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ロレックスの中古価格が年々上昇しているのをご存知でしょうか。その背景には近年のインフレや円安の影響もあり、高級時計全体で買取価格が高騰しています。中でもロレックスは特に値上がりが顕著で、人気モデルは新品定価を超えるプレミア価格で取引されることも珍しくなく、コレクションや資産運用の対象としても注目されています。
ここでは、ロレックスの価格が上昇する主な理由や、価格が上がりやすいモデルの傾向、相場の調べ方、さらに高く売るためのコツまでを詳しく解説します。大切なロレックスを少しでも高く売却したい方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
ロレックスの価格が上昇する主な要因
例えば、生産数の制限による希少性や、世界的な需要の高さが価格を押し上げています。また、為替レートや金など素材価格の変動、新作発表や限定モデルの話題性、投資対象としての人気なども影響しています。
さらに、著名人の着用やメディア露出によるブランド認知度向上も価格上昇に寄与しています。ここでは、こうしたロレックス価格上昇の主な要因を順に見ていきましょう。
需要と供給の不一致
ロレックスは正規店で入手が困難なことで知られています。メーカーが意図的に生産数を抑えているとも言われており、市場での希少性が非常に高いのです。例えば、ロレックスの人気スポーツモデルは、正規店で何年もの待ちが発生するほど在庫が限られています。
そのため、多くの購入希望者はやむを得ず中古市場や並行輸入に流れ、高値でも買い求める状況が続いています。この供給不足自体がブランドの希少価値を高め、需要をさらに増幅させる側面もあります。
その結果、需要と供給の不一致によって中古市場では定価以上のプレミア価格で取引されるモデルも多く、価格上昇を招く大きな要因となっています。
人気モデルの在庫数が少ない
ロレックスの中でも特に人気のモデルは、生産量自体が少なく、市場に流通する数が非常に限られています。デイトナやサブマリーナー、GMTマスターIIなど、世界的に需要の高いモデルは常に入手困難であり、中古市場でも在庫が枯渇しやすい傾向があります。
新品を正規店で手に入れられなかった人々がこれらのモデルを中古で求めるため、結果として価格が上昇しやすくなっています。例えば、一時期デイトナ(Ref.116500LN)は800万円以上のプレミア価格で取引されるほどでした。
こうした極端な高騰が示すように、人気モデルの品薄状態がロレックス全体の相場上昇を牽引しています。
為替・金相場・原材料価格の変動
為替レートや金などの素材価格の変動も、ロレックスの価格に影響を与える重要な要因です。例えば、円安が進行すると、日本国内では輸入品であるロレックスの定価が引き上げられやすくなり、海外からの買い付けも増えるため中古相場も上昇しやすくなります。
また、金やプラチナといった原材料の市場価格が高騰すれば、それに伴う製造コスト増加が公式価格に反映されます。実際ロレックスは定期的に定価改定を行っており、近年も数%規模の値上げが実施されています。
その公式価格の上昇が中古市場にも波及し、結果として買取相場を押し上げる傾向があります。
新作発表・生産終了による話題性
ロレックスの新作発表やモデル生産終了(ディスコン)のニュースも、相場に大きな影響を与えます。毎年春の新作発表前には「今年は○○が廃盤になるのでは」といった噂が飛び交い、実際に廃盤の可能性があるモデルは発表前に相場が急騰することが多いです。
新作モデルが登場すれば話題となり、既存モデルを含めた需要が一時的に増加します。逆に、生産終了が決まったモデルは希少性が増すため、直後に中古価格が跳ね上がるケースも珍しくありません。
こうした新作・ディスコンにまつわる話題性が、市場の熱狂を生み価格上昇に拍車をかける要因となっています。
投資を目的としての需要の増加
近年、資産価値を目当てにロレックスを購入する動きも強まっています。超低金利の経済環境では代替の投資先として高級時計が注目され、ロレックスは安全資産として人気を集めました。実際、銀行預金で眠らせるより値上がりが期待できるとの考えから、投資家や富裕層が積極的にロレックスを買い増し、需要を押し上げています。
特に2020年前後のコロナ禍では「時計投資」がブームとなり、市場に過熱感が生まれました。その結果、限定モデルやヴィンテージだけでなく現行モデルまで需要が膨らみ、価格高騰の一因となっています。
