18金ネックレスの
相場はどれくらい？
買取価格に影響する要素も紹介

金ネックレスの買取価格は純度やデザイン、宝石の有無などによって変わります。2024年3月には過去最高値を更新するなど、金の相場は高騰中であるため、売却をお考えの方はなるべく早めに行動するとよいでしょう。

この記事では、金ネックレスの買取相場や査定ポイント、業者の選び方について解説します。

金ネックレスの買取価格は
「純度」と「デザイン」で
決まる

金の買取価格を決める要因の一つとして挙げられるのが「純度」です。純度とは、その金製品に含まれている金の割合を指します。24金（K24）なら金の含有量は99.9％以上、18金（K18）なら金の含有量は75％以上という意味です。

純度が高いほど金の含有量は多く、買取価格も高くなりやすい傾向です。

ただし、金ネックレスのようなアクセサリーの場合は、デザインやブランド、宝石の有無によっても買取価格が変わります。

希少性の高い宝石があしらわれている場合も、需要が高くなる分、より高値で取引される可能性が高いでしょう。

金の買取相場は需要と供給に応じて変動する

金の買取相場は、需要が供給を上回ると上昇し、反対に供給が需要を上回ると下落する傾向にあります。世界情勢やインフレなども金の買取相場に影響を与える要素です。

そして世界中で取引されている金の現物価格の指標となる額を決めているのが、ロンドンの金市場です。ロンドンでは営業日の午前と午後の2回、金の値決めが行なわれています。

この価格をもとに、世界各国の市場で現物の金価格が決められているのです。

なお、金アクセサリーのおおよその買取価格については、以下の計算式を使えば求められます。

金の買取価格＝当日の地金価格×金製品の重量×金の純度（18金の場合は0.75）

ただし、上記はあくまで理論上の価格であるため参考程度にとらえておきましょう。

また、日本の場合、金の買取相場はドル円の為替相場も大きく関係します。国際的に金の売買はドル建てで行なわれるのに対し、日本ではドルから日本円に換算したあと、1gあたりの金額を割り出しているためです。

国内の店頭価格は円建ての価格に換算されていることが多い傾向ですが、店舗によって対応が異なる場合もあります。店頭で価格をチェックするときは、念のため、ドルか円かを確認するのがおすすめです。

金の買取を行なう際は、ドル円の為替状況を把握しておくことも重要といえます。

18金ネックレスは売ると
いくら？買取相場は高騰中！

この金額は、金自体の買取相場が世界的に高騰していることも関係しているでしょう。上記の表を見ると、下落している箇所はあるものの全体的に上昇していることがわかります。2024年4月には、過去最高値の1万3,105円（小売価格・税込）を記録しました。

金の買取相場が高騰している理由としては、世界情勢や新型コロナウイルスの流行などが考えられます。しかし今後も上昇し続けるのか、いつ下落するのかはそのときにならないとわかりません。

下落後に「あのとき売っておけば良かった」とならないためにも、金の買取相場は把握しておくことをおすすめします。

今日の18金の買取価格を確認する

18金ネックレスを売るときの査定ポイント

18金ネックレスを売るときの査定ポイントを大きく2つに分けて紹介します。

金属部分の査定ポイント

冒頭でも少しお伝えしましたが、金属部分は以下の5点が査定価格に影響を与えます。

• 金の純度
• 重量
• ブランド
• デザイン
• カラー

このなかで大きな影響を与えるのが純度と重量です。純度は高ければ高いほど、重量は重ければ重いほど高値で取引されます。

有名なブランドであったり流行のデザインであったりする場合は、付加価値が認められて高く買い取ってもらえる可能性があるでしょう。

また、18金ネックレスをはじめとする金ジュエリー市場ではカラーゴールドも人気です。カラーゴールドとは、金にほかの金属を混ぜ合わせることで色味を調節した金を指します。

なかでも、パラジウムやプラチナといった、金に配合される金属の種類によって買取価格が変わる場合もあります。

宝石部分の査定ポイント

宝石部分で査定に影響するポイントとしては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

• 宝石の種類
• カラー
• 原産地
• 大きさ

特に注目したいのが宝石の種類です。宝石の評価の仕方は、ルビーやサファイアのようなカラーストーン（色彩を持つ宝石）かダイヤモンドかによって変わります。

ダイヤモンドの場合は「4C」という国際的な基準に基づいて査定されます。一方でカラーストーンは色の濃さや輝き、欠けの有無などで査定され、ダイヤモンドのような基準はありません。

