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エルメスのスカーフの選び方とは?人気のサイズ・柄・色を専門家が解説

エルメスのスカーフの選び方とは?人気のサイズ・柄・色を専門家が解説

※下記の画像は全てイメージです

エルメス(HERMÈS)のスカーフは、高品質な素材と芸術的なデザインで世界中の人々を魅了し、愛され続けているラグジュアリーアイテムです。また、一枚纏うだけで装いの格を上げてくれるそのスカーフは、世代や性別を問わず多くの人に愛用されています。

しかし、豊富なサイズや柄、色展開があるため、初めて購入する際にはどれを選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで本記事では、エルメスのスカーフの歴史や魅力、種類や人気の柄、選び方のポイントについて詳しく解説します。さらに、スカーフの巻き方や売却時の注意点もご紹介しますので、ぜひ購入や売却前の参考にしてみてください。

Contents

エルメスのスカーフ誕生の歴史

本

エルメスのスカーフは、1937年に3代目社長エミール・エルメスの部屋に飾られていた水彩画を参考に誕生しました。以来85年以上にわたり世界で親しまれ、1,500種を超える意匠が生まれています。

最初の代表作「カレ」はエリザベス女王の愛用品として知られ、葬儀では生前の所縁の品として供えられました。2001年には菱形の「ロザンジュ」、2003年には細長いリボンのような形の「ツイリー」が加わり、展開が一層広がりました。

こうして誕生から現在に至るまで、用途や装いに応じた多彩なサイズと形状が揃い、コレクションは時代とともに更新され続けています。この歴史は、ブランドの美意識を体現し、贈り物としても自分用としても長く選ばれてきました。

エルメスのスカーフの魅力

エルメスのスカーフ

エルメスのスカーフには、他のブランドにはない独自の魅力があります。最高級の素材や職人技、長い製作期間を経て生み出されるスカーフは、単なるファッションアイテムを超えた価値を持っています。

その魅力はまさに唯一無二であり、持つ人は特別な喜びを感じられるでしょう。ここでは、エルメスのスカーフが多くの人を惹きつける理由について解説します。

高品質な素材を使用している

エルメスのスカーフは、最高級の素材が使用されていることで知られています。エルメスが選び抜くシルク生地は繊維が非常に細かく、しなやかで美しい光沢を放つ最高品質のものです。

エルメスのシルクはブラジルに移り住んだ日本人が作ったブラタク製糸株式会社(BRATAC)製です。同社のシルク糸は、軽やかさと丈夫さを兼ね備えた高品質なものに仕上がっています。

また、季節に応じてカシミヤとシルクの混紡素材など高級素材も積極的に採用されており、秋冬には暖かく滑らかな風合いが楽しめます。こうした厳選素材のおかげで、エルメスのスカーフは使うたびに贅沢な気分を味わえる逸品となっているのです。

職人が繊細な作業で仕上げをしている

エルメスのスカーフは熟練した職人の手によって丁寧に仕上げられます。美しい柄を生み出すため、伝統的なシルクスクリーン技法で一色ずつ版を作り、何十回も色を重ねてプリントしています。その工程では30枚以上の版を用いることもあり、大変手間のかかる作業です。

さらに特徴的なのは、縁を手で巻きかがる「ルロタージュ」という仕上げです。熟練の職人がスカーフの端をくるくると巻いて縫い留めることで、各スカーフにわずかなサイズ差が生じますが、これは手仕事ならではの味わいと言えるでしょう。

こうした繊細な工程を経ることで、スカーフは芸術作品のような完成度に達し、工業製品では味わえない温かみと高級感が生まれています。

長い時間をかけて作られる

エルメスのスカーフは完成までに非常に長い時間を要することでも有名です。デザインの企画段階から製造に至るまで、およそ2年もの歳月がかかります。デザイナーが図案を練り上げ、何度も試作を重ねて色柄を決定し、その後型の製作やプリント工程を経てようやく製品が完成します。

