
※下記の画像は全てイメージです
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のバッグや財布には、「型番」と「製造番号(シリアルナンバー)」という2種類の番号があります。これらは、意味も役割も異なるものです。
本記事では、型番と製造番号の違いをはじめ、それぞれの見方や探し方、さらに真贋判定への活用方法まで分かりやすく解説します。

ルイ・ヴィトンの型番と製造番号の基礎知識

まずはルイ・ヴィトンの型番と製造番号について、基本的な意味を押さえておきましょう。
よく混同されますが、型番と製造番号(シリアルナンバー)は全く別物です。それぞれ何を示す番号なのか、以下で詳しく説明します。
型番とは
型番とは、ルイ・ヴィトン製品一つひとつに付けられた「商品モデルを識別するための番号」です。アルファベット1文字+数字5桁で構成され、多くの場合アルファベットにはMやNが使われます(例:M41895やN41603)。
この型番を見れば、その製品がどのライン(柄)でどのモデルかを特定できます。なお、型番は製品本体には刻印されていません。確認したい場合は購入時の伝票や公式サイトの商品ページなどで調べる必要があります。
製造番号とは
製造番号とは、その製品が「いつ・どこの工場で製造されたか」を示す番号です。現在は、アルファベット2文字+数字4桁(計6文字)で構成されています。アルファベット部分が製造国・工場コード、数字部分が製造年と時期を表します。
製品ごとに固有の番号ではなく、製造番号はあくまでロットを識別するための内部コードです。なお、製造番号の刻印はバッグの内側の見えにくい箇所に打刻されており、外からは判別できません。
型番と製造番号の役割の違い
型番と製造番号は、共に英数字の組み合わせで表記されることから混同されがちですが、その役割は全く異なります。型番は製品のライン(柄)やモデル名を識別するための番号であり、商品のカタログ番号のようなものです。
一方、製造番号は、製造された場所と時期を示すコードです。いわば、製品の「出生証明」のような役割を持ちます。また、型番は製品本体に刻印されず、製造番号は製品内部に刻印されています。
型番を知る必要性

ルイ・ヴィトン製品の型番を把握しておくことは、ユーザーにとってさまざまなメリットがあります。
ここでは、型番を知っていることで役立つ主なシーンを紹介します。
購入時・売却時に役立つ
欲しいアイテムの型番を知っていれば、公式サイトや中古サイトで商品検索をする際に非常に便利です。同じルイ・ヴィトンでも似たデザインが多いため、型番が分かれば商品検索がスムーズに進みます。
また、売却時にも型番が分かっていれば、買取店の査定士に正確な情報を伝えられるため、査定がスピーディーになります。限定モデルなど型番で特定できるアイテムは希少価値も判断しやすく、適正な評価につながります。
メンテや純正パーツ確認に役立つ
型番を把握しておけば、修理やメンテナンスの際にも役立ちます。例えば、ストラップや金具の交換をルイ・ヴィトン正規店に依頼する場合、型番を伝えることでその製品に対応した純正パーツがあるかすぐ調べてもらえます。
製品によってサイズや仕様が異なるため、型番が分かればお店側も適切なパーツを用意しやすくなります。さらに、型番からモデル名やラインが特定できるので、ケア方法を調べる際の参考にもなります。
製造番号の刻印の探し方と刻印位置の目安

