
※下記の画像は全てイメージです
日本が誇る高級腕時計ブランド「グランドセイコー」は、品質とデザイン性が国内外で高く評価されています。しかし、資産価値という観点では、どのような評価を受けているのでしょうか。
そこで今回は、グランドセイコーの資産価値が高い理由や唯一無二の魅力、高い資産価値が期待できる人気モデルまで、詳しくご紹介します。
さらに「グランドセイコーはやめとけ」と言われる理由や高く売るためのコツについて解説しますので、購入や売却を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
グランドセイコーの資産価値が高い理由

グランドセイコーは卓越した品質と伝統を備え、高級時計として資産価値の面でも注目されています。
その価値が高いとされる背景には、製品そのもののデザイン性や機能性、ブランド力、そして中古市場での需要の高さがあります。ここではグランドセイコーの資産価値を支える主な理由を解説します。
デザイン性が高く、機能性に優れている
グランドセイコーのデザインはシンプルかつ洗練されており、和の美意識を反映した飽きのこない意匠が特徴です。優雅で控えめながら存在感のある「グランドセイコースタイル」と呼ばれるデザイン哲学は多くの人に受け入れられ、ビジネスからカジュアルまで様々なシーンに調和します。
さらに、ムーブメントの精度や耐久性といった機能面でもトップクラスであり、機械式・クオーツ式のどちらでも最高級の精度を誇ることが知られています。
実用性と信頼性の高さに支えられたこれらの要素が、中古市場でもグランドセイコーが安定した評価を得る要因となっています。
ブランド力があり、世界的な知名度がある
グランドセイコーは1960年に、セイコーの高級ラインとして誕生し、「正確さ」「美しさ」「耐久性」を掲げて一貫した基準を磨いてきました。
近年では海外展開にも力を入れており、世界各地に直営ブティック網を拡大しています。また、「時計界のオスカー」と称されるジュネーブ時計グランプリ(GPHG)での受賞や、メジャーリーガーをはじめとする著名人の着用によって国際的な評価も高まりつつあります。
こうしたブランド力の向上が中古市場での人気と価値維持にも良い影響を与えています。
需要が高くリセールバリューがある
グランドセイコーは中古市場での需要も安定しており、リセールバリュー(換金率)は平均して定価の5割程度と他のブランドと比較しても高水準です。
定番モデルでも購入価格の半分前後、限定モデルや人気モデルでは定価の約6割を維持するケースが多く、場合によっては定価超えのプレミアが付くこともあります。日本ならではの美しいデザインと高品質が海外の愛好家にも支持されており、中古でも買い手が見つかりやすいことが資産価値の高さにつながっています。
実際、グランドセイコーの国内での資産価値は他の高級時計ブランドと比較して総じて高い水準にあり、ロレックスほどの爆発的な値上がりこそないものの安定して高額買取が期待できるブランドだといえるでしょう。
グランドセイコーの資産価値を支える魅力と技術

グランドセイコーの資産価値の高さは、その裏付けとなる魅力と先進技術によって支えられています。他社にはない高精度なムーブメントや徹底した製造体制、美意識あふれるデザイン哲学など、グランドセイコーならではの特徴がその価値を支えているのです。
ここでは、ブランドの価値を支える代表的な魅力と技術について詳しく見ていきましょう。
世界最高峰と評される高精度ムーブメント(9Sメカニカル、9Fクオーツ、9Rスプリングドライブ)
グランドセイコーは搭載するムーブメントの精度が世界トップクラスと評価されます。その象徴が、機械式とクオーツの長所を融合した独自技術「スプリングドライブ」です。ゼンマイ駆動でありながら水晶振動子による電子制御で日差±1秒という驚異的な精度を実現し、流れるように滑らかな秒針の動きを生み出しています。
