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オールドグッチは、そのヴィンテージ感と独自のデザインから高い人気を集めています。しかし、年々巧妙になる偽物の存在に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
「本物かどうか分からない」「シリアルナンバーが見当たらない」と不安に感じるのも当然です。
この記事では、オールドグッチの偽物と本物の違いや、見分けるための具体的なチェックポイントを詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
Contents
オールドグッチとは?
オールドグッチとは、1950年代〜1990年代初頭に製造されたグッチのヴィンテージアイテムです。近年、その独特なデザインと希少価値から人気が再燃しています。ここでは、年代ごとの特徴や、現行品にはない魅力について解説します。
オールドグッチの定義と年代別の特徴
オールドグッチとは、1950年代〜1990年代初頭までに製造されたグッチのヴィンテージ品を指します。
とくに注目されるのは、創業家であるグッチオ・グッチの孫、パオロ・グッチやアルド・グッチがデザインを手がけた時代のコレクションです。この時期は、シェリーラインやGG柄、アクセサリーコレクションといった象徴的な要素が多く登場しました。
また、製造国がイタリアに限定されており、品質や素材において高い水準が保たれているのも特徴です。現行品と比べてタグやシリアルナンバーの仕様が異なることも多く、真贋を見極めるうえで時代背景を理解することは非常に重要です。
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オールドグッチが人気の理由
オールドグッチが人気を集めている背景には、現行モデルにはない「クラシックで個性的なデザイン」があります。とくに1970〜80年代のグッチは、職人技が光るディテールや素材の高級感が魅力です。
現代のファッションと組み合わせても違和感がなく、独自性のあるスタイルを作ることが可能です。また、当時の製品は生産数が限られており、希少性が高い点もコレクターやファッション愛好家に支持されています。
中古市場での価値も安定しており、資産価値のあるアイテムとしても注目されています。さらに、現行品では再現されないブランドロゴや刻印の違いも、愛好家の心をくすぐるポイントです。
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- おたからや査定員のコメント
オールドグッチは、現行モデルにはないクラシックなデザインや職人技が高く評価され、国内外問わず根強い人気があります。特に1970〜90年代のラインは、当時のグッチらしい個性が感じられ、ファッション感度の高い方からの需要も増加中です。状態が良ければ高額査定も十分に可能ですし、多少の使用感があってもヴィンテージらしい風合いとして評価されることもあります。レアなモデルであればプレミア価格がつくこともありますので、ぜひ一度ご相談ください。
オールドグッチの市場価値
オールドグッチの市場価値は、状態やレア度にもよりますが約5,000円〜25,000円です。オールドグッチは、ファッション性だけでなく資産性の観点からも高く評価されています。
特に1970〜1980年代に製造されたアイテムは、希少価値の高さや当時の職人技が評価され、市場での取引価格が安定して高水準を保っています。さらに、人気モデルや保存状態が良好なものは、国内外のヴィンテージ市場で数十万円以上の値がつくことも珍しくありません。
一方で、真贋が曖昧なものやダメージが大きい品は評価が下がる傾向にあるため、価値を正確に判断するためには専門的な鑑定が必要不可欠です。
オールドグッチの偽物を見分けるべき理由
オールドグッチは偽物の流通が多く、真贋を見極められないと損をするリスクが高まります。特に買取査定では、本物でなければ価格が付かないこともあります。大切な資産を守るためにも、見分け方の知識が重要です。
偽物の流通が多い
近年、フリマアプリやオークションサイトを中心に、オールドグッチの偽物が数多く出回っています。特に1970〜80年代の人気モデルは需要が高いため、精巧なコピー品が増加傾向にあります。
正規品とは異なる素材や縫製でも、写真や簡易説明では見抜けないほどの精度を持つ場合もあり、購入者が気付かないまま入手してしまうことも少なくありません。販売者が偽物と気づかず出品しているケースもあるため、消費者自身が正しい見分け方を知っておくことが求められます。
