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金参考買取
相場の
推移グラフ

金買取の際に参考になる金相場情報を掲載しています。
金やプラチナの相場は毎日変動します。

金参考買取相場の価格推移グラフ

相場価格(円/g)

過去の年度別の金買取相場

その年の最高買取価格・最低買取価格と平均買取価格を表記しています。

最高価格 最低価格 平均価格

※金額は、形状や品質によって異なりますので詳しくはお電話でお問い合わせください。

2024年12月の金相場専門家コメント

日付/金相場/前日比

金相場の専門家コメント

13,970
-38
児島 裕子

11月29日(日本時間11月30日)のニューヨーク金相場は続伸しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2025年2月限は、1トロイオンス2,681.0ドルと、前日比16.2ドル高で取引を終えました。時間外からの買い優勢だった市場は、日中取引でも上げ幅を拡大させる場面がありました。欧米株価が上昇して堅調な推移を見せ、ドル円では1ドルあたり149円半ばまで下落しました。ドル安に傾いたことからニューヨーク金相場も1トロイオンス2685.5ドルの20.7ドル高へと上げ幅を拡大しました。感謝祭により市場から離れる関係者も多く、出来高に悩みながらも2ケタ高を維持して引けています。

13,929
-41
渡辺智

12月2日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム12,752円と164円安で取引を終えました。アメリカの対中国への制裁に対する懸念で世界的にマーケットは不安定な動きになっています。金は本来、安全資産として働きますが、マーケットの急変に金も下落している状況です。しばらくは不安定な動きが続きそうですが、相場が落ち着いてくれば、金の希少性や安全資産としての価値に見直しが入り上昇が期待できそうです。短期間の値動きに左右されることなく、長期投資を基本にするようにしましょう。世界的にインフレが続いていることも金の価格上昇の大きな要因になります。インフレはしばらく落ち着く見込みがないため、相場が落ち着いてくれば、やはり金が上昇する可能性は高いでしょう。

13,923
-6
渡辺智

12月3日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム12,843円と91円高で取引を終えました。金の価格は下落が続いていましたが、ようやく上昇に転換。今後、歴史的に金の価格が高いこともあり、利益確定売りが入ることも想定されますが、引き続き買い材料は豊富な状況です。世界的なインフレや中東情勢、ウクライナ・ロシアなどの地政学リスクが懸念される中、世界各国の中央銀行は米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を増やしています、金の需要は引き続き旺盛です。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測がある中、利息を生まない金の投資妙味が増すと考えられます。短期的には大きな下落も考えられますが引き続き買いの地合いが続きそうです。

14,017
+94
渡辺智

12月4日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム12,849円と6円高で取引を終えました。近年、金の相場は大きく上昇をしており、利益確定が入りやすい状況ではありますが、株式や債券とは違う動きをすることもあり、投資家の多くが金に注目をしています。金の埋蔵量には限りがあり、今のペースで掘り続けると10年足らずでなくなってしまうとの観測もあります。希少性があり、他の投資資産とは違った値動きをすることから、今後も金の需要は大きくなりそうです。地政学リスクやインフレなどから短期的に見ると、金の価格は大きく上下しそうですが、長期で見ると金の価格は上昇する可能性が高いです。

14,017
+94
児島 裕子

12月5日の金相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム12,825円と24円安で取引を終えました。円相場で1ドル150円半ばの円安を背景に買い優勢で始まった金相場でしたが、円高サイドへ反転したため、前日比65円高まで上昇した金相場は反落して上げ幅を縮小しました。午後から上昇に転じたものの、取引終盤に1ドル149円台後半となった円高に圧迫され、売り優勢のまま終えています。今夜予定されている11月の米新規失業保険申請数の発表などを控え、市場では様子見ムードが顕著に出たといえるでしょう。11月の米雇用統計が明日の夜に控えていることも大きな要因です。今回の発表では、FRB(米連邦準備制度理事会)における12月の利下げの有無が重要な局面となります。利下げ観測が後退するとドル高への圧力となると予想されます。

14,017
+94
渡辺智

12月6日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム12,776円と49円安で取引を終えました。日経平均株価は5日ぶりに反落し300円を越す下落となりました。金は株価には連動しませんが、本日はつられて安くなった格好です。本日の米国相場の最大の注目点は雇用統計で、雇用統計の結果次第で今月下旬に開かれるFOMCでの利下げの可能性もあります。大きく相場を動かすビッグイベントになりますのでぜひ注目してください。長期の金価格は希少性や貴金属の中でも圧倒的な存在感があることから上昇しやすいといえます。短期的な値動きの予想は難しいですが、まずは本日の雇用統計に注目が集まりそうです。