次に、製造番号(シリアルナンバー)が刻印されている場所について解説します。
ルイ・ヴィトンのシリアル刻印は基本的に製品の内側にあり、一目では見つかりにくい場所に刻まれています。アイテムの種類ごとによくある刻印位置の目安を確認してみましょう。
バッグ・財布・小物でよくある刻印の場所一覧
ルイ・ヴィトン製品のシリアル刻印は、各アイテムの形状によって隠されている場所が異なります。バッグ類では、内ポケットの裏や内側の革タグに刻印されていることが多いです。また、ファスナー内側の布地に直接刻印されている場合もあります。
一方、財布やキーケースなど小物類では、収納ポケット内側の縫い目付近に刻印が隠れているのが一般的です。スーツケースでは、インナーバンド部分のタグや、開閉口付近に刻印があります。外からは見えないので、注意深く探してみてください。
シリアルナンバーが見つからない・薄れている場合の確認ポイント
製造番号の刻印は非常に小さく、色も無いため見落としがちです。製品内部の縫い目裏やポケット奥まで念入りに探してみてください。それでもシリアルナンバーが見当たらない場合でも、すぐコピー品と断定するのは早計です。
ルイ・ヴィトンには、もともとシリアル刻印がない製品や、経年劣化で刻印が消えてしまった中古品もあるためです。
特に古いヴィンテージでは刻印が最初から存在しなかったり、摩耗で消えている可能性もあります。また、2021年以降の製品はICチップで管理され、刻印が無いケースもあります。
シリアルナンバーが見当たらなくても即コピー品とは限りませんので、不安な場合は専門家に鑑定を依頼しましょう。
2021年以降に搭載されているICチップとは
前述のとおり、ルイ・ヴィトンでは2021年頃から一部商品のシリアル刻印を廃止し、代わりにICチップ(RFIDタグ)を内蔵する管理方法へ移行し始めました。ICチップは製品内部の目に見えない部分に埋め込まれており、店頭の専用スキャナーで読み取ることで情報を確認できます。
つまり、新しい製品では、シリアルNo.の有無だけで真贋を判断できなくなってきているということです。2021年以降のモデルでシリアル刻印がなくても正常な仕様です。
製造番号の読み方

シリアルナンバーに刻まれたアルファベットと数字を読み解くことで、どの工場で製造され、いつ頃作られた製品かを知ることができますが、年代によって数字部分の意味が異なります。
1980年代までは数字が「製造年(下2桁)・月」だったのに対し、1990年代以降は「製造年(下2桁)・週」に変化しました。
先頭アルファベットで分かるライン・工場
製造番号のアルファベット部分は、その製品が製造された国・工場を表すコードになっています。
例えばSPやTHはフランス、CAやLOはスペイン、MAやFOはイタリア、SDやLAはアメリカを表します。なお、アルファベットは製造地のコードであり、製品のラインとは無関係です。
数字から読み取る製造時期
シリアルナンバーの数字部分からは、その製品が製造された年と月(または週)が読み取れます。年代によって数字の意味する内容が変化しているため、時代ごとのルールを把握しておきましょう。
1980年代までは、「製造年(西暦下2桁)+製造月」を表します。一方で、1990年代以降のシリアルでは数字が「製造年(西暦下2桁)+製造週(年間週番号)」を表す形式になっています。
型番の調べ方

お手持ちのルイ・ヴィトン製品の型番が分からない場合、いくつかの方法で調べることができます。
ここでは代表的な確認方法をご紹介します。
購入伝票・レシートで確認する
新品購入時のレシートには、その商品の型番が記載されています。特にルイ・ヴィトン直営店のレシートでは、品番欄に「Mxxxx」「Nxxxx」といった型番が印字されています。
手元に購入時の控えがある場合は、まず確認してみましょう。また、製品に付属している紙タグ(商品タグ)やラベルに型番が記載されていることもあります。
公式サイトとカタログで照合する
ルイ・ヴィトン公式サイトで、商品を検索することでも型番を確認できます。サイト上の各商品のページには、タイトルや詳細欄に製品の型番(品番)が記載されていることが多いです。
過去のモデルで公式サイトに載っていない場合は、ブランド専門店のデータベースや、公式カタログで品番を調べられることもあります。
写真検索や特徴から型番候補を絞る
型番が不明な場合でも、製品の特徴や名前から、ネット検索で型番を特定できる場合があります。例えば「ルイ・ヴィトン スピーディ 型番」などのキーワードで検索すると、同じモデルの型番情報が掲載されたサイトが見つかることがあります。
モデル名やライン名がわかれば、型番の候補を絞り込みやすくなります。中古品販売サイトの商品説明に型番が記載されていることも多いので、画像や説明文を手がかりに調べてみるのも有効です。
代表シリーズと型番
ルイ・ヴィトンの数あるシリーズの中でも、特に代表的なラインや定番モデルについて、その特徴と型番の例を紹介します。
モノグラム・ダミエ・エピ等の主要ライン

