※下記の画像は全てイメージです
ダイヤモンドの美しい輝きを語る際に欠かせない要素は「カット」です。カットはダイヤモンドに施す研磨および成形加工を指し、その優劣が宝石の輝きを大きく左右します。
本記事では、ダイヤモンドのカットとは何かを明らかにし、その重要性や評価基準、種類と歴史、さらにカットが買取価格へ及ぼす影響までを専門家の視点から詳しく解説します。ぜひ参考になさってください。
Contents
ダイヤモンドのカットとは何か
ダイヤモンドのカットは原石を多面体へ研磨・成形して光学性能を最大化させる職人技です。具体的にはテーブル・クラウン・パビリオンの各角度やファセット比率を数学的に整え、石内部へ入射した光を上部へ集中的に反射させることを目的としています。
カットが優秀であれば少ない光量でも強いブリリアンスとファイアが生じ、同じ重量の石でも見映えが大きく向上します。カットという言葉は「ラウンド」「プリンセス」のような形状名としても用いられますが、本来はプロポーション・ポリッシュ・シンメトリーを総合評価する品質概念です。
形状が丸でも角ばっていても、角度がわずかにずれれば輝きは散漫になり価値が下がります。反対に重量を少し犠牲にして理想比率へ研磨された石は、原石以上の市場価値を獲得します。
ダイヤモンドのカットが重要な理由
カットは4Cで唯一人為的に改善できる要素であり、光の反射効率を左右して石全体の輝度、色味、視覚サイズ、評価価値を決定します。
理想角度へ研磨されたダイヤモンドは入射光を漏らさず再射出し、次節で述べる二つの要因が魅力を高めます。結果として同カラットでも存在感が増し、資産性も向上するため購入時には最優先で確認すべき指標となります。
カットが輝きと明るさを左右する
ファセット角度が規格値から外れると光は側面やキューレットから逸脱して灰色がかり、せっかくの高カラットや高カラーが暗く沈んでしまいます。
優秀なカットは入射光を内部で全反射させテーブル面へ集中させることで眩いブリリアンスと豊かなファイアを実現し、動くたびに強烈なシンチレーションを生み出して視線を集めます。
また、照明環境によって虹色分散が顕在化し、同じ条件下でも他石を凌駕する輝度を放つためフォーマルシーンはもちろん日常使いでも手元を華やかに彩ります。光学理論の粋が込められた研磨こそがダイヤモンドの生命線です。
カットがサイズ感と投資価値を高める
卓越したカットプロポーションは外形の直径を広げ、同じ重量でも視覚サイズが大きく映るため存在感が際立ちます。クラウン高さとパビリオン深さの最適化で光路長を確保しつつ背面厚みを抑えるため指への収まりも良く、デュアル用途のジュエリーで重宝されます。
さらに、市場評価ではカットグレードがリセール価格に強く反映され、エクセレント以上は国際相場で安定した需要を維持します。
質流れやオークションでも高倍率で落札されやすく、長期資産としての信頼性が高い点が投資家から重視されます。優れたカットは美観と資産価値を同時に高める合理的選択です。
ダイヤモンドのカットとシェイプ(形状)の違い
シェイプは外形輪郭を指し、丸・楕円・ハート・長方形などデザイン上の区分です。一方カットは内部ファセットの配置精度を評価する尺度で、同じシェイプでもカットの優劣で輝き方が劇的に変わります。例えば二つのラウンドシェイプが並んでいても、理想プロポーションに近い石は隣の石より強い白色光と虹色光を放ち、視覚的に大きく明るく見えます。
誤解を避けるため、宝石商は形状名に「シェイプ」、品質評価に「カット」という用語を使い分けます。ただし、一般のカタログでは「プリンセスカット」「エメラルドカット」など形状名として慣例的に表記されるため、鑑定書を確認してカットグレード欄を必ず参照することが大切です。
ダイヤモンドカットの評価基準
カットはダイヤモンドの輝きを決定づける唯一の人為要素です。鑑定機関は光学シミュレーションと様々な実測値を突き合わせ、プロポーション・研磨・対称性それぞれの偏差を総合判定します。
ここでは3要素が補完し合うロジックを整理し、次章のグレード理解に滑らかに接続します。
プロポーション
テーブルサイズ比率・クラウン角度・パビリオン深さなどの幾何値が理想モデルに近いほど光は漏れず上方へ戻り、強いブリリアンスが得られます。
特にテーブルと深さは反射効率に直結し、許容範囲を逸脱するとエクセレントは取得できません。鑑定書では数値だけでなく縦横比やガードル厚も確認し、光線追跡図で光漏れ領域の有無を見極めると選別精度が高まります。
研磨(ポリッシュ)
研磨評価はファセット表面の微細傷・研磨線・ナチュラル残留の有無を顕微鏡で判定します。ミクロレベルの凹凸は光の散乱と光沢損失を招き、プロポーションが理想でも評価が1段階下がることがあります。
