1. 高価買取店・おたからやTOP
  2. 宝石・ジュエリー買取
  3. 宝石・ジュエリーコラム
  4. 【コモンオパール-Commonopal】とは?穏やかに輝く癒しの宝石の魅力と価値を解説

【コモンオパール-Commonopal】とは?穏やかに輝く癒しの宝石の魅力と価値を解説

【コモンオパール-Commonopal】とは?穏やかに輝く癒しの宝石の魅力と価値を解説

※下記の画像は全てイメージです

虹色の輝きを持つ「プレシャスオパール」に対し、やわらかな色合いで静かな美しさを放つ「コモンオパール」。乳白色やピンク、ブルー、グリーンなど、自然が生み出す優しい色調が魅力で、見る人の心を穏やかにしてくれます。

派手さはないものの、ナチュラルで落ち着いた印象から近年ではファッションジュエリーやヒーリングストーンとして人気が高まっています。この記事では、コモンオパールの特徴や種類、プレシャスオパールとの違い、そして価値やお手入れ方法までを詳しく解説。コモンオパールについて詳しく理解したい方におすすめの記事となっています。

 

コモンオパールとは

コモンオパールとは、宝石オパールのなかでも「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」が見られないタイプのオパールを指します。オパールは本来、内部に微細なシリカ球(球状二酸化ケイ素)が規則的に並ぶことで光が干渉し、虹色の輝きを生み出します。しかし、コモンオパールの場合はその配列が不規則なため光の分散が起こりません。その結果として、やわらかな単色の輝きを見せるのです。

シリカ球とは?

シリカ球(しりかきゅう)」 とは、宝石・鉱物の内部構造における「シリカ(珪素・二酸化ケイ素 SiO₂)からなる微粒子の球体」が集合・配列したものを指します。品質・価値に大きく影響します。

その穏やかな色合いから、自然体の美しさを求める人々に愛されています。近年では、ピンクオパールやブルーオパールなどのカラーバリエーションも人気で、ファッションジュエリーとしても注目が高まっています。

 

コモンオパールの特徴

コモンオパールの最大の特徴は、プレシャスオパールのような強い光沢ではなく、しっとりとしたマットな光沢を持つことです。乳白色や淡いピンク、グリーン、ブルーなど、穏やかで透明感のある色調が多く、光にかざすとやわらかく透けるような優しさがあります。

天然石特有の内包物や模様を含む個体も多く、一つひとつに異なる表情があるのも魅力の1つ。また、コモンオパールは他の宝石と比べて光の吸収や反射が穏やかなため、肌なじみが非常によく、ナチュラルで上品な印象を与えます。派手さを抑えた控えめな美しさは、日常使いのアクセサリーとしても人気があり、スピリチュアルなヒーリングストーンとしても愛好家が多い石です。

天然石の内包物とは?

「天然石の内包物」とは、宝石や鉱物の内部に自然に入り込んだ他の物質・結晶・気泡・液体などのことを指します。英語では「inclusion(インクルージョン)」と呼ばれ、宝石の鑑定や美的評価において非常に重要な要素です。

コモンオパールのモース硬度と性質

コモンオパールのモース硬度は5.5〜6.5です。これは宝石としてはやわらかい部類に入り、金属やガラスなどの硬い素材にぶつかると傷がつく恐れがあります。そのため、保管時は他のジュエリーと分けてケースに入れるのが理想的です。

モース硬度とは?

鉱物や宝石の傷のつきにくさを示す指標のことです。ドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モース(Friedrich Mohs)が1812年に考案したもので、1-10(最も硬い)までの10段階で表されます。

また、オパールは内部に3〜10%の水分を含んでいる含水珪酸鉱物である点も大きな特徴です。この水分がオパール特有のやわらかい光を生み出す要因である一方、乾燥や高温によって水分が失われると、ひび割れやくもりが生じやすくなります。

逆に、湿気の多い場所では変色のリスクがあるため、温度・湿度の管理が重要です。コモンオパールを長く美しく保つためには、直射日光や極端な乾燥を避け、定期的に柔らかい布で優しく拭くなど、丁寧なケアが欠かせません。

含水珪酸鉱物とは?