一枚のスカーフのために多くの手作業の工程が含まれており、総力を上げて最高の一枚を作り上げているのです。

時間を惜しまずクオリティを追求するこの姿勢が、エルメスのスカーフの揺るぎない品質と特別なオーラを支えています。こうした長い時間をかけることで、唯一無二のクオリティが実現しているのです。

高い芸術性がある

エルメスのスカーフは単なる服飾品にとどまらず、そのデザインは芸術作品として高い評価を得ています。著名なアーティストやデザイナーが手がける緻密で独創的な図柄は、身に着けずに飾りたくなるほど美しく、見る者を魅了します。

多くのデザインが世界中のアーティストによって生み出されており、それぞれ異なるテーマや世界観が表現されています。そのため、柄ごとに異なる魅力があり、コレクションする楽しみも格別です。

伝統的な馬具モチーフから自然、建築、神話まで、多彩なテーマが描かれており、それぞれのスカーフが物語性を帯びたアートと言えるでしょう。

さまざまなシーンで着用できる汎用性がある

エルメスのスカーフは汎用性にも優れており、さまざまなシーンで活躍します。首に巻いてエレガントなアクセントにしたり、ヘアアクセサリーやバッグのハンドルに結んでカジュアルなおしゃれを楽しんだりと、1枚で多彩なアレンジが可能です。

サイズや形状のバリエーションも豊富なため、季節や装いに合わせて自在にコーディネートでき、自分らしいスタイルを演出できます。

1枚持っておけば、オフィスカジュアルから休日のリラックスした装いまで幅広く重宝するでしょう。このように1枚でさまざまな役割を果たすため、一度使うと手放せないという人も多いほどです。

 

  • おたからや査定員のコメント
土方

エルメスのスカーフは、極細シルクの艶と手巻き縫いの温もりが調和し、身に着けるたび肌に滑らかに寄り添ってくれます。首元はもちろん、バッグや髪にひと巻きすれば気分も高まるでしょう。

使うほどシルクが肌になじみ、色の重なりが奥行きを深めるため、世代を越えて愛用される価値があります。贈り物にも自信を持って薦められる名作です。

 

エルメスのスカーフの選び方

選ぶ人

エルメスのスカーフを選ぶ際には、いくつか考慮すべきポイントがあります。用途や好みのデザイン、希望のサイズなど、人によって重視する点はさまざまでしょう。選択の際に注目すべき点は主に「用途」「デザイン」「サイズ」の3つです。

ここでは、自分にぴったりのエルメスのスカーフを見つけるための選び方のポイントをご紹介します。ぜひ購入時の参考にしてください。

用途を決める

まず、スカーフをどのような用途で使いたいかを明確にしましょう。普段のファッションに取り入れたいのか、パーティーやフォーマルな場面で使用したいのかなど、場面によって適したスカーフの種類や素材が変わります。

用途をイメージすることで、おのずと選ぶべきサイズやデザインの方向性が見えてくるでしょう。例えば、日常で使う際は汚れが目立ちにくく扱いやすい色柄が安心です。

パーティーなどで使用する場合は光沢のあるシルク素材に華やかな柄のカレ90で顔周りを明るくすると映えます。バッグのハンドルに巻くなら細長いツイリーが最適です。

デザインで選ぶ

エルメスのスカーフは、実に多彩なデザインが揃っています。伝統的な馬具や馬をモチーフにしたクラシックな柄から、花や動物、建築物、神話、抽象画のような現代的デザインまで、バリエーションは豊富です。

その中から身に着けるだけで気分が上がるような、お気に入りのモチーフやカラーリングのスカーフを探してみましょう。

また、ファッションとの相性も考慮して、手持ちの洋服に合わせやすい色合いやテイストを選ぶと長く愛用できます。エルメスらしいクラシックな雰囲気が好みなら馬具柄がおすすめですし、モダンなスタイルには抽象的でポップなデザインも良いでしょう。

サイズで選ぶ

スカーフのサイズ選びも重要なポイントです。エルメスでは、代表的な90cm角の「カレ」のほか、細長い「ツイリー」や小ぶりな「プチカレ」、肩に羽織れる大判サイズの「カレジェアン」、菱形の「ロザンジュ」など、さまざまなサイズ・形状が展開されています。

