで、入手難易度も非常に高くなっています。中古市場では、新品同様の品に定価の倍近い価格がつくこともあります。
ロイヤルオーク クロノグラフ Ref.26240ST
ロイヤルオークにクロノグラフ(ストップウォッチ)機能を搭載した41mmモデルです。3つのインダイヤルを持つスポーティなデザインで、厚みはオートマティックモデルよりわずかに増しています。現行モデルのRef.26240STは、2022年に従来モデルを刷新した最新世代で、定価は5,555,000円(税込)に設定されています。
クロノグラフの複雑な機構により、価格はノーマルモデルより高めですが、需要は依然高く、市場では入手困難な状況です。なお、38mmのロイヤルオーク・クロノグラフは “Ref.26715〜系列で展開されています。
ロイヤルオーク “ジャンボ” エクストラ シン 16202ST
オーデマピゲが誇る超薄型の39mmモデルで、愛称“ジャンボ”として知られます。1972年の初代ロイヤルオーク(Ref.5402)の系譜を継ぐモデルで、厚さわずか約8mmのエクストラシンケースにより、エレガントな装着感を実現しています。最新のRef.16202STは2022年に登場し、ステンレススティール製モデルの定価は5,225,000円(税込)です。
生産本数が少なく希少なため、入手は非常に困難で、中古市場でも特に高いプレミア価格で取引されています。ロイヤルオークのなかでも伝統のデザインを守るコレクター垂涎のモデルで、その人気ぶりは別格です。
ロイヤルオーク オートマティック 37mm 15550ST
従来の37mm径モデル(Ref.15450ST)を置き換えた、現行の自動巻きロイヤルオークです。41mmモデルと同じく日付表示付きの3針デザインですが、ひと回り小さいケース径で、手首の細い方や女性にも人気があります。Ref.15550STは2022年に登場し、定価は3,960,000円(税込)に設定されています。
コンパクトなサイズながらロイヤルオークの高級感と存在感は健在で、需要が高いモデルです。なお、この37mmモデルにはステンレス×ピンクゴールドのコンビモデルや金無垢モデルも展開されており、華やかなバリエーションもそろっています。
- おたからや査定員のコメント
 
木村
ロイヤルオークは超薄型からクロノまで多彩ですが、八角ベゼルとタペストリーダイヤルが放つ存在感は別格です。
特に、ブルー15510STや“ジャンボ”16202STは流通量が少なく、正規価格を大きく上回る取引が続いております。
加えて、37mm15550STは手首の細い方に適しており、26240STクロノグラフはスポーツ志向の需要を牽引しています。
オーデマピゲ ロイヤルオークが人気の理由
ロイヤルオークがこれほど人気を集めるのには、いくつかの理由があります。革新的なデザインによる歴史的な価値、高級スポーツウォッチの先駆者としての地位、そして資産価値の高さなど、その魅力は多方面に及びます。
また、オーデマピゲ自体が世界三大高級時計ブランドの一角である、というブランド力も人気を支える要因です。以下で主な理由を解説します。
ラグジュアリースポーツウォッチの先駆者として認知がある
1972年にロイヤルオークが登場した当時、高級時計といえば金無垢ケースのドレスウォッチが主流でした。そのなかでロイヤルオークはステンレススティール製でスポーツテイストの高級時計という新ジャンルを切り開き、ラグジュアリースポーツウォッチの先駆けとして評価されています。
実用性の面でも、防水性能を備えるなど優れた機能性を持ち、八角形ベゼルと一体ブレスレットの斬新なデザインも唯一無二で、現在でも色あせない魅力を放っています。なお、そのデザインを手がけたのは、天才デザイナーと称されるジェラルド・ジェンタであり、彼の名を一躍有名にした作品でもあります。
クォーツショックの窮地を救った時計である
1970年代の「クォーツショック」では、安価で高精度なクォーツ時計の台頭により伝統的な機械式時計メーカーは大打撃を受けました。
