天然のカラーダイヤモンド(ファンシーカラーダイヤモンド)は非常に珍しい存在ですが、中でも「レッドダイヤモンド」は、特に希少価値が高い宝石として知られています。
一般的にダイヤモンドと言えば、無色透明なカラーレスダイヤモンドを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実際には、ダイヤモンドは豊富なカラーバリエーションを持つ、非常に魅力的な宝石です。
この記事では、レッドダイヤモンドの特徴や価値、赤い色が生まれる理由について、詳しくご紹介いたします。
Contents
レッドダイヤモンドの値段が高い理由
天然のレッドダイヤモンドは、カラーダイヤモンドの中で最も希少なカラーとして知られています。
その希少性の高さから、レッドダイヤモンドは、投資対象としての価値も非常に高いと評価されています。
ここでは、レッドダイヤモンドがいかに希少な宝石であるのか、さらに、その希少性が資産価値にどのような影響を与えるのかについて、詳しくご紹介いたします。
レッドダイヤモンドの希少性
ダイヤモンドの中で最も希少性が高いとされるレッドダイヤモンドは、コレクターや宝石商ですら滅多に目にすることができない、特別な宝石です。
天然のレッドダイヤモンドは、世界中でわずか数十個しか確認されていないと言われています。
GIA(米国宝石学会)の記録によれば、1957年から1987年までの30年もの間、純粋な赤色(赤が主な色相で、二次的な色相を持たない)と判定されたダイヤモンドのGIAラボレポートは、一切発行されていませんでした。
さらに、これまで主な産地とされていたオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年に閉山したことで、今後のレッドダイヤモンドの産出量は、更に減少すると予測されています。
このような理由から、希少性は更に高まり、現存するレッドダイヤモンドの価値は、今後一層高まると考えられています。
レッドダイヤモンドの資産価値
投資の観点からも、「レッドダイヤモンドには高い資産価値がある」と言えます。
レッドダイヤモンドをはじめとしたダイヤモンド投資の主なメリットは、以下の通りです。
- 希少性が高いので、価値が下がりにくい
- 傷が付きにくいので、メンテナンスがほとんど不要
- 小さくて軽いので、携帯性に優れている
- 資産として所有するだけでなく、鑑賞や身に着けて楽しむことができる
前述の通り、レッドダイヤモンドは今後も価値が高まることが予想されるため、カラーレスダイヤモンド以上に投資価値が高いと考えられます。
- おたからや査定員のコメント
ダイヤモンドは、ほかの資産と比べても、多くの優れた点があります。
一般的に資産となる調度品や不動産は、定期的なメンテナンスが必要ですが、ダイヤモンドは保管状態さえ良ければ、メンテナンスが不要で、お子様やお孫様に引き継ぐことも可能です。
お手持ちのカラーダイヤモンドの正確な資産価値を把握するためにも、豊富な買取実績と、宝石に精通した査定員が在籍するおたからやへ、ぜひお気軽にご相談ください。
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・ダイヤモンド投資の基礎知識と資産価値を解説!メリット・デメリットも
レッドダイヤモンドが赤い理由や産地、石言葉について
レッドダイヤモンドは、その神秘的な美しさで多くの人を魅了する特別な宝石です。
その希少性は、「奇跡の宝石」と称されるピンクダイヤモンドをも上回り、「幻のダイヤモンド」と呼ばれるほどです。
ここでは、レッドダイヤモンドが赤い理由や産地、石言葉について詳しくご紹介いたします。
レッドダイヤモンドはなぜ赤いのか?
