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「ダイヤモンドのコーティング処理って何?」「コーティングされたダイヤモンドは本物なの?」とお悩みではありませんか。
ダイヤモンドのコーティング処理とは、低品質な原石の表面に金属酸化物や樹脂の薄膜を施し、カラーダイヤモンドのような見た目に仕上げる加工技術のことです。
1950年代に現代的なコーティング技術が登場し、2007年頃には多様な色を再現できる新しいマルチレイヤーコーティング技術が普及し始めました。天然のファンシーカラーダイヤモンドに手が届かない方でも、美しい色味のダイヤモンドを手軽に楽しめる方法です。
本記事では、ダイヤモンドのコーティング処理の仕組みや効果、お手入れ時の注意点、グレーディング(品質鑑定)との関係まで詳しく解説します。コーティングダイヤモンドの購入や売却を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

Contents
- これまでのダイヤモンドの価値
- コーティング処理にどんな効果があるのか
- ダイヤモンドを超音波洗浄する際の注意点
- コーティングによりどれだけ付加価値が付けられるのか
- コーティングダイヤモンドの売却・買取時に知っておきたいポイント
- コーティングされたダイヤモンドのグレーディングとは
- ダイヤモンドのコーティング処理に関するよくある質問
- Q. コーティングされたダイヤモンドは本物のダイヤモンドですか?
- Q. コーティングダイヤモンドと天然カラーダイヤモンドの見分け方は?
- Q. コーティングダイヤモンドの色は永久に持続しますか?
- Q. コーティングダイヤモンドを超音波洗浄しても大丈夫ですか?
- Q. コーティングダイヤモンドは熱に弱いですか?
- Q. コーティングダイヤモンドにはどんな色がありますか?
- Q. コーティングダイヤモンドの価格相場はどれくらいですか?
- Q. コーティングダイヤモンドは資産価値がありますか?
- Q. コーティングダイヤモンドは鑑定書がもらえますか?
- Q. コーティングダイヤモンドを買取に出すとどれくらいの価格になりますか?
- Q. コーティングダイヤモンドの再コーティングは可能ですか?
- Q. コーティングダイヤモンドは偽造品ですか?
- Q. コーティングダイヤモンドはアレルギーの原因になりますか?
- Q. コーティングダイヤモンドは結婚指輪に使えますか?
- Q. コーティングダイヤモンドを購入する際の注意点は何ですか?
- Q. コーティング処理はいつ頃から行われていますか?
- Q. コーティングダイヤモンドは海外でも販売されていますか?
- Q. コーティングダイヤモンドと人工ダイヤモンドの違いは何ですか?
- Q. コーティングダイヤモンドはリフォームできますか?
- Q. コーティングダイヤモンドはどこで購入できますか?
- まとめ
- 「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格
- 「ダイヤモンド」の買取なら「おたからや」
これまでのダイヤモンドの価値

ダイヤモンドは、職人の手によるカット・研磨や装飾品への加工を経て輝きを増し、高い価値を持つ宝石として認められてきました。不純物を多く含む低品質な原石は、適切にカット・研磨しても濁りが残り、透明感のある仕上がりにはなりません。こうした原石は粉末に加工され、研磨材などの工業用途で使用されています。
高品質なダイヤモンドは希少な宝石として取引され、古くからヨーロッパの貴族たちに愛されてきました。現代でも高品質なダイヤモンドは著名人のコレクションや結婚記念のジュエリーとして購入され、特別な宝石としての地位を保っています。
ダイヤモンドの価値について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドという宝石の魅力と価値|後悔しないための4Cと選び方
参考:GIA(米国宝石学会)
K18 ダイヤモンド リング 0.2ctの買取情報をチェックする
コーティング処理にどんな効果があるのか

コーティング処理は、品質の低いダイヤモンドの表面に人工的に色を付けて価値を高める加工方法です。コーティングダイヤモンドの特徴を以下の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
| 処理の目的 | 低品質ダイヤモンドの外観を改善し、カラーダイヤモンドのように見せる |
| 処理方法 | 金属酸化物や樹脂の薄膜をダイヤモンド表面に施す |
| 普及時期 | 2007年頃から本格的に普及 |
