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    豊富なカラー展開が特徴で
    ピンクカラーの中では
    ローズアザレがおすすめ

エルメスは
豊富なカラー展開が特徴で
ピンクカラーの中では
ローズアザレがおすすめ

桜の花は日本の春を感じさせる風景です。春めいてくるとファッションにピンクを取り入れて出かけたくなる方も多いのではないでしょうか。エルメスなら10色以上のピンクから微妙な色合いを選択出来ます。
おすすめはローズアザレです。

エルメスの魅力は
多彩なカラー展開です

世界最高峰の皮革素材に職人技が光るエルメスは、実はもう一つ力を入れている事があります。素材の豊富な展開と多彩なカラーで、多くのバリエーションを設けていることです。製品ごとに常時200色以上のカラーチャートを持っていると言われ、イメージカラーのオレンジは10種類以上の細かいトーンを揃えています。トレンドカラーやその年のテーマですと、20色を超えると言われているのです。
女性的なカラーが得意なブランドなので、ピンクの色彩も豊富です。白に近い淡いカラーから赤く燃えるようなピンク、黄色やベージュに寄ったピンクまで幅広く取り揃えています。春におすすめなのは花の色彩をベースにしたサクラや、ローズアザレなどのテーマカラーです。繊細で可憐な雰囲気は春を連想させます。
1837年の創業時から約180年が経ち、フランスでも指折りの皮革ブランドに成長したエルメスは、毎年タンナーと協力して新色を開発することが特徴です。タンナーとは原皮を鞣す業種であり、タンナーのレベルの高さがエルメスを支えていると言っても過言ではありません。優れたレザーはタンナーの協力なくして作れず、細かく指定した色を再現するからこそ、製品であるケリーバッグやバーキンバッグが美しく染まり上品で耐久性のあるモデルへ昇華するのです。
春が近付くと一番人気になるのがピンクカラーであり、木だけではなく女性の手元にも花が咲きます。定番の黒は重厚感のあるイメージですが、春は気分を変えてパステル調のバッグを選べば気分も一新します。セカンドエルメスを選ぶ方にも、華やかさを基準にしたバッグに新調してもいいかもしれません。人は気分のアップダウンで体調も変化してきます。ポジティブになると体の中でホルモンが分泌され、抵抗力がアップする研究結果もあるぐらいです。春にお出かけする時は、ローズアザレやパステルピンクを選んで気分を上げてみても良いでしょう。

ピンクは春の色

春になると縮まっていた気持ちと手足を広げて、ピンクやパステルカラーの洋服とバッグを持って出かけましょう。浮足立った気分が新しい出会いや新しい発見を運んでくれるかもしれません。春は出会いの季節であり、入園式や入学式、入社式などこれから始まる人生の節目を祝ってくれる季節になります。めでたい季節だからこそ、ローズアザレのような美しいピンクカラーのバッグや洋服を身に着けて、記念行事に参加するのがおすすめです。
春の訪れを予感させるピンクは、女性らしさや幸運を象徴します。幸せを運んでくれるのは明るい華やかなイメージなのです。人生の分岐点だからこそ、気分も明るく前向きな出発をすることが大切になります。自然にある色を参考にして、野に咲くタンポポの黄色や新緑の緑など、暖かい気分になる色を身の回りに置くことで心理面にもポジティブな効果があるのです。
エルメスの長所は最高のクラフトマンシップだけではありません。多彩な色彩展開こそが真骨頂であり、長年培った技術とサプライチェーンにより、牛革からエキゾチックレザーまで美しく染色された素材を取り扱うことが出来ます。中には天然のクロコダイルの模様と色を活用した、最高峰のヒマラヤという素材もあるのです。飽くなき表現への探求が、そして顧客の求める色を提供する使命が、エルメスに多彩なバッグを製作させる原動力になるのです。
クラフトマンシップの原点は、顧客が喜ぶものを製作したいという気持ちに他なりません。エルメスは馬具製作を専門にしていた頃から使い心地を重視していて、座り心地がよく丈夫で、大切な馬を傷付けないような製品を作り続けてきました。現在は主軸をバッグに移しただけで、顧客ファーストである気持ちは変わっていません。

