1. 買取専門店・おたからやTOP
  2. 金買取
  3. 金相場の専門家の執筆者一覧
  4. 2024年10月 金相場の専門家コメント一覧

金の買取
相場の
推移グラフ

金買取の際に参考になる金相場情報を掲載しています。
金やプラチナの相場は毎日変動します。

金の買取相場の推移グラフ

相場価格(円/g)

2024年10月の金相場専門家コメント

日付/金相場/前日比

金相場の専門家コメント

13,334
-28
藤岡 優一

9月30日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム12,160円と、409円安で取引を終えました。緊縮財政や金融所得税の増税を進めるとの見方が強い石破氏が自民党総裁選挙で勝利したことで、株安、債券安、円高・米ドル安が進行しました。このような中、円建てで取り引きされる国内金先物の割高感が意識されたことで、国内金先物に売りが入りました。石破新総裁の今後の政策に注目が集まるものの、金融市場が落ち着けば、投資家の視線は経済指標の発表などに向かうでしょう。最高値圏の水準にある金は利益確定売りが入ることも想定されますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。

13,433
+99
渡辺智

10月1日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム12,316円と154円高で取引を終えました。昨日の大幅安の反動からか、本日は大きく買われました。 パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言で米大幅利下げ観測が後退し、円安ドル高が進みました。また昨日、日経平均株価が2,000円以上、下落したのを受け割安感からか700円以上、上昇しました。 石破総裁が誕生してから株価や為替だけでなくゴールドの動きも荒くなっていますが、落ち着きを取り戻せば、投資家の目線は、経済指標の発表などに向かうでしょう。まず注目は今週金曜日のアメリカ雇用統計です。 ゴールドの埋蔵量は決まっているため、希少性は今後も高いままであり、長期的に見れば価格が上昇しやすいと考えられます。 インフレや世界経済の不確実性が高まっている今、安全資産としてのゴールドの需要は引き続き旺盛であると言えそうです。

13,708
+275
児島 裕子

10月2日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム12,277円と前日比37円安で取引を終えています。イランのイスラエルに向けたミサイル発射報道を受け、地政学的リスクからニューヨーク高となったことを背景に、国内金相場も買い優勢で始まりました。しかし、イスラエルが数日以内の大規模報復をする旨が報じられると円買いが急速に広まったことが重しとなり、一時下げ幅を110円まで拡大しました。今後、イスラエルの報復攻撃の規模によっては、換金売りが圧迫要因となる可能性があるでしょう。また今夜は9月の米ADP雇用者数の発表があります。中東の有事リスクに加え、ドルの動きや米金利にも注目が集まっています。

13,704
-4
児島 裕子

10月3日の金相場は急反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム12,530円と前日比253円高で取引を終えました。中東情勢への懸念から買い優勢となったドル建て現物相場を背景に、国内金相場は買い優勢で始まり急反発しています。東京外国為替市場で1ドル=147円25銭まで円安が進行したことを支援に、金相場は1グラムあたり12,610円、前日比333円高まで上昇しました。石破首相の会見で、早期の追加利上げへの期待が後退したため円安は一服、円売りが一巡すると金相場は調整含みの動きとなりました。昨日の9月米ADP雇用者数は、市場予測を大きく上回りドル高に触れた中で、今夜は米新規失業保険申請件数や9月米ISM非製造業景況指数の発表があります。また、中東情勢についても報復措置の行方によっては金の需要がますます高まると予想されます。

13,704
-4
渡辺智

10月4日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム12,554円と24円高で取引を終えました。昨日の大幅高に続き2日連続での上昇です。昨日の石破氏の「国内金利の利上げは当面ない」との発言から今日も日経平均株価は上昇。為替も146円台で推移していることから金も小幅ながら上昇しました。本日はアメリカ雇用統計に注目。予想に反する形だと米金利が急上昇し大幅な円高の可能性があります。今月の相場の流れを決める大きなイベントになるため、本日日本時間21時30分に注目が集まっています。とはいえ仮に相場が下向いてもゴールドの希少性は今後も高いままで、長期的に見れば価格が上昇しやすいと考えられます。世界的にインフレが続いている今、安全資産としてのゴールドの需要は引き続き旺盛であると言えそうです。