伝統的な機械式でも独自の9Sメカニカルシリーズが存在し、半導体技術を応用した微細加工部品を用いています。その結果、摩耗を抑えつつ、セイコーの熟練職人が一つひとつ丁寧に組み立て、高精度と高耐久性を実現しました。
さらに、クオーツ式の9Fシリーズも世の大半のクオーツ時計が自動組立で製造される中、職人の手作業で組み立てられ、年差±10秒という驚異的な精度を保つ特別なムーブメントです。このように機械式・クオーツ式いずれの方式でも極限まで精度を追求する姿勢が、グランドセイコーの高い信頼性と資産価値を支える大きな要因となっています。
部品製造から一貫して行うマニュファクチュール体制
グランドセイコーは主要工程をすべて自社で行う「マニュファクチュールブランド」としての誇りを持っています。ムーブメントの開発から歯車1つに至る部品製造、そして組立・調整・検査まで、全工程を自社工場で一貫して進める体制は世界でも類を見ない徹底ぶりです。
他社の高級時計ではシリーズによって汎用ムーブメントを外部から調達する例もありますが、グランドセイコーでは全て自社で製造を行っています。そのため、コストはかさむものの品質管理がしっかりと行き届いた独自性の高い製品に仕上がっています。
こうした職人的なモノ作りへのこだわりが製品の完成度を高め、「価格帯の割に品質が素晴らしい」という評価を生むことで、資産価値の高さも裏付けられています。
日本の美意識を反映した飽きのこない「セイコースタイル」
グランドセイコーの外装デザインには、日本独自の美意識が色濃く反映されています。1967年発表の44GSで確立された「セイコースタイル」と呼ばれるデザイン哲学では、研ぎ澄まされた鏡面仕上げの平面とシャープな稜線による光と影のコントラスト、障子や襖のような面構成から着想を得た繊細な造形美が追求されています。
派手さを抑えたシンプルで品格あるデザインは時代に左右されにくく、一度手にすると飽きが来ない普遍的な魅力を備えています。
また、「雪白」や「白樺」といった自然をモチーフにした文字盤デザインなど、日本の四季や風景を映し込んだ独創的なモデルも多く存在し、その静かな美しさは海外のファンからも高い評価を受けています。このような深みのあるデザインの世界観こそがグランドセイコーの価値を長年にわたり色褪せない理由となっており、資産価値の安定にもつながっているのです。
- おたからや査定員のコメント
グランドセイコーは精度・耐久性・外装美がそろい、資産価値を裏付ける説得力を備えています。9Rスプリングドライブの滑らかな秒針は見るたび安心感を与え、雪白ダイヤルなど情緒あるデザインが長く愛用する楽しみを深めるでしょう。
全工程を自社で完結する体制も品質のばらつきを抑え、リセール面でも強みを発揮します。海外コレクターが注目する点も、将来的な価値維持につながります。特に限定モデルは生産数が限られ、市場に出回る機会が少ないため、買取相場でも高評価が期待できるでしょう。

高い資産価値が期待できるグランドセイコーの人気モデル10選
ここからは、資産価値の観点で特に注目されているグランドセイコーの人気モデル10本をご紹介します。
いずれも中古市場で需要が高く、資産価値の期待も大きいモデルです。それぞれの特徴や魅力、資産価値のポイントを簡単に解説していきます。
【雪白】スプリングドライブ SBGA211

「スプリングドライブ SBGA211」は、グランドセイコーを代表するスプリングドライブ搭載モデルで、通称「雪白(ゆきしろ)ダイヤル」と呼ばれる雪の結晶を思わせる純白の文字盤が特徴です。和紙のような凹凸模様にブルースチールの秒針が映える美しいデザインで、日本らしさを感じさせるその様相は海外のファンからも高い人気を集めています。
ゼンマイ駆動でありながらクオーツ時計と変わらない高精度を誇る独自機構「9R65」スプリングドライブを搭載し、滑らかな秒針の動きとブライトチタン製ケースによる軽い装着感も魅力です。
発売以来グランドセイコーの象徴的モデルとして支持され続けており、常に安定した需要があります。長く愛用しても色褪せない魅力と一定の資産価値を兼ね備えた一本と言えるでしょう。
【白樺】スプリングドライブ SLGA009

