※下記の画像は全てイメージです
「ジバンシィのアンティゴナって、まだ流行ってるの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
2010年に誕生して以来、多くのファッション愛好家に愛されてきたアンティゴナ。一時期の爆発的な人気を経て、現在はどのような位置づけにあるのか気になるところです。
結論から言えば、アンティゴナは一過性の流行アイテムではなく、ジバンシィを代表する定番バッグとして確固たる地位を築いています。
この記事では、ジバンシィ(givenchy)のアンティゴナがなぜ長年愛され続けているのか、そして現在の流行状況について詳しく解説していきます。
Contents
ジバンシィのアンティゴナとは?タイムレスな魅力を持つアイコンバッグ
ジバンシィのアンティゴナは、ブランドの顔ともいえる存在です。その魅力と特徴について、詳しく見ていきましょう。
2010年の誕生から定番への道のり
アンティゴナは、2010年秋冬コレクションでリカルド・ティッシによってデビューしました。当時のクリエイティブディレクターだったティッシは、ジバンシィの伝統的なエレガンスに、モダンでエッジの効いたデザインを融合させることに成功しました。
発表当初から、ファッション業界で大きな話題を呼んだアンティゴナ。その名前は、ギリシャ神話に登場する王女アンティゴネーに由来しています。強さと美しさを兼ね備えた女性像を体現するバッグとして、多くの女性の心を掴みました。
- おたからや査定員のコメント
特に2010年代に非常に人気を集め、現在は以前ほどの流行りはないものの、ジバンシィの人気商品として定番化しています。
アンティゴナのデザインと特徴
アンティゴナの最大の特徴は、そのジオメトリックなフォルムにあります。台形のシルエットに、シャープなラインを描くトップハンドル。この幾何学的なデザインが、クラシックでありながら現代的な印象を与えています。
フロントには、ジバンシィのロゴが控えめに配置されており、主張しすぎない上品さが魅力です。また、取り外し可能なショルダーストラップが付属しているため、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使用できる2WAY仕様となっています。
サイズ展開と価格帯
アンティゴナは、使用シーンや好みに合わせて選べる豊富なサイズ展開が特徴です。最も小さいナノサイズから、旅行にも使えるラージサイズまで、5つのサイズが展開されています。
定番のミディアムサイズは、A4書類が入る実用的な大きさで、通勤バッグとしても人気が高いモデルです。一方、ミニサイズは必要最小限の荷物だけを入れて、パーティーやディナーなどの特別なシーンで活躍するでしょう。
アンティゴナが一過性の流行りではなく定番化した理由
多くのイットバッグが短期間で姿を消していく中、アンティゴナはなぜ15年もの間愛され続けているのでしょうか。その理由を探ってみましょう。
リカルド・ティッシの功績とブランドアイデンティティ
アンティゴナの成功は、デザイナーのリカルド・ティッシの功績抜きには語れません。彼は2005年から2017年までジバンシィのクリエイティブディレクターを務め、ブランドに新たな息吹を吹き込みました。
ティッシは、ジバンシィの持つクチュール的なエレガンスに、ストリートカルチャーやゴシック的な要素を巧みに融合させました。
アンティゴナは、まさにその哲学を体現したバッグといえるでしょう。クラシックなボストンバッグのフォルムに、エッジの効いたディテールを加えることで、唯一無二の存在感を生み出しています。
さらに重要なのは、アンティゴナがジバンシィのブランドアイデンティティそのものになったことです。シャネルの2.55、エルメスのバーキンのように、ブランドを象徴するアイコンバッグとしての地位を確立しました。
セレブリティの愛用
アンティゴナの人気を支える大きな要因のひとつが、数多くのセレブリティによる愛用です。
ケイト・モス、リアーナ、ヘイリー・ビーバーなど、時代を代表するファッションアイコンたちが、日常的にアンティゴナを持つ姿がパパラッチされています。
また、世代を超えて愛されているのも特徴的です。ベテランモデルから若手インフルエンサーまで、幅広い年齢層のセレブリティが愛用することで、アンティゴナは「年齢を問わず使える定番バッグ」というイメージを確立しました。
実用性とデザイン性の絶妙なバランス
アンティゴナが長年愛され続ける最大の理由は、実用性とデザイン性の完璧なバランスにあります。見た目の美しさだけでなく、日常使いできる機能性を兼ね備えているのです。
まず、収納力の高さが挙げられます。スリムに見えるフォルムながら、マチがしっかりとあるため、予想以上に荷物が入ります。また、自立する設計になっているため、置いたときに型崩れしにくいのも魅力です。
デザイン面では、どんなスタイルにも合わせやすい汎用性の高さがポイントです。ビジネススタイルにはもちろん、カジュアルなデニムスタイルにも違和感なくマッチします。この「どんな服装にも合う」という特性は、定番バッグとして欠かせない要素でしょう。
トレンドに左右されないタイムレスなデザインだからこそ、長年使い続けても飽きることがないのです。
2025年現在、アンティゴナが再注目されている理由
定番として安定した人気を保っていたアンティゴナですが、2025年現在、再び大きな注目を集めています。その背景には何があるのでしょうか。
サラ・バートンによる新たな展開
2024年、ジバンシィの新クリエイティブディレクターに就任したサラ・バートン。アレキサンダー・マックイーンで長年経験を積んだ彼女が、アンティゴナに新たな息吹を吹き込んでいます。