13,842
+138
藤岡 優一

10月4日(日本時間10月5日)のニューヨーク金相場は下落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月物は、1トロイオンス2667.8ドルと、前日比11.4ドル安で取引を終えました。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったほか、失業率が市場予想を下回ったことで、米国株式市場が上昇、米国債券市場が下落(利回りは上昇)しました。このような中、利息を生まない金の相対的な魅力が低下するとの見方から、ニューヨーク金先物は売りが優勢となりました。来週(10月7日~10月11日)は、9月の米消費者物価指数(CPI)や9月の米生産者物価指数(PPI)等の発表が予定されており、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースを巡る思惑で売買される展開となりそうです。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。中東情勢が緊迫化する中、安全資産としての金に買いが入る展開も想定されます。

13,842
+138
藤岡 優一

10月4日(日本時間10月5日)のニューヨーク金相場は下落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月物は、1トロイオンス2667.8ドルと、前日比11.4ドル安で取引を終えました。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったほか、失業率が市場予想を下回ったことで、米国株式市場が上昇、米国債券市場が下落(利回りは上昇)しました。このような中、利息を生まない金の相対的な魅力が低下するとの見方から、ニューヨーク金先物は売りが優勢となりました。来週(10月7日~10月11日)は、9月の米消費者物価指数(CPI)や9月の米生産者物価指数(PPI)等の発表が予定されており、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースを巡る思惑で売買される展開となりそうです。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。中東情勢が緊迫化する中、安全資産としての金に買いが入る展開も想定されます。

13,748
-94
藤岡 優一

10月7日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム12,639円と、85円高で取引を終えました。イランのミサイル攻撃に対してイスラエルが報復に動くとの見方から安全資産として金の需要が強まったほか、円安・米ドル高が進行したことから円建てで取り引きされる国内金先物の割安感が強まり、買いが優勢となりました。最高値圏の水準にある金は利益確定売りが入ることも想定されますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。中東やウクライナを巡る情勢が混沌とする中、安全資産として金に買いが入る展開も想定されます。

13,648
-100
藤岡 優一

10月8日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム12,626円と、13円安で取引を終えました。中東情勢の緊迫化を受けて国内金先物は上昇する場面があったものの、米国での利下げ観測の後退から米国債券市場が下落(利回りは上昇)したことを背景に、国内の債券市場が下落(利回りは上昇)したことで、利息を生まない金が売られる展開となりました。最高値圏の水準にある金は利益確定売りが入ることも想定されますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。中東やウクライナを巡る情勢が混沌とする中、安全資産として金に買いが入る展開も想定されます。

13,648
-100
藤岡 優一

10月8日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム12,626円と、13円安で取引を終えました。中東情勢の緊迫化を受けて国内金先物は上昇する場面があったものの、米国での利下げ観測の後退から米国債券市場が下落(利回りは上昇)したことを背景に、国内の債券市場が下落(利回りは上昇)したことで、利息を生まない金が売られる展開となりました。最高値圏の水準にある金は利益確定売りが入ることも想定されますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。中東やウクライナを巡る情勢が混沌とする中、安全資産として金に買いが入る展開も想定されます。

13,664
+16
児島 裕子

10月9日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム12,536円と90円安で取引を終えました。米金利の0.5%と大幅引き下げの観測が後退したことにより、ニューヨーク金が大幅な続落となったことを受け、国内金相場は売り優勢で始まりました。その後も、もみあい状態のドル建て現物相場を背景に前日比128円安まで下げ幅を拡大、下値は切り上げたものの調整安が続き日中取引は引けています。今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公表や明日の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に、様子見模様だと考えられます。ドル建て現物相場が2度も2,515ドル台まで下落した場面があったことから、週末にかけて2,600ドル台を維持できるかどうかも、注目ポイントだといえるでしょう。