「スプリングドライブ SLGA009」は、「白樺(しらかば)」の愛称で知られる人気モデルで、信州の「時の匠工房」周辺に広がる白樺林をモチーフにした美しい銀白色のダイヤルが魅力です。エボリューション9コレクションとして2022年に登場し、ケース径40mm・厚さ約11.8mmのステンレス製ケースは重厚感がありながら装着感にも優れています。
搭載するムーブメントは最新世代のスプリングドライブキャリバー9RA2で、2つの香箱(ツインバレル)による最大120時間(5日間)連続駆動と、平均月差±10秒という驚異的な高精度を実現しました。
発売直後から国内外で注目を集め品薄が続いた経緯もあり、中古市場でも定価に迫る水準で取引されるなど資産価値の高さがうかがえるモデルです。日本の自然美と最先端技術を融合させた「白樺モデル」は、今後の価値上昇も期待される一本です。
初代グランドセイコー リミテッドコレクション SBGW253
「初代グランドセイコー リミテッドコレクション SBGW253」は、1960年に誕生した初代グランドセイコーのデザインを現代に甦らせた復刻モデルです。グランドセイコーがセイコーから独立ブランドとなった記念の一環として2017年に発売され、ステンレススチール製で1960本限定という希少な仕様となっています。
オリジナル(1960年)の意匠を踏襲しつつケース径を35mmから38mmへと現代的にサイズアップし、手巻きキャリバー9S64を搭載することで信頼性と実用性も兼ね備えています。クラシカルで品格あるデザインは世界的にも高く評価され、本モデルは国際的な時計賞「Watchstars Awards 2017/2018」においてクラシックスター賞(Classic Star)を受賞しました。
発売当時の希望小売価格は60万円+税でしたが、その後中古市場でプレミア価格となるケースもあり、コレクター垂涎の一本として長期的な資産価値の高さが注目されるモデルです。
クオーツ ヘリテージコレクション SBGV225
「クオーツ ヘリテージコレクション SBGV225」は、セイコーが誇る高精度クオーツムーブメント「9Fクオーツ」を搭載した、ヘリテージコレクションの人気モデルです。視認性が高くどんなシーンにも合わせやすいシンプルで飽きのこないデザインが魅力で、ビジネスから普段使いまで幅広く活躍します。
グランドセイコーの中では比較的手の届きやすい価格帯であることからエントリーモデルとしても支持され、多くのユーザーに選ばれてきました。
そのため、市場流通量も豊富ですが、中古買取相場は安定しており、手頃なモデルながらもグランドセイコーならではの高性能と信頼性によって一定の資産価値を維持しています。
ヘリテージコレクション 25周年 44GSデザイン SBGV238
「ヘリテージコレクション 25周年 44GSデザインSBGV238」は、伝統的な44GSデザインの流れを汲むヘリテージコレクションから、ブランド誕生25周年(※グランドセイコーの名称復活25周年)を記念して600本限定で発売されたモデルです。
1967年に登場した44GSで確立された「セイコースタイル」の美学を色濃く継承しており、無駄な装飾を排したシンプルで普遍的なデザインは身に着ける人を選ばず常に高い人気を保っています。
そうした王道モデルゆえ中古市場でも高額査定が期待できると言えるでしょう。グランドセイコー入門機としてもおすすめされるスタンダードな一本で、その安定した資産価値でも注目される存在です。
ヘリテージコレクション 60周年記念 SBGP007

「ヘリテージコレクション 60周年記念 SBGP007」は、2020年にグランドセイコー誕生60周年を記念して発売されたクオーツモデルで、世界限定2500本という比較的大きな限定数ながら発売直後から大きな話題を呼んだモデルです。
ブランドカラーである濃紺のダイヤルには6時位置に金色の五芒星(ファイブポイントスター)マークがあしらわれていますが、これは年差±5秒を誇る特別調整された高精度クオーツムーブメント(キャリバー9F85)搭載の証です。
