大切なブランドバッグも、使い続けるうちに少しずつ汚れが気になってくるものです。ただし、繊細な素材が使われていることも多いため、「自分でクリーニングできるのか」「どのようにするべきか」と考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、クリーニング前のチェックポイントや、革・布といった素材別の汚れの落とし方、やってはいけないNG行動まで詳しく解説します。バッグを長くきれいに使いたい方はもちろん、いつか手放すことを考えている方にも役立つ内容です。ぜひ最後までご覧ください。
Contents
自分でクリーニングをする前にすべきこと
適切なクリーニングをするためには、まず素材や状態を正しく見極めることが大切です。ここでは、事前にチェックすべきポイントを解説します。
ブランドバッグの素材と状態を把握する
まずは、お手持ちのバッグがどのような素材で作られているか、そして現在どのような状態にあるかを確認しましょう。素材によって、適切なお手入れ方法は大きく異なります。
たとえば、レザー(本革)は水に弱いため、水洗いは厳禁です。基本的には、ブラシで汚れを落としたり、固く絞った柔らかい布で優しく拭き取る方法が適しています。一方、ナイロンやキャンバス地などの素材は、比較的水に強いため、水拭きや手洗いによるケアがしやすく、自宅でのお手入れにも向いています。
また、バッグのコンディションも重要な判断基準となります。購入して間もなく、汚れが軽度であれば、自分でクリーニングを行っても問題ないことが多いでしょう。
しかし、カビが発生している場合や革の劣化が進んでいる場合は、自己流で処理を試みるとかえって状態を悪化させてしまうことがあります。そのような場合は、無理をせず、専門のクリーニング業者への相談を検討してみてください。
ブランド公式のケアガイドを確認する
セルフクリーニングを始める前に、まずはバッグのブランドが案内する公式のケアガイドの確認をおすすめします。
特に高級ブランドのバッグには、独自の素材加工や特殊な構造が施されていることが多く、メーカーが推奨する方法でお手入れを行うことが重要です。こうした公式ガイドには、やってはいけないお手入れについても明記されていることがあります。
多くのブランドでは、公式サイトや店舗でメンテナンス情報を公開しているため、お持ちのバッグに対応したガイドがあるかどうか、事前にチェックしておくと安心です。ブランドによっては、公式店舗での修理を推奨している場合もあります。
以下に、有名ブランド製品のケアや修理について掲載されているページをまとめました。
ブランド | ページ |
---|---|
Hermès(エルメス) | エルメス製品のお手入れとリペア → |
CELINE(セリーヌ) | お修理について → |
LOEWE(ロエベ) | ロエベ製品のケアガイド → |
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン) | 製品を末永くご愛用いただくために – レザーグッズ → |
CHANEL(シャネル) | Bags – Care instructions → |
PRADA(プラダ) | 修理 – Prada Group → |
FURLA(フルラ) | フルラ製品のお手入れについて → |
クリーニングに必要なアイテムを揃える
セルフクリーニングを行うには、素材や状態に合った道具を使うことが大切です。適切なアイテムを使うことで、汚れを効果的に落とし、素材を傷めずに手入れができます。
ただし、新しいクリーナー類を使う際は、いきなり広範囲に塗布せず目立たない部分で試し使いして問題がないか確認しましょう。
以下では、用途別に必要なアイテムを紹介し、それぞれの使い方を解説します。
基本の拭き取り・ほこり落とし
やわらかい布やクロス
表面のホコリや軽い汚れをやさしく拭き取ります。綿やマイクロファイバー製が理想です。
ブラシ類(レザー用・スエード用)
ホコリ除去や毛並みを整えるために使用します。素材に合った柔らかさのブラシを選びましょう。
クリーニングの前準備として、まずは乾いた汚れやホコリをしっかり落とすことが重要です。やわらかい布と専用ブラシを使うことで、傷つけずに素材を整えることができます。
素材別の洗浄ケア用品
中性洗剤