首に巻く定番スタイルを楽しみたいならカレがおすすめですし、バッグに結んだり細かなアレンジをしたいならツイリーが適しています。

大判のスカーフはショールのように使えるため、防寒や華やかな装いにも活躍します。このように、自分の使い方に合ったサイズを選ぶことで、スカーフをより有効に活用できるでしょう。

スカーフの種類と特徴を解説

エルメスのスカーフには、形状や大きさによっていくつかの種類があります。伝統的な正方形の「カレ」、細長い「ツイリー」、菱形の「ロザンジュ」など、大きさや形ごとに呼び名が異なり、それぞれ使い勝手や雰囲気も変わります。

ここでは、代表的なスカーフの種類とその特徴について解説します。それぞれに異なる魅力があり、使うシーンやスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。

最も定番で万能な「カレ」

カレ

「カレ」はエルメスのスカーフを象徴する存在で、正方形のシルクスカーフです。特に90cm×90cmのカレ90は1937年に初登場して以来、エルメスの伝統を受け継ぐ定番サイズとして世界中で愛されています。

首や肩に巻いたり、バッグに結んだり、アレンジ次第で多様な使い方ができる万能さが魅力です。また、デザインの種類も豊富で、春夏と秋冬のシーズンごとに新作が発表されるため、コレクション性も高いアイテムと言えます。

エルメスのスカーフと言えばまずこのカレ90を指すことが多く、エルメスファンなら一枚は持っておきたい定番サイズです。

バッグや首元のアクセントに最適な「ツイリー」

ツイリー

「ツイリー」は細長いリボン状のスカーフで、幅約5cm・長さ約86cmほどの小さめサイズが特徴です。2003年に登場した比較的新しいタイプで、バッグのハンドルに巻き付けたり、リボンのように首や手首に結んだりと、アクセント使いに最適です。

カレより価格も手頃で、豊富なカラーバリエーションが展開されているため、エルメスのスカーフの入門編としても人気があります。

その細さゆえコーディネートに取り入れやすく、小さなスカーフながら巻き付けるだけでエルメスならではの華やぎをプラスできるため、複数の柄を集めて気分に合わせて使い分ける楽しみもあります。

小さいサイズで使いやすい「プチカレ」

カレには90cm以外にも小さいサイズがあり、45cmのものが「プチカレ」と呼ばれます。小ぶりながらもエルメスならではの上質なシルクに美しいデザインが施されており、日常使いしやすいサイズ感です。

首に軽く巻いたり、バッグに結んだり、ポケットチーフ代わりにしたりと、主張しすぎないエレガントなおしゃれを楽しめます。

コンパクトな分、価格もカレ90より抑えめで、気軽にコレクションに加えやすい点も魅力です。

羽織ることもできる大判の「カレジェアン」

カレジェアン

「カレジェアン」は巨大なカレスカーフを意味し、約140cm角などの大判サイズのスカーフです。シルクとカシミヤの混紡素材で作られたものも多く、柔らかな肌触りと保温性を備えています。

その大きさを活かしてショールやポンチョのように羽織ったり、ボリュームのある首巻きにしたりと、ファッションの主役にもなり得る存在感があります。ドレスのように身体を包むこともできるので、エレガントな防寒アイテムや旅行のお供としても重宝するでしょう。

代表的なカレジェアンは140cm角で、カシミヤ70%・シルク30%の混紡素材が用いられることが多く、保温性と軽さを兼ね備えています。

アレンジをして着用しやすいロザンジュ

「ロザンジュ (Losange)」は菱形(ダイヤモンド形)のスカーフで、2001年に当時のアーティスティックディレクターだったマルタン・マルジェラによって導入されました。

両端が尖った独特の形状で、首に巻くと三角巾のように収まり、簡単におしゃれなアレンジが楽しめます。カシミヤ混の素材が使われていることが多く、軽く暖かいため季節を問わず活用できるのも魅力です。

