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    刻印がない?
    偽物を見分けるポイントとは

ロレックスの裏蓋には
刻印がない?
偽物を見分けるポイントとは

ブランドの腕時計は、裏蓋にある刻印が本物かどうかを見極めるチェックポイントになっている場合があります。ただ、ロレックスは裏蓋の刻印がないものも多く見られるため、オーナーのなかには本物なのか心配になる方もいるでしょう。

この記事では、ロレックスの裏蓋に刻印がないケースを含め、偽物と本物を見分けるコツをお伝えします。確認すべき箇所を具体的に紹介するので、お手元のロレックスについて不安に感じている方は参考にしてください。

ロレックスの裏蓋には
刻印がないのが基本

多くの腕時計の裏蓋部分には、ブランドのロゴやモデルの型番、シリアルナンバーなどが刻印されています。アンティークの腕時計の場合は、刻印によって、いつ頃製造されたのか、どこで作られたのか、どのような品質なのかを推測する手がかりにもなります。

一方でロレックスの場合、ほとんどのモデルにおいて、裏蓋に刻印がされていません。刻印がないのはロレックスの特徴の一つで、ロレックスの真贋を見極めるチェックポイントとして知られています。

何も刻まれていないものは偽物かと疑ってしまう方も、なかにはいるかもしれません。しかし実は、何も刻印されていないことこそが、本物のロレックスである証の一つなのです。

ロレックスの裏蓋に
刻印があるモデル

先ほど「ほとんどのモデル」は裏蓋に刻印がないと説明したとおり、すべてのロレックスに刻印がないわけではありません。数例ですが、裏蓋に刻印がされているロレックスのモデルも存在します

刻印が刻まれているモデルの例として挙げられるのは、「シードゥエラー ディープシー」、「ミルガウス」、「Ref.9576」などです。また、ロレックスの兄弟ブランドである「TUDOR(チューダー)」にもロレックスの刻印が刻まれています。

「シードゥエラー」は、サブマリーナーの上位機種で、フランスの潜水会社の協力により発売された、深海の強力な水圧にも耐えられるプロユースのダイバーズウォッチです。

このモデルの一部には、裏蓋に王冠のマークと「ROLEX」の文字、モデル名や防水性能などが刻印されています。刻印は、裏蓋の外周のカーブに沿って刻まれているのが一般的です。

初期のノンオイスターモデルである「Ref.9576」や磁気帯の影響を受けにくいように設計された「ミルガウス」などにも、王冠マークと「ROLEX」の刻印を確認できます。

また、「TUDOR(チューダー)」の裏蓋には、「ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA」という文字や、王冠マークなどが刻まれているのが特徴です。

チューダーの刻印に関しては、ロレックスと同じケース、部品を用いていることをアピールしているのではないかと考えられています。

ロレックスには偽物も多い

ロレックスは、世界的に有名なブランドであり、その高い需要から、市場では多くの偽物が出回っています。特に、「サブマリーナー」や「デイトナ」などは、模倣品も多く出回っているのが現状で、人気モデルほど注意が必要です。

しかし、偽物は、技術の進歩により、本物と見分けがつかないものも増えてきています。そのため、購入時には正規販売店をはじめとした信頼できる業者から購入することが、偽物を避けるのに確実な方法です。

ロレックスの偽物は、見た目が酷似していても、内部の構造や品質が本物とは異なります。

中古市場でもロレックスは人気がありますが、売却の際に偽物と判明した場合は買取対象外となるので、購入時には十分注意しましょう。

ロレックスの偽物を
見分けるポイント

ロレックスは手作業で丁寧に作られており、品質の高さが特徴です。一方、偽物はよく見ると雑なものが多く、見分けやすいポイントがいくつかあります。

以下では、ロレックスの真贋を具体的に見分けるポイントを解説します。

シリアルナンバー

まずは、時計と保証書のシリアルナンバーが一致しているか確認しましょう。シリアルナンバーは個体ごとに振られており、ほかと同じナンバーはありません。

ロレックス本体のシリアルナンバーは、以下のような場所に刻印されています。

  • ベルトを外したケース側面(6時側)
  • 文字盤側面(6時側)

なお、保証書がない、または保証書が偽造されている場合もあり、保証書だけでは本物がどうか判断できません。

そのため、ロレックス本体のシリアルナンバーは、彫り込みの深さも併せてチェックするとよいでしょう。シリアルナンバーの彫り込みが浅いものは、偽物の可能性が高いといわれています。

王冠マーク

ロレックスには、ガラス面(6時側)に王冠マークの透かしを入れています。この対策は2000年頃から偽造対策として実施されており、比較的新しいモデルの真贋を見分ける際に有効です。

ただし、ガラス面への加工が難しいものなど、新しいモデルでも王冠のマークが入っていない場合もあります。偽造防止対策であるため、かなり薄い透かしになっており、ルーペを使わないと見つけづらいでしょう。

逆に、透かしが肉眼ではっきり見える場合は、偽物の可能性が高いといえます。

文字盤やブレスレット、リュウズなどにある王冠マークについても、偽物の場合は形がいびつなものも見られます。本物は、5本の線が均等なバランスで、先端になるにつれて細くなっているのが特徴です。

