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歴史も深いグッチのアイコンバッグ
バンブーの魅力に迫る

グッチは歴史も長く多くの人に愛されているブランドです。今回はグッチのアイコンバッグとも言えるバンブーについて詳しく紹介していきます。

60年以上の歴史があるグッチのバンブー

バンブーは日本人にもとてもなじみが深く親和性の高い竹をモチーフに使用した1940年代に発表された非常に長い歴史を持つグッチの代表的なバッグです。1940年代というと今から60年以上前ですので、世代や流行が変わっていく中でもずっと変わらずに長い事愛され続けてきたことがわかると思います。ご家族で大切に使ってきたバンブーバッグを、ご両親や祖父の代から受け継がれてきたという人もいるでしょう。それほど長い人気を誇る理由はいくつかあります。

まず簡単に飽きがこないようなシンプルなデザインであることです。また、使っているのが竹という特殊な素材にもかかわらず、落ち着いていて高級感を感じさせるデザインである点も挙げられます。そして竹が日本人にとっては身近であり、とてもすんなり溶け込む事ができるのも大きいでしょう。海外でもオリエンタルな雰囲気はとても人気で、日本人の感じる郷愁とは違う形で高い人気を持ち続けています。

日本人にはわかりやすいと思いますが、竹は節がありひとつひとつ形が違っているため、全く同じ鞄というのは二つとしてありません。もちろん厳選された美しい形の竹を選んで使ってはいますが、全く同じ節、色というものは存在しないのです。それもまた鞄ひとつひとつの個性となり、自分だけの一品を選ぶ楽しさを与えてくれます。

アイコンバッグとして長い事君臨してきたバッグですので、色々なメディアなどで女優さん達が持っている姿を見たことがあるという人も多いでしょう。その人気は非常に高く、時代が変わっても定期的にお目にかかる事の多いバッグです。

2013年誕生のバンブーはショッパーシリーズ

60年以上というブランド鞄の中でも特に長い歴史を持っているバンブーの鞄は、今まで様々な素材を使ったものや、色、デザインなどを生み出してきました。その中でも2013年に発表されたバンブーはショッパーシリーズと呼ばれており、そのコーディネートの合わせやすさや使いやすさなどから高い人気を博しています。

ショッパーシリーズは竹の持ち手は以前からあるバンブーバッグと同じように使われているのですが、特筆すべきはその鞄の素材です。革はソフトなものを使っているため、重くなりがちな鞄自体がとても軽く、多くの人に持ちやすいつくりになっています。デザインは凹凸が少なくつるっとした印象になっているため、どのような洋服のコーディネートにも合い、女性らしくシンプルです。竹の持つかっちりとした印象と革の素材のもつソフトな柔らかい印象のギャップにより、バランスのとれた美しいコーディネートを演出できるのが大きな魅力です。

正式な場面での装いのみならず、Tシャツにデニムといったカジュアルな装いに合わせる事でカジュアルな雰囲気をひとつ格上げしたお洒落で洗練されたカジュアルスタイルを完成させることが出来ます。竹の持ち手は硬く、持ちにくいというイメージがある人も少なくないでしょう。しかしショッパーシリーズのバンブーバッグには肩から下げる事が出来るショルダーの紐がついています。散歩でたくさん歩きたい時や、お買い物で両手がふさがっていて鞄を持ちにくい時などどのような場面においても無理なく持ち歩き可能です。

サイズも形状も豊富なバンブーは選ぶ楽しさもある

バンブーはシリーズ毎にデザインが異なるため、様々な形状から自分にぴったりの一品を選ぶ楽しさがあります。今回は大きく分けてリュックサック型とトート型のバンブーバッグについて紹介いたします。

両手が空く事で身動きがとりやすく、日常使いにも大変使いやすいリュックサック型のバンブーバッグです。ポケットは前面に二つついているので、荷物を小分けで入れやすく、収納力ありも使いやすさも抜群のアイテムです。特に子供と手をつないで歩きたいお母さん世代や、お散歩が趣味というシニア世代など幅広く使いやすいので、ご家族で共用するのも選択肢の一つです。ロゴが大きく書かれているというタイプの鞄ではないため、高級ブランドの鞄でありながらもあまり主張しすぎる事なくさりげなく持ちたいという人にもおすすめです。

ミニサイズのリュックサックも揃えております。前面のポケットは一つで荷物の収納力は標準サイズよりは劣りますが、小柄な女性やボーイッシュになりがちなリュックサックを女性らしく持ちたいという人にはおすすめのアイテムです。