ティエリー・エルメスは
研究熱心な革職人

エルメスの原点は馬具作りから始まりました。優れた馬具を作るために、創業者のティエリー・エルメスは熱心に研究したと伝えられております。優れた素材をフランス中から探し出し、技術や機能的な構造を追求しました。馬具を知るために馬に乗ってみたこともあります。
馬の動きを観察して、自ら作った鞍の問題点を冷静に分析したのです。革の知識やスキルだけではなく、馬との関係性や観察眼も優れた職人技には必要です。また当時のフランスのパリは文化の花開く都でした。そうしたエッセンスを吸収し、芸術に触れて新しい美について思索にふけりました。日々の生活をフィードバックすることで感性を磨きました。ティエリー・エルメスは13歳から革職人のキャリアをスタートし、生涯をこの仕事に捧げました。
一介の革職人であったティエリー・エルメスが工房を開いたのは、マドレーヌ地区バス・デュ・ランパール通りです。自身の名前を冠した工房エルメスは馬の鐙や引き綱、鞍を作り、その真面目な仕事ぶりでファンを増やしていきます。
当時のパリは蒸気機関車の黎明期で、街中では馬車が走っていました。産業革命により人々の生活は豊かになりつつあり、革命の傷跡が癒えたフランスは文化的な隆盛を迎えていたのです。同時期に活躍したミレーやドラクロワ、モローなど、絵画の世界だけでも有名人がたくさんいます。文化的な成熟を迎えるのはさらに数十年の月日が必要になりますが、これからさらに発展してゆく芸術の力強い鼓動や息吹を、ティエリー・エルメスも感じていたはずです。
勤勉だったエルメスの名声が飛躍的に高まったのは、1867年の第二回パリ万国博覧会で銀メダルを受賞したことがきっかけでした。卓越した馬具作りの功績が認められたのです。幼い頃に動乱と流行り病で家族と別れ孤児になった彼はドイツからフランスにやって来て、13歳から革職人のキャリアをスタートしました。銀メダルを受賞した時は66歳になっていました。1878年にティエリー・エルメスは亡くなりますが、彼の意志はファミリービジネスとして継承されていくことになります。

二代目の初代譲りの資質

一代で革職人の工房の礎を築いたティエリー・エルメスは、苦労人として知られています。天涯孤独の身で着の身着のまま、生まれ故郷のドイツからフランスへやって来て、皮革工房に弟子入りし技術や革の取り扱いを学びました。その頃は馬に装着するベルト類を毎日製作していたそうです。
13歳からキャリアをスタートさせたティエリー・エルメスが、自らの工房を開いたのは彼が36歳の頃だったと言われています。デザインに厳しいフランスの顧客を納得させる腕前とセンスを持ち、日々馬の鞍などの馬具を作り続けました。仕事を見事にやってのけ、家族を養ったのです。幼い頃両親と死別した彼にとって、家族の存在は心のよりどころでした。そして顧客の注文に応えることはライフワークだったのです。
1880年二代目シャルル・エミール・エルメスは、工房をバス・デュ・ランパール通りから、裕福な人たちが住むパリのフォーブル・サントノーレ24番地へ移転させました。一階は鞍などの馬具を売る店に、二階を工房にして、直接鞍の注文を受けられるようにしました。この施策が功を奏し、注文の数は日に日に増えていきました。オーダーメイドは責任も重く納期もシビアでしたが、リピーターが増えたり、店の評判が高まり宣伝効果があったのです。難しい注文に応えることで、スキルやノウハウのレベルも上がりました。顧客の要望に応えることは、創業当初から変わらないエルメスの指針になります。
まだ小さなファミリービジネスだったエルメスで、後に三代目を引き継ぐシャルルの息子である、エミール・モーリス・エルメスが15歳から手伝いを始めました。若い才覚を活用して新しい時代のニーズを汲み取り、馬具に似合う洋服やブーツ、手袋や帽子などを店頭に並べたのです。馬具だけでなくライフスタイルの提案をしました。現在で言えばスタイリストやマーケティングのようなことを、若干15歳のエミール・モーリス・エルメスは行ったのです。実はこの三代目こそが、のちにエルメスの方向性を大きく上向かせる原動力になります。