この4Cはカラット（重さ）・カット（形の美しさ）・カラー（色）・クラリティ（透明度）を表しています。同じ重さであっても、形の美しさや透明度によっては買取価格が上がる場合もあるのです。

「金の純度が低いから……」「ノーブランドだから……」と諦めている方もいるかもしれませんが、宝石の状態によっては想像以上の買取価格になる可能性も十分あります。

18金ネックレスの査定を
依頼する業者の選び方

18金ネックレスを売る際は、豊富な買取実績を持っているか、業者の口コミや問い合わせたときの対応が良かったかなどを確認しましょう。

特に宝石の付いた18金ネックレスの場合は、金属部分と宝石部分とで査定ポイントが異なります。どちらにも精通した業者でないと、適正な買取価格を付けてもらえない可能性があるため注意が必要です。

なかには、金属部分のみを査定して宝石部分は一切評価しないというケースもあります。買い取りを依頼したい店舗が決まったら、宝石の査定が可能か事前に問い合わせておくと安心です。

買取依頼をお考えの方は、以下の記事も併せてご覧ください。

＜関連記事＞アクセサリーの買取で確実に成功をおさめる4つのコツ

18金ネックレスを売るなら「おたからや」

金・貴金属の買取専門店である「おたからや」では、専門家の厳格な研修を受けたプロの査定員が18金ネックレスの価値をしっかり査定いたします。以下の6つの要素がそろうことで高価買取を実現しており、実際にお客様からも「予想以上の金額で買い取ってもらえた」のような声をいただいております。

• 最新の相場を熟知した査定員が査定を行なっている
• 全国1,000店舗以上を支える査定ノウハウ・データがある
• 国内外問わず独自の販売経路を持っている
• 買取専門店のため販売コストがかからない
• 金の含有量を測れる査定具などを各店舗に配置している
• 独自の高価買取キャンペーンを実施している

また、金だけでなくブランド品の買い取りもお任せください。店頭に立つすべての査定員は厳しい査定試験に合格しているため、適正価格で査定させていただきます。

無料の出張買取にも対応しているため、気になる方はお気軽にご相談ください。

18金ネックレスの買取査定に関してよくある質問

それでは最後に、18金ネックレスの買取査定に関してよくある質問にお答えします。

Q.「K18」「18K」「750」など刻印の違いは何ですか？

「K18」「18K」「750」は、基本的にすべて18金を指しています。

「K18」「18K」は24を100％とする24分率で表されるのに対し、「750」は1,000を100％とする1000分率で18金を表しています。18金の金の含有量は75％です。

日本国内で製造されたものは「K18」、海外で製造されたものは「18K」と刻まれることが多いようです。

Q.刻印のない金ネックレスは査定に出せますか？

刻印がない金ネックレスであっても問題ありません。専門の機械を使って金の含有量を検査したあと、査定金額を算出します。

Q.壊れた金ネックレスでも査定してもらえますか？

壊れている金ネックレスでも査定可能です。買取価格に大きな影響を与えるのは金の純度と重量であるため、状態が悪くても買い取れます。

Q.付属品がなくても問題ありませんか？

付属品がなくても問題ありません。もちろん保証書や箱などの付属品もあるのが望ましいですが、持っていなかったとしても買い取りは可能です。

Q.査定時間はどのくらいかかりますか？

お持ち込みいただく商品の数量や店舗の込み具合にもよりますが、金ネックレス1点の場合は5～15分程度で査定いたします。

まとめ

18金ネックレスは金の純度や重量、ブランドなどによって買取価格が変わります。宝石の付いたものであれば、その種類や原産地なども影響するでしょう。「少しでも高く買い取ってもらいたい」と感じるなら、宝石と金、どちらにも精通した買取業者を選ぶことが大切です。

買取専門店である「おたからや」では、厳しい研修を受けた査定員が細かく査定いたします。国内外問わず独自の販売経路を持っており、高額買取の実績もあるため、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。