| 再現できる色 | ピンク・ブルー・イエロー・グリーンなどファンシーカラー全般 |
| メリット | 天然カラーダイヤモンドより大幅に安価で購入できる |
| デメリット | 使用や洗浄により被膜が剥がれ、色落ちする可能性がある |
コーティング処理により、高価なダイヤモンドに手が届かない方でもカラーダイヤモンドの美しさを楽しめます。また、工業用として安価に取引されていた原石にコーティングを施すことで、装飾品としての価値を高めることが可能です。
コーティングの色付けには以下の素材が使用され、天然のファンシーカラーダイヤモンドに近い見た目を再現できます。
- 金属酸化物:薄膜として表面に施し、光の干渉で発色させる
- 樹脂:被膜として色素を定着させ、カラーを表現する
色のついた宝石の美しさに魅了される方は多く、カラーダイヤモンドへの関心も年々高まっています。
カラーダイヤモンドや着色処理について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ファンシーカラーダイヤモンドの価値とは?色による価格の違いと買取時のポイントを徹底解説
・カラーダイヤモンドも人工的に作ることが可能!ダイヤモンドの着色方法
ダイヤモンドを超音波洗浄する際の注意点

コーティング処理されたダイヤモンドは超音波洗浄に弱く、繰り返し洗浄すると被膜が剥がれる恐れがあります。コーティングダイヤモンドのお手入れには、柔らかい布での乾拭きがおすすめです。
無処理で内部に傷のないダイヤモンドであれば、超音波洗浄で割れる心配はほとんどありません。ただし、不純物の多いダイヤモンドには「フェザー」と呼ばれる白い羽状のヒビが内部に存在することがあり、フェザーを持つダイヤモンドは超音波洗浄の振動で割れてしまう場合があります。
ダイヤモンドのフェザー(内部のヒビ)には2種類があり、それぞれ性質が異なります。
| 種類 | 特徴 |
| クリベージ | ダイヤモンドの結晶方向と平行に入るヒビ。原子の結合力が弱い面に沿って割れるため、衝撃に対して脆弱になる。 |
| フラクチャー | 結晶方向とは無関係に不規則に入るヒビ。へき開面以外での割れを指し、貝殻状の破断面が特徴。 |
クリベージもフラクチャーも、超音波洗浄時の振動や衝撃でダイヤモンドが割れる原因となる場合があります。購入時の鑑定書でフェザーの記載がある場合は、取り扱いに注意してください。
ダイヤモンドは硬度の高さで知られる宝石ですが、フェザーが存在すると衝撃に対して脆くなる性質があります。
ダイヤモンドのお手入れ方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドのくすみの原因と取り方を解説!自宅でできる輝きを取り戻す方法とは
参考:GIA(米国宝石学会)
ダイヤモンド ネックレス10.5 ctの買取情報をチェックする
コーティングによりどれだけ付加価値が付けられるのか

コーティングダイヤモンドは、工業用粉末として取引されるダイヤモンドよりは価値が上がりますが、天然カラーダイヤモンドほどの高い評価は得られません。品質が低くてもダイヤモンドとしての素材価値は残るため、コーティングダイヤモンドは手頃な価格帯の宝石として位置づけられています。
コーティングのベースが天然ダイヤモンドであることが前提です。人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)にコーティングを施した場合は、さらに市場価値が低くなるでしょう。
工業用としてグラム単位で安価に取引されていたダイヤモンドも、コーティング処理を施すことで装飾品へと生まれ変わります。ベースとなるダイヤモンドの価格に加工費が上乗せされる形で、市場に流通しています。
ダイヤモンドの価値基準について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドの価値基準とは?基本となる4Cの評価方法からそれ以外の重要な要素まで幅広く解説
・ダイヤモンド価格の推移と2025年相場予測|資産価値と売却ポイントを徹底解説
コーティングダイヤモンドの売却・買取時に知っておきたいポイント

コーティングダイヤモンドの売却前に、以下の点を押さえておきましょう。
- 査定基準の違い:コーティング処理品は「トリートメントダイヤモンド(処理石)」として扱われ、未処理品より買取価格が低くなる傾向があります
- 査定で見られるポイント:コーティングの状態(剥がれ・色落ち)、カラット数、カットの品質が総合的に評価されます
- 状態による価格変動:被膜の劣化や元のダイヤモンドの品質が低い場合、査定額がさらに下がる可能性があります
