1. 買取専門店・おたからやTOP
  2. コラム
  3. ブランド時計のお役立ちコラム
  4. ワインディングマシーンを
    ロレックスに使用する際の
    選び方や注意点

ワインディングマシーンを
ロレックスに使用する際の
選び方や注意点

自動巻きの腕時計を所有している際に活躍するのが「ワインディングマシーン」です。使用頻度の少ない時計のゼンマイを自動的に巻き上げてくれるため、いざ着用したいときに時間を合わせる手間がかかりません。

しかし、高額なブランドで知られているロレックスなどをワインディングマシーンに入れた状態で長期間放置しても良いものなのか、気になる人もいるでしょう。

本記事では、ワインディングマシーンの特徴や、メリット・デメリットなどを紹介します。また、ロレックスにワインディングマシーンを使用する際の注意点も解説するので、使用を検討している方は参考にしてください。

ロレックスにも役立つ
ワインディングマシーンとは?

自動巻きの腕時計を持っている方にとって、ワインディングマシーンは非常に役立つアイテムです。正しく使用するためにも、どのようなものなのかを理解しておく必要があるでしょう。

ここでは、ワイディングマシーンがどのようなものなのかを解説します。

ワインディングマシーンは腕時計の自動巻き上げ機

ワインディングマシーンは、自動巻きタイプのゼンマイを自動で巻き上げる機械のことで、自動巻き上げ機と呼ばれることもあります

自動巻き型の腕時計は、使用頻度が少なくなると針が完全に止まってしまうことがあります。再度動かすためには、ゼンマイを巻き上げなければなりません。

いざというときに使えない事態を避けるためにも、ワインディングマシーンを使用してゼンマイを巻いておくことが大切です。

ひとくちにワインディングマシーンといっても、5,000円ほどから10万円ほどのものなど、さまざまな種類のものが販売されています。メーカーや機能、素材などが異なるため、自身の時計に適したマシーンを選ぶ必要があるでしょう。

ロレックスの純正ワインディングマシーンはあるの?

ロレックスの純正ワインディングマシーンは、過去に高級ノベルティとして生産されていますが、現状では販売されていません。

ロレックスの純正ワインディングマシーンを入手したい場合は、中古ショップで探す、あるいは所有している人から譲り受けるといった方法になるでしょう。

どちらの方法にせよ、市場で販売されていなかったため入手するのは難しいかもしれません。そのため、すぐに必要な場合は、ほかのメーカーのものを選ぶのが賢明です。

ワインディングマシーンの
メリット4つ

ワインディングマシーンには、おもに4つのメリットがあります。手巻きの負担を避けられること、日付や時刻の再調整が不要であること、機械油の偏りへの対処、そしてインテリア用品としての有用性です。

それぞれを詳しく解説するので、ワインディングマシーンを購入する際にお役立てください。

手巻きに時間を取られない

最初のメリットは、手巻きに時間を取られないことです。

機械にセットするだけで、自動巻き上げをしてくれます。ワインディングマシーンに時計のチャージを任せることで、自分のペースで生活を続けられるでしょう。

腕時計は使い終わるたびに、ゼンマイを巻かなければいけません。2本以上持っていると、そのすべてに対応しなければならず、労力がかかります。

なお、複数の腕時計を収められるワインディングマシーンなら、時計を複数持っていても同時にチャージすることが可能です。

日付や時刻を再調整する手間がない

2つ目のメリットは、日付や時刻の再調整をしなくてよいことです。

通常、腕時計の針が止まった場合は、時刻だけでなく日付も止まったときのままになるため、再設定する必要があります。

ワインディングマシーンを使用すれば、時計を回し続けてくれて日付や時刻も正しい状態を維持できるため、いつでも腕時計を万全な状態で使用することが可能です。

機械油が偏るリスクが軽減する

ワインディングマシーンの3つ目のメリットは、機械油が偏るリスクにも対処できることです。

長期間にわたる時計の放置は、内部の機械油が固まりムーブメントの動きに悪影響を与えてしまい、ダメージのリスクにつながります。ワインディングマシーンを使用すれば、マシーンが自動的に循環を進めるため、劣化リスクを避けられるのです。