13,896
-121
藤岡 優一

12月6日(日本時間12月7日)のニューヨーク金相場は反発しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2月物は、1トロイオンス2659.6ドルと、前日比11.2ドル高で取引を終えました。朝方発表された11月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が回復したものの、失業率が上昇する結果となりました。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による12月の利下げ観測が強まったことから、利息を生まない金に買いが入る展開となりました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。来週(12月9日~12月13日)は、11月の米消費者物価指数や11月の米生産者物価指数の発表が予定されており、引き続きFRBの金融政策を巡る思惑で売買される展開となりそうです。

13,896
-121
渡辺智

12月9日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム12,818円と42円高で取引を終えました。 世界的にインフレ懸念の高まりにより、資産の価値保全を目的としてゴールドに資金を振り向けており、ゴールド投資の人気は高まっています。また、地政学的リスクの高まりにより、安全資産としてのゴールドの需要が増加しています。金融政策面では、中央銀行の利下げ局面では、実質金利の低下がゴールド価格を押し上げる傾向にあるのでアメリカの利下げはゴールド価格にプラスです。加えて、ドル安局面では、ドル建てで取引されるゴールドの購買力が相対的に高まります。新興国の経済発展による宝飾品需要の増加や、中央銀行による金準備高の積み増しも、長期的な価格上昇要因です。​​​​​​​

14,159
+263
児島 裕子

12月10日の金相場は大きく続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,045円と227円高で取引を終えました。ドル安によるニューヨーク高を受けて、国内の金相場は買い優勢で始まりました。ドル安に傾いた背景には、シリアのアサド政権が崩壊したことやイスラエルの空爆など、地政学的リスクが挙げられます。また、中国人民銀行が約7か月ぶりに金購入を再開し、2010年以来となる金融緩和への政策転換を発表したことも金の上値を押し上げた要因です。円安も支援材料となり、国内金相場では一時1グラム250円高まで上げ幅を拡大しましたが、円高サイドへ傾いたことからやや縮小し、220円台後半の上昇幅となりました。今後、インフレの高止まりを示唆する発表などがあれば、利食い売りにより金相場の上値に影響を与える可能性が考えられます。

14,549
+390
藤岡 優一

12月11日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム13,207円と、162円高で取引を終えました。イスラエル軍によるシリア侵入を受けて中東情勢の緊迫化が懸念されたことで、安全資産としての金の需要が高まりました。このような中、米連邦準備制度理事会(FRB)による12月の利下げ観測を背景に利息を生まない金は上昇幅を拡大しました。国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が金融制裁の対象となりうる米ドルに代わって、外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。また、米国でトランプ次期政権の関税引き上げによるインフレが懸念される中、金に注目が集まっています。

14,408
-141
渡辺智

12月12日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,385円と178円高で取引を終えました。ゴールドは長期的な上昇トレンドになる可能性が高いです。まず、インフレヘッジとしての性質があります。物価上昇時には紙幣の価値が目減りする一方で、実物資産である金は価値を維持しやすいのが特徴です。また、金は有事の際の避難先としての機能を持っています。地政学リスクが高まったり、金融市場が混乱したりする際には、安全資産として選好される傾向が強くなります。最後に、需給バランスです。金の年間採掘量は既存の地上在庫量のわずか2%程度と限られています。その一方で、新興国の経済発展に伴う宝飾品需要の増加や、中央銀行の金準備増強など、需要は底堅く推移しています。これらの要因から金価格は上昇しやすい傾向にあるといえるでしょう。​​​​

14,408
-141
児島 裕子

12月13日の金相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,271円と114円安で取引を終えました。市場予測で前年同月比プラス2.6%だった米生産者物価指数(PPI)はプラス3.0%と市場予測を上回り、ニューヨーク安となりました。国内の夜間金相場は一時1グラム13,156円まで下落しています。日中取引は売り優勢で始まりましたが、1ドル152円台後半に振れた円安やドル建て現物相場の下げ一服が下支えとなりました。下げ幅を縮小しつつ、金相場はもみ合いながら引けています。下支えの要因として、シリアの暫定政権の安定やロシアとウクライナ、中東のイスラエルの動向による地政学的リスクが挙げられます。安全資産としての買いの動きが出ると反動で上向く可能性もあるでしょう。