2020年3月の発売後すぐに人気沸騰し常に品薄状態が続いたため、現在でも中古市場で高値傾向が続いており、今後さらに値上がりが期待できるモデルと評価されています。記念モデルらしい特別感と実用性を両立した一本で、時計愛好家からも、資産性の面でも高い評価を受けています。
スポーツコレクション・スプリングドライブGMT SBGE201

「スポーツコレクション・スプリングドライブGMT SBGE201」は、スポーツコレクションに属するスプリングドライブGMTモデルで、グランドセイコーの高度な技術力を象徴する一本です。マスターショップ限定モデルとして発売され、黒い24時間表示回転ベゼルを備えた精悍なデザインと実用的な機能性で人気を博しました。
搭載ムーブメントは、ゼンマイ駆動でありながら水晶振動子による電子制御で日差±1秒を実現するキャリバー9R66(スプリングドライブ初のGMTムーブメント)です。GMT針と通常針により異なるタイムゾーンを同時表示できるため海外出張の多いビジネスパーソンにも重宝され、20気圧防水や堅牢な造りなどスポーツモデルらしい信頼性の高さも備えています。
シンプルで視認性の高いデザインは飽きが来ず、中古市場でも常に安定した需要があります。特に本モデルは中古買取換金率が約59.7%に達した例もあり、約6割前後の高いリセールバリューを示す資産性の高いモデルとして知られています。
メカニカル ハイビート36000 GMT SBGJ241
「メカニカル ハイビート36000 GMT SBGJ241」は、世界700本限定で製造された、機械式ハイビート(毎時36,000振動)GMTモデルです。深い森を思わせるようなグリーンダイヤルに縦方向のストライプ模様を施した独特の意匠が特徴で、同じヘリテージコレクションの秋季限定モデル「SBGH269(通称:秋紅)」を彷彿とさせるデザインとなっています。
ステンレススチール製40mmケースは10気圧防水を備え、内部には約55時間パワーリザーブの自動巻ハイビートGMTムーブメント(キャリバー9S86)が搭載されています。
このモデルは日本国内では未発売のアジア限定モデルでもあり、その希少性から中古市場でも高額で取引されがちです。限定700本というレアリティと魅力的なデザインによりコレクターから注目されており、今後も高い資産価値を維持する可能性が高いモデルです。
AJHH特別限定モデル SLGA017

「AJHH特別限定モデル SLGA017」は、日本正規高級時計協会(AJHH)との協力により生み出された、255本限定の特別モデルです。エボリューション9コレクションに属し、シルバーのケースに幻想的な淡いブルーの文字盤を組み合わせた唯一無二の美しさが目を引きます。
この文字盤デザインは「雪原に青空が映り込んだ趣」を表現したもので、グランドセイコーが大切にしてきた古き良き意匠に最新のスプリングドライブ技術を融合させた逸品です。
高精度のスプリングドライブムーブメントを搭載し、発売時の新品価格は約138万円と高額でしたが、255本という極めて少ない生産数ゆえ市場流通は僅少で中古でも滅多に見かけないモデルとなっています。希少性と独創的な魅力からコレクター人気が高く、入手困難なため将来的にさらに資産価値が高まる可能性も秘めています。
銀座限定2022モデル SBGH297

「銀座限定2022モデル SBGH297」は、東京・銀座エリアにあるグランドセイコーブティックサロン5店舗でのみ、260本限定で販売された国内限定モデルです。鮮やかなスカイブルーのダイヤルにはセイコー創業の地である銀座の街並みをイメージした格子状のパターンがあしらわれており、物理的にはフラットな文字盤ながら角度によって立体的にも見えるという画期的なデザインが魅力です。
駆動には10振動のメカニカルハイビートムーブメント(キャリバー9S85)が搭載されており、匠の技により精密に組み立て・調整されています。新品販売時の税込定価は328万円という超高級モデルでしたが、260本という極めて限られた供給と独創的な意匠からユーザーの関心を集め、中古市場でも希少性ゆえの高値が付いています。