布やナイロン素材に使用します。水で薄めて部分的に洗うのが基本です。
革用クリーナー
本革表面の皮脂や汚れを除去します。色落ちテストをしてから使用してください。
スエードシャンプー
起毛素材の頑固な汚れを泡で洗浄します。
エナメル専用クリーナー/クリーム
エナメル素材の汚れ落としと艶出しをします。
洗浄アイテムは、素材によって使えるものが異なるため、必ず適したタイプを選びましょう。中性洗剤は布系に、革用クリーナーは本革に、起毛やエナメルには専用の製品を使うことで、トラブルを防ぎながらしっかり汚れを落とせます。
仕上げ・保湿・保護ケア
革用保湿オイル/クリーム
レザーに潤いを与え、ひび割れや乾燥を防ぎます。
スエード用消しゴム
軽い汚れや擦れをこすって、ピンポイントで除去します。
防水スプレー
仕上げに全体へ均一に吹きかけ、水や汚れの浸透を防ぎます。
クリーニング後の仕上げとして、保湿や防水の処理を行うことで、バッグのコンディションを長く保てます。革は乾燥を防ぐケアが必須であり、スエードや布素材は防水スプレーで保護することで、次回以降の汚れも付きにくくなります。
素材別のクリーニング・お手入れの方法と手順
ここからは、素材別に具体的なお手入れ方法とその手順をご紹介します。素材に合わせた適切な方法で、丁寧にお手入れを進めていきましょう。
レザー(革)素材
革製のブランドバッグは、水分と乾燥の両方に注意が必要です。以下に、基本的なお手入れの手順を素材の特性に合わせてご紹介します。
1. 表面のホコリを優しく除去
柔らかいブラシを使って、バッグ全体の表面に付いたホコリを軽く払いましょう。縫い目や金具まわりにも汚れが溜まりやすいため、丁寧に取り除くことが大切です。
2. 革用クリーナーで汚れを落とす
柔らかい布に革専用のクリーナーを少量含ませ、円を描くように優しく拭き取っていきます。強く擦らず、汚れを浮かせるよう意識してください。変色や色落ちが心配な場合は、バッグの底など目立たない場所で試してから使用しましょう。
3. 余分なクリーナーを拭き取る
汚れを浮かせた後は、別の清潔で乾いた布を使って、革の表面に残ったクリーナーをやさしく拭き取ります。薬剤が残ると変質の原因になるため、丁寧に行いましょう。
4. 直射日光を避けて自然乾燥
バッグは風通しの良い日陰で自然乾燥させてください。ドライヤーや暖房器具などの熱を直接当てると、革が硬化したり、ひび割れの原因になるため避けましょう。
5. 保湿オイルやクリームで仕上げ
革が完全に乾いたら、専用の保湿オイルやクリームを少量とり、全体に薄くムラなく塗り広げます。革の種類によって適した製品は異なりますが、
いずれも塗りすぎるとシミやベタつきの原因となるため、控えめに使用するのがポイントです。
6. 必要に応じて艶出し
エナメル加工が施されていない革製バッグであれば、仕上げに乾いた柔らかい布で軽く磨くと、自然な艶が出て美しく仕上がります。光沢を強めたい場合は、革専用のポリッシュを少量使って磨く方法もあります。
ただし、ブランドや革の種類によっては推奨されていない場合もあるため、事前に確認してから使用しましょう。
スエード・ヌバック素材
起毛革であるスエードやヌバックは、非常にデリケートな素材です。汚れや色あせが起きやすいものの、正しい手順で丁寧にケアすれば、美しい質感を長く保つことができます。
1. ブラッシングで毛並みを整える
使用前や購入直後には、まずスエード用ブラシで全体をやさしくブラッシングして毛並みを整えます。特にヌバックには、 毛先が細い馬毛ブラシが適しており、ホコリを落とすのにも効果的です。
日常的にブラッシングする習慣をつけることで、汚れの蓄積を防げます。
2. 消しゴムで表面の汚れを落とす
表面に付着した軽い汚れやテカリは、スエード専用の消しゴム(スエードイレーサー)で軽く擦って取り除きます。強く擦ると起毛を傷める恐れがあるため、 様子を見ながら優しく
行うことがポイントです。
3. ブラシで部分的なシミをかき出す
消しゴムでは落ちない皮脂汚れやシミがある場合は、真鍮毛入りのスエードブラシで軽くブラッシングします。毛足の奥から汚れを浮かせるように使いますが、力を入れすぎると起毛を擦り切ってしまうため、慎重に行いましょう。
4. シャンプーで全体を洗浄する