- 買取店選びのコツ:ダイヤモンドの鑑定知識を持つ査定員がいる店舗を選びましょう。鑑別書があれば持参するとスムーズです
コーティングダイヤモンドの適正な査定には、専門知識が欠かせません。「おたからや」では、経験豊富な査定員がダイヤモンドの価値を正確に見極め、高価買取を実現いたします。全国約1,660店舗以上で無料査定を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
コーティングされたダイヤモンドのグレーディングとは

グレーディングとは、ダイヤモンドの品質(カラット・カラー・クラリティ・カット)を専門機関が評価し、鑑定書として発行する作業のことです。天然の無処理ダイヤモンドや天然カラーダイヤモンドには、GIAやCGL(中央宝石研究所)などの鑑定機関でグレーディングが行われ、品質を証明する鑑定書が発行されます。
コーティング処理が施されたダイヤモンドは、トリートメントダイヤモンド(処理石)に分類されるため、品質評価のグレーディングは行われません。
所有者がダイヤモンドの処理の有無を把握していない場合は、鑑定機関に依頼して処理の有無を判別してもらうことが一般的です。高品質なコーティング処理は、肉眼では天然カラーダイヤモンドと見分けがつかない場合があり、専用機器を備えた鑑定ラボでの検査が必要になります。
ダイヤモンドの鑑定方法や鑑定書の見方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドの鑑定方法をプロが解説!高額査定のための基礎知識
・ダイヤモンド鑑定書(グレーディングレポート)の見方を徹底解説!鑑別書との違いや4Cのポイントも紹介
参考:中央宝石研究所(CGL)
参考:GIA
ダイヤモンドのコーティング処理に関するよくある質問

ダイヤモンドのコーティング処理について、購入前や売却前に疑問を持つ方は多くいます。ここでは、コーティングダイヤモンドに関してよく寄せられる質問と、その回答を詳しく解説します。
Q. コーティングされたダイヤモンドは本物のダイヤモンドですか?
A.
コーティングされたダイヤモンドは、ベースとなる石が天然ダイヤモンドであれば「本物のダイヤモンド」に分類されます。コーティング処理はダイヤモンドの表面に薄い被膜を施して色味を変える加工であり、ダイヤモンド自体を人工的に作り出しているわけではありません。
ただし、コーティング処理を施したダイヤモンドは「トリートメントダイヤモンド(処理石)」として扱われ、天然のカラーダイヤモンドとは区別されます。宝石としての市場価値は天然石より低く評価されるため、購入時には処理の有無を必ず確認することをおすすめします。
Q. コーティングダイヤモンドと天然カラーダイヤモンドの見分け方は?
A.
コーティングダイヤモンドと天然カラーダイヤモンドを肉眼で見分けることは、宝石鑑定士でも困難な場合があります。高品質なコーティング技術が使われている場合、一見しただけでは天然のファンシーカラーダイヤモンドと区別がつかないケースも多くあります。
確実に見分けるためには、GIA(米国宝石学会)やCGL(中央宝石研究所)などの信頼できる鑑定機関で検査を受ける方法が最も確実です。鑑定機関では専用の機器を使ってコーティング被膜の有無を検出し、鑑別書(レポート)に処理内容を明記します。鑑別書や鑑定書が付属している場合は、処理の記載を必ず確認しましょう。
Q. コーティングダイヤモンドの色は永久に持続しますか?
A.
コーティングダイヤモンドの色は永久には持続しません。コーティング処理はダイヤモンドの表面に金属酸化物や樹脂の薄膜を施す加工であるため、日常的な使用や摩擦、洗浄などによって被膜が徐々に剥がれ、色落ちが生じる可能性があります。
色の持続期間はコーティングの品質や使用頻度、お手入れ方法によって異なります。被膜を長持ちさせるためには、超音波洗浄を避け、柔らかい布での乾拭きを心がけることが大切です。コーティングが剥がれた場合、再コーティングを施すことも可能ですが、費用対効果を考慮して判断しましょう。
Q. コーティングダイヤモンドを超音波洗浄しても大丈夫ですか?
A.
コーティングダイヤモンドに超音波洗浄を行うことは推奨されません。超音波洗浄機は微細な振動で汚れを落とす仕組みですが、コーティングダイヤモンドの表面にある薄い被膜に対しては、振動が剥がれの原因となる場合があります。
コーティングダイヤモンドのお手入れには、ぬるま湯と中性洗剤を使った手洗いか、柔らかい布での乾拭きが適しています。どうしても超音波洗浄を使いたい場合は、必ず宝石専門店に相談し、コーティングの状態を確認してもらってから判断してください。
Q. コーティングダイヤモンドは熱に弱いですか?
A.