一般的なスカーフと一味違うシルエットがコーディネートのアクセントとなり、他人と差をつけたい方にも人気があります。なお、「ロザンジュ」とはフランス語で菱形の意味で、その名の通り独特の形が印象的です。

エルメスのスカーフの人気な柄

スカーフ

エルメスのスカーフは、その柄(デザイン)の豊富さでも知られています。馬具工房に由来するエルメスらしく、馬具や馬をモチーフにした伝統的なデザインは根強い人気がありますが、それ以外にも現代的でユニークな柄が数多く展開されています。

伝統と遊び心が融合したエルメスならではのデザインは、見ているだけでも心躍るものばかりです。ここでは、特に人気の高いスカーフの柄をいくつかご紹介します。

ペル・メル・セリエ

「ペル・メル・セリエ」は、エルメスの伝統を感じさせる馬具モチーフのスカーフです。鞍や鐙(あぶみ)、鞭、馬着といった乗馬用品が巧みに描かれており、さらに洋服やブーツ、帽子、バッグなどのアイテムがちりばめられています。

右下には可愛らしい馬の顔ものぞいており、遊び心あふれる構図が特徴です。エルメスらしいクラシックな雰囲気とユーモアが融合したデザインで、カレ70サイズを中心に複数のカラーバリエーションが展開されています。

モダンなバックル

「モダンなバックル」は、2023年秋冬コレクションで発表された新しい柄です。エミール・エルメス(三代目社長)が収集したヴィンテージのバックル(留め金具)にインスピレーションを得てデザインされており、伝統的な馬具モチーフを現代的な解釈で描いています。

70cm角のカレなどで展開され、クラシカルな要素とモダンなデザインの融合が魅力の一枚です。エルメスの歴史と革新性が感じられる柄として、発表後すぐに大きな注目を集めました。バックルというメカニカルなモチーフを用いながら上品さも備えており、伝統柄を新鮮に楽しみたい方におすすめです。

コンプリケーション・エケストル

「コンプリケーション・エケストル」は、2024年秋冬コレクションで登場した華やかなデザインです。デザイナーのオクターヴ・マルサルが手がけたもので、馬の横顔をヴィンテージの馬車や乳母車、馬具パーツなど複数のモチーフで構成し、一種のだまし絵のように表現しています。

90cm角のカレとして発表され、躍動感あふれる構図と鮮やかな色使いが目を引きます。カラーバリエーションも豊富で、同じ柄でも配色の違いで異なる印象を楽しめる点も人気の理由です。登場直後からそのユニークさが話題となり、コレクター心をくすぐる一枚となりました。

イズ・ディス・ア・ラブストーリー?

「イズ・ディス・ア・ラブストーリー?」は、ユニークな名前が示す通り、馬たちの恋物語を描いた愛らしいデザインです。夜の馬小屋を舞台に、2頭の馬が「君の馬房番号を教えてくれない?」とロマンチックな言葉を交わす微笑ましい様子が表現されています。

馬だけでなく蹄鉄やベルトなどの馬具も随所に配され、エルメスらしい世界観を醸し出しています。70cm角のカレで展開され、可愛らしさと遊び心にあふれる柄として人気を博しています。馬たちの恋模様というストーリー性豊かなテーマが珍しく、見ているだけでほほ笑ましくなるようなデザインです。

シュヴォー・アン・リベルテ

「シュヴォー・アン・リベルテ」は、ツイリーサイズで展開されている軽やかなデザインです。異なるポーズで駆ける馬たちが連続して描かれており、水彩画のような柔らかなタッチが特徴。疾走する馬の姿に動きが感じられ、見ているだけで躍動感が伝わってきます。

フランス語で「自由な馬たち」を意味するタイトル通り、生命力あふれる馬たちの姿が印象的な一枚です。可愛らしさと芸術性を併せ持つこの柄は、特に女性に人気が高く、細長いツイリーに描かれているためバッグやヘアアレンジにも取り入れやすい点が魅力です。エルメスならではの遊び心が光るデザインとして、多くのファンを魅了しています。