バートンは、アンティゴナの持つクラシックな魅力を尊重しながら、現代的なアップデートを加えました。
2024年秋冬コレクションでは、従来のアンティゴナに加えて、より角張ったフォルムの「アンティゴナ キューブ」を発表。折り紙からインスピレーションを得たという新デザインは、ミニマルな美しさで話題を呼びました。
さらに注目すべきは、バートン自身がアンティゴナを「ジバンシィの代表作」として積極的にプロモーションしている点です。
新ディレクターがブランドの既存アイコンを大切にする姿勢は、ファッション業界でも高く評価されており、アンティゴナの価値をさらに高めることにつながっています。
SNSでの露出増加とインフルエンサーの影響
2025年現在、アンティゴナは再び人気を集めています。
この現象の背景には、ヴィンテージブームの影響があります。Z世代を中心に、2010年代初頭のファッションが「Y2K」の次のトレンドとして注目されており、その時代を象徴するアンティゴナも再評価されているのです。
また、マイクロインフルエンサーたちが「投資価値のあるバッグ」としてアンティゴナを紹介することも増えています。「10年以上前のデザインなのに全く古さを感じない」「母から譲り受けたアンティゴナを愛用している」といった投稿が共感を呼び、新たなファン層を獲得しています。
まとめ
ジバンシィのアンティゴナは、2010年の誕生から15年が経過した2025年現在も、変わらぬ人気を保ち続けています。それどころか、新クリエイティブディレクターのサラ・バートンによる新展開や、SNSでの再注目により、むしろ人気は上昇傾向にあるといえるでしょう。
アンティゴナが単なる流行アイテムではなく、ブランドを代表する定番バッグとして定着した理由は明確です。
リカルド・ティッシが生み出したタイムレスなデザイン、セレブリティの継続的な支持、そして実用性と美しさの完璧なバランス。これらの要素が組み合わさることで、時代を超えて愛されるアイコンバッグとなりました。
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「おたからや」での「ジバンシィ」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ジバンシィ」の参考買取価格の一部をご紹介します。
画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
---|---|---|
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ジバンシィ アンティゴナ ボストンバッグ レザー | 64,410円 |
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ジバンシィ アンティゴナバッグ ミディアム ハンドバッグ | 63,280円 |
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ジバンシィ アンティゴナ ハンドバッグ レザー | 57,630円 |
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ジバンシィ ハンドバッグ レザー | 58,760円 |
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ジバンシィ ハンドバッグ レザー | 44,070円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ジバンシィは高級ラグジュアリーブランドとして確固たる地位を築いており、特にアンティゴナやナイチンゲールなどの人気バッグは中古市場でも高い需要を維持しています。
- おたからや査定員のコメント
ジバンシィは、オードリー・ヘプバーンに愛されたフランスの名門ラグジュアリーブランドとして、洗練されたデザインと上質な素材で多くの女性から支持されています。
特にアンティゴナバッグは長年愛され続ける定番アイテムで、状態が良ければ高価買取が期待できます。使用感があるアイテムでも、ブランドの価値を適正に評価させていただきますので、お気軽にご相談ください。
「ジバンシィ」の買取なら「おたからや」
ジバンシィのアイテムは、モデルやサイズ、素材、使用状態によって買取価格が大きく変動します。特に人気の高いアンティゴナバッグやナイチンゲールバッグ、パンドラバッグは、良好な状態であれば高価買取が期待できるでしょう。
また、限定カラーやレザー素材によっても査定額が変わります。
「おたからや」では、最新の市場動向とブランド価値を踏まえた適正価格での買取を実施しています。
全国1,500店舗以上のネットワークと、豊富な買取実績を活かし、ジバンシィの価値を正確に評価いたします。
おたからやのブランド買取
査定員の紹介
松任 査定員

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趣味
ゴルフ
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好きな言葉
理路整然
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好きなブランド
ロレックス
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過去の買取品例
バーキン マトラッセ
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