「含水珪酸鉱物(がんすいけいさんけんぶつ)」とは、結晶構造の中に水分子(水 H₂O)あるいは水に関連する構成要素(例: OH⁻ 基=水酸基)を含むケイ酸塩鉱物(珪酸塩鉱物)の総称。「珪酸塩鉱物(シリケート鉱物)」のうち、特にその構造中に「水(含水)/水酸基」を持っているものを指します。

主なオパールの産地と産出国

コモンオパールは世界各地で採掘されますが、主な産地として有名なのはオーストラリアやメキシコ、アメリカ、ペルー、エチオピアなど。ペルー産のピンクオパールやブルーオパールは透明感のある色合いが美しく、人気があります。オーストラリア産は白地トーンのオパールが多く、上品でナチュラルな印象を持つのが特徴。メキシコ産はオレンジがかったウォーターオパールなどが知られており、明るく温かみのある色味が特徴です。

さらに、アメリカのネバダ州ではブルーやグリーンのコモンオパールが採れることもあります。近年ではエチオピアなどで新しい採掘地も注目されており、それぞれの土地が持つ環境の違いが微妙な色合いの変化を生み出しています。産地ごとの個性を比べるのも、コモンオパールを楽しむ1つの醍醐味といえるでしょう。

 

コモンオパールの宝石言葉とスピリチュアル効果

コモンオパールは、派手な輝きこそないものの、心を穏やかにするようなやわらかな波動を持つ石として知られています。古くからオパールは「希望」「純真」「創造性」を象徴する宝石とされ、感情のバランスを整え、内面の光を引き出すパワーがあると信じられてきました。

そのなかでもコモンオパールは、静かなエネルギーを持つ癒しの石として、持ち主の心を穏やかにし、自己肯定感を高めるサポートをするといわれています。感情の起伏を抑え、穏やかな日常を取り戻したいときに寄り添ってくれる存在です。

 

宝石言葉に込められた意味

コモンオパールの宝石言葉には、「安らぎ」「純粋」「希望」「癒し」といった意味が込められています。これは、オパールが持つ「内側から光を放つ性質」に由来しています。

プレシャスオパールのような強い虹色ではなく、あくまでも穏やかで優しい輝き。その静けさこそが「心の平和」や「内なる美しさ」を象徴すると考えられているのです。特にピンクオパールには「愛を呼び覚ます石」ブルーオパールには「心の鎮静と知恵をもたらす石」という個別の意味もあります。

また、コモンオパールは感情の乱れを整える効果があるとされ、ストレスを感じやすい人や感情表現が苦手な人におすすめの石とされています。やわらかな光を眺めることで心が落ち着き、穏やかな気持ちを取り戻す助けとなるでしょう。そのため、瞑想やヒーリングの場面でもコモンオパールは高い人気を誇っています。

 

心を癒すスピリチュアルパワー

スピリチュアルな観点から見たコモンオパールは、「自己受容」と「感情の浄化」を促すエネルギーを持つとされています。

また、コモンオパールは「過去の傷を癒す石」とも呼ばれ、トラウマや自己否定感を和らげるサポートをするといわれています。そのエネルギーは強すぎず、まるで静かな水面のように穏やか。ゆっくりと心の奥に染み込み、知らず知らずのうちに癒してくれるような優しさがあります。感情の波を静めたいとき、または自分の本音と向き合いたいときに身につけると、その効果をより強く感じられるでしょう。

 

コモンオパールの色と種類

コモンオパールは、その名の通り「ありふれたオパール」と呼ばれることもありますが、実際には多彩なカラーバリエーションを持つ魅力的な宝石です。乳白色やピンク、ブルー、グリーンなど、色合いによってまったく異なる印象を与えます。