ブラッシングでも落ちない頑固な汚れには、スエード専用のクリーナー(シャンプー)を使用します。まず、 ぬるま湯を含ませたスポンジでバッグ全体を軽く湿らせ、その後に泡立てたシャンプーを優しく塗布していきます。汚れのひどい箇所は指の腹でなでるように洗い、素材を傷めないように注意しましょう。
5. 泡の除去と自然乾燥
洗浄後は、スポンジや柔らかい布で泡を吸い取り、 湿らせた布で軽く拭いて洗剤を取り除きます。その後、バッグの形を整えてから、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。完全に乾くまで数日置くのが理想です。ドライヤーや直射日光は素材を劣化させるため避けてください。
6. 仕上げのブラッシングと保護スプレー
乾燥が終わったら、馬毛ブラシで全体をやさしくブラッシングし、毛並みを整えます。最後に、スエード専用の防水・栄養スプレーを全体に吹きかけて仕上げます。バッグから20〜30cmほど離し、 腕を左右に動かしながらムラなくスプレーすることで、色あせや水汚れを防ぐコーティングができます。
エナメル素材
エナメル素材(パテントレザー)は、表面に樹脂コーティングが施されており、独特の光沢が魅力です。
一方で、経年によるベタつきや変色、色移りが起こりやすい繊細な素材でもあります。以下の方法で、表面を傷つけないように優しくお手入れしましょう。
1. 乾拭きでホコリを落とす
柔らかい布を使って、表面に付着したホコリや指紋を軽く拭き取ります。乾いた柔らかい布で優しくなでるように拭くのが基本です。砂や埃などの粒子がある場合は、先に払い落としてから拭くようにしましょう。
2. 専用クリーナーで全体を拭き上げる
エナメル専用のクリーナーや、弱めの洗浄成分を含むウェットクロスを使い、全体を丁寧に拭きます。布にクリーナーを含ませてムラなく拭き上げることがポイントです。強い溶剤は使わず、「エナメルクリーナー」や「パテントレザー用ローション」などの専用品を使用しましょう。
3. 艶出しで光沢を戻す
汚れを落とした後は、専用の艶出しクリームやローションをごく少量、布で伸ばすように塗布します。ごく薄く塗り広げるように意識することで、自然な光沢がよみがえります。厚く塗りすぎるとムラやベタつきの原因になるため注意が必要です。
4. 細かい汚れにはポイントケア
ファスナー周辺や縫い目などの細かい部分には、綿棒にクリーナーを含ませて拭き取る方法が有効です。布で届かない部分には、無色の消しゴムで軽く擦るのもよいでしょう。ただし、力を入れすぎないように注意してください。
5. 仕上げに乾拭きで光沢を整える
全体のケアが終わったら、乾いた綺麗な布で余分なクリームを拭き取り、ムラのないツヤに仕上げます。乾いた布で全体を均一に拭き上げることで、美しい仕上がりになります。
ナイロン素材
ナイロン製のバッグは、軽くて丈夫なうえ、比較的お手入れもしやすいため日常使いに適しています。
ただし、レザーパーツが組み合わさっている場合には、部分的に取り扱いに注意が必要です。
1. ブラッシングで表面のゴミを除去
乾いた状態で、衣類用ブラシや布製バッグ用ブラシを使って表面のホコリやゴミを払い落とします。泥が乾いて付着している場合は、手で軽く落としてからブラッシングを行います。
乾いた状態でホコリや汚れを落としておくことで、次の工程がスムーズになります。
2. 中性洗剤でやさしく拭き洗い
水で薄めた中性洗剤液(目安:水1リットルに小さじ1)を用意し、柔らかい布を浸して固く絞ります。その布でバッグの表面をポンポンと叩くようにして汚れを移し取ります。
布で叩くように拭き取るのがナイロン洗浄のコツです。特にハンドルや底部など、皮脂が付きやすい部分は重点的にケアしましょう。
3. 洗剤分をきれいに拭き取る
きれいな水で濡らして絞った布を使い、全体をもう一度拭きます。洗剤成分が残るとシミの原因になるため、拭き残しがないように仕上げましょう。
中性洗剤を使ったあとは必ず水拭きで仕上げるのが基本です。
4. 陰干しでしっかり自然乾燥
乾いたタオルで水分を軽く押さえたら、バッグの形を整えて風通しの良い日陰で自然乾燥させます。型崩れを防ぐために、内部にはタオルや紙などで詰め物をしておくとよいでしょう。
陰干ししながら型崩れを防ぐ工夫も忘れずに行いましょう。
布・キャンバス素材
キャンバス地やコットン、リネンなどの布製バッグは丈夫で扱いやすい反面、水洗いによって縮みや型崩れ、色落ちが生じる可能性があります。