フェースアップで確認しづらい欠陥ほど鑑定書に頼る必要が高く、3EXを狙うなら“ポリッシュEX”記載を必ず確認しましょう。
対称性(シンメトリー)
対称性はファセット配置の中心ずれや角度誤差、テーブルとキューレットのオフセンターを測定し、ハート&アローの形成精度にも大きく影響します。
小さなミスアライメントでも光路が乱れブリリアンスが減衰するため、エクセレントを取るには厳格なカット精度が必須です。ハート&アロースコープで全尖端が均一に揃う石はシンメトリーが良好と判断できます。
- おたからや査定員のコメント
テーブル径・深さ比率が理想域に収まり、ポリッシュとシンメトリーがEX評価で揃ったダイヤは、光漏れが最小化され眩いブリリアンスを放ちます。研磨線やオフセンターが僅かでも輝度を殺ぐため、3EX表記とハート&アローの完璧な均整を必ず確認すれば、資産価値と視覚美を同時に享受できます。
ダイヤモンドカットのグレード
カットグレードは前章の評価三要素を総合し、国際機関がエクセレントからプアまでの五段階で格付けする指標です。
輝きの質と資産価値を左右するため、購入時も売却時も最重要チェックポイントとなります。本章では各等級の光学特性と市場プレミアの違いを掘り下げ、賢い選び方を解説します。
五段階グレードの概要
鑑定書に記載されるカット等級はEX・VG・G・F・Pの5段階で、EXは理想プロポーションからの許容誤差が極小の石を指し流通全体の2割未満しかありません。
VGは肉眼で輝き差を感じにくい良質帯、G以下は光漏れが増え見映えが落ちるため価格にも大きく差が出ます。投資性やブライダル用途ではVG以上を推奨し、F以下はコスパ重視か工業用途向けとなります。
トリプルエクセレントとH&C
プロポーション・ポリッシュ・シンメトリーすべてがEX評価の石は“トリプルエクセレント”と呼ばれ、希少性プレミアが加算されます。
さらに、対称性が極めて高い個体は特殊スコープで矢とハートの像が現れ“ハート&キューピッド”として追加評価を獲得します。高級ブランドの婚約指輪では3EX H&Cを基準採用することも多く、資産性と審美性を両立した最上位選択肢です。
グレード別輝き差と選び方
EXとVGの輝き差は室内照明下では見分けづらいものの、自然光では光線集中度とシンチレーション密度に違いが現れます。
G以下になるとパビリオン側面からの光漏れが増え、石内部に暗色域が広がるためシルエットがぼやけがちです。購入時は用途と予算を明確にし、婚約指輪ならEXか3EX、ファッションジュエリーならVGでも十分など目的別にグレードを選定すると満足度が高まります。
ダイヤモンドのカットの種類
ダイヤモンドのカットは大きくブリリアント、ステップ、ミックスの3系統に分類され、各系統が輝き・透明感・重量歩留まり・デザインの個性を左右します。
ここでは市場流通の主要18シェイプを体系的に整理し、それぞれに最適なシーンや選択指針を具体的に示し、後悔しない購入判断を後押しするための基礎知識を提供します。
ブリリアントカット
ブリリアントカットは57〜58面の三角・凧形ファセットで光を上面へ集中させ、最強クラスのブリリアンスとファイアを生みます。
動くたびに強い閃光が走るため婚約指輪やハイジュエリーに最適で、日常からフォーマルまで幅広い場面で映える万能系として不動の人気を誇り、再販価値も高水準で投資的魅力も備えます。
ラウンドブリリアントカット
ラウンドブリリアントは57〜58面体で光学理論が最適化された現在の標準形です。どの方向から見ても均質に輝き、ファイアとシンチレーションのバランスが卓越します。
カットグレードが価格へ直結するため、Excellent評価以上の石はリセールバリューも高水準です。歩留まり低下を許容しても最高の輝きを望む婚約指輪層からコレクターまで幅広い支持を集め、総合力では他の追随を許しません。
さらに加工技術の進化でスーパーアイディアルやHearts&Arrowsなど精密対称型も登場し、究極の輝きを求める市場を牽引しています。
オーバルカット
オーバルカットはラウンド配列を楕円形に最適化し、指を細長く見せる視覚効果が特長です。同カラットのラウンドよりテーブル面積が広く、視覚上のサイズ感が感じられます。中央に現れやすいボウタイの濃淡を実物で確認すると光のムラを避けられます。
柔和なラインはエレガントさとカジュアルさを兼備し、ペンダントやリングの向きで雰囲気が変わるため実用性も高いシェイプです。
価格はラウンドより手頃で、コストパフォーマンス派からも支持されています。プロングやハローで先端保護を施すと耐久性が向上し、普段使いにも採用できます。
ペアシェイプ