プレシャスオパールのように虹色の輝きを見せるわけではありませんが、光をやわらかく反射する独特の質感があり、見る角度や光源によって微妙な色の変化を感じられるのが特徴の1つ。また、色ごとにエネルギーの性質や象徴する意味も異なり、ヒーリングやスピリチュアルの分野では用途に合わせて選ばれることも多い石です。

 

白・乳白色系の特徴

コモンオパールのなかでも最もスタンダードな色が、白や乳白色のタイプ。穏やかで清らかな印象を与え、上品なやわらかさを持っています。光にかざすと半透明に透けるものもあり、内側からほのかに光を放つような美しさが魅力です。白系オパールは「純粋」「平穏」「浄化」を象徴するとされ、身につけることで心をリセットし、気持ちを新たにする効果があるといわれています。

また、コーディネートの邪魔をしない優しい色調は、どのような服装にも馴染みやすく、日常使いのジュエリーとしても人気。特にオーストラリアやエチオピアで多く産出され、やわらかなミルキーカラーが特徴的です。自然な印象ながらも神秘的な存在感を放つ、まさに「穏やかな光を宿した石」といえるでしょう。

 

ピンクオパールとの関係

ピンクオパールは、実はコモンオパールの一種に分類されます。ペルーで多く産出されるこの石は、淡い桜色から濃いローズピンクまでさまざまなトーンがあり、その優しい色味から「愛と癒しの石」として世界中で人気を集めています。

プレシャスオパールのような遊色効果はないものの、ミルクを含んだようなやわらかさが印象的。また、ピンクオパールは恋愛運を高める石としても知られ、女性らしさを引き出したいときや、愛情を素直に表現したいときにおすすめです。また、ストレスや孤独感を和らげる効果があるともいわれ、精神的な安定をサポートしてくれます。見た目の愛らしさだけでなく、内面を優しく包み込むようなエネルギーを持つ点が、ピンクオパールが長年愛され続ける理由の1つといえるでしょう。

 

ブルー、グリーンなどその他のカラー

ブルー系やグリーン系のコモンオパールも、非常に人気が高いタイプです。特にペルー産のブルーオパールは、南国の海を思わせるような澄んだ青色が魅力。「癒し」「冷静」「知性」を象徴する石とされています。見ているだけで穏やかな気持ちになれることから、ストレス軽減や感情の安定に効果があるといわれ、ヒーリングストーンとしても高く評価されています。

一方、グリーンオパールは心身のバランスを整えるパワーを持ち、心の緊張をほぐしリラックスを促す石として人気です。これらの色は、ジュエリーとしても爽やかで透明感があり、季節を問わず身につけやすいのが魅力。ブルーオパールはペルー、グリーンオパールはマダガスカルやアフリカなどでも採掘され、それぞれの産地によって色味や質感が微妙に異なります。どの色も自然のエネルギーを感じさせるような、清らかで優しい輝きを放っています。

 

【由来別】コモンオパールの代表的な種類

コモンオパールとひと口にいっても、その成り立ちや産出環境によって多くの種類が存在します。石の内部構造や生成過程によって、透明度や質感、色合いが異なり、同じ「オパール」という名前でもまったく異なる表情を見せるのが魅力です。ここでは、代表的な5種類のコモンオパールについて、その特徴や見た目の違いを深掘りしていきましょう。

 

ハイアライト(玉滴石)

ハイアライトは、透明度が非常に高く、まるでガラスのような輝きを持つコモンオパールの一種。名前の由来はギリシャ語の「hyalos(ガラス)」からきており、その名の通りクリアで無色透明の外観をしています。なかには蛍光性を持ち、紫外線下で黄緑色に発光する個体もあり、コレクターの間でも人気があります。

蛍光性とは?