コーティングダイヤモンドは熱に対して弱い性質を持っています。コーティングに使用される金属酸化物や樹脂の被膜は、高温にさらされると変色や剥離を起こす可能性があるため、熱源の近くでの使用や保管には注意が必要です。
日常生活では、調理中の火気や高温のドライヤーの風、サウナや温泉などの高温環境を避けることをおすすめします。ジュエリーのリフォームやサイズ直しを依頼する際も、加工時に熱が加わる場合があるため、事前にコーティングダイヤモンドであることを加工業者に伝えてください。
天然の無処理ダイヤモンドは高温にも強い耐性がありますが、コーティングダイヤモンドは被膜の保護を意識した取り扱いが求められます。
Q. コーティングダイヤモンドにはどんな色がありますか?
A.
コーティング処理では、以下のようなさまざまな色をダイヤモンドの表面に付けることが可能です。
- ブルー:天然では希少で人気の高いカラー
- ピンク:ロマンティックな印象で需要が高い
- イエロー:華やかで明るい印象を演出
- グリーン:個性的で落ち着いた色味
- オレンジ:温かみのある鮮やかな発色
- パープル:上品で神秘的な雰囲気
コーティングで人気の高い色はピンクとブルーで、天然では希少価値が高く高額になるカラーを手頃な価格で楽しみたい方に選ばれています。ただし、コーティングによる発色と天然カラーの発色は原理が異なるため、光の当たり方によって見え方に違いが生じる場合もあります。
Q. コーティングダイヤモンドの価格相場はどれくらいですか?
A.
コーティングダイヤモンドの価格相場は、ベースとなるダイヤモンドのカラット数や品質、コーティングの色味によって幅があります。一般的に、同じカラット数の天然カラーダイヤモンドと比較すると、コーティングダイヤモンドは数十分の一から数百分の一程度の価格で購入可能です。
たとえば、1カラットの天然ピンクダイヤモンドは数百万円から数千万円の価格帯になりますが、処理を施したカラーダイヤモンド(照射処理やコーティング処理など)であれば数万円から数十万円程度で手に入ることもあります(※2026年2月時点の情報です)。
ただし、コーティングダイヤモンドの具体的な価格は、ベースとなるダイヤモンドの品質やコーティングの種類によって大きく異なります。価格を抑えてカラーダイヤモンドの見た目を楽しみたい方には、コストパフォーマンスの良い選択肢です。
Q. コーティングダイヤモンドは資産価値がありますか?
A.
コーティングダイヤモンドには、天然の無処理ダイヤモンドや天然カラーダイヤモンドほどの資産価値は期待できません。コーティング処理を施したダイヤモンドは「処理石」に分類され、天然石としての希少性を失うため、市場での評価は低くなります。
資産運用や投資目的でダイヤモンドを購入する場合は、鑑定書付きの無処理天然ダイヤモンドを選ぶことをおすすめします。コーティングダイヤモンドは、あくまでファッションジュエリーとして美しい色味を手軽に楽しむためのアイテムとして位置づけるのが適切です。
Q. コーティングダイヤモンドは鑑定書がもらえますか?
A.
コーティング処理が施されていることが明らかなダイヤモンドには、品質を評価する「鑑定書(グレーディングレポート)」は発行されません。鑑定書は天然の無処理ダイヤモンドに対して発行されるものであり、処理石は対象外となります。
ただし、宝石の種類や処理の有無を判別する「鑑別書」は、コーティングダイヤモンドでも取得可能です。鑑別書には「コーティング処理が認められる」といった処理内容が明記されるため、購入時や売却時の参考になります。鑑別書の有無は買取査定にも影響するため、保管しておくと安心です。
Q. コーティングダイヤモンドを買取に出すとどれくらいの価格になりますか?
A.
一般的に、天然の同品質のダイヤモンドと比較すると買取価格は低くなる傾向があります。 コーティングが剥がれて色落ちしている場合や、ベースのダイヤモンド自体のクラリティ(透明度)が低い場合は、さらに査定額が下がる可能性もあるでしょう。
正確な価値を把握するためには、ダイヤモンドの専門知識を持つ査定員に依頼することが大切です。
「おたからや」では、コーティングダイヤモンドの状態やベースの品質を丁寧に確認し、適正な査定額をお伝えしています。査定は無料で、売却を強制することはありませんので、まずは価値を確認するだけでもお気軽にご利用ください。
Q. コーティングダイヤモンドの再コーティングは可能ですか?
A.