ローブレジェール

「ローブレジェール」は、2022年に発表された華やかなスカーフで、馬のシルエットを色とりどりの花や草木で形作った独特のデザインです。全身の馬がカラフルなフローラルモチーフで描かれており、その繊細な表現には高度なプリント技術が伺えます。

スカーフとして身に着けるだけでなく、インテリアとして飾りたくなるほど芸術性が高く、中古市場でも価値が認められている注目の柄です。フランス語で「軽やかな衣装」という意味の名の通り、花々に彩られた馬の姿が軽やかでエレガントな印象を与えます。伝統的な馬モチーフに現代的な美しさを加えた一枚として、多くのファンを魅了しています。

フォーブル・シティ

「フォーブル・シティ」は、エルメスの拠点都市である東京・ニューヨーク・上海の街並みをモチーフにした幻想的なデザインです。それぞれの都市の風景の中にエルメスの馬車ロゴがさりげなく描かれており、乗客を乗せず静かに佇む馬車が見る人の想像力をかき立てます。

シルク100%素材のカレ70で展開され、職人による手巻き縁(ルロタージュ)仕上げが上品な質感を与えています。エルメスファンにとって聖地とも言える店舗の情景が盛り込まれており、都会的で洗練されたセンスが光る一枚です。各都市の雰囲気とエルメスのエッセンスが融合した独創的な柄で、コレクターにも人気があります。

エルメス・フラッグシップ

「エルメス・フラッグシップ」は、中央に大きな旗を掲げた帆船が描かれた壮大なデザインです。デザイナーのディミトリ・リバルチェンコが望遠鏡越しに船を眺める視点で描いており、船の周囲にはギリシャ神話の神々が配されています。

神秘的でありながら大胆な構図が印象的で、90cm角のカレとしてさまざまな配色バリエーションが展開されています。鮮やかなマルチカラーからモノトーン調まで揃い、その豪華な図柄は身に着けるだけでなく鑑賞するだけでも満足感を与えてくれます。

旗艦店を意味する「フラッグシップ」の名にふさわしく、エルメスの壮大な世界観を感じさせるデザインです。

モンサンミッシェル

「モンサンミッシェル」は、フランスのサン・マロ湾に浮かぶ世界遺産モンサンミッシェルを描いたスカーフです。荘厳な修道院とその周囲の情景が細部まで美しく表現されており、歴史とロマンを感じさせるデザインとなっています。

現在、この柄は新品では入手困難ですが、その美しいデザインと芸術的価値の高さから中古市場でも高い人気を誇り、手に入れること自体がステータスとも言える希少な一枚です。

荘厳な風景がスカーフいっぱいに広がり、身に着ければまるで芸術作品を纏っているような感覚を味わえるでしょう。美しい景観を布に描き出したロマンあふれるデザインで、コレクターからも高く評価されています。

アルネ・ドゥ・クール

「アルネ・ドゥ・クール」は、日本人デザイナー野村大輔氏が手がけた人気デザインです。1804年に建築家フォンテーヌとペルシエが描いたデッサンに着想を得ており、2頭の馬が戯れる微笑ましい様子を繊細なタッチで表現しています。

伝統的な馬モチーフに優しい物語性が加わったこの柄は、発表以来時代を越えて愛され続けています。2025年春夏コレクションでは新たなアレンジが加えられた新作も登場予定で、その人気と魅力が色褪せないことを示しています。

馬たちの無邪気な姿が見る人の心を和ませ、ほのかな可愛らしさを添えるデザインが幅広い世代に支持されています。

BINGATA(紅型)

「BINGATA(紅型)」は、日本人デザイナー日高夏野氏が手がけたツイリー柄です。沖縄の伝統的な染色技法「紅型」にインスパイアされており、鮮やかな紅色や南国のモチーフがエルメスの世界観に融合されています。

和のエッセンスとエルメスの洗練が見事に調和したデザインで、特に海外のファンからも高い評価を受けています。伝統工芸とラグジュアリーメゾンの融合という希少な一枚で、日本文化の魅力をエルメス流に昇華させた独自性が光る逸品です。