まず、ルイ・ヴィトンを象徴する主要なライン(柄)についてです。モノグラムはLVロゴのパターンが入った定番キャンバス、ダミエは市松模様のキャンバス、エピは波打つ型押しが特徴のレザーラインです。
それぞれのラインごとに製品には固有の型番が割り振られています。例えばモノグラムラインの製品は型番がMから始まる傾向があり、ダミエラインの製品は型番がNから始まるものが多いです。エピラインの製品も独自の型番を持ちます。
ネヴァーフル・スピーディ・アルマ等の定番モデル

ルイ・ヴィトンの中でもネヴァーフル(トートバッグ)、スピーディ(ボストンバッグ)、アルマ(ハンドバッグ)といった定番モデルは、それぞれサイズや素材違いで固有の型番が設定されています。
例えば、スピーディ30(モノグラム)の型番はM41108です。ネヴァーフルMMやアルマPMも、モノグラムやダミエなど、素材・サイズごとに異なる型番が割り振られています。
型番・製造番号からの真贋判定のポイント

ここからは、型番や製造番号の知識を真贋判定(本物か偽物かの見極め)に活かすポイントを解説します。
ただし、番号の情報だけですべてが判断できるわけではないため、あくまで参考ポイントとして捉えてください。
刻印の字体・配置・色味を確認する
まず注目したいのは、刻印されている文字のフォント(字体)や配置、色合いです。ルイ・ヴィトン製品のブランド刻印(「LOUIS VUITTON PARIS」など)では、文字の形に特徴があります。
例えば本物の「O」字は丸く、コピー品は縦長に見えます。さらに、コピー品は印字が滲んでいたり、文字が濃すぎたりする場合があります。
コピー品のフォントや刻印深さ
シリアル刻印のフォントや深さにも注目しましょう。
本物はフォント形状が整い、刻印の深さも均一です。コピー品はフォントがバラバラだったり、文字が潰れていることがあります。
素材感・表面仕上げの差
キャンバスやレザー素材の質感にも違いがあります。例えば、本物のモノグラムキャンバスは適度な厚みと落ち着いた色合いですが、コピー品は薄っぺらで色味が不自然です。
ハンドルのヌメ革も、本物は使うほど飴色に変化しますが、コピー品は最初から濃い色だったり、不自然なコーティングがあったりします。
縫製・ステッチの精度
本物の縫製はステッチ幅が一定で、一直線に綺麗に揃っています。
特に、左右対称の箇所では、縫い目の数も本物はきっちり対称です。偽物は縫い目が歪んでいたり、長さが不揃いだったりするうえ、糸のほつれも見られます。
金具の刻印と色味
ファスナーやホックなど、金具の品質にも違いがあります。本物の金具はずっしり重く、刻印も精巧で落ち着いたゴールドです。
コピー品の金具は軽く、刻印が浅かったり省略されたりしています。また、色も本物より明るすぎる黄色となっています。
型番が刻印されないが正規品もあるので注意が必要
ルイ・ヴィトン製品には、型番の刻印は基本的に存在しません。そのため、バッグ内部に「M12345」のような一連の英数字刻印がある場合、それは型番ではなく製造番号です。
型番そのものが刻印されているわけではない点に注意しましょう。
逆に、コピー品では、製品に直接型番を印字している例があります。本物にはない刻印があること自体、不自然なポイントと言えます。つまり、「型番が刻印されていない=コピー品」というわけではなく、型番はもともと刻印されないのが正常なのです。
- おたからや査定員のコメント
ルイ・ヴィトンの真贋判定では、製造番号の書体・深さ・位置とラインへの整合性を確認するのが大切です。さらに、縫製の幅と糸色、ヌメ革の質感変化、真鍮金具の重量感を合わせて確認しましょう。
近年はICチップ化で刻印が無い正規品もあるため、刻印の有無だけで真贋を決めず、全パーツの精度と経年変化の一体感を総合評価し、光源下で微細な色調差も比較することが重要です。特にモノグラムの花弁位置と連続性は経験値で差が出るチェックポイントです。