状態の良い未使用品では買取価格が150万円以上となるケースも報告されており、グランドセイコーの中でも屈指の資産価値を持つモデルとして注目されています。
グランドセイコーの購入を「やめとけ」と言われる理由

一部では「グランドセイコーの時計はおすすめしない」といった声を耳にすることもあります。
その背景には、他ブランドとの資産価値や人気度合いの違いに起因するギャップや、購入後の期待と現実の差があります。ここでは、なぜそのように言われることがあるのか、主な理由を見ていきましょう。
ロレックスなどと比較した場合のリセール率の差
グランドセイコーに否定的な意見でまず挙がるのは、「ロレックスなどの海外ブランドに比べてリセールバリューが低い」という点です。他ブランドでは新品購入時より中古価格が上昇する例さえありますが、グランドセイコーの場合、数年使用すると価格が新品時から30~50%減少してしまうケースも珍しくありません。
たとえば、ロレックスやパテックフィリップといったブランドは価値が上がる可能性が高いですが、グランドセイコーは限定モデル等以外の値上がりは起こりにくいため、投資目的で時計を買う層には魅力が薄いと映ってしまい、「やめとけ」「おすすめしない」などと言われる一因となっています。
もっとも、グランドセイコー自体の換金率は前述の通り定価の5割前後と決して低くはなく、あくまでロレックスの異例な高騰ぶりと比較した相対的な話である点には留意が必要です。
正規店での入手しやすさと流通量の多さ
グランドセイコーは正規販売店で比較的入手しやすく、市場への流通量も多いブランドです。他の超人気ブランド(特にロレックス)のように購入に長い順番待ちが必要になったり、定価以上のプレミア価格を支払わなければ入手できないというケースが少なく、ほとんどのモデルが定価で普通に購入可能です。
新品供給が潤沢なため中古市場でも品薄による極端な価格高騰が起きにくく、その点が「資産価値が高くない」と感じられる一因となっています。実際にはグランドセイコーの中古相場は前述の通り高水準で安定していますが、希少性という面でロレックスほど際立ったインパクトがないのは事実でしょう。
「手に入りやすい=資産価値が低い」というわけではありませんが、購入のハードルが低いぶん投機的な人気が出にくい点は否めません。
コレクション数が多いことに由来する人気の分散しやすさ
グランドセイコーは多彩なコレクションと豊富なバリエーションのモデル展開を行っています。ヘリテージ・エレガンス・スポーツなど複数のシリーズがあり、毎年数多くの新作モデルや限定モデルが発表されるため、ファンの関心が特定のモデルに一点集中しにくい傾向があります。
結果として、一部の定番人気モデル(例えば「雪白」や「白樺」など)を除けば、中古市場で突出したプレミア価格が付きにくく「人気が分散してリセールバリューが伸びにくい」と見られることがあります。一方で、それだけ多様な魅力あるモデルが揃っているということであり、資産価値の面ではモデル選びが重要であることを示しています。
実際、付属品が揃っていない・コンディションが悪い・人気のないモデルであれば他ブランド同様に買取額は下がります。グランドセイコーの場合も人気モデルかどうかで資産性に差が出るため、購入時にはモデルの人気動向を把握しておくと良いでしょう。
グランドセイコーの価値を高めて売るためのコツ

最後に、手持ちのグランドセイコーをできるだけ高く売却するためのポイントを押さえておきましょう。時計の状態や付属品の有無など、ちょっとした工夫で査定額をアップさせることが可能です。
大切な資産である腕時計を納得のいく価格で手放すために、以下の点を事前にチェックしておくことをおすすめします。
付属品をそろえて査定に出す
グランドセイコーを売却する際は、購入時に付属した箱や保証書(ギャランティーカード)、予備のコマなどの付属品をすべて揃えて査定に出しましょう。付属品が完備されていることで正規品であることの証明になり、買取店側も再販しやすくなるため査定額が上がりやすくなります。