基本的には部分洗いを中心に、素材に負担をかけない方法でケアするのがおすすめです。
1. 水拭きと部分洗浄
バッグ全体を丸洗いせず、汚れが気になる部分のみを優しく洗浄します。ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、布に含ませてポンポンと叩くように拭き取りましょう。叩くように拭き取ることで、生地を傷めずに汚れを移します。
2. 表面の黒ずみには消しゴムを使用
軽い黒ずみや汚れには、プラスチック消しゴムを使って優しく擦ると落ちる場合があります。特に生成り色のキャンバスに有効です。
汚れの上から優しくなでるように消しゴムを使います。ただし、擦りすぎると生地を傷めたり色が抜けてしまうため注意が必要です。
3. 濡れてしまったときの輪ジミ対策
雨などで部分的に濡れた場合は、すぐに乾いた布で押さえて水分を取り除きます。その後、固く絞った布で全体をまんべんなく拭くことで、シミの発生を防ぎます。
濡れた箇所と乾いた箇所の境界をぼかすように拭くのがポイントです。拭いた後は風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。
4. 全体洗いが必要な場合の手順
全体の洗浄が必要な場合は、洗濯表示を確認のうえ、ぬるま湯で洗剤を含ませたスポンジを使い、押し洗いを行います。バッグを揉まずに、スポンジで押し洗いするのが基本です。
漂白剤や熱湯は避け、中性洗剤を使って丁寧に汚れを落としてください。洗浄後は厚手のタオルで水気を吸い取り、日陰で自然乾燥します。素材によっては乾燥後にアイロンでシワを整えるのもよいでしょう。
5. 仕上げに防水スプレーを使用
乾燥後、汚れ防止のために布用の防水スプレーを軽くかけるのがおすすめです。目立たない部分で試してから全体にスプレーすることで、変色などのトラブルを防げます。
クリーニング時のNG行動と注意点
大切なブランドバッグを傷めないために、クリーニング時に避けるべき行動や注意したいポイントを確認しましょう。
公式サイトで推奨されていない方法を取る
各ブランドが提供する公式ケアガイドで「避けるように」と明記されている方法は、必ず守るようにしましょう。一部ブランドでは、化学薬品や市販クリーニング用品の使用を推奨していません。
たとえば、革製品に過度な水分を与えたり、アルコールや溶剤を使ったりすると、素材の風合いや色が損なわれるほか、変色や剥離の原因になることもあります。
純正のサービスを活用することも、安心してメンテナンスするための有効な手段です。
擦りすぎ・洗いすぎる
バッグの汚れを落とそうとするあまり、強く擦ったり何度も洗ったりするのは逆効果です。特に革素材やエナメルは、過度な摩擦により表面に傷がついたり、コーティングが剥がれてしまうことがあります。
消しゴムを使った汚れ落としやブラッシングも、やさしく行うのが鉄則です。力任せにこするのではなく、素材に負担をかけない程度のタッチで汚れを浮かせるよう意識しましょう。
また、洗剤液に長時間漬けたり、何度も丸洗いしたりといった過度な洗浄は、革や布を傷めてしまいます。ひどい汚れだけを部分洗いするなど、必要最小限のケアを心がけましょう。
- おたからや査定員のコメント
買取を視野に入れてお手入れをする場合は、無理に汚れを落とそうとせず、そのときの素材状態に合った方法を選ぶことが大切です。強く擦ったり色落ちさせてしまうと、かえって査定額が下がる可能性もあります。
将来的な売却を考えている方こそ、無理のない範囲で丁寧に扱うことが「価値を守るケア」につながります。不安な場合はセルフクリーニングをしすぎないことも選択肢の一つです。
ひどい汚れはダメージは無理せず業者に頼む
自分では対応が難しいシミやカビ、破損に対して無理に処理を行うと、状態を悪化させてしまうリスクがあります。
たとえば、革の深いシミをこすれば革そのものが変質したり、カビを自己流で拭き取ると再発や劣化を招く恐れもあるでしょう。
そうした難しい汚れは、早い段階で専門のクリーニング業者やブランド直営店に相談する判断も必要です。最適な洗剤・技法を用いて対処できるほか、カラーリングの補修や金具のメッキ直しなど、総合的なメンテナンスも依頼できます。
自分でできない場合のクリーニング業者の選び方