偽造パターンによくある特徴と簡易見抜き方

ここでは、偽物のルイ・ヴィトン製品によく見られる典型的な特徴と、その簡易的な見抜き方を紹介します。
刻印・ロゴの相違
刻印やロゴの仕上がりに注目しましょう。本物はフォントが整っており、刻印もくっきりしていますが、偽物は刻印の輪郭が滲んでいたり文字のバランスが悪いことがあります。
例えばブランド刻印の「O」の字形は、本物では真円に近いのに対し偽物は縦長で不格好です。ロゴの印刷も、本物は綺麗に発色しますが偽物は滲みや濃すぎるなど差が見られます。
刻印のフォントや刻印深さ
刻印されたシリアル番号のフォントや刻印の深さもチェックポイントです。本物の刻印はフォントの形状が統一され、深さも均一で綺麗に押されています。
偽物はフォントにばらつきがあったり、文字が潰れて読みにくいことが多いです。刻印の浅さ・深さが均一でない場合も偽物にありがちな特徴と言えます。
素材感・表面仕上げの差
使われている素材の質感や仕上げにも、本物と偽物で差があります。例えばモノグラムキャンバスの色合いや光沢、本物は上品で落ち着いた風合いですが、偽物はテカテカしすぎていたり逆に安っぽくマットだったりします。
またヌメ革(ハンドルなどの革部分)の質感も異なり、本物は時間とともに飴色に変化するのに対し、偽物は最初から濃いオレンジ色だったり不自然な質感のものがあります。コバ(革の断面の塗り)も、本物は滑らかで均一ですが、偽物は厚塗りでひび割れやムラが見られます。
縫製・ステッチの精度
縫製(ステッチ)の仕上がりも重要です。本物のルイ・ヴィトン製品は糸目の一つひとつまで均一で、曲がらずまっすぐに縫われています。ステッチの幅や間隔が整っており、左右対称の部分では針目の数もきっちり揃っています。
一方、偽物は縫い方が雑で、縫い目の間隔が不揃いだったり曲がっていたりします。糸のほつれや余計な糸が飛び出しているなど、細部の仕上げにも粗さが目立ちます。
金具の刻印や色の違い
ファスナー、ホック、リング類など金具の作りにも違いがあります。本物の金具は重量感があり、刻印されている「LOUIS VUITTON」ロゴも精巧ではっきり読み取れます。
金具の色味も、本物は落ち着いた金色(真鍮に近いトーン)ですが、偽物は明るすぎる黄色やチープなメッキの色合いをしている場合が多いです。また、本物の金具は長期間使用してもメッキが剥げにくいのに対し、偽物の金具は短期間で色落ちやサビが発生することがあります。
縫い目・柄合わせのズレ
モノグラムやダミエ柄などの柄の合わせ方にも注目しましょう。本物のルイ・ヴィトン製品は、生地の継ぎ目やポケット部分で柄がずれないように精巧に裁断・縫製されています。
モノグラムの円や花柄が左右対称に配置されていたり、ダミエ柄のマス目がきちんと連続しているのが本物の特徴です。偽物は柄合わせがずさんで、継ぎ目でモノグラムが途切れていたり、ダミエのチェックがずれて不自然になっていることがあります。
ロゴ刻印・タグの品質
バッグ内部のブランドタグやロゴ刻印の品質もチェックポイントです。本物のブランドタグ(「LOUIS VUITTON PARIS」刻印など)は、文字のエッジがシャープでOの字が真円、Rの字体などにも特徴があります。
偽物のタグ刻印はフォントが異なっていたり、文字が滲んでいたりします。また、内部の「Made in ○○」刻印が曲がっていたり、フォントが明らかに違う場合も偽物の可能性が高いです。
よくある質問