オルフェウスの魅力に誘われて

「オルフェウスの魅力に誘われて」は、ギリシャ神話の吟遊詩人オルフェウスをテーマにしたスカーフです。音楽の魔法に魅了された動物たちが多数描かれており、馬、ライオン、ヘビ、チーター、トラなど実に多彩です。

まるで、オルフェウスの奏でる調べに聴き入って集まったかのように、生き生きと描かれた動物たちの様子が印象的で、見る人を幻想的な世界へ誘います。

素材にはカシミヤ70%・シルク30%の上質な混紡が用いられ、季節を問わず心地よく使える実用性も兼ね備えています。

船乗りのタトゥー・バンダナ

「船乗りのタトゥー・バンダナ」は、海をテーマにした雄大なスカーフです。海神ネプチューンの馬をはじめ、古代の帆船やヘラクレスの柱、可愛らしいイルカなど、海にまつわるさまざまなモチーフがちりばめられています。

カシミヤとシルクの混紡による大判カレジェアンに描かれており、細部まで緻密に表現された図柄は圧巻です。さらに、外縁には伝統的なバンダナ柄があしらわれ、海の世界観とヴィンテージ感が絶妙に融合しています。

一部には職人が手作業でプリーツ加工を施した特別仕様も存在し、美しい立体感が楽しめる希少なバリエーションとなっています。

エルメスのスカーフの巻き方やアレンジ方法

スカーフ

エルメスのスカーフは、巻き方やアレンジ次第で表情が大きく変わります。首に巻く際は、バイアス折り(斜めに細長く折って)で細くし、シンプルに結ぶだけでもエレガントに決まります。

他にも、頭に巻いてヘアバンドやターバン風にしたり、腰に巻いてベルトとして使ったり、大判なら肩に羽織ってショールのようにしたりと、活用法は無限です。

ツイリーでリボン結びを作ってバッグに飾れば、バッグの印象もぐっと華やぎます。巻き方ひとつで印象が変わるので、ぜひ色々なアレンジに挑戦して、自分ならではのおしゃれを楽しんでください。

エルメスのスカーフを売却する際のポイント

査定員の女性

エルメスのスカーフは高価なアイテムだからこそ、手放す際にはできるだけ良い条件で売却したいものです。中古市場でも人気が高く、高値で取引されることもありますが、そのためにはいくつか押さえておきたいポイントがあります。

特にスカーフは状態や付属品の有無で査定額が大きく変わるため、少しの工夫で買取価格を高めることも可能です。ここからはエルメスのスカーフを売却する際に抑えたいポイントをご紹介いたします。

状態をきれいにしておく

まず、スカーフのコンディションは買取価格に直結する重要な要素です。日頃から丁寧に扱い、シミや汚れ、ほつれなどを防ぐよう心がけましょう。長期間保管する際は、防虫剤を入れたり湿気を避けたりして、生地を良好な状態に保つ工夫も必要です。

畳みじわが深くつかないよう、定期的に広げて風通しをよくするなど、メンテナンスしておくようにしましょう。売却前には必要に応じてクリーニングやアイロン掛けを行い、美しい状態に整えておくことが大切です。

特にシルク素材はデリケートなので、自分で手入れする際は取扱い表示に従い慎重に行います。状態が良好であればあるほど、査定評価も高まる傾向にあります。

付属品を保管しておく

購入時の付属品は、可能な限り保管しておきましょう。これらが揃っていると真贋判定がしやすくなるだけでなく、コレクターにとって付加価値となり、買取価格が上がる場合があります。特にエルメスのスカーフはギフトとして購入されることも多いため、箱付きの美品は中古市場で高い人気があります。

付属品が揃っていることは買い手にも安心感を与え、結果的に高価買取につながりやすくなります。売却を見据えるなら、日頃から付属品も大切に保管する習慣をつけておくと良いでしょう。

信頼できる買取店に持ち込む

売却先として、エルメスなど高級ブランドの取扱い実績が豊富な信頼できる買取店を選ぶことも重要です。専門知識を持った鑑定士が在籍する店舗であれば、スカーフの希少価値や状態を正当に評価してもらえるでしょう。

