※下記の画像は全てイメージです
エルメスのアイテムの中でも、デザイン性と機能性を兼ね備えたトラベルバッグの需要が年々高まっています。
エレガントさと実用性を両立したトラベルバッグは、旅の相棒として多くのファンに愛されています。
この記事では、エルメスのトラベルバッグの人気モデルや歴史、そして参考買取価格について詳しくご紹介いたします。
エルメスのトラベルバッグの購入や売却をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
エルメスの人気トラベルバッグ
まずは、エルメスのトラベルバッグで特に人気の高い4つのアイテムをご紹介いたします。
R.M.S
現在、エルメスが展開しているRolling Mobility Suitcase(ローリング・モビリティ・スーツケース)の頭文字を冠したシリーズ「R.M.S」は、デザイン性、耐久性、機能性を兼ね備えたキャリーケースです。
まさに、エルメスが誇る技術の集大成とも言える理想のトラベルバッグです。
このキャリーケースは、高さ57cm、横幅35cm、マチ20cm、容量24Lのワンサイズ展開で、ほとんどの航空会社で機内持ち込みが可能なサイズとなっているのも大きな特徴です。
1.R.M.Sのデザイン
「R.M.S」シリーズには、トリヨン・レガッタ(またはトリヨン・レガット)と呼ばれる、摩擦や水滴に強いフルグレインレザーが採用されています。
トリヨン・レガッタは、本体の四隅とサイド部分に使用されており、摩耗しやすい箇所の耐久性を強化しています。
さらに、撥水加工が施されたトワル・ミリテール・スポーツやトワルH・プリュムといったキャンバス素材も使用されており、トラベルバッグとしての実用性を高めています。
また、構造面では、ハードタイプのキャリーケースに見られる両開き構造を採用しており、収納しやすく使い勝手の良いデザインとなっています。
さらに、セキュリティ面では、TSA(米国運輸保安局)公認のロックとダイヤル式ロックの2種類を搭載しており、安全対策も万全です。
2.R.M.Sのカラー展開
「R.M.S」シリーズは、定番色から鮮やかな色まで幅広いカラーバリエーションを揃えており、どのようなスタイルにもマッチするデザインが特徴です。
さらに、既製品だけでなく、ハンドルや本体デザイン、ホイールの色の組み合わせを好みに合わせてカスタマイズできるパーソナライゼーションサービスも提供されています。
これにより、自分だけの特別なキャリーケースを作ることができ、より高い満足感を得られるアイテムとなっています。
なお、「R.M.S」シリーズには、キャリーケースだけでなく、ボストンバッグ型の「ウィークエンダー」や、ショルダーバッグ型の「12H」といったバリエーションもラインナップされています。
いずれも、トラベルバッグとしての機能性を追求したデザインが魅力です。
ヴィクトリア
1997年に発表された「ヴィクトリア」は、シンプルでありながら上品かつエレガントなデザインが魅力のボストンタイプのバッグです。
その名前の由来は、アフリカ大陸南東部にあるジンバブエ共和国とザンビア共和国の国境に位置する「ヴィクトリアの滝」です。
この滝は、世界三大瀑布の1つとして知られており、エルメスが1997年の年間テーマとして掲げた「I’Afrique~アフリカ~」を象徴する存在でもあります。
1.ヴィクトリアのデザイン
「ヴィクトリア」の大きな特徴は、ダブルファスナーと南京錠のカデナによるロック構造、そして、底に施された繊細なステッチによるデザインです。
内側には、エルメスの保存袋やバッグインバッグ「フールビ」に使用されるシェヴロン柄のキャンバス素材が採用されており、オールレザーの商品と比較して軽量である点も魅力の1つです。
近年では、横幅35cmのデザインが主流となっていますが、過去には、横幅約50cmや60cmのモデルも存在しました。
大きいサイズの「ヴィクトリア」は、トラベルバッグとして非常に高い需要があり、現在でも希少価値が高いアイテムとして注目されています。
2.ヴィクトリアのカラー展開
「ヴィクトリア」シリーズは、豊富なカラー展開が特徴です。
定番のブラックやブラウン系から、鮮やかなブルー、レッド、さらにはエルメスを象徴するオレンジなど、多彩なカラーで展開されています。
特に人気のカラーとしては、ビジネスシーンでも使いやすい落ち着いたトーンのエトゥープやブラック、濃いブラウン系が挙げられ、これらのカラーは、男女問わず人気があります。
カレーシュ・エクスプレス
「カレーシュ・エクスプレス」は、過去に製造されていたエルメスのキャリーケースシリーズの1つです。
シリーズ全体を通して、トワルアッシュ・テクニックという耐久性に優れたキャンバス素材がメインに使用されており、底部やハンドル、ファスナーの縁に滑らかな牛革「ヴォー・バレニア」を組み合わせたことが特徴です。
現在は製造されていないため、このアイテムを手に入れるには、中古市場を利用する必要があります。
1.カレーシュ・エクスプレスのデザイン
キャリーケースタイプの「カレーシュ・エクスプレス・キャビン」は、2輪のキャスターを備えており、フロント部分がファスナーで開く構造が特徴です。
ファスナーには付属のカデナを取り付けることが可能で、カデナの鍵を収納する革製ケースの「クローシュ」と組み合わせると、エルメスらしいクラシカルなアクセントとなります。
2.カレーシュ・エクスプレスのカラー展開
「カレーシュ・エクスプレス・キャビン」には、「ベージュ × ライトブラウン」と、「グレー × ダークブラウン」の、2種類のカラー展開があります。
いずれも上品で洗練された印象を与え、様々なシーンで活躍します。
ガーデン・パーティ
シンプルなデザインで男女問わず愛されている「ガーデン・パーティ」の中で、トラベルバッグとして位置付けられているのが、49cmサイズのものです。
このモデルは、横幅約49cm、高さ約36cm、マチ約25.3cmと大容量で、旅行や出張に最適なサイズ感となっています。