一方で偽物は、5本の線が細くなっていない、または極端に細くなっているなど、本物と見比べるとバランスが悪いのがわかるでしょう。王冠下部の楕円形のくぼみの形も、偽物では正確に再現しきれていないものが見られます。

ブランドロゴ

本物と偽物では、「ROLEX」のフォントや配列が異なります。特に「O」の文字はフォントの違いを見分けやすいでしょう。

本物の場合、文字の上下方向の幅は細く、左右方向の幅は太いフォントを使っています。それに対し偽物は、上下方向・左右方向とも太さがほぼ同じに見えるフォントを使っているなどの例が確認されています。

ただし、ブランドロゴのフォントは、年代によって多少異なるため、明らかな偽物のフォント以外のケースでは、見分けにくいかもしれません。

秒針

ロレックスのムーブメントは、精巧に設計・製造されており、秒針は滑らかに動き、音もほとんど立ちません。

一方、偽物の場合は、内部にコストや手間をかけていないため、一般的な時計で見られるように、秒針がカチカチとした音を立てて動いていることがあります。

リュウズ

リュウズは、時計を巻いたり、日付や時間を調整したりするためのネジです。小さくギザギザとした形状なので、巻くときに指に負担がかかりがちです。

本物のロレックスは、リュウズのギザギザ部分を丁寧に面取りしており、巻きやすさを重視しています。そのため、本物のロレックスを巻いたときには、指にほとんど痛みを感じません。

一方、偽物は作りが雑なので、指に痛みを感じやすくなります。見た目だけでは判断しづらいケースもあるかもしれませんが、実際に本物のロレックスに何回も触れた経験があれば、感覚で見分けられるポイントといえます。

ブレスレット

ロレックスは、見た目の美しさだけでなく、快適な着け心地も追求しています。そのため、ブレスレットは隅々まで面取りされており、手触りが良く、着用時に肌に引っかかりを感じることがありません。

一方で、偽物の場合はコストを抑えるため、ブレスレットの面取りが雑に行なわれている場合があります。ブレスレットの角を触るとギザギザとした感触が感じられ、丁寧に面取りされていないのがわかるでしょう

ブレスレットの長さを調整するためのネジ穴も、本物を見分けやすいポイントです。偽物はネジの周りに隙間があったり、ネジがネジ穴から若干出ていたりします。本物は、ネジ穴とネジがぴったり合うよう精巧に作られており、ゆがみや隙間は見受けられません。

ネジを締めるためのドライバーの溝も、本物はまっすぐ中心に入っているのに対し、偽物は位置がずれていたり、溝の太さが目立ったりと、雑な印象を受けます。

夜光塗料

ロレックスは、夜間などの暗いシーンでも視認性を高めるため、インデックスや針に夜光塗料が塗られているモデルがあります。

ロレックスの夜光塗料は、本物と偽物で塗り方に大きな違いがあります。本物は、塗料をたっぷりと使用しつつ、細かい部分でもはみ出たりにじんだりしていることがなく、丁寧に塗られているのがわかるでしょう。

一方で偽物の場合、塗料の塗り方にムラが見られます。例えば、数字の枠のギリギリに塗られていたりバランスが悪かったりするほか、塗料がはがれていることもあります。

暗闇でブラックライトを当てるとさらにわかりやすく、偽物は塗料の塗られた部分が均等に光らず、ばらついた印象になりがちです。また、くっきりとではなくぼんやりとした発光に見える場合も、偽物の可能性が高いでしょう。

ロレックスが偽物か
正確に調べるには?

粗悪な偽物であれば、見た目の荒さが目立つため、比較的容易に判断できます。ただし、近年では、「スーパーコピー」と呼ばれる精巧な模倣品も出回っており、注意が必要です。

スーパーコピーは、見た目に関しては本物と見極められないほど精巧に作られており、一見しただけでは偽物と判断しにくく、内部構造や細部の仕様などの部分で確認する必要があります。

そのため、本物か偽物かを正確に見極めるには、正規店や信頼できる買取専門店へ査定を依頼するとよいでしょう。プロであれば、複数のポイントを総合的に見て判断できるので、個人で判断できない場合は一度依頼してみるのがおすすめです。

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「おたからや」は、全国に1,000店舗以上を展開する買取専門店です。ロレックスの買取実績も多数あり、豊富な知識を持ったプロの査定士が在籍しています。そのため、個人では判断が難しいモデルでも、正確に査定できます。

査定は無料で、買取金額に納得できない場合は売却する必要はありません。

ご自身のロレックスが本物かどうか心配な方は、まずはお気軽に「おたからや」の無料査定をご利用ください。

<関連記事>ロレックスの高額買取を実現するために押さえておきたいポイント

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まとめ

腕時計の裏蓋に刻印があるかどうかは、ブランドによって異なります。

ロレックスは、多くのモデルで裏蓋に刻印がありません。ただし、一部のモデルでは、刻印が刻まれているものもあるため、モデルごとに確認する必要があります。

ロレックスは、人気が高いことから、偽物も多く出回っています。偽物は、見た目や作りが明らかにおかしかったり、機能が正しく動作しなかったりする粗悪品がほとんどです。

しかし、なかには精巧に作られたスーパーコピーもあり、一見しただけでは判断が難しいので注意が必要です。個人で判断できない場合は、専門知識を持った業者に査定を依頼することをおすすめします。

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