最後に、ルイ・ヴィトンの型番・製造番号に関してよくある疑問にQ&A形式でお答えします。
Q.ルイ・ヴィトンの「型番」とは何ですか?
A.ルイ・ヴィトンの型番とは、その製品固有のモデル識別番号です。アルファベット1文字と5桁の数字で構成され、多くは「M」や「N」で始まります。例えばモノグラムのバッグならMxxxxという型番が付いていることが多いです。
この番号を見ることで、製品のラインやモデル名を特定でき、公式サイトやカタログで詳細を調べる際にも役立ちます。
Q.ルイ・ヴィトンの「製造番号(シリアルナンバー)」とは何ですか?
A.ルイ・ヴィトンの製造番号とは、その製品がどの国のどの工場で・いつ頃製造されたかを示す内部コードです。アルファベット2文字+数字3~4桁の組み合わせで、アルファベットが製造工場(国)、数字が製造年(の下2桁)と製造月または週を示します。
1980年代以降のほぼ全製品に刻印されるようになった番号で、バッグや財布の内側など外から見えない部分に打刻されています。
Q.型番と製造番号はどのように役割が違いますか?
A.型番は製品モデルを識別するための番号で、カタログ上の品番に相当します。一方、製造番号はその製品の製造履歴(製造地と時期)を示す番号です。
簡単に言えば、型番を見ると「何のバッグか」が分かり、製造番号を見ると「いつどこで作られたか」が分かります。
Q.型番や製造番号は、購入時や売却時にどのように役立ちますか?
A.購入時には、型番が分かれば探している商品を正確に見つけやすくなります。同じルイ・ヴィトンでも似たモデルが多いため、型番を使って検索すると該当商品に素早く辿り着けます。
売却時には、型番を伝えることで査定士がモデルを正確に把握でき、査定がスムーズになります。製造番号(シリアルナンバー)から製造年式が分かるため、おおよその経年が判断でき、中古相場のチェックポイントにもなります。
Q.バッグ・財布・小物の刻印の位置はどこにありますか?
A.バッグは、内ポケット裏や内側の革タグに。財布・小物はポケット内側の縫い目付近に。スーツケースは、内側ベルト付近にそれぞれシリアル刻印があります。
外からは見えないので、注意深く探してみてください。
Q.製造番号の刻印が見つからない、または薄くなっている場合はどう確認すればよいですか?
A.まずバッグや財布の内側を丁寧に探してみましょう(縫い目の裏側やポケットの奥など)。それでも見つからない場合、年代によってはもともとシリアル刻印が無い製品もあります。
古いヴィンテージ品ではシリアル刻印自体が存在しなかったり、使用による摩耗で消えてしまっていることがあります。また、2021年以降の製品はICチップ化されており、物理的なシリアル刻印が無い場合もあります。
シリアル刻印が見当たらなくても即コピー品とは限らないので、心配であれば専門の鑑定士に相談することをおすすめします。
Q.2021年以降に搭載されているICチップは、どのように確認できますか?
A.2021年頃から導入されたICチップ(RFIDタグ)は、製品内部に埋め込まれた小型チップでシリアル刻印に代わるものです。このチップには製品の製造情報が記録されており、店頭の専用リーダーで読み取って真贋や製造履歴を確認します。
一般のユーザーがスマホなどで読み取ることはできません。
Q.製造番号のアルファベットと数字はそれぞれ何を示していますか?
A.製造番号のアルファベット2文字は製造工場コード、数字は製造年(西暦下2桁)と製造月または週を示します。
Q.製造番号の先頭アルファベットでラインや製造工場を判別できますか?
A.シリアルのアルファベットは製造工場(国)を表すコードで、デザインのラインとは無関係です。
例えば頭文字が「M」でもモノグラムラインを意味するわけではなく、フランスの工場コードの1つです。
Q.製造番号から製造時期を読み取る方法はありますか?
A.数字部分をルールに従って読めば製造年や週がわかります。例えば2007年以降のシリアルは4桁の数字の前2桁が製造週、後2桁が製造年を表します。
1990年代のシリアルは数字の配置によって製造年と月を示していました。このように年代ごとに読み取り方があります。
Q.型番の調べ方はどのように行えばよいですか?
A.購入時のレシートに型番が記載されています。ほかにも、公式サイトの商品ページでも型番(品番)が確認できます。
それ以外では、中古サイト等で同じ商品の説明から型番を調べたり、画像検索で同モデルを探して型番を突き止めたりする方法もあります。
Q.型番・製造番号だけで真贋判定できますか?注意すべき点は何ですか?
A.参考程度にはなりますが、番号だけで本物と断定することはできません。コピー品が本物と同じシリアル番号を刻印している場合もありますし、逆に2021年以降の正規品には物理的な刻印が無いものもあります。