コーティングダイヤモンドの再コーティングは技術的には可能です。コーティングが剥がれて色落ちが目立つようになった場合、専門の加工業者に依頼することで新たにコーティングを施すことができます。
ただし、再コーティングには費用がかかるため、ダイヤモンド自体の価値やコーティング費用とのバランスを考慮して判断する必要があります。再コーティングを検討する場合は、宝石専門店や加工業者に相談し、費用と仕上がりの見込みを確認してから依頼しましょう。
Q. コーティングダイヤモンドは偽造品ですか?
A.
コーティングダイヤモンドは偽造品ではありません。偽造品とは、ダイヤモンドではない素材(キュービックジルコニアやモアサナイトなど)をダイヤモンドと偽って販売するものを指します。コーティングダイヤモンドは、ベースが天然ダイヤモンドである限り、本物のダイヤモンドに加工を施した「処理石」という扱いです。
ただし、コーティング処理を施したダイヤモンドを「天然カラーダイヤモンド」として販売する行為は不正表示に該当します。購入時には必ず処理の有無を確認し、鑑別書の記載内容をチェックすることが大切です。
Q. コーティングダイヤモンドはアレルギーの原因になりますか?
A.
コーティングダイヤモンド自体がアレルギーの直接的な原因になる可能性は低いです。コーティングに使用される金属酸化物や樹脂は、通常、肌に直接触れるジュエリーの地金部分とは異なるため、金属アレルギーの心配は少ないと考えられます。
ただし、コーティングダイヤモンドがセットされているリングやネックレスの地金部分に、ニッケルなどのアレルギーを引き起こしやすい金属が含まれている場合は注意が必要です。金属アレルギーが心配な方は、ジュエリーの素材表示を確認し、プラチナやK18ゴールドなどアレルギーを起こしにくい素材を選ぶとよいでしょう。
Q. コーティングダイヤモンドは結婚指輪に使えますか?
A.
コーティングダイヤモンドを結婚指輪に使用することは技術的には可能ですが、長期的な使用には注意が必要です。結婚指輪は日常的に着用するジュエリーであるため、摩擦や衝撃、水仕事などによってコーティング被膜が劣化しやすい環境にさらされます。
結婚指輪のように一生を通じて身につけるジュエリーには、コーティング処理のないダイヤモンドや天然石を選ぶ方が、長く美しい状態を保てます。コーティングダイヤモンドは、ファッションリングやカジュアルに楽しむジュエリーとして活用するのがおすすめです。
Q. コーティングダイヤモンドを購入する際の注意点は何ですか?
A.
コーティングダイヤモンドを購入する際には、販売店が処理内容を正しく開示しているかを必ず確認してください。信頼できる販売店であれば、商品説明やタグに「コーティング処理」と明記されています。処理の有無があいまいな場合や、天然カラーダイヤモンドとして販売されている場合は、購入を避けた方が安全です。
購入後は、コーティングダイヤモンドに適したお手入れ方法を守り、超音波洗浄や研磨剤の使用は控えましょう。鑑別書が付属している場合は大切に保管し、将来の売却時に備えておくことをおすすめします。
Q. コーティング処理はいつ頃から行われていますか?
A.
ダイヤモンドへのコーティング処理は古代から行われてきましたが、現代的な金属酸化物薄膜を用いたコーティング技術は1950年代に登場しました。1990年代後半には、天然カラーダイヤモンドに近い発色を再現できる高品質なコーティング処理が市場に出回り始めました。2000年代には多様な色を生成できる多層コーティング技術が開発されるなど、技術はさらに進化を続けています。
コーティング技術が登場する以前は、ダイヤモンドの色を変える方法として放射線照射やHPHT処理が主流でした。コーティング処理は表面加工であるため、他の処理方法と比べて低コストで施すことができ、カラーダイヤモンドを手軽に楽しみたい層への普及につながりました。
Q. コーティングダイヤモンドは海外でも販売されていますか?
A.
コーティングダイヤモンドは日本国内だけでなく、海外でも広く販売されています。アメリカやヨーロッパ、アジア各国の宝石市場でも、コーティング処理を施したダイヤモンドは「処理石(Treated Diamond)」として流通しているのです。
海外で購入する場合も、処理内容の開示義務は各国の宝石取引規則で定められているため、信頼できる販売店やGIAレポート付きの商品を選ぶことが大切です。個人輸入やオンライン購入の際は、処理の記載を確認し、不明点があれば販売店に問い合わせましょう。
Q. コーティングダイヤモンドと人工ダイヤモンドの違いは何ですか?
A.