実際、同時期には老舗メーカーのブランパンが休眠に追い込まれるなど危機的状況でしたが、そうしたなかで1972年にデビューしたロイヤルオークは瞬く間に人気を博し、オーデマピゲのブランドを支える大黒柱となりました。以降も生産が途切れることなく継続され、クォーツ危機を乗り越えた伝説的なモデルとして語り継がれています。
高い資産性がある
ロイヤルオークは単なる嗜好品にとどまらず、資産価値が高いことでも知られます。実際、新品定価が約300万円のモデルが中古市場では2000万円以上で取引されたケースもあり、時計としては異例のリセールバリューを誇ります。
需要過多によるプレミア化に加え、生産本数が限られていることから希少性が保たれ、今後も中古相場が上昇傾向で推移すると見られています。
また、状態が良く付属品がそろった個体は中古でも評価が高く、購入価格以上で売却できる可能性もあります。こうした背景から、ロイヤルオークは投資の対象としても注目される存在です。
定価超え(プレ値)になる要因
ロイヤルオークの中古価格が定価を超えるプレミア価格になる背景には、いくつかの要因があります。供給量の少なさや人気の集中、話題性の高さなどが複合的に影響し、高値を支えているのです。
また、投資対象として注目する層の存在や、SNSを通じた情報拡散も価格高騰に拍車をかけています。さらに、限定モデルの希少性や、有名人による着用で注目度が上がることも無視できません。以下に主な要因を解説します。
供給制約があり、生産本数が少ない
ロイヤルオークが定価以上になる根本的な要因は、供給不足です。オーデマピゲは生産数を厳しく管理しており、年間の製造本数に上限があります(世界全体でも年間数万本程度)。特にロイヤルオークは、需要が集中しているにもかかわらず生産量が限られるため、常に品薄状態が続きます。
また、熟練職人による手作業を多用した生産体制で、大量生産が難しいことも一因です。正規販売店への供給はごくわずかで、予約待ちが何年も解消されない状況です。欲しくても正規に手に入らない人が多数存在し、その希少性が中古市場での価格高騰を招いています。
人気文字盤・限定モデル・芸能人着用による話題性がある
ロイヤルオークのなかでも、特定のバージョンに人気が集中することも、プレミア価格の要因です。たとえば、限定生産モデルや希少なカラー文字盤(ターコイズブルーなど)は、コレクター間でとりわけ高い需要があります。
また、有名人がロイヤルオークを着用していることが報道されると、そのモデルに注目が集まり相場が上昇する傾向があります。
2023年には、37mmイエローゴールドケースにターコイズカラーダイヤルを組み合わせた限定モデルが発表され、大きな話題となりました。このように話題性によって欲しがる人が増えるため、市場価格が吊り上がることも多いです。
SNSや中古市場での話題性と、投資需要がある
近年ではSNSやインターネット上での情報拡散が、ロイヤルオークのプレミア化に大きく寄与しています。InstagramやYouTubeでインフルエンサーやコレクターがロイヤルオークを紹介すると、一気に認知が広まり購買意欲を刺激します。
また、中古相場の上昇がニュースやコミュニティで話題になると、「今のうちに買っておこう」「値上がりを見込んで投資しよう」と考える層が増える傾向があります。
実際、ロイヤルオークは多くの腕時計系YouTuberが取り上げる人気テーマとなっており、その影響も無視できません。こうした投機的な需要も加わり、価格がさらに吊り上がる要因となっています。
定価を下回るケース
ロイヤルオークは常にプレミア価格で取引されるわけではなく、状況によっては中古価格が定価を下回る場合もあります。
特に、市場の過熱感が収まり需給が均衡に向かうと、これまでのプレミアムが解消されていくことがあります。モデルチェンジや需要の変化、外部要因などにより相場が下落するケースも存在します。以下に考えられる主なケースを説明します。
モデルサイクルの変化や需要分散
ロイヤルオーク人気が分散するケースです。他に注目を集めるモデルが登場したり、同価格帯の別ブランド時計に需要が移ったりすると、相対的にロイヤルオークの中古相場が落ち着くことがあります。
実際、市場の関心が新作や他ブランドに向かったタイミングでは、ロイヤルオークの価格高騰が一時的に緩和されることもあるでしょう。