ペアシェイプは涙滴形の端正なフォルムが特徴で、縦向き装着で指先をスラリと演出します。ブリリアントファセット由来の華やかな輝きを放ちつつ、丸側を下にする逆装着でモダンな印象にも変化可能です。
ボウタイや左右非対称が価値を左右するため実物確認が必須で、先端を保護するV字プロングが欠け防止の鍵となります。ドロップペンダントにすると胸元に縦のラインを作り、スタイルアップ効果が期待できます。
ファンシーカラーダイヤでは色の濃淡にグラデーションが生まれやすく、独特の表情が魅力です。投資家にも評価されています。
マーキースシェイプ
マーキースシェイプは舟形シルエットが手元を細長く見せ、上品かつ大胆な存在感を放ちます。同重量でテーブル面積が最大級になるため、見映えの良さがコスト面でも優位です。先端両側にボウタイが出やすいので対称性と明暗チェックが重要で、保護プロングの有無も耐久性を決定します。
ルイ15世の王妃の唇を模した由来がロマンティックなストーリーを添え、ヴィンテージ調デザインでも現代的なハローでも映える万能さがあります。
鮮やかなファンシーカラーとの相性も良く、個性派ジュエリーに最適です。
ハートシェイプ
ハートシェイプは愛を象徴するアイコニックなシルエットで、ギフトジュエリーとして不動の人気を誇ります。中央の切れ込み深度と左右カーブの対称性が美観を左右し、V字プロングで先端を保護すると日常使いの耐久性が向上します。
ブリリアント面配置により輝きは華やかで、ラウンドに比べ価格が抑えめな点も魅力です。リングではセンター配置、ペンダントでは横向きアレンジなど多彩なセッティングが可能で、個性表現に最適です。
ファンシーカラーのピンクやカナリアイエローは愛らしい雰囲気を強調し、コレクター市場でも安定した人気を誇ります。
クッションシェイプ
クッションシェイプは丸みを帯びた四角形で、アンティークとモダンを橋渡しする柔らかな輝きが魅力です。オールドマインを起源としながら現代は面数を増やしたモディファイド版が主流で、ブリリアントの輝きとクラシックな輪郭を両立します。
角が欠けにくく日常使いにも適し、大粒石でも指になじみやすい点が支持される理由です。ハローセッティングと好相性で、ヴィンテージ調コーディネートにも自然に溶け込みます。
ファンシーカラーダイヤでは彩度を引き立てる効果があり、イエローやピンクの婚約指輪を望むカップルにも選ばれています。
ステップカット
ステップカットはクラウンとパビリオンに平行な大面を階段状に配置し、鏡面のような落ち着いた光帯を生み出します。ファセット数が少なく原石の透明度が際立つため、高クラリティ石ほど価値が向上します。
重量歩留まりが良く価格効率に優れ、大粒石でも指から突出せずスタイリッシュに装え、スーツスタイルとも好相性です。
エメラルドカット
エメラルドカットは長方形八角形に段状ファセットを配し、結晶内部をガラスのように映し出す清廉な光帯が魅力です。透明度がそのまま見えるためVS以上を選ぶと格調が際立ちます。
重量歩留まりが良く価格効率に優れるほか、厚みが浅めでも面積が広く見えるため存在感も十分です。控えめな輝きがスーツスタイルやシンプルジュエリーと好相性で、知的な印象を与えます。
四隅の切り落としが欠けを防ぎ、維持費も抑えられる点も長期愛用者のメリットです。個性派の婚約石にも選ばれています。
スクエアカット
スクエアカット(キャレカット)は正方形のステップファセットが特徴で、同心円状の光線が幾何学的な美を演出します。ファセット数が少なく透明度が際立つため、クラリティに妥協しない選定が重要です。
歩留まりが良く価格が安定しており、複数石を並べたラインリングやエタニティでグラフィカルな輝きを作り出します。アールデコ調デザインとの相性が良く、モダンさとヴィンテージ感の両方を楽しめるシェイプです。
角が欠けにくい構造のため日常使いにも安心で、タイバーやカフリンクスでも直線美を演出し、アクセントにも適します。
バゲットカット
バゲットカットは細長い長方形に2〜3段のステップ面を設け、鏡面のような直線光を放つシンプルなカットです。
単体使用より複数石を並べたエタニティやチャンネルセッティングで真価を発揮し、脇石としても活躍します。歩留まりが良く価格が比較的手頃なうえ、VSクラス以上を選ぶとリング全体が一体感ある光帯で包まれ上品に仕上がります。
テーパードバゲットは先端幅が狭くなる形状で丸石へのブリッジ役として重宝し、タイバーやカフリンクスでも直線美を演出し、人気を集めています。
トライアングルカット
トライアングルカット(トリリアント)は三角形外形にブリリアント面を敷き詰め、シャープで近未来的な輝きを放ちます。