こうした事態を阻止するうえでも、ワインディングマシーンが重要になります。 

おしゃれなインテリアとしての実用性がある

ワインディングマシーンの最後のメリットは、インテリアとしての実用性です。おしゃれな見た目なら、部屋に置いておくだけで雰囲気が良くなるかもしれません。

マシーンのなかに腕時計を収めるだけで、保管にも役立てられます。付属ケースは1個しか収められないので、インテリアの構成要素としては目立ちません。複数を収められるマシーンなら、部屋を彩れるだけでなく、コレクションの要領も満たせるでしょう。

腕時計のコレクターなら、複数を納められるワインディングマシーンに注目するのがおすすめです。

ワインディングマシーンの
デメリット4つ

ここでは、ワインディングマシーンのデメリット4つについて触れていきます。デメリットとして挙げられるのは、磁気帯びのリスク、部品劣化の可能性、腕時計と機械による回転方向のミスマッチ、ワインダーの故障です。それぞれの詳細を解説します。

磁気帯びのリスク

最初に注意すべきデメリットは、時計と機械の組み合わせによる磁気帯びのリスクです。

ロレックスに限らず、時計は基本的に金属でできています。金属は磁気に影響を受けやすく、磁気を帯びると誤作動が起きるので要注意です。精度が落ちて使いづらくなれば、日常生活に悪影響が出ます。

しかし、近年のワインディングマシーンには、微弱な磁気しか起こさないタイプもあります。一定の磁気を発さない限り、金属製の腕時計でも安心して収められるでしょう。

どうしても不安なら店員やネットショップの担当者に相談してください。使用中の時計の製品情報を教え、目当てのマシーンから受ける磁気リスクを質問しましょう。

近年のワインディングマシーンは磁気によるリスクが小さいとされますが、気になる場合は製品情報を確認のうえ、磁気の弱いタイプを選んでください。

部品劣化のリスク

2つ目のデメリットは、マシーンの使いっぱなしによる部品劣化のリスクです。

腕時計はワインディングマシーンに入れている限り、常に動いています。動きすぎによる消耗に注意しなければなりません。

対処法を挙げるとすれば、腕時計をマシーンへ入れっぱなしにしないことです。腕時計を入れる時間を限定するなど、自身でできる対策を講じましょう。

夜に寝ている間や、仕事をしている時間など、特定の時間帯にしか使わないと決めるのがおすすめです。

腕時計とマシーンのミスマッチ

3つ目のデメリットは、腕時計とワインディングマシーンのミスマッチリスクです。

マシーンの対応可能な回転方向が腕時計と異なる場合、チャージができません。万が一ミスマッチが起きると、マシーンを買いなおす必要があるため出費がかさみます。

なかには、右巻きか左巻きにしか対応していないワインディングマシーンもあります。この場合、左巻き専用のマシーンに右巻きの腕時計を入れても、ゼンマイが巻かれません。

こうしたトラブルを避けるためにも、腕時計とマシーンの回転方向を事前に見ておきましょう。

ワインダーの故障

4つ目のデメリットは、ワインダーの故障です。

ワインディングマシーンに搭載されているモーターは、それほど大きなものではありません。また、ワインディングマシーンはゼンマイを巻き上げる役割を担っているため、複雑な動きをするのが特徴です。

このような要因と長時間の使用によって、ワインダーそのものが故障する可能性が高まります。早ければ数ヵ月、長く使用できたとしても3~4年ほどで故障する製品が多い傾向です。

これらを踏まえると、高価な腕時計をそのような機器に長時間入れておくこと自体、安全性に不安が残ります。使用する際は、万が一のことも考慮して決めることが大切です。

ロレックスに
ワインディングマシーンを
使用する際の選び方

ワインディングマシーンを選ぶ際は、自身が所有している腕時計に適したタイプを選定することが大切です。

ここでは、ロレックスにワインディングマシーンを使用する際、どのようなタイプを選べば良いのかを解説します。 

収納本数

所有本数分を収納できないと、パワーチャージができない腕時計が出てしまいます。こうなるとマシーン自体の有効活用もできないため、腕時計を複数使う場合は収納本数を重視してください。