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買取査定で価値がゼロになる可能性がある
オールドグッチが偽物だった場合、買取査定に出しても「買取不可」となることが一般的です。ブランド品の査定では真贋の確認が最も重要視されており、偽物と判定された時点で市場価値はゼロとみなされます。
たとえ見た目が本物に酷似していても、刻印や素材、縫製のわずかな違いが査定士に見抜かれ、価値が認められないことが大半です。信頼性ある買取店を利用し、事前に本物かどうかを見極めておくことが、自身の資産を守るうえでも非常に大切です。
オールドグッチの偽物の見分け方
オールドグッチはヴィンテージ人気に伴い、精巧な偽物も多く出回っています。特にロゴ、刻印、シリアルナンバーなどの細部に注目すれば、真贋を見分けやすいでしょう。ここでは重要なチェックポイントを解説します。
ロゴや刻印の違いを確認する
オールドグッチの真贋を見極めるうえで、ロゴや刻印は非常に重要な判断材料です。偽物はフォントや位置、加工精度にわずかな違いが見られることが多く、細かい部分を見逃さない観察が求められます。
GUCCIロゴのフォント
本物のオールドグッチでは、GUCCIの「U」や「C」のフォントに特徴があります。たとえば「U」は底が丸くなく、やや四角い形をしており、「C」は開きすぎないのが本物の特徴です。
文字の線も均一で、太さにムラがありません。偽物ではロゴのバランスが崩れていることが多く、印字が浅かったりにじんでいる場合もあります。
ブランドタグや革タグ
正規品のブランドタグや革タグには、「GUCCI made in Italy」などの刻印が入っています。文字が深く刻まれており、かすれやムラがないのが特徴です。タグの形状も均一で、縫い付け位置にもズレがありません。一方、偽物は刻印が浅い、文字がにじんでいる、タグの縫製が雑などの傾向があります。
金具やボタンの刻印・重量感
金具やボタンの質感にも注目が必要です。本物はしっかりとした重みがあり、刻印も滑らかで均一に加工されています。
とくにファスナーやボタンに刻まれた「GUCCI」ロゴは、文字の太さや深さが揃っているのが正規品の証です。偽物は金属の質感が安っぽく、刻印も浅く歪んでいるケースが目立ちます。
シリアルナンバーや型番を確認する
オールドグッチの真贋を見極めるうえで、シリアルナンバーや型番の確認は欠かせません。現行モデルと異なり、オールドグッチでは刻印位置や形式にばらつきがあるものの、本物には共通した特徴が見られます。
本物のシリアルナンバーの特徴と配置
オールドグッチの本物には、タグの裏に上下2段に分かれた数字が刻印されているケースが目立ちます。上段が型番、下段が製造管理番号を表す形式で、数字は中央に揃っていてフォントも均一です。偽物はこの配置がずれていたり、文字が不自然な太さであることがあります。
オンラインで型番検索する方法
タグに刻まれている型番は、オンラインで検索することで実際のモデル画像と照合することが可能です。公式サイトや信頼できる中古ブランドショップの掲載情報と照合すれば、真贋の判断に役立ちます。一致しない場合は偽物の可能性が高いでしょう。
シリアルナンバーがない場合
オールドグッチの一部には、シリアルナンバーが存在しないモデルも確認されています。かつては現行のような管理体制がなかったため、刻印なしでも正規品である可能性があります。タグや素材、デザイン全体から総合的に判断しましょう。
縫製・素材・GG柄の違いを確認する
縫製の仕上がりや素材の質感、GG柄の整合性も、オールドグッチの真贋を判断するうえで重要なポイントです。肉眼だけでなく、ルーペなどを活用して確認することをおすすめします。
縫い目の数と仕上がりの丁寧さ
本物のオールドグッチは、縫い目が均等で丁寧に仕上げられています。特に直線縫いの部分は、一定の間隔と糸の張り具合が保たれており、雑さがありません。一方、偽物は縫製にバラつきがあり、縫い目が斜めになっていたり糸が浮いていたりする場合もあります。
シェリーラインの糸の本数・色味
シェリーラインは赤・緑・赤の3色で構成されていますが、本物では色が鮮やかで織り目が細かく、縫製が整っています。特に縦糸の本数が6本で構成されている点が特徴です。偽物は色が薄かったり、織りが粗い、糸の本数が異なるなど品質に差があります。
GG柄のズレや粗さ
本物のGG柄は、模様の位置や間隔が一定で、左右対称に近い設計になっています。また、プリントや織りの精度も高く、柄がくっきりと表現されているのが特徴です。
偽物ではこの柄がややズレていたり、ラインがにじんでいたり、粗さが目立ったりすることがよくあります。ただし、一部のモデルではGG柄の配置にずれがある正規品も存在するため注意しましょう。
付属品を確認する