したがって、型番・製造番号は真贋判定の一要素に過ぎず、縫製や素材など他の点も含めて総合的に判断する必要があります。
Q.コピー品に多い刻印やロゴ、金具の具体的な見分け方はありますか?
A.はい、例えば刻印フォントでは本物の「O」は丸く、偽物は縦長です。また、偽物はロゴ印字が滲んだり文字が濃すぎることがあります。
金具では本物は刻印が鮮明で落ち着いた金色ですが、偽物は刻印が不鮮明で色が不自然に明るいことが多いです。これらの点をチェックすることで、見分ける手がかりになります。
Q.型番や製造番号を使って、純正パーツや修理対応の可否を確認できますか?
A.型番を伝えれば、そのモデルに合う交換部品の在庫確認や修理可否の判断に役立ちます。また、製造番号から製造年がわかれば、古すぎて修理困難かどうかの目安にもなります。
こうした情報をもとに、正規店で純正パーツの有無や修理対応可否を確認してもらうことができます。
Q.中古市場で、型番・製造番号が査定価格や、売却時の評価に与える影響はどの程度ですか?
A.型番と製造番号がはっきりしていると、買取査定や売却時の評価にプラスに働くことが多いです。型番が分かればモデルが特定でき、適正な価格を付けてもらいやすくなります。
製造番号(年式)が分かれば、新しいほど高値が期待できます。逆に、シリアル刻印が確認できないと減点要素になることもあります。総じて、型番・製造番号の情報は中古取引においてプラス評価につながりやすいと言えるでしょう。
まとめ
ルイ・ヴィトンの型番は、モデル識別用の番号、製造番号(シリアルナンバー)は製造履歴を示す番号で、その役割は全く異なります。両者を正しく理解すれば購入・売却時に役立ち、真贋判定にも応用できます。
ただし、シリアル刻印の有無だけで本物か判断することはできないため、他の特徴も含めて総合的に見極めることが大切です。大切なルイ・ヴィトン製品を長く安心して使うために、本記事の内容がお役に立てば幸いです。
「おたからや」でのルイ・ヴィトンの参考買取価格
ここでは、「おたからや」でのルイ・ヴィトンの参考買取価格の一部をご紹介します。
| 画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
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モノグラムアンプラント オンザゴーMM トートバッグ | 416,000円 |
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モノグラムマカサー クリストファーMM リュックサック | 280,000円 |
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モノグラムマカサー ウィークエンドトートGM トートバッグ | 249,000円 |
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モノグラムアンプラント ジッピーウォレット レザー ベージュ | 134,000円 |
![]() |
モノグラム・アンプラント ジッピーウォレット アニマルプリント | 121,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ルイ・ヴィトンの人気モデルは、傷が少なく付属品が揃っているほど高評価になります。
保管の際は型崩れを防ぐため詰め物を入れ、直射日光と湿気を避けると長持ちします。レザーが乾燥してきたら、無色の専用クリームを少量伸ばすとツヤが戻ります。
- おたからや査定員のコメント
買取査定では、型番と製造番号が揃っている個体ほど評価が安定します。型番でモデルと仕様を特定し、製造番号で年代と工場を裏付けることで、需要が高い世代か、限定色かなどプレミア要素を算出可能です。
レシートや箱の品番カードが残存していれば真贋リスクが大きく下がり、相場上限に近い提示が可能になります。書類がない場合はコンディションと市場推移をよりシビアに反映し、差が数万円単位で開く場合もあります。

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-
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-
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理路整然
-
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