特に保証書(ギャランティーカード)の有無は重要で、それがあるかないかで買取額が大きく変わることもあります。購入時の付属品は箱の隅々まで確認し、もし紛失している場合でも後から見つかれば後日提出できるよう保管しておくと良いでしょう。
汚れは落としておく
時計本体やブレスレットの汚れは可能な限り落とし、きれいな状態で査定に出すよう心がけましょう。時計は見た目のコンディションが買取額に大きく影響し、汚れやくすみの多いものより少ないものの方が当然高く評価されます。
クロスで表面を丁寧に拭いたり、ブロアーでホコリを飛ばしたりするだけでも十分汚れは落ちますので、余計な傷を付けない範囲で簡易クリーニングを行ってください。
特に金属ブレスのコマの隙間や裏蓋周辺の汚れは見落としがちです。柔らかいブラシや綿棒を使って優しく汚れを除去しておくと、査定士への印象が良くなり買取価格アップにつながります。
買取相場を確認しておく
事前に現在の買取相場を調べて把握しておくことも大切です。時計の市場価格は経済情勢や需給バランスによって変動するため、可能であれば価格が高騰しているタイミングで売却するのが理想となります。
直近の中古市場での販売価格やオークション相場をチェックしたり、複数の買取業者に事前査定を依頼しておくと、自分のグランドセイコーがおおよそどのくらいの値段で売れそうか掴むことができます。
相場観を持って臨めば、提示された買取額が適正かどうか判断しやすくなり、必要に応じて交渉材料とすることも可能でしょう。
信頼できる買取店に依頼する
最終的には、時計専門の信頼できる買取店に査定・売却を依頼するのが高価買取への近道です。ブランド時計の確かな市場知識を持った鑑定士が在籍する買取専門店であれば、市場価値を正確に見極めたうえで適正かつ他店より高い査定額を提示してくれる可能性が高まります。
グランドセイコーを含むセイコーブランドの再販ルートや需要に詳しい業者であれば、限定モデルなども含め時計本来の価値を正当に評価してもらえるでしょう。
逆に知識や実績の乏しい業者では、本来の価値より低い金額を提示されてしまう恐れもあります。過去の買取実績や口コミ評判を確認し、安心して任せられる買取店を選ぶことが大切です。
「おたからや」は各店舗にプロの鑑定士が常駐しており、ご来店いただければ無料で真贋判定を受けられます。査定は国内外の相場や自社の成約データを横断的に照合し、どの項目が評価に影響したかをわかりやすくご説明します。
付属品が揃わないケースでも素材・状態・流通性を判断した上で査定額を算出するので、どんな状態でもお持ち込みください。査定にご納得いただければその場で書類手続きを行い、即日現金でお支払いすることも可能です。
まとめ
グランドセイコーは、1960年にセイコーの高級腕時計ラインとして誕生して以来、世界最高峰を志して技術と品質を磨き続けてきました。2017年の独立以降は海外展開が進み、国際的な評価も高まっています。安定した資産価値を備え、限定モデルを中心に高いリセール価値が期待できます。
ロレックスのような極端なプレミアこそ付きにくいものの、人気モデルや限定モデルでは高いリセールバリューを維持し安定した市場評価を受けているのも事実です。
売却の際は付属品の完備や事前のお手入れなどちょっとした工夫で買取額を引き上げることができます。グランドセイコーは一生愛せる相棒として楽しめるだけでなく、いざという時に頼りになる資産性も兼ね備えた魅力的な時計と言えるでしょう。
「おたからや」での「グランドセイコー」の参考買取価格
「おたからや」での「グランドセイコー」の参考買取価格をご紹介します。
| 画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
![]() |
グランドセイコー エボリューション9 SLGC001 | 1,226,000円 |
![]() |