メディア露出による認知率の向上
テレビや雑誌、インターネットなど各種メディアへの露出により、ロレックスのブランド認知度や人気はさらに高まります。有名人がロレックスを着用している姿が報道されたり、時計雑誌で特集が組まれたりすると、そのモデルへの注目が一気に集まります。
また、ロレックス自身も大規模な広告キャンペーンを展開し、スポーツイベントへの協賛などでブランドイメージを強化しており、「高級時計と言えばロレックス」という地位を確立しています。こうしたメディア露出やマーケティング戦略によって一般消費者の購買意欲が刺激され、結果としてロレックス全体の価格上昇につながっているのです。
- おたからや査定員のコメント
ロレックスはメーカーによる生産抑制がもたらす希少性に、世界的なコレクター需要や投資マインドが重なり、為替や貴金属相場の変動、新作・生産終了時の話題性、著名人の着用による認知向上が相場を押し上げています。
個体の保存状態や付属品の有無が査定差を生みやすく、流通量の乏しさが持続的な高騰を支えます。売却を検討する際は相場変動と保管状態の両面を重視してください。適切なメンテナンスとタイミング選定が成約価格を左右します。
価格が上昇しやすいモデルの傾向
ロレックスの中でも、特に価格が上昇しやすい傾向のモデルがあります。近年ではデイトナやサブマリーナー、GMTマスターIIといったスポーツモデルが定価を大きく上回る価格で取引され、注目を集めています。
一般的に需要が高く希少なモデルほどプレミア価格がつきやすく、中古相場でも値上がりが顕著です。ここからは、代表的な人気モデルごとの価格動向を見ていきます。
コスモグラフ デイトナ
ロレックスのスポーツモデルの中でも最も入手困難と言われるのが「コスモグラフ デイトナ」です。正規店では滅多に購入できず常に長いウエイティングリストが存在するモデルで、中古市場でも高値がつきやすくなっています。
特に現行ステンレス製デイトナ(例: Ref.116500LN)は定価の倍近いプレミア価格になることもあり、時計ファンや投資家から熱い注目を集めてきました。デイトナの高騰ぶりは「社会現象」とも称され、一時期中古価格が新車の高級車並みに達したことも話題となっています。
モデルチェンジや限定仕様など話題に事欠かず、デイトナはロレックスの中でも価格が上昇しやすい代表格と言えます。
サブマリーナー
サブマリーナーはロレックスを代表するダイバーズウォッチで、幅広い層から支持される定番モデルです。ステンレス製のサブマリーナーデイト(黒ベゼル)は特に人気が高く、定価よりも中古価格の方が高くつくことが多いです。
緑色ベゼルモデル(通称グリーンサブ)など特徴ある仕様は特に高騰しやすく、中古市場でも高値で推移しています。
モデルチェンジのタイミングでも注目が集まり、そのたびに相場が盛り上がる傾向があります。耐久性と普遍的なデザインによって資産価値も高いため、サブマリーナーは長期的に見ても価格が上がりやすいモデルと言えます。
GMTマスターII
GMTマスターIIはパイロットウォッチとしての実用性とカラフルなベゼルデザインで人気を博すモデルです。特に「赤青」ベゼルのモデル(通称ペプシ)や「青黒」ベゼルのモデル(通称バットマン)は世界的に需要が高く、正規店では入手困難が続いています。
ペプシモデルが中古で400万円以上の高値がついたこともあり、その後相場はやや落ち着いたものの依然として定価を大きく上回る水準で取引されています。
GMTマスターIIもロレックスの中で値上がりしやすいモデルと言えます。近年は左利き用の緑黒ベゼル(通称スプライト)など話題作も登場し、市場の注目を集めるシリーズです。
エクスプローラーI・II
エクスプローラーIおよびIIは、ロレックスの中では比較的シンプルで実用性重視のモデルですが、近年その価値が見直されつつあります。エクスプローラーIは2021年に36mmサイズへ回帰した新作発表などで注目が集まり、市場での需要が増加しています。
エクスプローラーIIも特徴的なオレンジ色の24時間針を搭載した旧モデルがコレクター間で高値取引されているほか、現行モデルも安定した人気を保っています。
派手さはないものの探検家の精神を体現するモデルとして支持層が厚く、エクスプローラーI・IIも以前に比べ価格が上昇傾向にあります。
デイデイト