テーブル面積が広く同カラットでも存在感が大きい一方で尖端が欠けやすいためV字またはベゼル保護が不可欠です。単体リングはもちろん、サイドストーンに用いるとセンター石へ視線を導く矢印効果が生まれます。
ファンシーカラーとの相性も良く、デザイン志向のブランドがカスタムオーダーで採用するシーンが増えています。価格はラウンドより抑えめで、個性的な印象を求める人にコスパの良い選択肢です。
アッシャーカット
アッシャーカットは1902年に登場したスクエアステップで、八角形と同心円状ハロがアールデコの象徴です。パビリオンが“ホールオブミラー”と呼ばれる反射を生み、クラリティと対称性が品質の核心です。
面数が少ないためVS以上を推奨し、浅い石は輝きが減るので注意が必要です。ヴィンテージ調のプラチナリングと相性抜群で、知的かつクラシカルな佇まいを演出します。
ホワイトゴールドやローズゴールドのフレームにハローを添えたモダンアレンジも登場し、伝統と革新を兼ね備えたシェイプとして人気が再燃しています。
テーパーカット
テーパーカットは片端が狭くなるバゲット派生形で、センターストーンへの視線誘導を滑らかに行うブリッジ役として活躍します。
ステップ面の鏡面光が中央へ収束するデザインはリングやピンの両端に用いると構図が引き締まり、高級感が向上します。歩留まりの良さから比較的手頃で、複数石を連結したファンシーラインジュエリーでも人気です。
ビーズセッティングやベゼルで留めるとラインが途切れず、モダンミニマルな印象を強調できます。カラー石では配色美が際立ちオーダーメイド感が高まります。
ダイヤカット
ダイヤカットは古典的シングルカットを指す場合と、金属表面を小さく面取りして光を反射させる装飾技法の双方を含む呼称です。
12〜18面の簡易ファセットが連続することでジュエリーや時計ベゼルに星の輝きを与え、コストを抑えながら装飾効果を高めます。
ダイヤモンドではなく金属を彫刻するため摩耗が少なく、デイリージュエリー向けの加工として人気が再燃しています。カット精度が仕上がりを左右するため、熟練職人の手作業や高精度のCNC加工が評価基準です。
ミックスカット
ミックスカットはクラウンとパビリオンで異なる面構成を採用し、ブリリアントの輝きとステップの透明感を両取りします。
歩留まりが高くコストパフォーマンスに優れるため、近年メゾン各社が新作に積極採用。ファンシーカラーの彩度を増幅させる効果もあり個性派ユーザーに最適な中庸型で、ファッション性も高評価です。
プリンセスカット
プリンセスカットは正方形クラウンにステップとブリリアントを融合したミックス系で、直線的な輝きと高歩留まりを両立します。
尖った四隅をV字プロングで補強すると耐久性が向上し、エンゲージやエタニティリングで人気です。ファセット数が多くインクルージョンが目立ちにくいため、カラーやカラットに予算を振りやすいメリットがあります。
シャープな輪郭がモダンで、幾何学的デザインのジュエリーと好相性です。ファンシーカラーダイヤでは光が角に集まり色が濃く見えるため、ピンクやブルーを選ぶ際にも有力候補となります。
ラディアントカット
ラディアントカットは角落しを施した長方形または正方形シェイプにブリリアント面を全面配置し、ステップの透明感とブリリアントの輝きを融合します。
角が欠けにくく実用性が高いためデイリーリングに適し、ファンシーカラーダイヤの彩度を高める効果も大きいことからカラーダイヤ市場で重用されています。
歩留まりが良好でラウンドより価格が抑えられるうえ、ハローやバゲットとのコンビネーションで多彩なデザインが楽しめます。視覚的なサイズ感も大きく、同カラットでも存在感を重視したいユーザーに推奨されます。
ダイヤモンドのカットと買取価格への影響
カットは4Cで唯一、人の手で品質を高められる指標であり、査定ではサイズや色以上に価格差を生むことがあります。トリプルエクセレントやハート&キューピッドは需要が高く、同条件の石と比べて数割高い査定が付く例も珍しくありません。
反対に重量を優先し深さや角度が理想から外れたフェア以下の石は輝きが弱く、流通速度が遅れるため買取額が大幅に下がります。将来のリセールを意識するなら、高グレードのカットを選び鑑定書を保管しておくことが最良の保険になります。
高品質カットは買取査定でプラス評価に
エクセレントやトリプルエクセレントに加え、ハート&キューピッド判定を受けたラウンドブリリアントは輝きが圧倒的で、実際の需要が常に高水準です。買取店側も回転率を見込めるため仕入れを強化しており、同グレードのカラーやクラリティより数百分の一カラット単位で高値が付く傾向があります。
またファンシーカットでもプロポーションとシンメトリーがベリーグッド以上であれば海外オークション需要が見込めるため、査定額が一気に跳ね上がるケースがあります。鑑定書にカット詳細が明記されている石は透明性が高く、買い手が安心できる点も評価アップにつながります。