14,303
-105
児島 裕子

12月13日(日本時間12月14日)のニューヨーク金相場は続落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2月物は、1トロイオンス2657.8ドルと、前日比33.6ドル高安で取引を終えました。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利下げが確実視されていることから、ニューヨーク金の市場では調整売りが目立ちました。一方で、イラン核兵器製造阻止のために、トランプ次期大統領が空爆も含めた計画があると伝わったことが、安全資産としてニューヨーク金相場の下支えとなりました。しかし、米経済は堅調な推移を見せていることから、今後の利下げベースは鈍化傾向になると予想されます。

14,372
+69
渡辺智

12月16日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,157円と114円安で取引を終えました。ただし、長期的に見れば、地政学的リスクなどにより、投資家が安全資産として金を選好する傾向は強まっています。特に中東情勢の緊迫化や、米中関係の不安定さが影響しています。インフレ懸念も重要な要因です。各国の中央銀行による金融緩和政策が継続する中、通貨価値の低下に対するヘッジとして金が注目されています。 また、新興国、特に中国やインドでの宝飾品需要の増加も金価格の上昇要因です。これらの国での経済成長と中間層の拡大が、金需要を支えています。さらに、中央銀行による金の購入も続いており、外貨準備の多様化の一環として金保有を増やす動きが見られます。

14,300
-72
渡辺智

12月17日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,172円と15円高で取引を終えました。金相場は地政学的リスクの高まりや世界的なインフレ懸念を背景に、引き続き「安全資産」としての需要が堅調に推移すると予想されます。特に、中東情勢の緊迫化や、主要国の金融政策の動向が相場を左右する重要な要因となるでしょう。また、中央銀行による金購入の増加傾向も、相場を下支えする要因として注目されています。特に新興国の中央銀行が外貨準備の多様化を進める中で、金への投資を増やす傾向が続いています。一方で、米国の金利の動向によっては、上値の重い展開となる可能性もあります。

14,101
-199
渡辺智

12月18日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,083円と89円安で取引を終えました。金は地球上に存在する量が極めて限られており、全世上界で採掘された金の総量は約20万トンと推定されています。新たな金鉱脈の発見が難しくなっている上、既存の鉱山でも採掘コストの上昇が進んでいます。さらに、途上国の経済発展に伴う富裕層の増加や、中央銀行による金の購入増加が需要を押し上げています。特にインドや中国では、文化的な価値観と結びついた宝飾品需要が堅調です。供給が限定的な一方で、地政学的リスクの高まりを背景とした安全資産としての需要も増加。このような需給環境が、金価格の上昇要因となっています。​​​​​​​​​​​​​​​​

14,391
+290
児島 裕子

12月19日の金相場は小反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,132円と49円高で取引を終えました。米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利の誘導目標を0.25%引き下げた4.25~4.50%にするとの発表を受け、ドル高を受けたニューヨーク金は一段安となりました。ニューヨーク安を受けた国内金相場も、売り優勢で取引が開始しました。午後になり、日銀が政策金利を現状維持を決定し、金利の誘導目標を0.25%程度と据え置いたことで、円売りが続き円相場は1ヶ月ぶりの高値となり、1ドル155円半ばまで急上昇しました。そのため、金相場はプラス側に反転して、小幅高で引けています。米新政権の動向における今後の金融政策が不透明ななか、相場が下がった金の需要に再び注目が集まる可能性は十分に考えられます。

14,391
+290
児島 裕子

12月20日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム13,196円と64円高で取引を終えました。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げベースが鈍化される見込みや、日銀の追加利上げの期待が後退したことを受け、昨日からドル買い円売りが続き、7月17日以来となる157円93銭まで円安が進行しました。そのため、金相場は買い優勢で始まっています。日本当局のけん制発言から介入警戒が強まり、156円台後半まで反転し、金相場も上げ幅を縮小しました。現在、米国はタカ派、日本と英国はハト派的な考え方で、各国ともにインフレへの懸念と判断で苦慮していることが伺えます。来週はクリスマスウィークとなり、流動性が枯渇する市場となりがちです。

14,427
+36
藤岡 優一

12月20日(日本時間12月21日)のニューヨーク金相相場は反発しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2月物は、1トロイオンス2645.1ドルと、前日比37.0ドル高で取引を終えました。11月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回ったことで米国債券利回りが低下しました。これを受けて、利息を生まない金に買いが入る展開となりました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。来週(12月23日~12月27日)は、12月の米消費者信頼感指数や11月の米新築住宅販売件数の発表が予定されています。来年1月に開催される米連邦準備制度理事会(FRB)の方向感を探る展開が予想されます。