デイデイトはロレックスの最高級ラインで、金無垢ケースに曜日表示を備えたモデルです。定価自体が高額ですが、その希少性から中古市場でも安定した高値が維持されています。
希少なプラチナモデルは中古でも特に高値傾向です。
スカイドゥエラー
スカイドゥエラーは2012年に登場したモデルで、カレンダー機構とGMT機能を搭載したことから注目を集めました。
初期は貴金属仕様のみでしたが、後にステンレス(WGベゼル)モデルが追加されると一気に人気が沸騰し、定価を大きく上回るプレミア価格で取引されました。
ロレックス相場の調べ方・見方
ロレックスの相場を正しく把握することは、売却のタイミングや適正価格を判断する上でも重要です。定価や中古販売価格、買取実績など複数の情報源を確認することが必要です。
ここでは、ロレックスの相場の調べ方・見方として、公式定価のチェック方法から中古市場や買取価格の確認ポイント、さらには海外相場と為替の影響について解説します。
公式定価を押さえる
まず、ロレックス各モデルのメーカー公式定価(リストプライス)を把握しておきましょう。人気モデルでは中古価格が定価を上回るケースも多く、公式定価を知っていればプレミア価格の上乗せ幅がおおよそ把握できます。ロレックスは年に一度程度の頻度で価格改定を行うため、最新の定価情報は公式サイトや正規店で確認することが重要です。
公式サイトでは現行モデルの定価が公開されているので、自分の所有モデルの現在の定価や近い仕様のモデルの価格をチェックしておきましょう。廃盤モデルの場合は同系列の現行モデル価格が1つの目安になります。
並行新品/中古の販売価格レンジを比較する
正規店で新品を入手するのが難しいロレックスでは、並行輸入品の新品や中古品が市場に多く流通しています。それぞれの販売価格レンジを比較することで、市場相場のおおよその幅を掴むことができます。
例えば、デイトナなど人気モデルでは、未使用の並行新品が定価の倍近い価格で売られ、中古品も使用感が僅かであれば新品に迫る高値となっています。逆に傷や付属品欠品などマイナス要素がある中古品は、価格が低くなる傾向があります。
インターネットの時計販売サイトや店頭で、同じモデルの新品(並行新品)と中古の価格帯をチェックし、相場の上限と下限を把握しましょう。
買取相場・成約事例を確認する
販売サイトに表示されている価格は売り希望額であり、実際の成約価格とは異なる場合があります。売却を検討する際は、買取店が公開する買取実績やオークションの落札価格など、実際の取引事例を確認することが重要です。
例えば、買取専門店のホームページに「デイトナを〇〇万円で買取しました」といった実績例が載っていれば、それが相場の1つの目安となります。こうした事例に目を通すことで、自分のロレックスが現在どの程度の価格で売却できるか、現実的な相場感を掴むことができます。複数の情報を集め、平均的な買取価格帯を把握しましょう。
海外相場と為替相場を確認する
国内相場だけでなく、海外でのロレックス相場や為替レートの動向も把握しておきましょう。ロレックスは世界共通の商品であり、為替相場によって国内外の価格差が生じるためです。例えば、円安が進むと日本国内のロレックスが海外から見ると割安になるため、海外からの買い付け増加で国内相場が上昇しやすくなります。
逆に、円高では日本の中古価格が相対的に割高となり、国内相場が落ち着く傾向があります。海外の中古市場での価格情報をネットで調べたり、為替チャートを確認したりして、世界的な価格動向も念頭に置いておくと良いでしょう。
適切な売却タイミングとは
ロレックスを高値で売却するには、売るタイミングも重要です。相場が上昇している時期を逃さず、時計のコンディションが良いうちに手放すことで、より有利に売却できます。
例えば、大幅な価格改定の直後やモデルの生産終了(ディスコン)直前など、市場が盛り上がるタイミングを狙うことが肝心です。ここでは、適切な売却タイミングとして、相場の節目となる時期や時計の状態に関するポイントを解説します。
相場の節目
ロレックスの相場が大きく動く節目を見極めることで、より高値で売却できる可能性が高まります。例えば、新作発表や価格改定の直後には需要が集中して相場が一時的に上昇する傾向があります。モデルの生産終了(ディスコン)の噂が出た場合も、発表前に駆け込み需要で価格が急騰することがあります。
