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2021年11月5日

ダイバー用に作られたシードゥエラーの資産価値を高める高い希少性

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ダイバー用に作られたシードゥエラーの資産価値を高める高い希少性

ロレックスと聞くと、定番モデルであるコスモグラフデイトナやエクスプローラーなどをイメージする人が多いでしょう。完全防水時計のシードゥエラーは、中古市場では常に高額な価格で取引されており、最近注目を集めているモデルの1つです。

常に高額で取引される完全防水時計「シードゥエラー」

シードゥエラーはサブマリーナーなどと同じく、ロレックスのダイバーズウォッチに分類される人気のコレクションです。1967年に、フランスの潜水専門企業コメックス社の協力を得て、当時では驚くべきスペックの高さで、600m防水性能を持つ腕時計として登場しました。オメガの名作ともいわれているシーマスタープロプロフも、コメックス社との共同開発を経て、誕生したダイバーズウォッチでした。コメックス社の技術力は、世界の中でも高い評価を得ていることがわかるでしょう。

現行品のシードゥエラーは2017年に登場したRef.126600で、防水性能は1,220mにも及んでおり、屈指のプロフェッショナルモデルとして君臨しています。シードゥエラーはサブマリーナーと外観が似ているので、サブマリーナーの影に隠れがちではありますが、近年価格上昇が非常に著しくなっているのです。常に高額で売買されるなど、売却を検討されている人にとっては嬉しい話でしょう。初代モデルのRef.1665は、赤シードそのものが極めて高い希少性を持つことからも、200万円を超えることも珍しくありません。状態が良いものとなると700万円以上の価格で取引されることもあるのです。また、同じリファレンス番号であっても、文字盤の色が異なるだけで、数十万円の価格差が生じることもあり、シードゥエラーの価格動向からは目が離せません。

 

特に高い希少価値がある「シングルレッドシードゥエラー」

シードゥエラーは、深海探索する冒険家を満足させるハイスペックを備えるダイバーズウォッチで、深海に耐え得る4つの性能である、「耐傷性」・「耐蝕性」・「耐圧性」・「耐水性」を備えた腕時計です。1967年に登場した初代モデルの防水性能は1,220mでしたが、2008年には水深3,900mまで耐え得る機能を装備した上位モデルのディープシーが登場し、進化の度合いに目を見張るものがあります。

初代シードゥエラーの中には、赤シードと呼ばれる非常にレアなロレックスも存在しています。赤シードは全ての初代モデルにあるものではないため、希少性そのものが高くなるのです。また、Ref.126600も赤シードモデルであり、中古市場では150万円台後半で売買されているでしょう。この価格は定価を大きく上回る金額で、他のスポーツロレックスと変わらない高騰ぶりです。ちなみに、6時の位置にはSWISSMADEの文字が記載さえていますが、2018年頃からは単語の間に王冠(クラウン)のマークが入っており、マイナーチェンジが行われています。シードゥエラーの文字盤は、いつ頃から移行しているのかは定かではありません。現行のシードゥエラーは、2019年頃のモデルから王冠ありのRef.126600が出回っているため、王冠が入っていないものはわずか1年間の製造期間であったと考えると、稀少性も高くなるでしょう。

 

製造時期による4種のバリーションの「ダブルレッドシードゥエラー」も希少価値が高い

文字盤の「SEA-DWELLER」部分が赤色になっているものを赤シードと呼びますが、この部分だけが赤色になっているものはシングルレッド、その下の行の文字も赤色になっているものをダブルレッドと区別されます。下に記載されているものはSUBMARINER2000で、海外ではこれをダブルレッドシードと呼ばれているのです。初代モデルが登場した1967年から1977年まで製造されていたものであり、10年ごとに少しずつマイナーチェンジが行われています。その特徴によって、マーク1からマーク4まで4種類のバリエーションが存在しています。

赤シードの中でもレア度が高いとされるのがマーク1と2です。マーク1はSEA-DWELLERとSUBMARINER2000の2行が薄い赤色で、白塗料に赤塗料を重ね塗りされており、経年変化で色味が変化していると考えられています。そのため、マニアの間ではピンクシードとも呼ばれているのです。生産数は、わずか100から150本程度と、非常に希少なモデルでしょう。マーク2は、SUBMARINER2000よりSEA-DWELLER表記の方が大きく、王冠マークの下部分の空きスペースが他の赤シードよりも小さくなっているのが特徴です。また、黒からブラウンに変色しやすいダイヤルがマーク2の最大の特徴で、トロピカルやブラウンチェンジと呼ばれる経年変化は、クリーム色に変色したトリチウムとの絶妙なコントラストを持ちます。