オールドグッチの真贋を見極める際には、バッグ本体だけでなく付属品にも注意が必要です。コントロールカード、保存袋、鑑定書などには本物特有の特徴があり、偽物は細部で粗さが目立ちます。
コントロールカードの“0”の形や書体
本物のコントロールカードに印刷された「0」の数字は、やや縦長で、中央に微細な切れ込みが入っているのが特徴です。また、紙質がしっかりしており、印字のズレやにじみは見られません。偽物はこの数字のフォントが異なり、印刷も粗い場合があります。
保存袋の縫製や素材感
本物の保存袋は縫製が丁寧で、生地には光沢と滑らかさがあります。特に縫い目が一定でほつれがないことが特徴です。ロゴの印刷も精巧で、にじみやブレがない点もポイントです。偽物は縫製が雑だったり、素材が薄く安っぽい質感だったりするものが多く見られます。
まとめ
オールドグッチの偽物を見分けるには、ロゴや刻印、シリアルナンバー、縫製、付属品など複数の要素を総合的に確認することが重要です。特に細部の違いに気づけるかどうかが、真贋の見極めのカギとなります。
ただし、製造年代によって仕様が異なるため、「本物の特徴」は一律ではありません。また、偽物を見分けられないまま購入や売却をすると、金銭的な損失につながる恐れもあります。
少しでも不安がある場合は、ブランドに精通した専門店での鑑定を活用しましょう。
「おたからや」でのグッチの参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「グッチ」の参考買取価格の一部を紹介します。
商品画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
---|---|---|
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グッチ バンブー ジャンボGG キャンバス | 228,000円 |
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グッチ GGスプリーム シェリーライン リュックサック PVC SA | 202,000円 |
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グッチ GGスプリーム スーツケース トランク PVC アルミニウム | 195,000円 |
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グッチ ジャケット ブラック サイズ50 | 160,000円 |
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グッチ Gタイムレス | 150,000円 |
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グッチ GGマーモント GGマトラッセ | 71,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
オールドグッチは近年ヴィンテージブームの影響もあり、ファッション市場で再評価されています。特に70〜90年代のバッグや小物はコレクターからの人気が高く、高額査定につながる傾向があります。
査定額において最も重要なのは「商品の状態」です。型崩れや汚れ、金具の劣化が少ないアイテムは高値が期待できます。次に重要なのが「モデルの希少性」で、流通量が少ないレアモデルや限定品はプレミア価格がつくこともあります。
さらに、付属品の有無や購入時期、リバイバル人気などのトレンドも査定に影響を与える要素です。こうした複合的な要素が査定額を左右するため、事前に情報を整理しておくことが大切です。
- おたからや査定員のコメント
オールドグッチは、その希少性とデザイン性から、近年さらに注目が高まっています。当店では最新の市場相場に基づき、付属品の有無や状態、生産年代まで丁寧に確認し、1点1点しっかりと査定いたします。出張買取やオンライン査定にも対応しているため、気軽にお申し込みください。大切に使われてきたオールドグッチを、ぜひ査定させていただければ幸いです。
オールドグッチの買取なら「おたからや」
オールドグッチは、今や世界中で再注目されているブランドです。その希少価値や年代特有のデザイン性は、しっかりと理解した査定士でなければ真の価値を見極められません。
「おたからや」では、多少のキズや汚れがあっても評価対象となるのが魅力です。最新の市場相場や為替、流通量など、あらゆる要素を踏まえた上で、できる限りの高値で買取を実現しています。
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