エルメスを代表する
ピンク色二選

通常店舗で全カラーがあるわけではありませんし、毎年ラインナップは変化しますが、エルメスのイメージカラーのオレンジは毎年10色以上展開されます。女性に人気のピンクは毎年16色以上あると言われており、淡いカラーから濃いカラーまで幅広く展開することがエルメスの特徴です。顧客の要望に応えることや、伝統と進取のバランスこそがエルメスを世界的なブランドへ導いたのです。
エルメスは複雑なカラーで私達を魅了します。赤の中にも黒や青が入っていたり、赤みの強いピンクや一見ブラウンにしか見えないピンクだってあります。今まで人気になったのはローズサクラやローズアザレなど、実物の花をベースにしたモデルです。天然の花の色味には、微かに青や紫が含まれています。
エルメスはタンナーと一緒に皮革を開発しているのです。馬具に使う蝋分の多いワックスレザーや、オイル分を多く含むサドルレザーだけではなく、デュプイ社やアノネイ社と一緒にボックス・カーフの新色だって開発しましたし、幻と言われていたロシアン・カーフへのアプローチも行います。エルメスは皮革素材の可能性を探求し続けています。
同じ情熱を向けているのがカラー展開です。春におすすめのエルメス・ピンクを紹介していきます。ローズエグランタインは、薔薇の品種の一種で実物の花をモチーフにしているのが特徴です。日本では皇室の皇后雅子様の名前が付けられたエグランタイン・マサコというカラーが人気です。淡くほのかなピンクカラーであり、薔薇が太陽の光で黄色く染まったややベージュがかった色合いがこのモデルの特徴です。
二つ目に紹介するのはローズドラジェになります。ドラジェとはフランスで結婚式に配られるお菓子のことです。縁起が良いアーモンドを原料にしたお菓子で、糖衣菓子のことを言います。料理人の名前がこのお菓子の由来であり、その他に美しいものという意味もあります。

エルメスの
人気のピンクカラー六選

エルメスの多彩なピンクは一見の価値があります。一つずつ並べて見る機会は春先などのフェアでしか難しいかもしれませんが、革の宝石と言われるほど素材にこだわったエルメス社のレザー素材のピンクは、春に咲くピンク色の花弁に負けない魅力がありいつまで見ていても飽きません。パソコンのモニターやスマートフォンの画面では伝わらない、繊細で大胆な色彩の洪水なのです。
エルメス社で人気のローズサクラは、2015年のコレクションで初登場しそのまま定着しました。当時あまりの人気で品切れになり、その反響を受け定番化した経緯があります。日本人なら思わず懐かしくなってしまう、春の桜の色そのものです。日本ではもちろん、海外でもオリエンタルピンクと呼ばれ人気があるカラーになります。
2010年に初登場した新色は「ピンク」です。ストレートな名前であり、撫子のような美しい中間色になっています。語源は諸説ありますが、16世紀に名付けられたという説が濃厚です。明るく朗らかで万人受けする色合いになります。
フューシャピンクはやや強いアクセントのピンクで、健康的な肌のような色合いに仕上がっております。名前の由来は南米の観葉植物であり、マゼンタと赤が隣り合ったチャートです。
ローズコンフェッティはフランス語で紙吹雪の意味があり、結婚式やパレードなどで盛大にまき散らすお祝いムードを持つピンクになります。英語ではキャンディやキャンディカラーなどという意味で、金平糖などのお菓子の意味も持っているそうです。
ローズリップスティックは光沢のある健康的なローズ色になります。女性の唇の色のようなイメージで、お気に入りのリップと合わせて使えば、相乗効果を生んでくれるのです。女性の肌に合うのならば、バッグの色にだってマッチするというエルメスの哲学によるピンクカラーになります。
ローズアザレはフランスの言葉で、日本語ではツツジのことです。道路脇の植え込みでお馴染みの植物です。桜の直ぐ後の季節に白やピンクや赤い花を咲かせて、初夏の訪れを告げてくれる花です。エルメスの定番であり、赤みの強い情熱的なカラーです。