また、ロイヤルオーク以外の高級スポーツウォッチが話題になると、ロイヤルオークへの熱が冷め相場が下がる可能性もあります。
新作発表・マイナーチェンジによる相場変動
オーデマピゲがロイヤルオークの新作モデルやマイナーチェンジ版を発表すると、その前後で中古相場が動くことがあります。新型が人気を集める一方で、旧型モデルの中古価格が下がるケースがあります。
また、モデルチェンジでデザインやスペックが向上すると、旧モデルの需要が減り価格が軟化しやすくなります。
逆に、新作発表前には「次のモデルが出るまで様子を見よう」と買い控えが起き、旧モデルの相場が停滞することもあります。新作のうわさや発表タイミングは、相場に微妙な影響を与える要因となります。
為替・地合い・景気動向がもたらす影響
ロイヤルオークの相場には、為替レートや経済情勢といった外部要因も影響します。たとえば、円高が進行すると海外からの並行輸入品が割安になり、中古価格が下落圧力を受ける場合があります。
逆に円安になれば海外品が割高となり、国内の中古価格が高止まりしやすくなります。また、世界的な景気後退や金融市場の冷え込みで高級時計全体の需要が減退すれば、ロイヤルオークのプレミア価格も縮小に向かう可能性があります。
マクロ経済要因によって、ロイヤルオークのような人気モデルでも相場が一時的に調整されることがあります。
正規購入のメリット
正規取扱店で定価購入できた場合、金銭的なメリット以外にもさまざまな利点があります。信頼できる経路で入手すれば偽物の心配がなく、メーカー保証やアフターサービスも確実に受けられる点は大きな安心材料です。
さらに、正規店での購入実績はブランドとの信頼関係構築にもつながり、今後の優先的な案内を受けられる可能性もあります。以下で、正規購入の主なメリットを確認します。
偽造品のリスクがない
正規店で購入すれば、偽造品をつかまされるリスクがありません。近年ではロイヤルオークの高度な偽造品も出回っていますが、正規販売店であれば真贋は保証されます。高額な買い物だけに、確実に本物を入手できる安心感は何物にも代え難いメリットです。
並行輸入や中古市場では、信用できる販売店を選ばないと精巧なコピー品をつかんでしまう恐れがありますが、正規ルートならそうした心配は無用です。
また、正規購入時にはメーカー発行の保証書に自身の名前や購入日が記載され、時計の来歴が明確になるため、後の資産価値にも寄与するといえます。
保証・アフターサービスを確実に受けられる
正規購入品にはメーカー保証が付帯し、一定期間の故障修理を無償で受けられます。オーデマピゲの場合、購入から2年間の国際保証が提供され、正規販売網で購入した時計は登録手続きを行えば、保証が最大5年に延長されます。
正規店で買えばこうした保証を確実に享受でき、万一の不具合にもメーカー対応が受けられる安心があります。また、正規ルートで購入した顧客はアフターサービス窓口で優先的に扱われ、修理受付や部品交換などの面で手厚いサポートを受けられます。
並行品の場合、保証書があっても国内正規で保証適用外となる場合もあるため、正規購入のメリットは大きいです。
並行輸入品のメリット
正規購入が難しいなか、並行輸入(正規店以外の販売ルート)で手に入れるメリットも存在します。最大の利点は、欲しいときにすぐ購入できる可能性があることです。
正規店では入荷や予約に何年も待つこともありますが、並行輸入店なら在庫があれば即入手が可能です。また、生産終了モデルや限定モデルなど正規店で手に入らないモデルでも、並行店なら見つかる場合があります。
すぐに入手できる可能性がある
並行輸入店で購入する最大のメリットは、すぐに手に入る可能性が高いことです。正規店では人気モデルの入荷を何年も待つ覚悟が必要ですが、並行店では商品在庫があればその場で購入できます。特にロイヤルオークのように正規入手が困難な時計では、並行輸入が実質的に唯一の現実的な入手手段となっている面があります。
たとえば、正規店で予約停止中のモデルでも、中古販売店ではプレミア価格にはなるものの即購入できる場合が珍しくありません。すぐにでも手元に欲しい場合、並行輸入を利用するメリットは大きいでしょう。
オーデマピゲ ロイヤルオークを定価で買う方法