13,763
+99
児島 裕子

10月10日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム12,568円と32円高で取引を終えました。米国債利回りが上昇したことやドル高を背景にニューヨーク金は続落しましたが、国内金相場は円安を受けて買い優勢で始まりました。その後は、調整売りが続いたドル建て現物相場が買戻しによって上値を伸ばし、堅調な推移が金相場の支援材料となりました。午後に入って円安が進行したことを背景に上げ幅を拡大したものの、ドル建て現物相場のジリ高推移が圧迫要因となり、上げ幅をやや縮小して引けています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事発表による影響は限定的でしたが、今夜は9月の米消費者物価指数が発表されます。米金利やドルにどのような影響を与えるかが展開のポイントとなるでしょう。

13,763
+99
渡辺智

10月11日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム12,684円と116円高で取引を終えました。国内金相場は株高を受けて買い優勢で始まりました。今週の重要なイベントであったアメリカCPIも特に問題なく通過したことでマーケットに安心感が広がり、株価の上昇につながりました。そして金に関しても株価に誘われ上昇した格好です。今後は地政学リスクが広がっていることから、金の価格は上昇しやすい状況が続くのではないでしょうか。日本、アメリカともに大きな選挙があり不安定な状況が続きますが、そのような時こそ「有事の際の金」に買いが入る可能性がありそうです。

13,932
+169
渡辺智

10月11日(日本時間10月12日)のニューヨークのゴールドは続伸しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月限では、1トロイオンス2676.30ドルと、前日比37.00ドル高で取引を終えました。アジア市場の序盤に2645.30ドルまで売られましたが、その後はじりじりと値を上げ、米国市場の後半にかけて2679.00ドルまで上昇。米国のインフレ緩和を意識した買いが入ったようです。また、中東情勢の緊張も安全資産としてのゴールド上昇につながりました。日本時間の10月17日にアメリカの小売売上高の発表があり、注目を集めています。インフレ動向によっては大きくゴールド価格の値動きもあるかもしれません。

13,952
+20
児島 裕子

10月15日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム12,746円と62円高で取引を終えました。中国軍が台湾を取り囲む軍事演習がおこなわれたことにより、地政学的リスクが高まりドル建て現物相場が上昇、さらに1ドル149円台後半となった円安を受けて買い優勢で始まりました。一時、1グラム12,800円と上場出来高で過去最高値まで上げ幅を拡大しましたが、午後になると円安は一服し、中国売りが進んだことやドル高に振れたことが要因となり上値は抑えられました。限定的な戻りとなり、ドル高上げ幅を縮小して引けています。イスラエルがイラン軍事施設を攻撃することや、石油・核施設は標的にしないとの報道を受けて、原油安となったことも上値を抑えた要因だと考えられます。中国リスクへの警戒や地政学的リスクの高まりに、注目が集まっています。

14,062
+110
藤岡 優一

10月16日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム12,865円と、119円高で取引を終えました。 10月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を下回ったことで米国の債券利回りが低下し、前日のニューヨーク金先物は上昇しました。この流れを引き継ぎ、利息を生まない金への需要が相対的に高まる中、国内金先物への買いが優勢となりました。最高値圏の水準にある金は利益確定売りが入ることも想定されますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。中東やウクライナを巡る情勢が混沌とする中、安全資産として金に買いが入る展開も想定されます。

14,210
+148
児島 裕子

10月17日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム12,932円と67円高で取引を終えました。9月の英消費者物価指数の鈍化や米輸入物価指数の下落により、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しの意識が強まり米国債利回りが低下したことを背景に、ニューヨークの続伸を受け国内金相場は買い優勢で始まりました。円安が支援材料となり最高値圏内を維持し、円安一服後もドル建て現物相場の上昇により下値が支えられ、大きな反動安は見られませんでした。今夜は、欧州中央銀行(ECB)理事会による金融政策があり、直後のラガルドECB総裁会見に注目が集まっています。また、9月の米小売売上高や米鉱工業生産などさまざまな米経済指標が発表されます。ニューヨーク市場序盤に発表されるため、ドル高への動きを見極めておきたいところです。