グランドセイコー 9S64-00B0 18K ホワイト | 1,138,000円 |
![]() |
グランドセイコー ヘリテージコレクション 銀座限定 9R65-0EB0 ブルー | 638,000円 |
![]() |
グランドセイコー メカニカルハイビート 9S86-00R0 ホワイト | 665,000円 |
![]() |
グランドセイコー スポーツコレクション メカニカルハイビート SBGJ237 ブルー | 478,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
グランドセイコーは、精緻な仕上げと高精度ムーブメントが高く評価されており、デザイン性の高さや技術が長期的な信頼性につながっています。限定モデルや整備履歴がある個体は再評価されやすく、資産性も期待できます。
売却・査定時は保証書や箱、オーバーホール履歴をそろえ、外装の小傷やブレスの緩みを確認してから店頭にお持ちください。適切な保管と定期的なメンテナンスで価値を維持しやすくなります。
- おたからや査定員のコメント
グランドセイコーは1960年の誕生以来、キャリバー設計と鏡面研磨(ザラツ研磨)を核に精緻な仕上げを追求する国産高級時計です。2017年の独立以降は海外評価が高まり、限定・コラボ系は流通量が少ないためプレミア化しやすい傾向です。
相場は安定しやすく、売却時は保証書・箱・外装・ブレスの状態を整えると提示額が向上する可能性があります。所有している方は定期的なオーバーホールを行い、精度と資産性を維持するようにしましょう。

グランドセイコーの買取なら「おたからや」
「おたからや」では、スノーフレーク SBGA211やエボリューション9シリーズ、9Fクオーツ、スプリングドライブ、限定ダイバーズモデルまで幅広く査定対象にしています。
熟練の鑑定士がリファレンスや製造年、ムーブメントの状態、付属品の有無を細かく確認し、国内外の相場を踏まえた高水準の査定額を提示します。
全国の店舗でスピーディーかつ丁寧に査定を行い、ご承諾後は即日現金化に対応し、小傷やオーバーホール未実施の個体でも正確に価値を見極めますので、ご売却は信頼と実績のある「おたからや」へぜひご相談ください。
おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員
-
趣味
ギター・音楽鑑賞
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ロレックス
-
過去の買取品例
高級時計全般
おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。
その他の査定員紹介はこちら高級ブランド時計の多くは価格改定がされており、新品・中古問わず需要が高まり買取価格も上昇傾向にありますので、売却にはベストなタイミングといえます。
ブランド時計の高価買取はおたからやにお任せください。
関連記事
タグ一覧
- #4℃
- #A.ランゲ&ゾーネ
- #GMTマスター
- #IWC
- #K10(10金)
- #K14(14金)
- #K22(22金)
- #K24(純金)
- #MCM
- #Van Cleef & Arpels
- #アクアノート
- #アクアマリン
- #アメジスト
- #アルハンブラ
- #アルマーニ
- #アンティーク時計
- #イエローゴールド
- #インカローズ
- #ヴァシュロンコンスタンタン
- #ヴァレンティノ
- #ヴァンクリーフ&アーペル
- #エアキング
- #エクスプローラー
- #エメラルド
- #エルメス
- #エルメス(時計)
- #オーデマ ピゲ
- #オパール
- #オメガ
- #お酒
- #ガーネット
- #カイヤナイト
- #カルティエ
- #カルティエ(時計)
- #グッチ
- #グリーンゴールド
- #クロエ
- #クロムハーツ
- #クンツァイト
- #ケイトスペード
- #ケリー
- #コーチ
- #ゴヤール
- #サファイア
- #サブマリーナー