 

希少性が高まりつつあるホワイトプリントのシードゥエラー

初代シードゥエラーに表記されていたSUBMARINER2000は、1970年代の後半頃からなくなり、ホワイトプリントに改められました。ダブルレッドほど極端な違いはありませんが、ホワイトプリントも4世代にわけることが可能です。防水表記には「ft」および「m」などの単位が記載してあるのですが、第1世代は単位がイタリック体で、防水表記の下段にある「SUPERLATIVECHRONOMETER」と「OFFICIALLYCERTIFIED」、それぞれの行のスペース位置がそろっているものが第2世代です。これはクロノメーター表記(センタースプリット)で、このような仕様の文字盤をレイルダイヤルと呼びます。

シードゥエラーのRef.1665で見ることができるレイルダイヤルは、流通量そのものが少ないため希少価値が高く、特にヴィンテージ市場での評価が高くなっています。1970年代末になると、新世代のハイビートムーブメントCal.3035に加え、サファイアクリスタル風防が採用されるようになったのです。防水性能も、それまでの2倍を超える1,220mの性能を持つRef.16660が登場しました。1980年代の半ば頃からは、文字盤は艶を持つラッカー仕上げのブラックタイプになり、夜光インデックスに銀色のフチが施されたことで、文字盤のコントラストがさらに進化したでしょう。

 

シードゥエラーの2000年以降のモデルチェンジと表記の変遷

Ref.16600は、シードゥエラーの3代目に相当するモデルで、20世紀と21世紀の移り変わりの中で製造されていた機種です。1990年頃から2008年までの約18年間の製造期間を持ちますが、一見2代目のRef.16660と型番も見た目もそっくりなので、何が違うのかわからない人も多いでしょう。最大の違いは、新型キャリバーのCal.3135を搭載していることで、このムーブメントは現在のロレックスでも現役で活躍している名機です。サブマリーナーの116610LVや116610LN、ヨットマスターの116621などのモデルにも搭載されています。3代目シードゥエラーは、耐久性およびメンテナンス性も向上し、より実用的な逸品に仕上がったモデルといっても過言ではありません。

Ref.116660は4代目に相当するモデルですが、これはディープシーであり、シードゥエラーの上位機種です。製造期間は2008年から2017年ですが、ディープシーにはD-BLUEの文字盤仕様があります。この登場により、一気に人気が集まるようになりました。発売直後から生産終了の噂がささやかれていたため、プレミア化が進んだのです。わずか4年間だけ生産されていたモデルもあったため、そのような噂が出たのでしょう。ディープシーの黒文字盤にもマーク1から3までの分類があり、初期のマーク1は2008年だけの生産期間であったため、今後価格が高騰する可能性も高いです。

 

今後も高い買取相場が続くことが予想されるシードゥエラー

シングルレッドシードやダブルレッドシード、ホワイトプリントのレイルダイヤル文字盤など、個体ごとにさまざまな特徴を持つシードゥエラーですが、いずれもプレミア感があるため、今後も高価買取のチャンスは続くと予想されます。シングルレッドシードなどの場合は、マーク1から4まで4種類のバリエーションを持ちますが、どのような種類であるかによっても相場は大きく変わるでしょう。初代モデルを含め、いずれもレアなモデルであることに変わりはありません。

ブランドの価値は、生産数が少ないものはもちろんですが、特殊な文字表記などでも評価アップが期待できるポイントです。さまざまな文字表記を持つシードゥエラーは、全体的に高評価を得る可能性を秘めている機種でしょう。ちなみに、ディープシーは2017年から現行モデルのRef.126660が登場しましたが、これはディープシー10周年に当たる2018年に向けて発表されたものでした。外観そのものには大きな違いはないのですが、新型キャリバーのCal.3235が搭載されており、さらに進化しているのが特徴でしょう。ロレックスは、新型が登場するたびに装備が新しくなっており、新キャリバーにかける思いは並々ならぬものがありました。外観も、わずかですがマイナーチェンジを行うなど、その変化により価格が変動することも少なくありません。

 

まとめ

一見、サブマリーナーと思わせる外観を持つシードゥエラー。しかし、サブマリーナーにはない、特有の仕様やスペックが存在しているのです。初代モデルは610m防水だったのが、Ref.16660の2代目になると、その性能は倍の1,220mになりました。シードゥエラーには、文字表記などの違いを持つ個体が多数存在しています。その表記の違いが、価値に影響を及ぼすこともるのです。現在でも、定価を超える価格で売買されることが多いシードゥエラーですが、今後もこのような状況は続くでしょう。

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