バンブーバッグの定番アイテムといえばトート型のレザー鞄でしょう。上品でかっちりとしたフォルムは、書類やパソコンを持ち歩く必要があるビジネスパーソンにもとても人気です。マチも広めな上に小分けにできるポケットが4つもついているので、ビジネスパーソンに必須な名刺入れや携帯電話、メモ用紙やボールペンなど分けて収納しておけば取り出すときにさっと取り出せてできる女性を演出してくれます。

コーデしやすいカラーが見つかるバンブー

バンブーバッグは色展開もとても豊富に揃っている為、好みの色を選ぶ事が出来ます。例えばバンブーの定番商品であるトート型バッグの場合は、定番の黒や茶色以外にも、アイボリーに近い白色があり、前面にはGGのロゴが記載されています。それ以外にもロゴを全体にあしらった革を使ったバンブーバッグもあり、クラシカルな印象を与える事が出来ます。

人気のショッパーバッグの場合、色展開はさらに豊富で、たとえばデパート限定色などもあるので掘り出し物に出会える確率も高いアイテムです。限定品として発売されたジェイドグリーンといった珍しいカラーや、花柄が印象的なブルームスプリントなどもあります。色の持つ印象は洋服コーディネートにもとても強く影響を与えるので、その日のコーディネートに合わせた色の鞄を選ぶために複数の鞄を持っていてもよいでしょう。

例えば黒一色のコーディネートの日に黒いバンブーバッグを持つと少し暗い印象を与える可能性がありますが、差し色として例えば明るい水色の鞄を持つと、とても映えて春や夏の季節にあわせても違和感がありません。そのように差し色として使う事もできるぐらい色展開が豊富なのもバンブーバッグの魅力の一つです。

高級ブランドのバッグというと、どうしても無難な黒色や茶色を選んでしまう人は少なくないでしょうが、たまには少し冒険したカラーを選んであげるとお洒落でハイセンスな人に見える事は間違いありません。購入する色を決めてから買うのではなく、店舗で色々な色を見て気に入った色を購入するのも楽しいでしょう。

バンブーは和も取り入れられた革新的なバッグ

グッチが竹のハンドルを使い始めたきっかけは戦時中の物資不足によるものではあったそうですが、結果としてオリエンタルな雰囲気を持ちデザイナーのセンスが光る長く愛されるアイテムが誕生しました。竹は和のイメージが強く、海外の人にとってはお洒落で個性的だが物珍しいアイテムであった可能性もあります。しかし日本人からすると逆にとてもなじみやすく、たとえば洋装だけではなく着物や浴衣などの和装にも合わせる事が出来る鞄です。

和装の鞄を選ぶ際、取り入れ方の難易度が高く、着物の柄にあわせた布を使ったクラッチバッグや巾着などの和装用の入れ物を持つ必要が出てきます。バンブーバッグであれば革を使った素材の鞄でも着物とマッチし素敵なコーディネートが簡単に出来上がります。最近では着物を着る機会は減ってきていますが、夏のお祭りや花火大会などに浴衣を着るという女性は今も多いでしょう。バンブーバッグは浴衣の装いにもとても親和性が高く、夏の花火デートなどでお洒落をしたい人にはぴったりのアイテムです。日常的には洋装で合わせて持ち、ここぞというときには和装に合わせるという使い方ができるので365日いつでも使えるバッグなのです。

今でこそグッチの代表的な鞄であり海外の人も竹素材の持ち手になじみがありますが、1940年代の発表当時はやはり発売元のグッチもかなり冒険的な試みだったことと思います。その革新的な試みがチャレンジ精神の強い女性たちに受け入れられて次第に一般化して今日に至るという歴史を考えると、今このデザインを手にできる事に感慨深くならざるを得ない鞄のひとつです。

まとめ

60年以上にわたり愛されてきた竹でできた持ち手や留め具を持つバンブーバッグは、グッチの定番商品として人気を保ち続けていて価値が落ちにくいアイテムでもあります。また、使いやすさとお洒落のバランスがちょうどよくとれており和装にも使える為、日常的に大活躍できる点も嬉しいポイントです。お母さんと一緒に使うなど世代を越え使いまわしが可能なアイテムであることから、お母さんの誕生日や母の日のプレゼントなどにも喜ばれる一品です。

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