ここまで見てきたように、ロイヤルオークを正規店で定価購入するのは非常に狭き門です。しかし、それでも定価で手に入れたいと願う方のために、考え得る方法やコツを紹介します。
確実な方法は存在しませんが、できる限りの努力をすることでチャンスを高められます。現実的には難易度が高いものの、チャレンジする価値はあるかもしれません。
正規店での購入はかなり難しい
結論からいえば、正規店でロイヤルオークを購入するのは極めて難しいのが現状です。人気の高さゆえ、新規予約受付を停止している正規販売店も多く、仮に予約できても納品まで数年待ちになるケースがほとんどです。
正規店は限られた在庫を誰に販売するか慎重に選んでおり、過去に高額時計の購入実績がある顧客や社会的信用の高い顧客が優先される傾向があります。そのため、一般の方が飛び込みでロイヤルオークを購入できる可能性は非常に低いといわざるを得ません。
中古販売店での購入が確実
どうしても正規店で購入したい場合は、オーデマピゲの他モデルを購入して実績を作る、店舗と関係を築くなど長期的な努力が必要ですが、それでも保証はありません。そのため、現実的にロイヤルオークを手に入れる方法としては、中古時計専門店や並行輸入店で購入するのが確実です。
定価以上の支払いにはなりますが、確実に入手できる点では最も現実的な選択肢でしょう。多くの愛好家も正規購入を断念して中古市場でロイヤルオークを手に入れており、購入時には信頼できる販売店を選び、付属品がそろっているか、状態に問題がないかを確認しましょう。
オーデマピゲ ロイヤルオークの定価値上がり予測
今後、ロイヤルオークの定価はどうなるのでしょうか。その値上がり傾向や背景、今後の投資価値について考察します。過去数年で大幅な定価改定が続いたことから、今後の動向にも注目が集まっています。
特に2025年以降も高級時計業界全体で値上げが続くのか、多くのファンが関心を寄せています。ブランド戦略や経済環境によっても定価動向は左右されるため、注意深く見守る必要があります。
近年の価格高騰とその背景
ここ数年、ロイヤルオークの定価は急激に引き上げられてきました。たとえば、Ref.15510STの定価は2022年に約3,190,000円だったものが2024年には約4,125,000円と、2年間で約100万円値上がりしています。背景には、ロイヤルオークの人気による需要超過や、原材料費の高騰が挙げられます。
オーデマピゲは2023年に年明けと春の2度にわたり価格改定を行うなど、市況に合わせて定価を見直しています。他の高級ブランドも同様に値上げに踏み切っており、高級時計全体で価格上昇の流れが続いています。
需要と供給のバランス
今後の定価動向は、やはり需要と供給のバランスに左右されます。需要が供給を大きく上回る状況が続く限り、メーカーは定価を上げても販売に支障が出ないため、引き続き値上げや高価格維持の傾向が予想されます。
オーデマピゲは年間生産を制限してブランド価値を守る方針のため、供給が急増する見込みは低く、需要過多の状態が続きやすいでしょう。よって現状では需給ギャップが解消されない限り、大幅な値下げや価格改定凍結は考えにくい状況です。逆に、もし将来的に需要が落ち着き供給とのバランスが取れてくれば、定価の上昇も緩やかになる可能性があります。
今後の投資価値と見通し
長期的には、ブランドの威光と生産制限による希少性から、ロイヤルオークの資産価値は今後も安定して高い水準を保つとの見方が有力です。実際、中古相場は一時的な調整があっても、長期的には上昇トレンドを描いてきました。
相場が維持されれば、投資対象としても有望でしょう。ただし、短期的には世界経済や市場の変動に左右され、価格が上下するリスクもあります。
常に右肩上がりが保証されているわけではないため、ロイヤルオークを資産目的で購入する場合は、中長期的な視点を持ち、市場動向に注意しながら判断することが重要です。
オーデマピゲ ロイヤルオーク 定価に関するよくある質問
最後に、ロイヤルオークの定価に関してよく寄せられる質問にQ&A形式でお答えします。正規価格の確認方法から価格改定の頻度、素材違いによる値段差、プレミア価格の理由や売却時のポイントなど、初心者の方が疑問に思いやすい点をまとめました。