「自分でケアするのは難しい」と感じた場合は、ブランドバッグのクリーニングを専門に扱う業者へ依頼するのも選択肢の一つのです。
失敗のない依頼先を見極めるために、チェックしておきたいポイントを確認しておきましょう。
実績が豊富かを確認する
業者選びでまず確認したいのは、これまでのクリーニング実績です。高級ブランドバッグの取り扱い経験があるかどうかは、技術力の判断材料になります。
公式サイトにビフォーアフターの写真や施工事例が掲載されていれば、その業者がどのような素材やブランドに対応してきたかを確認できます。
対象素材・ブランド範囲を確認する
業者によって、得意とする素材や対応ブランドには違いがあります。公式サイトに自分のバッグの素材やブランドが明記されているかを事前に確認しましょう。エキゾチックレザーや布製バッグなど、特殊素材に対応していない場合もあります。
また、一部ブランドでは、直営店以外でのメンテナンスにより保証が無効になることもあるため注意が必要です。気になる場合は、事前に問い合わせると安心です。
素材やサイズに応じた料金目安を確認する
クリーニング料金は業者によって異なり、バッグの素材やサイズ、施術内容で変動することがあります。
事前におおよその見積もりを取り、納得できるか確認することが大切です。複数の業者を比較すると、価格や対応内容の違いが見えてきます。
ブランド公式サービスは高品質ですが高額な傾向があるため、料金差が小さい場合は公式の利用も検討しましょう。なお、検品後に正確な見積もりを出してくれる業者だとより安心です。
利用者の口コミ・評判を確認する
実際の利用者による口コミや評価は、業者選びの大切な参考になります。公式サイトだけでは分かりづらい、仕上がりの満足度や対応の丁寧さ、納期の正確さなどをチェックできます。
レビューサイトやSNSで店名を検索し、良い評価だけでなく悪い声にも目を通しましょう。ただし、個人の極端な主観の可能性もあるため、口コミは全体の傾向を見て判断するのが賢明です。
再クリーニングなどのアフターフォローも確認する
仕上がり後の対応も、重要な判断材料です。再仕上げの可否や、クリーニング後の不具合に対する保証があるかを確認しましょう。
業者によっては、仕上がりに問題があった際も相談に応じてくれたり、再処理に対応してくれるケースがあります。事前に利用規約などをよく確認し、不明点があれば問い合わせて対応の丁寧さを見極めると安心です。
クリーニング後の劣化を防ぐ保管・ケア方法
せっかくきれいにしたバッグも、保管環境や日々の扱い方によって、その後の状態は大きく変わってしまいます。
ここでは、バッグの美しさを長く保つための保管方法と、お手入れのポイントをご紹介します。
型崩れやカビを防ぐ保管方法
クリーニング後のバッグをきれいな状態で保つには、まず保管環境が重要です。高温多湿を避け、風通しの良い涼しい場所に保管することが基本で、クローゼット内には調湿剤を置くとカビ対策に効果があります。直射日光による色あせも避けましょう。
型崩れ防止には、保存袋に入れたうえで自立させて収納し、中に丸めた紙や不織布を詰めて形を保ちます。金具やチェーンストラップが革部分に触れないように包む配慮も必要です。
数ヶ月に一度は収納から出して陰干しすることで、湿気やこもったニオイを防ぎ、カビのリスクを軽減できます。特に梅雨前後には状態チェックと換気を習慣にしましょう。
定期的なケア方法
バッグを長くきれいに保つには、日々の小さなケアが効果的です。使用後は表面を軽く拭き、汚れをその日のうちに落とす習慣をつけましょう。
内側も定期的にチェックし、ゴミや汚れをこまめに取り除いてください。ニオイやカビの予防だけでなく、リセール時の査定にもよい影響があります。
革素材には季節ごとの保湿、布や起毛素材には防水スプレーを活用するのがおすすめです。素材に合わせたケアがバッグの寿命を延ばします。
クリーニングによる買取査定への影響
ここでは、バッグのクリーニングが中古買取査定にどのような影響を与えるかについてご紹介します。
特に高級ブランドのバッグは中古市場でも人気が高いため、バッグの状態のよさが査定額を左右するポイントとなります。
クリーニングによるプラスの影響
バッグの見た目や状態は、買取査定に少なからず影響を与える傾向があります。特に目立つ汚れや型崩れがないだけでも、印象が良くなり評価にプラスに働く場合があります。