コーティングダイヤモンドと人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)は、全く異なる概念です。コーティングダイヤモンドは天然ダイヤモンドをベースに表面処理を施したものであり、人工ダイヤモンドは工場で人工的に結晶を成長させて作られたものです。
人工ダイヤモンドは化学的・物理的構造が天然ダイヤモンドと同一であり、無処理の状態であれば永久的に美しさを保ちます。一方、コーティングダイヤモンドは表面の被膜が劣化すると色落ちが生じます。価格帯は人工ダイヤモンドの方がコーティングダイヤモンドより高い傾向にありますが、天然ダイヤモンドよりは手頃な価格で入手できるのが特徴です。
Q. コーティングダイヤモンドはリフォームできますか?
A.
コーティングダイヤモンドをジュエリーにリフォームすることは可能です。ただし、リフォーム作業中にコーティング被膜が傷ついたり剥がれたりするリスクがあるため、加工を依頼する際は宝石店にコーティングダイヤモンドであることを必ず伝えてください。
リフォームの内容によっては、熱や衝撃がダイヤモンドに加わる場合があります。コーティング被膜は熱に弱い性質を持つため、作業前に加工方法を確認し、被膜への影響を最小限に抑える方法で進めてもらうことが大切です。
Q. コーティングダイヤモンドはどこで購入できますか?
A.
コーティングダイヤモンドは、宝石専門店、ジュエリーショップ、オンラインショップなどで購入できます。購入時は、処理内容が明記されているか、鑑別書が付属しているかを必ず確認しましょう。
処理の開示が不十分な販売店や、天然カラーダイヤモンドと見分けがつかない価格設定をしている場合は注意が必要です。
信頼できる販売店を選ぶ基準として、以下の点をチェックすると安心です。
- 鑑別書の有無:GIAやCGLなどの鑑定機関が発行したものか確認する
- 返品・交換ポリシー:条件が明確に記載されているか確認する
- スタッフの専門知識:処理内容や品質について正確に説明できるか確認する
まとめ
コーティング処理は、希少な天然カラーダイヤモンドを手頃な価格で楽しみたい方に適した加工方法です。コーティング技術は1950年代から発展を続け、2007年頃には多様な色を再現できる新しい技術が普及し始めました。コーティングダイヤモンドに対する認知や価値観は、今後さらに広がっていく可能性があります。
現状ではトリートメントダイヤモンドとして天然石より低い評価を受けていますが、コーティング技術の進歩により、将来的には市場での評価が変化する可能性もあります。コーティングダイヤモンドは、予算を抑えながらカラーダイヤモンドの美しさを気軽に楽しめる点が最大の魅力です。
「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
![]() |
Pt・Pm900 ビルマ産非加熱ディープブルーサファイア・ダイヤモンド 6.39・0.53ct | 7,891,000 円 |
![]() |
Pt・Pm900 スリランカ産非加熱ブルーサファイア・ダイヤモンド リング 11.78 ct D1.76 ct | 6,713,000 円 |
![]() |
K14 マダガスカル産非加熱サファイア・ダイヤモンド リング 24.87 ct | 5,902,000 円 |
![]() |
Pt900 スターサファイア・ダイヤモンド リング 16.28 ct 1.32 ct | 4,033,000 円 |
![]() |
Pt・Pm900 コロンビア産エメラルド・ダイヤモンド リング 9.17 ct D1.98 ct | 3,240,000 円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ダイヤモンドの査定額は、4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)の評価に加え、表面処理の有無も重要なチェックポイントとなります。特にカットグレードはダイヤモンドの輝きを左右する唯一の「人の手による要素」であり、Excellent(エクセレント)評価の石は高額査定が期待できます。
- おたからや査定員のコメント
「おたからや」では、GIA基準に基づいた専門知識を持つ査定員が、ルーペや専用機器を用いて一点一点丁寧に鑑定いたします。「鑑定書がない」「処理されているかわからない」といった不安をお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。表面の傷や汚れがあっても、ダイヤモンド本来の価値をしっかりと見極め、適正な価格をご提示いたします。

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岩松 査定員
-
趣味
旅行、読書
-
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-
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10カラットダイヤモンド
-
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