14,294
+84
渡辺智

10月18日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム13,087円と154円高で取引を終えました。アメリカのCPIなど重要なイベントを問題なくこなしたことで金価格は上昇。直近の米インフレ指標は予想外に堅調で、インフレ再加速なら連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策方針を弱める手がかりとなりそう。11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げ観測は後退し、ドル買いに振れやすい地合い。また、地政学リスクは高まっており、安全資産である金が買われる展開となっています。引き続きこのような展開が続きやすく、金の価格は上昇しやすい地合いといえそうです。

14,294
0
児島 裕子

10月18日(日本時間10月19日)ニューヨーク金は、大幅に続伸しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月限では、1トロイオンスドル2730ドルと、前日比22.5ドル高で取引を終えました。時間外取引から高値が続いたニューヨーク金は、日中取引に入り9月の米住宅着工件数が前回の発表より減少したことや、建築許可件数が市場予測を下回ったことを背景を背景としたドル安への動きに支援され、上げ幅を拡大しました。利食い売りによって上げ幅を縮小する場面が見られたものの、インフレ率2%を目標とする米連邦準備理事会(FRB)への利下げ見通しにより、取引終盤になって再度上昇し全限月で過去最高値を更新しています。

14,430
+136
藤岡 優一

10月21日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム13,128円と、42円高で取引を終えました。イスラエル軍がイスラム組織ハマスの最高指導者を殺害したとの報道を受けて中東情勢の悪化が懸念されたことで、ニューヨーク金先物が先週末に上昇しました。この流れを引き継ぎ、国内金先物が史上最高値を更新しました。今後、金に利益確定売りが入ることも想定されますが、世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を受けて、利息を生まない金の相対的な投資妙味が増すと考えられます。

14,612
+182
藤岡 優一

10月22日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム13,277円と、149円高で取引を終えました。イスラエル軍とイスラム教組織ヒズボラの交戦が激化する中、リスク回避の動きから安全資産とされる国内金先物が買われる展開となり、史上最高値を連日で更新しました。今後、金に利益確定売りが入ることも想定されますが、買い材料は豊富です。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は引き続き旺盛です。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を受けて、利息を生まない金の相対的な投資妙味が増すと考えられます。

14,594
-18
児島 裕子

10月23日の金相場は大幅に続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム13,504円となり前日比227円高と上値を大きく伸ばして取引を終えました。全限月で一代高値を更新したニューヨーク金の大幅な続伸を受け、国内の金相場は買い優勢で始まりました。BRICS諸国のドル離れや、中東問題のリスクが高まる見通し、円安・ドル高の推移が支援材料となりました。ドル建て現物相場は一旦上値を縮小するも、1ドル152円台まで進んだ円安を背景に再度上昇しました。旺盛な金買いが続き、金相場は一段高となり取引を終えています。衆院選に向けた円売りが続くなか、今夜はカナダ中央銀行の金融政策会合が予定されています。利下げ観測が強まっており、金相場を押し上げる可能性が考えられます。

14,596
+2
児島 裕子

10月24日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム13,395円となり、前日比109円安で取引を終えました。ドル高や米国債の利回りの上昇が圧迫要因となりニューヨーク金は急落しました。ニューヨーク安を受けた国内金相場は、売り優勢で始まりました。一次は前日比136円安まで下落しましたが、ドル建て現物相場が上昇したことを背景に、金相場は下げ幅を縮小しました。しかし、円が152円台前半に小高くなったことが金相場を圧迫したものの、押し目を買われたドル建て現物相場が下支えとなり下値を切り上げました。今後、中東情勢への不安リスクも高まっているなか、リスクヘッジによる押し目買いが予想されます。一方で、今夜は欧米の製造業・サービス業購買担当者景況指数(PMI)や米新規失業保険申請件数などの発表が予定されています。発表内容によってはイベントリスクとなる可能性があるでしょう。