腕時計の所有点数よりもマシーンの収納可能スペースが多い状況も問題です。空きスペースが残り続け、マシーンを持て余してしまうからです。

収納本数が多いほど、マシーンの価格が上がる可能性もあります。以上を考えると、大きすぎるものはお金の無駄になるでしょう。

給電方法

ワインディングマシーンは、個体によって給電方式も異なります。

おもなタイプは、乾電池式とコンセント式の2つです。乾電池式はコードレスで、スムーズに持ち運べます。使用頻度が少なく、ピンポイントで使いたい場合はおすすめです。

コンセント式はコードが付いていますが、電力供給が安定しています。腕時計を使う時間が長ければ、コンセント式がよいでしょう。このように、生活状況に合わせて、給電方式も検討してください。

素材

ワインディングマシーンの見た目にこだわるなら、素材を重視しましょう。素材によって部屋に置いたときの雰囲気が異なるからです。価格相場も素材ごとに違うので、お得に買いたい方もこのポイントに注目してください。

ロレックスのおしゃれ感を引き立てたいと思ったら、ウッドケースがおすすめです。高級タイプが目立ちますが、おしゃれな腕時計との一体感を楽しめます。

リーズナブルなものにこだわるなら、プラスチックタイプがおすすめです。ワインディングマシーンの機能性だけにこだわる方なら、この素材でも問題ありません。

ほかにも樹脂のように、新しい素材のマシーンも見られます。

生活状況やコスト、腕時計との一体感などを考えながら、ワインディングマシーンの素材を決めましょう。

静音性

ワインディングマシーンを選ぶ際には、動作音のことも考慮して選ぶことが大切です。その理由としては、ワインディングマシーンを使用する時間帯が就寝前などになりがちなことが挙げられます。

動作音の要因はマシーンのモーターの駆動の際に出る音です。製品のなかにはモーター部分にシリコンをカバーしたもの、高品質なモーターの使用によって音が気にならないようにしたものなどがあります。

小さい子どもがいたり、就寝時の音が気になったりする場合には、静音性を備えたものを選ぶとよいでしょう。

ワインディングマシーンを
ロレックスに使用する際の
注意点

ロレックスを所有していると、ワインディングマシーンを使用する機会があるでしょう。使用する際、どのようなことに注意して使用するべきなのかを解説します。今後、使用を検討している方は、事前に確認しておきましょう。

ワインディングマシーンには3つの回転方向がある

ワインディングマシーンを利用する際は、ゼンマイを巻く方向に注意が必要です。腕時計のゼンマイを巻く方向が合わないと、マシーンにセットしても機能しません。

ワインディングマシーンの回転方向は、右巻き・左巻き・両巻きの3種類です。両巻きは左右どちらにローターが触れても、ゼンマイを巻いてくれます。しかし、右巻きや左巻き限定だと、反対方向にゼンマイを巻く時計は適合しません。

腕時計の取扱説明書には、巻上方向を書いていないことがあります。ワインディングマシーンの購入時はその対応回転方向だけでなく、腕時計のゼンマイが動く方向まで確かめておきましょう。

腕時計はメーカーによっても、主流の回転方向は異なります。メーカーはおおよその作り方を決めているため、多くのモデルで巻きの方向が同一という現象もありえます。ただし、ブランドやシリーズに限らず、キャリバーまで確かめてから、該当の回転方向をチェックしてください。

ロレックスのゼンマイは、両回転式が主流です。ロレックスはどちらにもゼンマイを動かせるので、両回転式のマシーンなら柔軟な対応が可能です。そのため、一般的にロレックスユーザーには、両巻きのワインディングマシーンが役に立つでしょう。

回転方向の見分け方

正しいワインディングマシーンを選ぶには、腕時計のゼンマイの回転方向を調べることが重要です。それに合わないマシーンを買ってしまうと、腕時計をセットしてもゼンマイが動きません。

このようなミスマッチは、無駄買いの原因になります。ミスマッチを避けるために、腕時計にあるゼンマイの回転方向の確かめ方をまとめました。

まずはワインディングマシーンメーカーの公式サイトにアクセスしてください。サイトによっては、ブランド名やキャリバーなどによる検索機能があります。自分が持っている腕時計の個体がヒットしたら、巻上方向を調べましょう。