14,462
+35
藤岡 優一

12月23日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム13,306円と、110円高で取引を終えました。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を背景に、利息を生まない金の投資妙味が増すとの見方が強まりました。また、外国為替市場で米ドル高・円安が進行する場面では、円建てで取り引きされる国内金先物の割安感が強まり、買いが入りました。国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が金融制裁の対象となりうる米ドルに代わって、外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。また、米国でトランプ次期政権の関税引き上げによるインフレが懸念される中、金に注目が集まっています。

14,480
+18
藤岡 優一

12月24日の金相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム13,283円と、23円安で取引を終えました。外国でのクリスマス休暇を控えて、国内でも積極的な売買が少なく、利益確定の動きが見られました。また、外国為替市場で米ドル安・円高が進行したことで、円建てで取り引きされる国内金先物の割高感が強まったことも売り圧力となりました。国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が金融制裁の対象となりうる米ドルに代わって、外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。また、米国でトランプ次期政権の関税引き上げによるインフレが懸念される中、金に注目が集まっています。

14,472
-8
藤岡 優一

12月25日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2025年10月限は、1グラム13,293円と、10円高で取引を終えました。欧米でクリスマス休暇入りする投資家が多い中、前日のニューヨーク金先物が上昇した流れを引き継ぎ、国内金先物は買いが入りました。また、外国為替市場で米ドル高・円安が進行したことで、円建てで取り引きされる国内金先物の割安感が強まりました。年末にかけては取引量が少なく、一時的に閑散とした相場展開が予想されます。国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が金融制裁の対象となりうる米ドルに代わって、外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。また、米国でトランプ次期政権の関税引き上げによるインフレが懸念される中、金に注目が集まっています。

14,610
+138
児島 裕子

12月26日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2025年12月限は、1グラム13,378円と、64円高で取引を終えました。クリスマスで休場の海外市場を明けた本日は、買い優勢で始まりました。欧州では引き続き休場が続いているため、海外市場の高まりへの期待は薄いながらも、市場を再開したニューヨーク金の時間外取引の上昇につれ高模様となりました。午後からは上げ幅を縮小しつつも、ドル建て現物相場の堅調からジリ高となっています。1月12日に発足する米トランプ政権による不透明さが、金の根強い買いを支えていると考えられます。今夜は景気の動向に敏感な動きを示す米の新規失業保険申請件数の発表があります。欧州市場が休場の中、金相場への影響に注目です。

14,610
+138
児島 裕子

12月27日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2025年12月限は、1グラム13,385円と、73円高で取引を終えました。ドル安や米国債利回りを受けたニューヨーク高を受け、国内金相場は買い優勢で始まりました。1ドル157円台後半となった円安も支援材料です。しかし、加藤財務相が行き過ぎた為替動向に対してけん制したため円高へと反転し、金相場は上げ幅を縮小しました。ウクライナ和平交渉は進みながらも紛争は収まらず、地政学的リスクの高まりから、金相場では買いが優勢です。米連邦準備理事会(FRB)の利下げベースの鈍化見通しもあるなかで、米国債の利回りが上昇すれば、金相場の圧迫要因となるなど、ドルの値動きにも注目です。

14,610
+138
児島 裕子

12月27日(日本時間12月28日)のニューヨーク金相場は反落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2月限は、1トロイオンス2631.9ドルと、前日比22.0ドル安で取引を終えました。時間外取引で押し目を買われたニューヨーク金は、下値を引き継ぎ売り優勢で始まりました。ポジション売りとみられる動きによって、時間外の安値を割り込み、米国債利回り上昇も圧迫要因となっています。2025年が近づくなか、1月3日に発表される米ISM製造業景気指数に注目が集まっています。今回の市場予測は11月と同水準が見込まれており、市場予測を下回ると利下げ期待が回復し、ドル売りによってニューヨーク金相場にも大きく影響すると言えるでしょう。

14,610
+138
児島 裕子

12月30日の金相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2025年12月限は、1グラム13,378円と、73円安で取引を終えました。2024年の大納会を迎え、金の取引市場ではポジション売りが重しとなりました。欧州周辺国では、ロシア産のガスが供給停止となることから、欧州中央銀行(ECB)の利下げ後退への見方から手じまい売りも出ています。また、スロバキアのフィツォ首相は、ガス輸入ができなくなった場合はウクライナへの電力供給支援を停止すると述べており、両国の対立関係には引き続き注目が集まっています。2025年の大発会は1月6日です。第二次トランプ政権の誕生によるドル円の変動や地政学的リスクの動きなどの検証から始まるでしょう。

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