少しでも疑問を解消し、ロイヤルオーク購入の判断に役立ててください。ぜひ参考にしてください。
Q. ロイヤルオークの定価は、どこで確認できますか?
A.ロイヤルオークの正規定価は、オーデマピゲの公式サイトや正規販売店で確認できます。公式サイトではモデルを選択すると価格が表示されるほか、最寄りのブティックや正規代理店に問い合わせれば最新の定価を教えてもらえます。
また、正規販売店には定価表やカタログが用意されていることが多いので、直接訪ねて確認すると確実です。さらに、高級時計専門誌や信頼できる腕時計情報サイトにも、定価リストが掲載されている場合があります。ただし、価格は改定されることがあるため、必ず最新情報を公式に確認するようにしてください。
Q. 価格改定は、どのくらいの頻度で行われますか?
A.明確な頻度は公表されていませんが、近年の傾向では年に1回程度は価格改定(値上げ)が行われています。オーデマピゲは2022年から2024年にかけてほぼ毎年定価を引き上げており、2023年には年明けと春の2度にわたり値上げが実施されました。
多くの場合、新年初頭に価格改定が行われることが多いですが、経済状況や原材料価格の高騰に応じて年内に追加改定が行われることもあります。したがって、現在は年1回以上のペースで定価改定が行われていると考えておくとよいでしょう。
Q. ステンレスとピンクゴールドでは、定価がどの程度変わりますか?
A.ロイヤルオークでは素材によって定価が大きく異なり、ステンレススティール製と18Kピンクゴールド製とではおおむね2倍以上の価格差があります。
たとえば、41mmオートマティックモデルの場合、ステンレス製の定価が約4,125,000円に対し、同モデルのピンクゴールド製は約9,515,000円と2倍以上の価格設定です。ピンクゴールドなど金素材は貴金属である分、素材コストと希少性が反映されて、定価も大幅に上乗せされる形です。
Q. クロノグラフやオープンワークの定価が高いのは本当ですか?
A.はい、クロノグラフなど複雑機構モデルやオープンワーク(スケルトン)モデルは、基本モデルに比べて定価が高く設定されています。たとえば、ステンレス製41mmオートマティックの定価が約4,125,000円に対し、クロノグラフ搭載モデルは約5,555,000円と約3割ほど割高です。
さらに、ムーブメントを透かし彫りにしたオープンワークモデルは、製造に高度な技術を要するため、同サイズのノーマルモデルより定価が1.5倍程度になる場合もあります。
Q. 定価より安く買えることはありますか?
A.正規販売店では値引きがないため、基本的に定価での販売となります。一方、中古市場ではモデルや状況によって、定価を下回る価格で購入できるケースもあります。たとえば、人気が集中していないモデルや旧型モデル、使用感のある中古品などは、定価より割安で売られていることがあります。
特に、ロイヤルオーク以外の派生モデル(オフショアなど)では、中古で定価を下回る例も見られます。ただ、現行の人気モデルについては、中古でもほとんど定価超えの相場が続いており、定価より大幅に安く買える機会は多くありません。
Q. 並行店の販売価格が定価より高いのはなぜですか?
A.並行輸入店でロイヤルオークが定価以上の価格(プレミア価格)になるのは、需要に対して供給が圧倒的に不足しているためです。正規店で手に入れるのが困難なため、多くの人がプレミアムを支払ってでも欲しいと考え、その結果中古市場の価格が定価を上回っています。
並行店側も、仕入れに高額なコストがかかっているため、定価以上の販売価格を設定せざるを得ません。要するに、「待たずに確実に手に入れたい」という強い需要によって、市場価格が吊り上がることがプレ値の最大の理由です。
Q. 定価を基準に、どの程度で売れますか?
A.モデルや状態にもよりますが、現行の人気モデルであれば定価の1.5倍前後、場合によっては限定モデルなどで2倍近い価格で売却できることもあります。
一方、人気が落ち着いたモデルや、使用感のある個体では定価をわずかに上回る程度、場合によっては下回る場合もあります。基本的には、人気モデルほど定価比で高値で売却できる傾向です。
