プラチナに傷がついた場合の対処法と傷を防ぐための対策
※下記の画像は全てイメージです
結婚指輪など、日常生活で身に着けるジュエリーとして人気の高いプラチナは、高級感のある見た目から多くの方に愛されています。
しかし、プラチナは金やシルバーよりも傷つきやすい金属で、何気ない動きで傷がついてしまうことが少なくありません。
この記事では、プラチナが傷つきやすいシーンや、傷がついた場合の修復の方法をご紹介いたします。
また、傷を防ぐための対策もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Contents
プラチナには傷がつく?
プラチナは、金やシルバーよりも柔らかい金属です。
そのため、購入後すぐに傷をつけてしまったり、凹みができる場合も少なくありません。
特に、指輪は他のものと軽く擦れるだけで細かい傷がつく可能性があり、気づいたら光沢がなくなっていたということもあるでしょう。
しかし、適切な使用方法とこまめなケアを心がければ、長期にわたってプラチナの美しさを保てます。
- おたからや査定員のコメント
プラチナは金やシルバーよりも柔らかい金属のため、使用中に細かい傷がつきやすい素材です。
しかし、適切にお手入れをすれば、いつまでもその美しい輝きを楽しめるのが魅力です。
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プラチナが傷つきやすいシーン
ここでは、プラチナを傷つけやすいシーンをご紹介いたします。
以下のようなシーンでは、事前にプラチナのジュエリーを取り外しておくことがおすすめです。
家事をしているとき
プラチナが最も傷つきやすいのは、家事をしているときです。
特に食器洗いでは、シンクやスポンジとの接触、また洗剤の使用によって、プラチナの表面に細かい傷がつきやすい状況になります。
- 食器を洗う
- 洗剤を使用する
- 洗濯物を干す
上記のように、普段何気なく行っている家事の中での動作が、プラチナにダメージを与える原因になってしまいます。
重いものや硬いものを持つとき
プラチナは、重いものや硬いものを持ち運ぶ際にも傷がつきやすい素材です。
スーパーの買い物袋や段ボール箱、家具などを運ぶ際に強い摩擦が起き、傷や凹みが生じる原因となります。
アウトドアやスポーツをしているとき
アウトドアやスポーツ中も、プラチナが傷つきやすいシーンの1つです。
特に、以下のような状況では、プラチナのジュエリーが傷つく可能性が高くなります。
- ゴルフクラブやテニスラケットを強く握ったとき
- キャンプで道具を使用したとき
- ハイキングで岩や木に接触したとき
さらに、プラチナが砂や土、海水などに触れることも、損傷や劣化につながります。
- おたからや査定員のコメント
プラチナは柔らかく傷がつきやすい金属なので、家事や運動をするときはジュエリーを外しておくと安心です。
長く美しい状態を保つためにも、使い方を少し工夫するのがおすすめです。
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プラチナに傷がついたときの対処法
プラチナに傷がついても、状態によっては修復が可能です。
ここでは、プラチナに傷がついたときの対処法を2つご紹介いたします。
研磨剤でセルフメンテナンスをする
プラチナについた傷が軽度であれば、市販の研磨剤を使用したセルフメンテナンスが可能です。
研磨剤が含まれたクロスや液体でプラチナを磨くことで、細かい傷を目立たなくすることができます。
液体研磨剤を使用するときは、以下のような手順でお手入れをしましょう。
- ジュエリーを中性洗剤で洗い、水気をしっかりと拭き取る
- 柔らかい布に液体研磨剤を少量取る
- 傷のある部分を円を描くように優しく磨く
ただし、研磨剤を使用できないプラチナもあるので、お持ちのプラチナ製品に研磨剤が使用可能かどうかを事前に確認することが大切です。
専門店に修理を依頼する
プラチナの深い傷や変形を直したいときは、ジュエリーの修理専門店に修理を依頼することが最も確実な対処方法です。
修理専門店では、プロの技術と専用の機械を用いて、プラチナの性質に合った適切な修復が行われます。
費用や修理期間は、傷や変形の状態によって異なりますが、定期的なメンテナンスを行うことで、プラチナの美しさを長く保てます。
また、多くの修理専門店では、修理と同時にクリーニングサービスも提供しているため、一度の依頼でプラチナを美しく蘇らせることが可能です。
中には、プラチナについた傷を「時を刻んだ証」として楽しむという考え方もありますが、美しさを保ちたい場合はケアが必須です。
プラチナの傷を防いで美しさを保つ4つの対策
お気に入りのジュエリーは、長くきれいな状態を保ちたいものです。
ここでは、プラチナの傷を防ぎ、美しい輝きを守るための対策を4つご紹介いたします。
傷がつきやすいシーンでは外す
前述のとおり、やわらかい金属であるプラチナは、家事や運動など、傷つきやすいシーンでは事前に外しておくことが理想的です。
外したジュエリーは、ジュエリーケースや柔らかい布に包んで保管するようにしましょう。
ポケットにジュエリーを入れてしまうと、衝撃による損傷や紛失の恐れがあるため避けるようにしてください。
ジュエリーの重ねづけを控える
ジュエリーの重ねづけは、華やかでおしゃれな印象を与えますが、ジュエリー同士が接触すると傷の原因になります。
特に、指輪の重ねづけは、リング同士が頻繁に擦れるため、細かい傷がつきやすくなります。
また、異なる硬度の貴金属を重ねづけすると、より柔らかいジュエリーに傷がついてしまうため、ジュエリーの性質や硬度を理解しておくことも大切です。
重ねづけを楽しみたい場合は、特別な機会に限定したり、短時間だけ身につけたりという工夫をすると良いでしょう。
単独で保管する
プラチナを他の金属や宝石がついたジュエリーと一緒に収納すると、柔らかいプラチナに傷がつく原因になります。
そのため、プラチナのジュエリーは、単独で保管するようにしましょう。
専用のジュエリーケースがないときは、柔らかい布で仕切りをした収納ボックスを用意し、プラチナと他のジュエリーの間隔を確保することがポイントです。
特に、ダイヤモンドやトパーズなどの硬い宝石がついているジュエリーとの接触は、プラチナの表面に深い傷をつける原因となるため、別々に保管するようにしてください。
研磨できるプラチナを選ぶ
プラチナを購入する際は、研磨が可能なプラチナを選ぶと、後に傷がついても修復しやすくなります。
プラチナ製品のなかには、「つやけし加工」が施されているデザインもあり、研磨によるお手入れを行うと、元の仕上がりが損なわれる可能性があります。
つや消し加工は、小さな傷を意図的につけることで独特の風合いを生み出しているため、ご自身によるお手入れは不向きです。
美しい状態を長く保つためには、つや消し加工が施されていないプラチナジュエリーを選ぶと安心です。
傷がついたプラチナでも売却できる?
プラチナは、基本的に傷がついていても売却が可能です。
近年、プラチナは希少性の高さから投資資産としても注目されており、高い価格で取り引きされています。
プラチナ需要の約6割は、自動車産業をはじめとする工業分野が占めており、ジュエリー以外の業界でも需要が高い素材です。
そのため、傷がついていても高い価格で売却しやすいと言えます。
- おたからや査定員のコメント
現在は、金よりも低い価格で取引されているプラチナですが、2011年後半までは金よりも高い価格で取り引きされていました。
世界各国が脱炭素社会を目指す中、需要が増加し、取引価格も上昇してきています。
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査定員の紹介
伊東 査定員

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趣味
ショッピング
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好きな言葉
有言実行
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好きなブランド
ハリーウィンストン
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過去の買取品例
おりん、インゴット
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