逆に、市場相場を知らずに個人間で売買すると、本来の価値より低い価格で手放してしまう恐れもあるため注意が必要です。エルメス製品の市場動向に詳しい買取店であれば、限定品や人気柄の価値もしっかり見極めて査定してくれるので安心です。

「おたからや」では店舗にプロの鑑定士が常駐しており、ご来店いただければ現物を細部まで確認した上で無料で査定を実施します。査定は最新の相場情報と自社成約データを照合して行い、どの点が評価に影響したかをその場で丁寧にご説明します。

付属品が揃わない場合でも、素材や状態、流通性を総合的に評価できる体制を整えているのでご安心ください。納得いただければ当日中の現金の受け渡しが可能です。査定のみのご相談も歓迎しておりますので、どうぞお気軽に店頭へお越しください。

まとめ

エルメスのスカーフは、その歴史や品質、デザイン性の高さから長年にわたり愛され続ける特別なアイテムです。豊富なサイズや柄が展開されており、自分に合った一枚を選ぶ楽しさも格別です。

本記事ではエルメスのスカーフの魅力から選び方、種類、人気柄、巻き方や売却時のポイントまで幅広く解説してきました。お気に入りのスカーフを手に入れたら、ぜひさまざまなアレンジで日々の装いに取り入れてみてください。

そして、もし手放す時が来ても、適切な方法でその価値を次の人へつなげましょう。エルメスのスカーフは、一枚持っているだけであなたのファッションに良いアクセントをもたらしてくれるでしょう。

「おたからや」での「エルメスのスカーフ」の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「エルメスのスカーフ」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像 商品名 参考買取価格
エルメス カレジェアン スカーフ シルク カシミヤ マルチカラー エルメス カレジェアン スカーフ シルク カシミヤ マルチカラー 89,000円
エルメス カレジェアン スカーフ シルク カシミヤ エルメス カレジェアン スカーフ シルク カシミヤ 88,000円
エルメス カレ140 スカーフ ブルー エルメス カレ140 スカーフ ブルー 69,300円
エルメス カレ90 スカーフ ピンク×ホワイト エルメス カレ90 スカーフ ピンク×ホワイト 50,000円
エルメス マサン・マサン カレ90 スカーフ オレンジ×ブラウン エルメス マサン・マサン カレ90 スカーフ オレンジ×ブラウン 29,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

エルメスのスカーフは上質なシルクの光沢と緻密なプリントが魅力で、保存状態やタグの有無で査定に差が出ます。色褪せやシミ、折りジワを避け、直射日光や高温多湿を避けて風通しの良い場所で保管してください。

購入時の付属品が揃っていると再販時の評価が安定します。鑑別書や購入履歴があれば希少柄や限定色も有利になるので、高額査定が期待できるものは専門店で買取依頼をするのがおすすめです。

 

  • おたからや査定員のコメント
土方

エルメスのスカーフは上質なシルクと精緻なプリントワークが魅力で、巻き方や保管で表情が大きく変わる一点です。縫製の仕上げやエッジの状態、染めの発色は鑑定で重視され、使用による摩耗や色褪せは評価に影響します。しかし、限定カレや初期ロットは流通が薄く市場での需要が根強いため高評価になりやすいです。

 

エルメスのスカーフの買取なら「おたからや」

「おたからや」では、「カレ90」や「ツイリー」、「カシミール」まで幅広く買取に対応しています。柄の希少性・色彩の鮮やかさ・織りの状態・ほつれや色褪せ・シミの有無などを専門鑑定士が丁寧に検査いたします。その後、国内外リセール市場の最新相場を反映した高水準の査定額をご提示することが可能です。

保管状態や製造年による希少性も評価対象としており、付属品がなくても真贋と価値を正確に見極める体制が整っているため安心です。査定は完全無料・予約不要、ご成約後は最短即日で現金化いたします。大切なエルメスのスカーフを納得の価格で手放したい方は、豊富な実績を誇る「おたからや」へ、ぜひご相談ください。

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    ゴルフ

  • 好きな言葉

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  • 好きなブランド

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