光を当てたときに、その光とは別の色の光を発する性質

生成過程では、地下水中のシリカ成分が岩石の隙間に沈殿して形成され、比較的浅い地層で見つかることが多いのが特徴。非常に繊細な石で、カット技術によってその透明感を最大限に引き出すことができます。神秘的で清らかな印象から、「純粋さと精神の安定」を象徴する石としてスピリチュアルな分野でも高く評価されています。

 

ウッドオパール(木化石オパール)

ウッドオパールは、古代の樹木が長い年月をかけて珪化(石化)し、内部にシリカが浸透してできたオパールです。つまり、木の化石がオパール化したもの。見た目にも木目模様が残っていることが多く、自然の力が生み出したアートのような独特の模様が特徴です。

色は茶褐色からグレー、黄土色などが中心。温かみのある落ち着いた印象を与えます。形成過程の希少性から、地質学的にも価値が高いタイプのオパールとされています。ウッドオパールは「自然との調和」を象徴し、心の安定やグラウンディング(地に足をつける意識)を促す石として人気です。木の生命力と大地のエネルギーを同時に宿しているともいわれ、持ち主の精神を穏やかに保ってくれるでしょう。

 

ガイセライト(ゲイセライト)

ガイセライトは、火山岩や沈殿物中に形成され、産地としてはメキシコ、アメリカなどが知られています。やや乳白色を帯びた不透明のコモンオパールで、やわらかな艶を持ち、陶器のような質感が特徴。見た目はシンプルながら、光を当てると表面がやわらかく反射し、静かな美しさを感じさせます。

ガイセライトは、派手さはないものの、素朴で奥ゆかしい魅力を持つため、ナチュラル志向の人にぴったりのオパールといえるでしょう。

 

メニライト(乳白オパール)

メニライトは、白やベージュを基調とした不透明なコモンオパールで、まるで陶器や卵の殻のようなやわらかい質感が特徴です。守護と癒しのシンボルとして大切にされてきました。シリカが沈殿して形成された二次的な鉱物で、表面に自然な凹凸がある個体も多く、彫刻や置石としても人気のオパール。

ヒーリング効果としては、感情の鎮静や母性的なエネルギーをもたらすとされ、特に女性の心身をサポートする石として愛されています。持つ人の内側にある優しさや包容力を引き出し、ストレスを和らげてくれる穏やかなパワーを持つ力があるとされています。

 

アゲートオパール(瑪瑙質オパール)

アゲートオパールは、オパールとアゲート(瑪瑙)が混ざり合った珍しいタイプの石。両者の特徴を兼ね備えており、オパールのなめらかさとアゲートの層状構造が融合した独特の模様が生まれます。

色は白やグレー、薄いブラウンなど。硬度が比較的高く、加工しやすいことから、カメオやカボションカットにもよく用いられます。アゲートオパールは「安定」と「調和」を象徴し、感情のバランスを整え、地に足のついた判断を助ける石と考えられてきました。自然が生み出した層の模様は2つとして同じものがなく、まさに、「自然の芸術品」と呼ぶにふさわしいコモンオパールの一種といえるでしょう。

カメオとは?

カメオとは、素材の層の色の違いを活かして立体的に彫刻したものです。人物の横顔や神話モチーフ、花、動物などが多く、ジュエリー(ペンダント・ブローチ・リングなど)として使われます。

カボションカットとは?

宝石の表面を丸く滑らかに磨き上げた、つややかなドーム状のカット方法。ファセット(多面カット)のように角を作らず、上部が丸みを帯びた曲面、下部が平らまたはわずかに湾曲しているのが特徴。

コモンオパールの価値と価格相場

価格を虫眼鏡とグラフで比較する

コモンオパールは、プレシャスオパールのような遊色効果を持たないため、一般的には価格が抑えめな宝石として知られています。しかし、そのなかにも品質や希少性によって価値の幅は大きく、色の均一さ、透明度、カット技術、産地などが評価を左右します。特にピンクオパールやブルーオパールなど、美しい発色を持つものは、装飾用やコレクションとして人気が高く、数千円〜数万円台で取引されることも。透明度の高いペルー産ブルーオパールや、均一な発色を持つピンクオパールは市場でも需要が高く、ジュエリー素材としての価値も上昇しています。