ブランドやモデル名だけでなく、キャリバーにも合わせて巻上方向を確かめてください。

腕時計別の巻上方向は、アルファベットでの表記が原則です。方向に応じて、以下の表現があります。

表記 正式言語 意味
CW CLOCK WISE 右巻き(時計回り)
CCW COUNTER CLOCK WISE 左巻き(反時計回り)
BOTH BOTH CLOCK WISE AND COUNTER CLOCK WISE 両方向(時計回りと反時計回りの両方)
UNI UNIDIRECTIONAL 非公開

時計のなかには巻上方向が非公開のものもあります。その場合はワインディングマシーンを買う前に、時計のメーカーや購入店舗などの担当者に相談してください。

ワインディングマシーンの
使い方

ここでは、実際のワインディングマシーンの使い方を紹介します。順を追って確認していきましょう。

  • 腕時計をセットする
  • 回転プログラムを設定する
  • スイッチを入れる 

まずは、マシーン内部にターンテーブルがあるので、そこに腕時計をセットします。スキマがあるとゼンマイを巻いているうちに時計の位置がズレてしまいます。そのため、ターンテーブルに密着させることが重要です。

次は、回転プログラムを設定し、腕時計の巻上方向に合わせて回転方向を決めます。

ロレックスは両巻きタイプが多いため、回転プログラムの設定は両巻きの設定で問題ないでしょう。右、もしくは左巻きのワインディングマシーンの場合も、どちらでも問題ありません。

他のメーカーの製品については、それぞれの仕様を確認してから使用するようにしてください。ここまで完了したら、スイッチを入れます。

ワインディングマシーンの使用中は、止め忘れに気をつけましょう。基本的にオフタイマー機能がないからです。止め忘れを防止するためには、スマートフォンによる目覚ましやタイマーなどの機能が役立ちます。

正しい使い方を守りながら、腕時計のチャージにマシーンを役立ててください。

しまったままのロレックス
があるなら「おたからや」
が買い取ります!

ロレックスは長い歴史のあるブランドであり、多くの人の心を魅了してきました。質の高い時計を提供し続け、ブランド力を築き上げています。

近年、ロレックスは需要が高まっており、供給が追い付いていません。そのため、品薄状態が続いており、高値で取引されています。ここ数年においては定価も上昇していることから、価値はより高まったといえるでしょう。

以上のことを踏まえると、ロレックスは資産価値が下がりにくい時計と考えられます。ただし、需給バランスの変化や経済情勢の影響など、状況に変化があれば価値が下がる可能性もないとは言い切れません。

もし普段使いしていないロレックスを所有している場合は、高価買取が期待できるうちに売却を検討するとよいでしょう。おたからやでは、無料査定も行なっているので、お気軽にご利用、ご相談ください。

なお、ロレックスのモデルにより時計の買取の相場価格は異なります。代表モデルの相場価格については、以下の記事を参考にしてください。

<関連記事>ロレックスの機種ごとの査定の平均的な相場の金額とは

ロレックスの買取情報をチェックする

まとめ

ロレックスの腕時計を愛用している際には、ゼンマイを自動で巻き上げてくれるワインディングマシーンが役立ちます。おしゃれなマシーンなら、置くだけでインテリアのアクセントにもなります。

ただし、腕時計やマシーンに過剰な負担がかかるため、使用時間が長くなりすぎないように注意してください。負担を抑えるには、使用時間を限定するなどの対策が安心です。

ご自宅にしまったままのロレックスがある方は、高価買取が期待できる時期に売却を検討してみてはいかがでしょうか。おたからやでは無料査定も実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

ロレックスの買取情報をチェックする

その他のロレックス
コラム記事

ロレックス買取に役立つ記事を
コラム形式で紹介しています。

タグ一覧

店頭買取

店頭買取

査定だけでもOK!

買取店舗数は業界最多の
1,000店舗以上!

おたからやの店舗数は全国 1,000 店舗以上(待機店舗を含む)。これは、数ある買取店の中で最多を誇ります。日本全国津々浦々にて、地域密着でお買取りを承っております。

最寄りのおたからやを探す

出張買取

出張買取

査定だけでもOK!

買取専門店おたからやの
無料出張買取。

買取専門店おたからやの無料出張買取です。出張料・査定料・買取手数料は全て無料、査定は最短5分です。随時キャンペーンを実施をしております!まずはお気軽にご相談ください!

出張買取の詳細はこちら

おたからやの買取商品から探す