外観や内側が清潔に整っていることで、査定が有利になる可能性は十分にあると言えるでしょう。カビ臭の除去、革のツヤ出しなど適切なクリーニングによって状態が改善されると、減額要因が減り、予想以上の金額がつくこともあります。
ただし、必ずしも査定額が大幅にアップするとは限らず、「今の状態でもっともよいコンディションに整える」ことが評価につながるという点を理解しておくとよいでしょう。
クリーニングによるマイナスの影響
クリーニングや修理によって見た目が整っても、場合によっては査定にマイナスの影響を与えることがあります。
特に、正規店以外での修理や染め直し、過剰な加工などは、プロの鑑定士の目線では、評価が下がる可能性があります。オリジナルの風合いや状態を損なうような処理は、かえって悪影響につながることを覚えておきましょう。
また、色味の変化や過度なクリーニングによる質感の変化なども、慎重な判断が必要です。ただし、日常的な丁寧な手入れや素材に合った適切なクリーニングは、全体として査定に好影響を与える傾向があります。
対応が難しい汚れや傷みは無理に隠さず、専門業者や直営店に相談するのも一つの方法です。状態を正しく把握し、自分で対応すべきかプロに任せるべきかを判断することが大切です。
エルメス買取ページはこちらシャネル買取ページはこちらルイ・ヴィトン買取ページはこちらグッチ買取ページはこちら
まとめ
ブランドバッグのクリーニングは、素材や汚れの程度を見極めれば自分でも対応可能です。レザーや布、スエードなど素材ごとの正しい手入れ方法を理解し、適切なアイテムを使用することで、傷めずにきれいに保てるでしょう。
ただし、無理な自己処理は状態悪化やリセール時の査定額の減少につながるおそれもあります。難しい汚れは専門業者の活用も検討しましょう。大切なバッグを長く美しく使うために、まずはできるケアから始めてみてはいかがでしょうか。
「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格の一部をご紹介します。
画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|---|
![]() |
エルメスバーキン25ハンドバッグレザー | 3,282,000円 |
![]() |
シャネルマトラッセキャビアスキンダイアナフラップ | 1,171,000円 |
![]() |
ルイ・ヴィトンモノグラムアンプラントスピーディバンドリエール20M46575 | 266,000円 |
![]() |
グッチホースビット×GGスプリームショルダーバッグコーティングキャンバスブラウン658574 | 213,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
バッグの買取価格は、ブランドやモデル名だけでなく、素材や使用状態によっても大きく変わります。特にハイブランド品では、製造年や希少カラーといった細かな要素も評価に影響します。
角の擦れや金具の劣化、ハンドルの汚れなどが見られると減額の対象になることもあるため、日頃から丁寧に扱うことが価格差を左右する大きなポイントになります。
- おたからや査定員のコメント
毎日使うバッグだからこそ、定期的なお手入れや保管環境への配慮が、後々の評価につながることもあります。軽い汚れをその日のうちに落としたり、型崩れを防ぐ収納を心がけたりするだけでも印象は大きく変わります。
とはいえ、「おたからや」では多少のダメージがあっても真摯に査定し、そのバッグが持つ価値を最大限に反映いたします。ご不安な状態でも、ぜひご相談ください。
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「おたからや」では、世界各国との取引実績と全国展開の店舗ネットワークを活かし、市場の需要をふまえた的確な査定を行っています。多少の型崩れや汚れがあっても、しっかりと価値を評価します。
鑑定書や付属品がなくても査定は可能で、店頭・出張・オンラインなど幅広い利用方法も自慢です。使っていないブランドバッグがある方は、ぜひ一度「おたからや」にご相談ください。状態や相場を踏まえた納得の査定をご提案いたします。
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