また、宝石市場においては「天然未処理」であることが価値を高める要素。なかには樹脂をしみ込ませて補強、加熱によって色味を調整した加工品も存在します。そのため、購入や査定の際は「天然かどうか」を確認することが大切なポイント。見た目が似ていても、自然の色を保ったものと人工的に処理されたものでは評価が大きく異なります。

コモンオパールは派手な輝きではなく、穏やかで上品な美しさに価値を見出す宝石。そのため、見た目だけでなく質感や光沢のやわらかさなど、全体的な印象も査定基準として重要視されます。

 

種類・色による価格差

コモンオパールの価格は、種類や色によって大きく変動します。一般的な乳白色のものは比較的安価で、1カラットあたり数百円〜1,000円程度が平均相場。一方で、ペルー産のピンクオパールやブルーオパールなど発色の良いものは、同じカラットでも数千円〜数万円と高値で取引されることがあります。特に透明度が高く、クラックやにごりのない石は希少性が高く、コレクターアイテムとしても人気です。

宝石としての価値を見極める際には、「色の深み」「透明度」「均一性」「処理の有無」といった要素を総合的に判断することが重要です。

 

希少なコモンオパールの見極め方

コモンオパールのなかでも特に価値が高いのは、「色味が濃く、ムラのない個体」や「インクルージョン(内包物)が美しく模様として映える個体」です。たとえば、ピンクオパールであればミルキーなピンクが均一に広がるもの、ブルーオパールなら透明度が高くにごりのないものが高く評価されます。また、オパール特有の艶やかさが自然に感じられるかもポイントです。過度な研磨で光沢を出した人工的な印象のものは、評価が下がる場合もあります。

さらに、サイズも重要な価値要素の1つです。大粒で均一な発色を持つ石は産出量が少ないため、カラットあたりの価格が跳ね上がるケースがあります。

逆に、原石の状態で自然な形を残したものは、加工用よりもコレクター向けとして人気です。コモンオパールは、見た目の派手さではなく「石そのものの持つ温かみやバランスの良さ」を感じ取ることが、価値を見極める最大のポイントといえるでしょう。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

コモンオパールは遊色こそありませんが、その分「色の均一さ」や「質感のなめらかさ」で査定が大きく変わります。特にペルー産のピンクやブルーは人気が高く、宝石質のものは思わぬ高値がつく場合も。鑑別書や産地証明があると、さらに評価が安定しやすいですね。

 

コモンオパールに関するよくある質問

Q&Aイメージ

コモンオパールは、プレシャスオパールのように虹色の遊色を持たない一方で、穏やかで上品な色合いを楽しめる魅力的な宝石です。やさしい印象からファッションジュエリーやヒーリングストーンとしても人気があり、最近ではスピリチュアルな観点から注目される機会も増えています。ここでは、そんなコモンオパールに関して多く寄せられる疑問に回答していきます。

 

Q. コモンオパールとプレシャスオパールの違いは何ですか?

コモンオパールとプレシャスオパールの大きな違いは、「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」の有無です。プレシャスオパールは光を当てると虹色の輝きを放ち、その幻想的な色の変化が宝石として高く評価されます。

一方で、コモンオパールにはこの遊色は見られず、ミルキーな色味や柔らかい半透明の輝きが特徴です。華やかさよりも落ち着きや温かみがあり、ピンク・ブルー・グリーンなど自然な色調を楽しむことができます。そのため、派手さを好まない方や日常使いのジュエリーとして人気が高まっています。

 

Q. コモンオパールの価値はどのように決まりますか?

コモンオパールの価値は、「色の均一さ」「透明度」「サイズ」「傷や欠けの有無」など複数の要素によって決まります。中でも色の美しさは評価を大きく左右し、ピンクやブルーなどの発色が鮮やかなタイプは特に人気が高いです。

そして、産地によっても評価が異なる点も注意が必要なポイント。人工的な処理(樹脂含浸など)が施されていない天然の個体は、希少性の高さから査定でも高く評価されやすいです。