なお、高く売るには付属品完備や、傷の少ない良好な状態であることが重要なポイントです。
Q. 定価で購入する現実的な方法やコツはありますか?
A.非常にハードルは高いですが、正規店で定価購入するためのコツとしては以下が考えられます。
- 購入実績を作る
 - 販売員との関係構築
 - 予約リストに名前を入れてもらい根気強く待つ
 
以上のような努力をしても確約はありませんが、これらを実践することで、ごくわずかに定価購入の可能性を高めることはできるでしょう。現実には狭き門であり、運とタイミングも大きく影響する点はご承知おきください。
まとめ
ロイヤルオークの定価と市場動向について解説しました。需要過多によるプレミア現象や頻繁な価格改定など、人気モデルならではの事情がお分かりいただけたかと思います。入手は困難でも、その歴史的価値と資産性の高さから、非常に高い人気を誇ります。
正規店で購入できれば理想的ですが、現実的には中古市場でのプレミア価格を検討せざるを得ないケースもあります。
その分、売却時も状態や人気次第では、定価以上で買い取ってもらえる可能性が高いなど、資産としての魅力も兼ね備えています。最新情報を確認しつつ賢明な判断を行い、憧れのロイヤルオークを自分にとって最良の形で手に入れ、存分に楽しんでください。
「おたからや」での「オーデマピゲ ロイヤルオーク」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「オーデマピゲ ロイヤルオーク」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | モデル名 | 参考買取価格 | 
|---|---|---|
![]()  | 
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15503BC.OO.1220BC.01 ブルー | 17,611,000円 | 
![]()  | 
オーデマピゲ ロイヤルオーク フライバック クロノグラフ 26239BC.OO.1220BC.01ブルー | 16,692,500円 | 
![]()  | 
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーククロノグラフ 26315OR.OO.1256OR.01 ホワイト | 12,265,550円 | 
![]()  | 
オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15400OR.OO.1220OR.02 | 9,887,500円 | 
![]()  | 
オーデマ ピゲ ロイヤルオーク クロノグラフ 26035PT.OO.D002CR.01 PT | 8,585,000円 | 
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ロイヤルオークはケース素材やムーブメントの世代、ダイヤルの人気色によって評価が大きく変わります。特にホワイトゴールドやピンクゴールドのクロノグラフは製造本数が限られており、未研磨でエッジが立った個体は高く評価されやすいです。
ブレスレットの伸びや夜光の劣化、ベゼル面のポリッシュ痕は減額の要因となるため、売却前に状態を丁寧に確認しておくことが重要です。
付属品がそろっていると真贋確認が迅速になり、査定額も高くなる可能性が上がるので、失くさずに保管しておきましょう。
- おたからや査定員のコメント
 
木村
ロイヤルオークは1972年の誕生以来、スティールを高級機に昇華させた金字塔です。近年は供給逼迫と価格改定が重なり、未使用品でも定価超えが常態化しております。購入時は保証書と付属コマを保持し、ガラス縁やベゼルの打痕を避けてください。
相場は発表直後の新型と廃番モデルが牽引する傾向があり、メンテ歴と人気ダイヤルの有無が査定を左右します。正規サービスの履歴を残すと、将来価値の維持につながります。
オーデマピゲの買取なら「おたからや」
「おたからや」では、15202ST や 15510ST をはじめ、オープンワークやパーペチュアルカレンダー搭載モデルや限定モデルまで幅広く査定いたします。
専門鑑定士が動作やビスの締め具合、リンクの摩耗などを徹底検証し、国内外の最新落札相場を反映した高水準の査定額をご提示します。
付属品がなくても真贋と価値を正確に評価できる体制が整っているため安心です。査定は完全無料・予約不要、ご成約後は最短即日で現金化が可能。大切なロイヤル オークを納得の価格で売却したい方は、豊富な実績を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。
            おたからやの時計買取
 査定員の紹介
        
    木村 査定員
                    - 
                            
趣味
ギター・音楽鑑賞
 - 
                            
好きな言葉
有言実行
 - 
                                
好きなブランド
ロレックス
 - 
                                
過去の買取品例
高級時計全般
 
おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。
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