また、世界的な景気が良い局面では需要が強まり相場も上昇しやすいため、その波に乗って売却するのも1つの方法です。ただし、一時的な過熱の後には相場が落ち着くケースも多いため、上昇がピークに達したタイミングを逃さず売却するのが理想です。常に相場情報に目を配り、市場の流れを読むことが大切です。
状態悪化前・オーバーホール前
ロレックスの価値は状態によって大きく変わります。傷や不具合が増える前、つまり時計の状態が良いうちに売却することが高値につながるポイントです。長年使っていると外装に細かな擦り傷が増えたり、ムーブメントのオーバーホールが必要になったりします。
オーバーホール直前で油切れや精度低下が起きる前に手放せば、買い手側でのメンテナンス費用を考慮した減額を避けられます。また、故障して動かなくなると買取額は大きく下がってしまうため、正常に動いているうちに売る方が有利です。このように、時計の状態が悪化する前のタイミングで売却することを心がけましょう。
価値を落とさないための注意点
ロレックスの価値を維持するためには、日頃の取り扱いや保管にも注意が必要です。小さな傷でも査定に影響することがあり、付属品の有無や改造歴なども減額の要因になります。
買取額を下げないため、改造を避けオリジナルの状態を保つことや、適切なメンテナンスの記録を残すことなどが挙げられます。ここでは、ロレックスの価値を落とさないために注意すべきポイントを解説します。
社外パーツ・改造(ポリッシュ痕)は減額のリスクがある
ロレックスはオリジナルの状態が保たれているほど価値が高く評価されます。社外製の部品に交換したり、文字盤にカスタム加工を施したりすると、真贋判断が難しくなるため大幅な減額要因となってしまいます。
また、ケースやブレスレットを過度にポリッシュ(研磨)してエッジが丸くなっていると、外装の劣化としてマイナス評価を受けることがあります。特にヴィンテージモデルではオリジナルの風合いが重視されるため、むやみに磨きをかけない方が良いでしょう。売却時にはメーカー純正パーツで構成され、不要な改造や研磨が行われていないことが高価買取の前提になります。
針/ダイヤル/ブレスが一致しているかを確認する
ロレックスを売却する際には、時計の各パーツが正しくマッチしているか確認しましょう。修理やカスタムで針や文字盤がオリジナルと異なるものに交換されていると、コレクターから敬遠され価値が下がります。
例えば、本来同じ色味であるはずの夜光塗料が針とインデックスで異なっている場合、後年の部品交換が疑われ減点対象です。また、ブレスレットも当該モデルに対応した純正品が付属していることが重要です。特にヴィンテージでは「針・文字盤・ブレスがオリジナルの組み合わせか」が重視されるため、売却前に専門家にチェックしてもらうと安心です。
オーバーホール履歴は保管しておく
時計のオーバーホール(分解清掃)や修理を行った際の明細書や保証書類は、大切に保管しておきましょう。これらはロレックスが適切にメンテナンスされてきた証拠となり、買取査定時にプラス評価される場合があります。
特に、正規サービスセンターでのオーバーホール履歴があれば、内部も純正部品で維持されていることが保証されるため、安心材料となります。逆にオーバーホール歴が不明だと、購入後すぐに整備が必要になるリスクを考慮して査定額が低めになる可能性があります。過去の修理・点検の領収書やメーカー発行の明細書などは、売却時に提示できるようきちんと取っておきましょう。
ロレックスを高く売るためのポイント
ロレックスをできるだけ高く売るためには、いくつかのポイントがあります。付属品を揃える、外装を綺麗にするなど、少しの工夫で査定額アップが期待できます。
また、適切な保管や信頼できる買取店の選択も重要です。これらは意外と見落としがちな点ですが、実践することで査定額が数万円変わることもあります。ここからは、ロレックスを高額で売却するために押さえておきたいポイントを紹介します。
付属品を揃えておく
ロレックス購入時の箱や保証書(ギャランティカード)、説明書、タグ、余りコマなどの付属品は、できるだけ揃えておきましょう。これらが全て揃っている個体は、欠品があるものに比べて査定額が高くなります。特に保証書の有無は重要で、保証書があるだけで数十万円の差がつく例もあるほどです。
逆に保証書がない場合、人気モデルでは50万円近い減額になるケースもあります。箱やコマも含め保管されていれば「フルセット」として評価が上がります。売却前に付属品一式を確認し、不足がないかチェックしておきましょう。
外装クリーニングをしておく