艶感のあるエルメス・ピンク

エルメスはいつだって挑戦的です。馬具から女性用の携帯品に進出した時も、香水事業に参入した時も、採算度外視でシルクスカーフを自社で開発すると決めた時も、いつだって挑戦する心を忘れたことはありません。エルメスのビビットなピンクは、溌溂としておりドラマを感じさせる色です。強く激しく生きてゆくことを決意した、そんな力強さを内に秘めております。多彩でムーディーであり、女性の多面的な顔を見せてくれる情熱的なカラーが、エルメスのビビットピンクなのです。
ローズティリアンは2011年に誕生した鮮やかで鮮烈なイメージを持つピンクであり、キャンディカラーのバーキンなどのバイカラーやペールカラーのアクセントに使われたことで知られています。発色の良さと光を反射する鮮やかさで、他を寄せ付けない孤高で高いプライドを持ったピンクカラーです。
ローズエクストリームは、赤みの強い美しいピンクカラーになります。凛とした気品があり、高貴で気の強い色味です。シャープで美しいだけでなく、周囲の雰囲気を上品に変えてくれるノーブルなムードを持ったピンクでもあります。
ローズショッキングは、いたずらっ子の女の子が時を経て美しい女性に成長したような優美さを持っているのが特徴です。
マグノリアは木蓮の一種で、華麗という花言葉を持っているのが特徴です。この植物は広く分布しており、熱帯から鉱山まで生息出来る強さを持っています。香りの良い花を咲かせてフレッシュでフローラルな香りで人々を楽しませてくれる花の名前です。エルメスでは落ち着いた明るいピンクで表現しています。
ローズパープルは紫よりの薔薇の花をモチーフにしており、女性の明るさや柔らかさ、落ち着いた魅力を内在したカラーです。ピンクは紫によるほど高貴な印象になると言われており、気品を感じさせます。エルメスの多彩なカラーは明るさやカラーチャートだけではありません。表面的ではなく、内に秘めた力強さにも注目してみるとより感性が刺激されます。

エルメスの
知性を感じさせるピンク

シェヘラザードは、千夜一夜物語の語り部として知られる架空の人物です。ペルシャの王妃であり、暗君シャフリヤール王に、身を賭して物語を語ります。シャフリヤール王は女性不信であり、妻となる女性に対して刃傷沙汰を働く蛮行で知られていました。
一計を案じたシェヘラザードは、王様に一晩中物語を語り、夜明けになると「お次は今晩にでも」と千夜一夜続けたと言われています。やがて王の心には慈愛が生まれ、シェヘラザードを愛し子を成したとことでカタルシスを迎えたのです。
この聡明な女性シェヘラザードの名前が付けられたローズシェヘラザードは、知恵や聡明さと自己犠牲の心を持つ、慈愛に満ちたピンクになります。表面的な色合いだけではなく、物語性を製品に織り込むエルメスらしいピンクです。女性の美しさや強さを持ち、美しい異国のアラビアの夜を思わせる幻想的なピンクがローズシェヘラザードになります。
トスカはジャコモ・プッチーニ作の戯曲であり、美しく破滅的なオペラのお題目です。主役の三人が破滅的なラストを迎えるまでの過程が描かれており、献身や無償の愛がテーマになっています。時代に翻弄されながら、自らの運命の犠牲になって行く悲しい物語ですが、情緒豊かな見所が満載の傑作オペラに仕上がっているのです。
エルメスのトスカはオペラから引用されたカラーであり、一見アンズのように見えるピンクカラーになります。歌姫トスカのイメージを表しており、トスカの弱さや献身的な愛や人間的な魅力など多面的な表情をイメージして染め上げられた濃厚なローズピンクに仕上げられているのです。
ローズウッドは日本では紫檀と呼ばれており、紫檀はとても硬い材質で仏壇や仏具、高級箸や茶わんなどに加工されて使われます。強いだけではなく耐朽性に優れており、腐食しにくい性質を持っているのです。ピンクと呼ぶにはブラウンカラーが強いですが、反面落ち着いており穏やかでTPOを選ばずに使えるのがローズウッドの魅力の一つになります。光の当て方一つでブラウンにも、情熱的な赤にも見える不思議な色合いです。