低品質なカットは評価が伸び悩む
フェア以下のカットは重量を残すためにプロポーションを犠牲にしている場合が多く、光が漏れ輝きが鈍く見えるため店頭での回転率が落ちます。その結果、買取店は再販リスクを考慮して提示額を抑える傾向があります。
特にテーブルが広すぎる石やパビリオンが浅い石は実サイズより大きく見えても輝きが不足し「見た目倒れ」と評価されやすい点に注意が必要です。さらにシンメトリー不良による歪みはブライダル市場で敬遠されやすく、買い叩かれる要因となるため、売却を視野に入れるなら購入段階でカットグレードを確認することが重要です。
まとめ
ダイヤモンドの魅力は原石由来のカラーやクラリティに加え、職人が施すカットで最終的な価値が決定します。ブリリアントは輝きを極め、ステップは透明感を強調し、ミックスは両者の長所を融合、ローズはアンティークな風情を残します。歴史的進化を経て確立されたこれらのスタイルを理解することで、自分の用途や美意識に合った石を選べるようになります。
またリセールを意識するならカットグレードは必ず確認し、エクセレント以上を選ぶことで将来の資産価値を確保できます。売却時には鑑定書を添えて専門買取店へ持ち込むことが高評価への近道です。正しい知識でカットを見極め、末永く輝きを楽しんでください。
「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格の一部を紹介します。
画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|---|
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K18 ダイヤモンド ネックレス 50.554 ct | 3,448,000円 |
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Pt・Pm900 ダイヤモンド ネックレス 2.016 ct | 2,101,000円 |
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K18 ダイヤモンド リング 2.636 ct | 1,490,000円 |
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K18 ダイヤモンド ピアス | 819,000円 |
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Pt・Pm900 ダイヤモンド ブレスレット/バングル 7.35ct | 689,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ダイヤは4Cの総合バランスが評価の軸となり、大粒になるほどクラリティとカットの差が顕著に反映されます。レーザー刻印や鑑定書がそろうと査定が安定し、蛍光性が弱い無色透明石は特に高評価を得やすいです。
ネックレスやバングルなど地金量が多いアイテムは、国際相場と連動する金・プラチナの価格も加味され、評価額が日々変動します。枠付きジュエリーはメレとの色合わせや地金品位も加点対象になるため、購入時の付属品と共に店頭へお持ち込みください。
- おたからや査定員のコメント
ブリリアントを筆頭にカットグレードがエクセレント以上、かつ無色域VS1クラスで鑑定書とレーザー刻印が揃えば、大粒でなくても高額査定が期待できます。売却前に超音波洗浄でテリを整え、ガードル欠け防止の専用ケース保管を続ければ価値を長期維持できます。地金量の多いネックレスやバングルは金・プラチナ相場が追い風になるため、市況高騰期を狙うとより有利です。
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おたからやの宝石買取
査定員の紹介
岩松 査定員

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趣味
旅行、読書
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好きな言葉
日々是好日
-
好きなブランド
ダイヤモンド・宝石
-
過去の買取品例
10カラットダイヤモンド
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資格
GIA G.G.取得
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