 

Q. コモンオパールは日常使いしても大丈夫ですか?

コモンオパールはモース硬度5.5〜6.5とやや柔らかく、衝撃や乾燥、高温には注意が必要です。着用中にぶつけたり、直射日光や暖房の風に長時間さらすと内部の水分が蒸発し、ひび割れや白濁の原因になることがあります。

使用後は柔らかい布で汗や皮脂を軽く拭き取り、他の宝石や金属と接触しないよう個別に保管するのがおすすめです。乾燥しやすい環境では、湿度を保てるジュエリーボックスに収納すると安心です。オパールは「光と水の宝石」とも呼ばれるほど繊細な鉱物なので、日常使いする場合は優しく扱う意識が大切です。

 

Q. コモンオパールの浄化に適した方法はありますか?

コモンオパールは感情を落ち着かせ、自己受容を促すといわれる癒しの石です。そのため、定期的に浄化してエネルギーをリセットしてあげるのがおすすめと言われています。代表的な方法は「月光浴」や「ホワイトセージの煙による浄化」。特に月光浴は、満月の夜に窓辺などの静かな場所へ数時間置いておくだけで、やさしい光が石の波動を整えるとされています。

一方で、太陽光を使った浄化や塩・流水による方法は避けましょう。これらは退色や変質を招く恐れがあります。オパールは水分を含む繊細な鉱物であるため、扱いはできるだけ丁寧に行うことが大切です。

 

まとめ

コモンオパールは、プレシャスオパールのような虹色の輝きはないものの、穏やかで上品な光沢が魅力の宝石です。乳白色・ピンク・ブルー・グリーンなど、多彩な色合いを持ち、自然の優しさを感じさせるやわらかな輝きを放ちます。その控えめな美しさは、日常に寄り添うジュエリーとしても人気があり、スピリチュアルな癒しの象徴としても親しまれています。

また、産地や種類によって表情が大きく異なる点も魅力の1つ。ピンクオパールやブルーオパールなどの希少な色合いを持つ個体は、宝石としての価値も高く、買取市場でも注目されています。コモンオパールは水分を含む繊細な鉱物であるため、乾燥や急激な温度変化には注意が必要ですが、丁寧に扱えば長く美しさを保つことができます。

控えめで上品な輝きを放つコモンオパールは、まさに「静かな癒し」を象徴する宝石。日常に穏やかさと安心感をもたらしてくれる存在として、永く愛され続ける理由がここにあります。

 

「おたからや」でのパールの参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「パール」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像 商品名 参考買取価格
ミキモト 真珠(ブラックパール) リング ミキモト 真珠(ブラックパール) リング 107,000円
タサキ デンジャーシグネチャー 真珠(パール) リング タサキ デンジャーシグネチャー 真珠(パール) リング 206,000円
Pt・Pm900 真珠・パール ダイヤ リング Pt・Pm900 真珠・パール ダイヤ リング 416,000円
ミキモト 真珠(パール) ネックレス ミキモト 真珠(パール) ネックレス 72,000円
Pt・Pm900 真珠・パール ダイヤ イヤリング 16.7g Pt・Pm900 真珠・パール ダイヤ イヤリング 16.7g 109,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

 

コモンオパールの買取なら「おたからや」へ!

コモンオパールを安心して売却するなら、宝石の査定実績が豊富な「おたからや」がおすすめです。全国に店舗を展開し、経験豊富な査定員が最新の市場相場をもとに丁寧に査定を行います。コモンオパールのように個体差が大きい宝石でも、色・透明度・産地・加工状態などを総合的に判断し、適正価格を提示。ジュエリーのデザイン性や貴金属の価値も加味したトータル査定が「おたからや」の強みです。

また、査定は無料で、キャンセル料なども一切不要。大切なオパールを信頼できるプロに見てもらいたい方は、ぜひ「おたからや」での査定を検討してみてはいかがでしょうか。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