お出かけに選びたい
定番エルメス

1984年ロンドンへ向かう飛行機に乗り込んだ当時のエルメスの社長ジャン・ルイ・デュマ・エルメスは、飛行機内で偶然当時の大スター、ジェーン・バーキンの隣に座ります。この偶然は運命の出会いでした。当時のジェーン・バーキンは子供を産んだばかりで、子育ての傍らで忙しく世界中を旅していました。彼女は女優であり歌手であり芸術家であり、活躍のフィールドは世界中だったのです。
ジャン・ルイ・デュマ・エルメスは、彼女がボロボロの藤の籠に乱雑に荷物を入れているのが気になりました。そして自分はエルメスという鞄工房で働いている者であり、ぜひ貴女に似合う鞄を作らせて欲しいと声をかけたのです。ジェーン・バーキンは驚いた表情を浮かべた後で、素直な少年のように目を丸くしました。子育てにも出張にも使えるバッグがなくて困っているのだと、ジャン・ルイ・デュマ・エルメスに伝えました。
ジャン・ルイ・デュマ・エルメスは社内の職人とデザイナーと一緒に、ジェーン・バーキンに似合うバッグを開発しました。1892年に製造されたオータクロアをベースに、手提げハンドルを付けてサイズ変更した、伝統のクロアスタイルのハンドバッグでした。この時に作られたのは黒革の横幅40センチサイズで、フラップにはJ.Bの刻印が打たれました。ショルダーが付けられており、この特別製の初代バーキンをプレゼントされたジェーン・バーキンはシールを貼り付けてカスタマイズし、仕事にプライベートに愛用しました。
バーキンはかっちりしたフラップバッグでありながら、フラップを内側に折り畳むとトートバッグのように使うことが出来たのです。現在でもお気に入りの自信の名を冠したバッグと一緒にポートレートに納まる、若き日のジェーン・バーキンを見ることが出来ます。そして月日が流れてエージングされたバッグと一緒に独特の笑顔を作るジェーン・バーキンの姿も見ることが出来ます。お気に入りのバッグと一緒に年齢を重ねたジェーン・バーキンの笑顔は、昔と変わらずとてもキュートなのです。

エルメスのケリーの魅力

エルメスのケリーほど多彩なバッグはありません。レギュラーモデルで6サイズ展開しており、内縫いと外縫いから選ぶことが出来ます。カラーは200種類以上で数多いレザーのラインナップ展開で、最も多く作られたのがエルメスのケリーバッグです。
元々はサック・ア・クロアという、ベルト型のバッグの意味で呼ばれていましたが、ある偶然の出来事からケリーバッグという通称になりました。パパラッチにカメラを向けられたグレース・ケリーは、妊娠中のお腹を隠すようにサック・ア・クロアでガードしたのです。
この特徴的な出来事とこの時に撮影された写真により、彼女の妊娠は世界的なニュースになりました。当時、女優からモナコ皇妃になる世紀の恋を成就させたグレース・ケリーの情報は、衆目の関心ごとの一つだったのです。エルメスのバッグは物語の小道具になりました。
印象的な出来事によってサック・ア・クロアのバッグは、そのままケリーという名前で正式に呼ばれるようになります。世界中のセレブに愛される定番のパーティーバッグとして、今日もどこかでエレガントに愛用されていることでしょう。厳選を重ねて吟味された皮革を使い、高い技術を持った職人が20時間以上を費やして完成するバッグです。
エルメスのバッグの中ではバーキンと双璧の高い人気を誇っており、世界中から購入希望者が殺到しています。しかし一人の職人がスタートからフィニッシュまで担当するベンチメイド方式であり、量産化は出来ません。量産化をしてしまったらそれはエルメスではないからです。人気の高い直営店で購入しようとすると、納期は二年待ちとも言われています。
エルメスのケリーバッグは見た目だけ美しいバッグではありません。エルメスの現在を作ったオリジナルモデル、オータクロアの直系として高い機能性も特徴的です。ハンドルは六枚の革を加工して耐久性と持ちやすさを両立させ、クロアベルトが補強になり、さらにカデナの錠前により中身を守ります。旅行カバンとして使われていたので、耐久性や防犯性もデザインの中に組み込まれているのです。

まとめ

エルメスのバッグは女性たちの憧れです。一度手にしたら虜になってしまい、二つ目や三つ目を追加購入する人も少なくありません。セカンドエルメスにおすすめなのは、美しい花を連想させるピンクです。フォーマルな黒を持っているなら、二つ目は思い切ったカラーを選ぶのがおすすめです。エルメスは伝統を大切にしながら革新性を持ち、カラーを200色も展開してしまう皮革ブランドです。気に入ったカラーが必ず見つかるはずです。

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