レッドダイヤモンドは、ピンクダイヤモンドの中でも赤みが特に強いものを指します。
この色は、ピンクダイヤモンドと同様に、微量元素の含有による発色ではなく、結晶構造の歪みによって生じると考えられています。
しかし、レッドダイヤモンドの発色メカニズムについては、何十年にもわたり研究が行われているものの、その正確な原因は未だ解明されていません。
この未解明の部分が、レッドダイヤモンドに更に神秘的な魅力を与えています。
レッドダイヤモンドの主要な産地
レッドダイヤモンドの主要な産地は、オーストラリアのアーガイル鉱山です。
アーガイル鉱山は、ピンクダイヤモンドが多く採掘されることで有名でしたが、2020年に閉山したため、現在ではレッドダイヤモンドを見つけることがますます困難になっています。
また、ブラジルもレッドダイヤモンドの産地で、アバエテ河では世界で最も大きなレッドダイヤモンドが発見されました。
ほかにも、ロシア、インド、アフリカでの発掘実績がありますが、いずれの地域でもレッドダイヤモンドの産出量は極めて少ないのが現状です。
レッドダイヤモンドの石言葉
無色のダイヤモンドの石言葉が「永遠不変の愛」や「純潔」であるのに対し、レッドダイヤモンドの石言葉は「永遠の命」です。
その美しい赤色は、血や湧き上がるエネルギーを連想させるため、この石言葉の由来になったとされています。
- おたからや査定員のコメント
一般的なダイヤモンドは、結晶構造が完璧に近いことから生まれる無色透明が、高く評価されます。
しかし、自然界で偶然に生まれるカラーダイヤモンドは、結晶学的に「欠陥」とされる要素を含むことで、美しい色合いを持つようになります。
美しさとは、完璧さだけに宿るものではありません。
むしろ、その「欠陥」から生み出される独特の色合いが、カラーダイヤモンドの魅力と価値を一層引き立てているのです。
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・カラーダイヤモンドの価値を決める要素とは?種類別の特徴も紹介!
世界的に有名なレッドダイヤモンド
レッドダイヤモンドは、その希少性から、採掘されたりオークションに出品されたりすると、世界中で話題となることが多い宝石です。
ここでは、世界的に有名となったレッドダイヤモンドを3つご紹介いたします。
ハンコック・レッド
「ハンコック・レッド」は、有名なコレクター、ウォーレン・ハンコック氏の名を冠した、0.95カラットのレッドダイヤモンドです。
この宝石は、大きさではなく、珍しい紫がかった色合いで注目を集めました。
1987年にオークションに出品され、88万ドルで落札されています。
この落札金額は、当時の1カラット当たりの史上最高額となり、ハンコック・レッドの名を更に有名にしました。
ムサイエフ・レッド
「ムサイエフ・レッド」は、5.11カラットの世界で最も大きなレッドダイヤモンドです。
1990年代、このダイヤモンドの原石をニューヨークの商社が購入し、トライアンギュラーブリリアントカットに加工しました。
クラリティは、上から2番目の「インターナリーフローレス」という非常に高い評価を受けており、奇跡的な美しさを誇ります。
その後、ロンドンのムサイエフジュエラー社が800万ドルで購入し、「ムサイエフ・レッド」と名付けられました。
デ・ヤング・レッドダイヤモンド
「デ・ヤング・レッドダイヤモンド」は、重量が5.03カラットもある、非常に希少なレッドダイヤモンドです。
発見当初、この宝石は、流通量の多いガーネットだと考えられていました。
しかし、ボストンの宝石商シドニー・デ・ヤング氏がこの赤い宝石を鑑定に出したところ、極めて珍しいレッドダイヤモンドであることが判明しました。
現在、この貴重なレッドダイヤモンドは、スミソニアン博物館に寄贈され、多くの訪問者がその美しさを目にすることができます。
- おたからや査定員のコメント
カラーダイヤモンドは、色相や明度、彩度といった複雑な要素の組み合わせによって価値が決定されます。
そのため、正しい価値を見極めるには、高度な査定技術が必要です。
おたからやでは、希少なカラーダイヤモンドについても、国際的に認められた資格を持つ査定員が丁寧に査定いたします。
古い宝石や壊れたジュエリーでも買取可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
ダイヤモンドの買取なら「おたからや」へ
「おたからや」では、GIA(米国宝石学会)認定のGG(Graduate Gemologist)資格を持つ鑑定士が在籍しており、国際的に通用する専門知識をもとにした正確な査定が可能です。
ダイヤモンドをはじめとする、お客様の大切な宝石やジュエリーを最大限に評価し、ご納得いただける買取価格をご提示いたします。
また、鑑定書や鑑別書がなくても買取が可能なため、どなたでも安心してご相談いただけます。
店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ダイヤモンドなどの宝石の高価買取は「おたからやへ」
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