コモンオパールは控えめな輝きの美を理解できる査定士に見てもらうのが重要です。産地・透明度・天然かどうかをしっかり見極める店舗を選ぶことで、納得できる価格につながります。

 

オパールの買取情報はこちら

 

おたからやの宝石買取
査定員の紹介

岩松 査定員

  • 趣味

    旅行、読書

  • 好きな言葉

    日々是好日

  • 好きなブランド

    ダイヤモンド・宝石

  • 過去の買取品例

    10カラットダイヤモンド

  • 資格

    GIA G.G.取得

おたからやでは毎日大小合わせて約数百点の宝石を査定しております。宝石はダイヤモンドの4Cをはじめとして色や形、重さ蛍光性など様々な要素で評価額が大きく変わります。おたからやは自社でオークションを行っており、日々の宝石の需要に敏感に対応することができます。 査定に関してもプロのスタッフやダイヤモンドテスターなどの専門の査定具を完備しているため、全国の店舗ですぐに正確な査定が可能です。 気になるお品物がございましたら是非おたからやをご利用ください。

その他の査定員紹介はこちら
ダイヤモンド・高級ジュエリーの相場高騰中!
ダイヤモンドなどの高級ジュエリーは安定した価格を保っており、資産運用としても高い価値をもっています。さらに近年の相場高騰の影響で買取価格も大幅に上昇しており、まさに今が売却のベストタイミングといえます。
ダイヤモンドなどの宝石の高価買取は「おたからやへ」

\ 期間限定!キャンペーン実施中!/

本日最終日! 10/26(日)まで!

おたからやキャンペーン画像 期間限定キャンペーン実施中

キャンペーンの詳細はこちら

10/26(日)まで!
高価買取キャンペーン開催中!
× おたからやキャンペーンポップアップ画像 期間限定キャンペーン実施中 おたからやキャンペーンポップアップ画像 期間限定キャンペーン実施中

※抽選はお一人様1回までとなります。 ※当選者様へはキャンペーン終了後1ヶ月以内にDM発送にてご連絡いたします。 ※DM送付不可のお客様は当キャンペーンの抽選対象外となります。 ※当選金の受け取り方法は、DMに記載の「問い合わせ窓口」へお問い合わせください。受け取り方法をご案内いたします。 ※DMに記載の期限内にお問い合わせいただけない場合は、当選辞退とさせていただきます。予めご了承ください。 ※他キャンペーンとの併用はできません。 ※ご不明な点がございましたら査定員またはお電話にてお問い合わせください。

\査定金額アップの今が狙い目!/
ご相談・お申込みはこちら
CBポップアップ電話 CBポップアップメール査定SP
×閉じる
ご相談、お申し込みはこちら 通話料無料

【受付時間】8:00~21:00 ※年中無休

CBポップアップメール査定PC
×閉じる

関連記事

タグ一覧

お持ちのお品物のお値段、知りたくありませんか?

高価買取のプロ「おたからや」

無料でお答えします!

通話料無料すぐに繋がります!

0120-555-600

【受付時間】8:00 〜 21:00 ※年中無休

通話料無料!すぐ繋がるから便利な電話相談

【受付時間】8:00 〜 21:00 ※年中無休

24時間いつでも受付中!ご相談だけでも大歓迎

店頭買取

査定だけでもOK!

店頭買取

おたからやの店舗数は全国1,550店舗以上(待機店舗を含む)で、数ある買取店の中でも最多を誇ります。日本全国津々浦々で地域密着の買取サービスを展開しております。査定だけでも構いません。お近くの店舗までお気軽にお越しください。

最寄りのおたからやを探す
出張買取

査定だけでもOK!

出張買取

高価買取店おたからやでは、出張料・査定料・買取手数料がすべて無料の「無料出張買取」を行っております。ご訪問からご成約までは最短30分。査定だけでも大歓迎です。各種キャンペーンも随時実施しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

出張買取の詳細はこちら

おたからやの買取商品から探す