14,596
+2
児島 裕子

10月25日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム13,345円となり、前日比50円安で取引を終えました。米総合購買担当者景気指数(PMI)の速報を受け、市場予測を上回ったことから利食い売りが出たニューヨーク金でしたが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変化はなく押し目を買われました。国内相場は円高の影響を受け売り優勢で始まりました。円高一服が下支えになったものの、ドル建て現物相場の軟調や円高が再開したことで戻りを売られました。続落で取引を終えた金相場ですが、中東米国債残高の膨張や中東問題に加え、BRICSサミットの脱ドルへの動きなど、地政学的リスクへの備えが金相場を支えていると考えられます。

14,736
+140
藤岡 優一

10月25日(日本時間10月26日)のニューヨーク金相場は続伸しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月物は、1トロイオンス2754.6ドルと、前日比5.7ドル高で取引を終えました。イスラエル軍によるレバノンへの攻撃を受けて、中東情勢を巡る地政学リスクへの懸念から安全資産とされる金に買いが入りました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。足元では、米ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を上回り、6カ月ぶりの高水準となったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが後退するとの見方が強まっており、利息を生まない金にとっては下落圧力となっています。来週(10月28日~11月1日)は、10月の米ISM製造業景況指数や10月の米雇用統計等の発表が予定されており、引き続きFRBの金融政策を巡る思惑で売買される展開となりそうです。

14,794
+58
藤岡 優一

10月28日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム13,563円と、218円高で取引を終えました。衆議院選挙で与党の議席が過半数割れになったことを受けて先行き不透明感から円安・米ドル高が進行しました。このような中、円建てで取り引きされる国内金先物の割安感が強まり、買いが優勢となりました。世界的なインフレや国際社会の分断が懸念される中、世界各国の中央銀行が米ドルに代わる外貨準備として金の保有量を積み増ししており、金の需要は旺盛です。今後は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を巡る思惑で売買される展開が予想され、最高値圏の水準にある金は利益確定売りが入りやすい環境にあるものの、中東やウクライナを巡る情勢が混沌とする中、安全資産として金に買いが入る展開も想定されます。

14,967
+173
児島 裕子

10月29日の金相場は小幅に上昇しました。国内商品先物市場で、中心限月交代を迎えた取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム13,584円で取引を終えました。ドル安を受けて続伸したニューヨーク金を背景に、国内金取引相場は円高により売り優勢で取引が始まりました。押し目を買われた金相場は、正午前からドル建て現物相場の上昇により地合いを引き締め、期先8月限では1グラム13,606円と前日比43円の値上がりを見せました。しかし、午後からは上げ幅を縮小し、中心限月の25年10月限は発表値より値を上げて引けています。今夜は10月の米消費者信頼感指数などの発表です。市場予測では、前月よりも改善の見通しとなっています。発表内容と市場予測の乖離幅に注目が集まっています。

15,025
+58
児島 裕子

10月30日の金相場は大きく続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム13,780円と前日比196円高で取引を終えました。ニューヨーク高を受けた国内金相場は、小幅な円安を背景に買い優勢で始まりました。円安の一服後は、ドル建て現物相場の上昇を受け上げ幅を拡大しています。取引終盤には、好調なドル建て現物相場の高値更新により、金相場は再度上昇し190円超の上値を維持して引けています。ドル建て現物相場は、米雇用動態調査(JOLTS)求人件数の結果が後退したことが大きな支援要因となりました。今夜は、10月ADP全米雇用報告や米国内総生産(GDP)第3四半期の速報値などが発表されます。米大統領選挙が近づくなか、注目度の高い経済指標の発表に市場の注目が集まっています。

金・貴金属の買取相場情報

純度別金買取相場情報

金相場の専門家コメントのアーカイブ

2024年 金相場のアーカイブ