査定に出す前に、ロレックスの外装は可能な範囲で綺麗にしておきましょう。ガラスやケース、ブレスレットについた埃や皮脂汚れを柔らかい布で拭き取り、目立つ汚れがない状態にしておくと第一印象が良くなります。
防水モデルであれば、中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く洗って汚れを落とすのも効果的です。ただし、ポリッシュが必要なレベルの傷は無理に自分で磨かない方が無難です(研磨痕が残ると減額につながるため)。綺麗に手入れされた時計は大切に扱われてきた印象を与え、査定士にも好印象です。あくまで簡易的なクリーニングに留め、綺麗な状態で査定に出しましょう。
保管方法に注意する
普段の保管方法にも注意しましょう。不適切な保管は時計のコンディション悪化につながり、価値を下げてしまいます。直射日光が長時間当たる場所に置くと文字盤の焼けや色褪せを招く恐れがありますし、高温多湿の環境は内部機械に悪影響を及ぼす可能性があります。使用しないときは、専用のケースや元箱に入れて保管し、衝撃や埃から守りましょう。
また、磁気の強い場所に置くと精度に狂いが生じる場合があるため避けてください。湿気が気になる場合は、防湿剤(シリカゲル)を入れたケースで保管するのも効果的です。良好な状態を維持して保管することで、売却時にも高評価を得やすくなります。
信頼できる査定店に依頼する
ロレックスの売却は信頼できる買取店に依頼することが重要です。業者によって提示額が大きく異なることもあるため、ロレックスの取扱実績が豊富で相場に精通した査定士がいる店舗を選ぶと安心です。口コミや実績を調べ、評判の良い買取店をいくつかピックアップして相見積もりを取るのも有効でしょう。
一社だけで即決せず複数店の査定額を比較することで、適正な買取価格を見極められます。信頼性の高い買取店であれば、真贋も含め適切に評価してもらえるため、納得のいく高値でロレックスを手放せる可能性が高まります。
ロレックスの価格上昇に関するよくある質問(FAQ)
最後に、ロレックスの価格上昇や売却に関して、よくある質問にQ&A形式でお答えします。
価格上昇の今後の見通しや為替変動の影響、人気モデルの値動きの違い、保証書や付属品の有無による査定額への影響、売却前のオーバーホールの必要性など、多くの方が疑問に感じるポイントについて以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
今後もロレックスの価格上昇は続きますか?
A: 絶対的な予測は困難ですが、長期的に見てロレックスの人気と需要は根強いため、大きな経済変動がなければ相場は堅調に推移する可能性が高いです。実際、近年一部で相場の調整も見られましたが、それでも全体的な傾向としては上昇基調にあります。
ただし、短期的には景気動向や需給バランスの変化で一時的に価格が上下することも考えられます。
為替(円安/円高)は相場にどれくらい影響しますか?
A: 為替の変動はロレックス相場に大きな影響を与えます。一般に円安になると日本国内の価格が海外より割安となり、海外からの需要増で相場が上昇しやすいです。
逆に円高では国内価格が相対的に割高となるため、需要が減って相場が落ち着く傾向があります。
人気モデルとそうでないモデルの値動きの違いはありますか?
A: はい、人気モデルほど需要が高いため相場の上昇幅が大きく、値動きも激しい傾向があります。一方、そこまで人気が高くないモデルは需要が安定しているため、相場も横ばいか緩やかな変動に留まることが多いです。
つまり、人気モデルの方が価格が上がりやすく下がりやすいと言えます。
保証書や付属品がないとどの程度マイナスですか?
A: 減額幅はモデルにもよりますが、保証書や付属品が欠品していると数万円から数十万円程度のマイナスになることがあります。
特に保証書がない場合、人気モデルでは50万円近い減額になるケースもあります。付属品は揃っているほど安心材料となり、査定額も有利になります。
研磨やオーバーホールは売却前に行うべきですか?
A: 必ずしも行う必要はありません。動作に問題がない場合、無理にオーバーホールや研磨をするより、そのままの状態で査定してもらった方が無駄がありません。軽い小傷程度であれば現状のまま提示し、必要なら買取店側で研磨されます。
ただし、時計が止まっているなど不具合がある場合は、修理やオーバーホールを先に行った方が良いでしょう。
生産終了(ディスコン)情報は価格にどう反映されますか?