また、2025年の春夏コレクションでも製造が予定されており、注目が続いています。
1.ガーデン・パーティのデザイン
「ガーデン・パーティ」には、「HERMES PARIS」のロゴがデザインされたクルー・ド・セルのスナップボタンをはじめ、細部にエルメスらしいディテールが施されています。
ガーデンパーティは、キャンバス素材とレザーの組み合わせ、そしてオールレザーの2種類が展開されています。
ただし、2024年は49cmサイズのオールレザーの製造がなく、キャンバス素材とレザーの組み合わせのみが販売されました。
2.ガーデン・パーティのカラー展開
「ガーデン・パーティ」には、定番のブラックやナチュラル、エトゥープなどの落ち着いた色合いから、鮮やかなオレンジまで、多彩なカラーで展開されています。
特に、ブラックはどんなファッションにも合わせやすく、男女問わず高い人気を誇ります。
- おたからや査定員のコメント
エルメスのトラベルバッグの最大の特徴は、日常使いのバッグと同様に、こだわり抜かれたディティールのデザインです。
高品質なレザーをはじめとする上質な素材がふんだんに使用されており、旅行シーンにおいても、エルメスならではの洗練さと優雅さを感じられるアイテムとなっています。
- 関連記事はこちら
・エルメス バーキンの購入方法と買い方のコツを解説!30分ルールや制限の理由も徹底紹介
乗馬用バッグからトラベルバッグへと進化
エルメスのトラベルバッグの歴史は、創業時の1837年にまでさかのぼります。
パリのバス・デュ・ランパール通りに開いた馬具工房としてスタートしたエルメスは、卓越した技術力で多くの顧客を魅了しました。
1867年には、パリで開催された万国博覧会において、エルメスが出展した女性用の鞍が受賞を果たし、著名人を顧客に持つブランドへと発展しました。
エルメスの最初のバッグとして誕生した「オータクロア」は、もともと乗馬用の鞍やブーツを収納するために設計されたものです。
しかし、時代とともに用途が広がり、普段使いやトラベルバッグとしても利用されるようになり、現在に至ります。
1800年代後半から1900年代前半にかけて、エルメスは様々なトラベルバッグを生み出しました。
例えば、キャスター付きの「アメリカン・トランク」、引き出しのある「レザー・トランク」、籐(ラタン)製の「イングリッシュ・トランク」などが挙げられます。
- おたからや査定員のコメント
エルメスが企画・編集・発行まで一貫して手がけているブランドの雑誌「Le Monde d’Hermès(エルメスの世界)」には、1920年代にエルメスがオーダーメイドでトランクを製作していたことが記されています。
この記録は、エルメスが「旅」をテーマにしたアイテムを長きにわたり作り続けてきたことを物語っています。
オーダーメイドのトランクをはじめ、トラベルバッグやキャリーケースなど、エルメスのアイテムは旅のシーンで特別な存在感を放ち続けています。
おたからやでの「エルメス トラベルバッグ」の参考買取価格
エルメスのトラベルバッグ「ヴィクトリア」は、そのサイズや素材、状態によって買取価格が異なります。
以下に、サイズ別の参考買取価格をご紹介します。
アイテム | サイズ | 素材 | 参考買取価格(税込) |
---|---|---|---|
ヴィクトリア 43 ボストンバッグ | 43cm | トゴ | 163,000円 |
ヴィクトリア エラン 38 | 38cm | トゴ | 134,000円 |
ヴィクトリア60 ボストンバッグ | 60cm | トゴ×キャンバス | 57,000円 |
※商品の状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので、詳細についてはぜひお気軽にお問い合わせください。
近年、ミニマムサイズのバッグがトレンドとなっている背景から、60cmよりも38cmや43cmのサイズの方が、高い買取価格となる傾向があります。
- おたからや査定員のコメント
「おたからや」では、ヴィクトリアをはじめ、人気のガーデンパーティやカレーシュ・エクスプレスなどの商品も買取させていただいております。
お手持ちの商品の売却をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
エルメスに精通した専門の査定士が、お客様の大切なお品物の価値を最大限に評価いたします。
エルメスのトラベルバッグの買取なら「おたからや」
エルメスは、中古市場でも高いリセールバリューを誇るブランドとして知られており、過去のアイテムであっても高価買取が可能です。
特に、エルメスのトラベルバッグの中でも希少性の高いモデルは、多くのコレクターや愛好家から需要があり、場合によっては定価の数倍で取引されることも珍しくありません。
「おたからや」では、全国に1,450以上の店舗を展開し、無料査定を行っております。
また、WEBからのお申し込みなら、24時間いつでも受付可能です。エルメスの売却をご検討中の方は、ぜひ「おたからや」にご相談ください。
おたからやのブランド買取
査定員の紹介
松任 査定員

-
趣味
ゴルフ
-
好きな言葉
理路整然
-
好きなブランド
ロレックス
-
過去の買取品例
バーキン マトラッセ
おたからやでは毎日数千点のブランド品の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での買取が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、新品未使用のモノだけでなく、昔に購入したお品物や傷やほつれがあるものなど、どんな状態のものでもお買取をしております。実際に10年以上前に購入したお品物が購入した時よりも高額でお買取できたこともたくさんあります。ご家庭に眠っているお品物がございましたら是非一度ご相談ください。
その他の査定員紹介はこちら