- #サマンサタバサ
- #サンローラン
- #シードゥエラー
- #ジェイコブ
- #シチズン
- #シトリン
- #ジバンシィ
- #ジミーチュウ
- #ジャガールクルト
- #シャネル
- #シャネル(時計)
- #ジュエリー
- #ジュエリー買取
- #ショーメ
- #ショパール(時計)
- #スカイドゥエラー
- #スピネル
- #スフェーン
- #セイコー
- #ゼニス
- #セリーヌ
- #その他
- #ターコイズ
- #ターノグラフ
- #ダイヤモンド
- #タグ・ホイヤー
- #タンザナイト
- #チェリーニ
- #チューダー
- #ディオール
- #ティソ
- #デイデイト
- #デイトジャスト
- #デイトナ
- #ティファニー
- #ティファニー
- #トリーバーチ
- #トルマリン
- #ノーチラス
- #バーキン
- #バーバリー
- #パテック フィリップ
- #パネライ
- #ハミルトン
- #ハリーウィンストン
- #ハリーウィンストン(時計)
- #バレンシアガ
- #ピーカブー
- #ピアジェ
- #ピコタン
- #ピンクゴールド
- #フェンディ
- #ブライトリング
- #プラダ
- #プラチナ
- #フランクミュラー
- #ブランド品
- #ブランド品買取
- #ブランド時計
- #ブランパン
- #ブルガリ
- #ブルガリ(時計)
- #ブレゲ
- #ペリドット
- #ボーム&メルシェ
- #ボッテガヴェネタ
- #ポメラート
- #ホワイトゴールド
- #マークジェイコブス
- #マトラッセ
- #ミュウミュウ
- #ミルガウス
- #メイプルリーフ金貨
- #モーブッサン
- #ヨットマスター
- #リシャールミル
- #ルイ・ヴィトン
- #ルビー
- #レッドゴールド
- #ロエベ
- #ロレックス
- #ロンシャン
- #ロンジン
- #出張買取
- #地金
- #宝石・ジュエリー
- #宝石買取
- #時計
- #珊瑚(サンゴ)
- #相続・遺品
- #真珠・パール
- #色石
- #財布
- #金
- #金・プラチナ・貴金属
- #金アクセサリー
- #金インゴット
- #金の純度
- #金価格・相場
- #金歯
- #金縁メガネ
- #金貨
- #金買取
- #銀
- #銀貨
- #香水
お持ちのお品物のお値段、知りたくありませんか?
高価買取のプロ「おたからや」が
無料でお答えします!
査定だけでもOK!
おたからやの店舗数は全国1,550店舗以上(待機店舗を含む)で、数ある買取店の中でも最多を誇ります。日本全国津々浦々で地域密着の買取サービスを展開しております。査定だけでも構いません。お近くの店舗までお気軽にお越しください。
最寄りのおたからやを探す
査定だけでもOK!
高価買取店おたからやでは、出張料・査定料・買取手数料がすべて無料の「無料出張買取」を行っております。ご訪問からご成約までは最短30分。査定だけでも大歓迎です。各種キャンペーンも随時実施しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
出張買取の詳細はこちら








金・インゴット買取
プラチナ買取
金のインゴット買取
24K(24金)買取
18金(18K)買取
バッグ・ブランド品買取
時計買取
宝石・ジュエリー買取
ダイヤモンド買取
真珠・パール買取
サファイア買取
エメラルド買取
ルビー買取
喜平買取
メイプルリーフ金貨買取
金貨・銀貨買取
大判・小判買取
硬貨・紙幣買取
切手買取
カメラ買取
着物買取
絵画・掛け軸・美術品買取
香木買取
車買取
ロレックス買取
パテックフィリップ買取
オーデマピゲ買取
ヴァシュロン コンスタンタン買取
オメガ買取
ブレゲ買取
エルメス買取
ルイ・ヴィトン買取
シャネル買取
セリーヌ買取
カルティエ買取
ヴァンクリーフ&アーペル買取
ティファニー買取
ハリー・ウィンストン買取
ブルガリ買取
グッチ買取




ご相談・お申込みはこちら


