A: 廃盤の情報が出ると、そのモデルの中古相場は上昇しやすいです。市場在庫が限られるため希少価値が高まり、発表直後には価格が急騰するケースがよく見られます。
ただし、一時的な高騰後に相場が落ち着く場合もあるため、売却タイミングを見極めることが大切です。
正規店購入と並行店購入で、売却時の価格差は出ますか?
A: 基本的に、購入経路による買取価格の差はほとんどありません。正規店か並行輸入かは時計そのものの価値に影響しないためです。
重要なのは状態や付属品の有無であり、購入ルートよりも個体のコンディションが査定額に反映されます。なお、並行品でも保証書があれば正規品と同等に評価されます。
ベゼル/ブレス素材で値動きは変わりますか?
A: はい、素材によって相場の動きは異なります。一般にステンレススチール製のスポーツモデルは需要が高く、価格が上がりやすい傾向があります。
一方、ゴールドやコンビ(ステンレスと金)のモデルは定価こそ高いものの、中古相場の伸びは比較的緩やかです。素材による人気度の違いが値動きに反映されます。
壊れている・動かない個体でも買取は可能ですか?
A: はい、動かないロレックスでも買取は可能です。ただし修理費用が差し引かれるため査定額は下がります。
高級時計店であればオーバーホール前提で引き取ってもらえますし、中にはジャンク扱いでも価値がつくヴィンテージモデルもあります。程度に応じて減額されますが、壊れていても買取自体はしてもらえます。
相見積もりは何社くらい取るのが妥当ですか?
A: 2~3社程度の相見積もりがおすすめです。あまり多くの業者に査定を依頼すると対応が大変になるため、評判の良い買取店を数社に絞って比較しましょう。
複数社の査定額を見ることで、自分のロレックスのおおよその適正価格が判断しやすくなります。なお、提示額に極端な差がある場合は、もう1社追加して確認すると安心です。
まとめ
ロレックスの価格上昇には、需要と供給の不均衡や経済要因、投資需要の高まりなど様々な理由が関係しており、一部モデルでは中古価格が定価を大きく上回る状況です。ロレックスは適切にメンテナンスし、大事に扱えば長期間にわたり価値を保ち続けるブランドであり、高騰局面では賢く売却することで大きなリターンも期待できます。
ここで解説したように、相場を把握して適切な売却タイミングを選ぶこと、そして状態維持や付属品の管理などの工夫によって、より高く売却できる可能性が高まります。大切なロレックスを売却する際は、ぜひここで紹介したポイントを参考にして、後悔のない取引を実現してください。
「おたからや」での「ロレックス」の参考買取価格
「おたからや」での「ロレックス」の参考買取価格をご紹介します。
画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
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ロレックス デイトナ 6239 ポールニューマン | ASK |
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ロレックス デイトナ 126500LN ホワイト | 5,101,900円 |
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ロレックス GMTマスターII SS 126710BLRO | 3,513,400円 |
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ロレックス サブマリーナー デイト SS グリーン 126610LV | 3,052,000円 |
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ロレックス エクスプローラー SS ブラック 14270 | 2,893,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ロレックスは需要と供給や市場動向で相場が変わります。高値で手放すには日頃の丁寧な手入れ、過度な研磨を避けた外装保持、オーバーホール履歴や保証書・余りコマなど付属品の準備が肝心です。
また為替や需要動向を見て売却タイミングを見極め、複数店で比較のうえ信頼できる業者を選んで納得の取引をしてください。
- おたからや査定員のコメント
ロレックスは需給逼迫と投資需要の高まりで中古相場が強含み、適切な整備と保管により価値維持が期待できる資産性の高い時計です。モデル・年式・個体差で評価は大きく変動しますが、為替や相場局面を捉えた売却タイミングが肝心となります。
ロレックスの買取なら「おたからや」
「おたからや」では、現行品の人気モデルから、ヴィンテージ品、限定モデルまで幅広く査定いたします。専門の鑑定士がリファレンス番号やケースの研磨履歴を徹底検証し、国内外オークションや市場データの最新相場を反映した高水準の査定額をご提示いたします。
付属品がなくても真贋と価値を正確に評価できる体制が整っているため安心です。査定は完全無料・予約不要、ご成約後は最短即日で現金化いたします。大切なロレックスを納得の価格で売却したい方は、豊富な実績を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。
おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員

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趣味
ギター・音楽鑑賞
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好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ロレックス
-
過去の買取品例
高級時計全般
おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。
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