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電池交換をする方法

Contents

依頼先を選ばないとトラブルになる電池交換

クオーツ式と機械式の違いは何か

時計の種類を大きく分けると、クオーツ式と機械式の2種類に分類することができます。クオーツ式とは、私たちに最も馴染みが深く、多くのブランドから販売されている時計で、電池を使って動く仕組みになっています。電池が切れない限りはそのまま置いておくだけで、止まらずに動き続けることが特徴です。

一方で機械式とは、クオーツ式とは違って、そのままにしておいても動き続けてくれるわけではありません。ぜんまいと呼ばれる部分を巻くことで時計を動かすのですが、その巻き上げ方の違いによって、さらに「手巻き式」と「自動巻き」に分かれます。

手巻き式は、時計の側面に付いている「りゅうず」という部分を自分で回すことでぜんまいを巻きますが、自動巻きの場合は、時計内部にあるローターと呼ばれる部分が回転する力を利用してぜんまいを巻き上げるしくみになっています。

 

クオーツ式の電池交換は依頼先を選ぼう

機械式の良いところは、電池交換が不要で故障しない限り寿命が続くところです。一方でデメリットは、手巻き式であれ自動巻きであれ、ぜんまいが巻かれた状態でなければ時計が止まってしまう点になります。

クオーツ式の良いところは、放っておいても自動的に動くところです。一方でデメリットは、電池交換が定期的に必要になることです。一見便利に見えるクオーツ式ですが、電池交換には注意しなければなりません。適当に依頼先を選ぶと、後で後悔することになりかねないからです。

 

輸入時計でも電池交換できる3つの依頼先

では電池交換をどこに依頼すると良いのでしょうか。国内メーカーの時計の場合は、依頼できる場所が数多くあり手段も豊富にありますので、比較的簡単です。しかし輸入時計の場合はどうすれば良いのでしょうか。依頼できる場所としてはメーカー・時計売り場・時計修理店の3つが考えられますので、それぞれご説明します。

 

海外のメーカーに直接依頼する

電池交換だけで海外のメーカーに依頼するなんて大げさだと思う人もいるかと思いますが、実際にそれだけで依頼する人は大勢いますし、電池交換は修理メニューの一つでもありますので、遠慮は不要です。しかしデメリットとして考えられる点は、国内メーカーに依頼するときに比べると時間がかかるという問題や、比較的料金が高めに設定されているという問題です。

 

長年個人で経営している時計販売店に依頼するという手もある

個人の時計販売店で電池を交換してもらうという方法もあります。個人で経営をしている販売店の場合は、販売だけでなくあらゆる仕事をこなさなければなりません。そのため、修理の知識や技術が豊富なお店もたくさんあります。輸入時計の場合でも電池交換してもらえるかどうか一度聞いてみるのも一つの選択肢です。

 

時計修理店に依頼する方法もある

そういった意味では、時計修理店で電池交換をしてもらうのも良い方法です。時計修理店は修理メニューの一つとして電池交換をする機会も多いので、お手持ちの輸入時計の電池交換ができるかどうかを適切に判断してくれます。

 

並行輸入品でも諦めないメーカー修理

国内メーカーが販売した時計に比べると電池交換の手段は限られてきますが、輸入時計の場合でも電池交換の手段が選べることが分かりました。しかしお気に入りの時計の場合は長く愛用したいので、やはりメーカーに修理依頼したいという方も多いことでしょう。そこで問題になってくるのが正規店で購入した物か並行輸入品として購入した物かという問題です。

 

修理の依頼はどうすれば良いのか

輸入時計をメーカーに依頼する方法は簡単です。時計を購入したときに保証書が付いてくるのですが、そこに修理の依頼先が記載されています。その依頼先にコンタクトを取って修理を依頼しましょう。

 

並行輸入品の場合は修理代金が割高になることも

正規店で購入した時計をメーカーに依頼する場合も、並行輸入品として購入した時計をメーカーに依頼する場合も、基本的に方法は同じです。しかし、正規店で購入した時計を修理してもらうときにかかる料金よりも、割高の料金を請求される恐れがあるので注意が必要です。

ブランドにもよるのですが、正規店で購入した時計は修理代金を割引価格で受け付けてくれる場合があります。そういった場合は並行輸入品は修理代金においては不利で、正規店で購入した時計の修理代金よりも高い金額を請求されてしまいます。

とはいえ、正規店で購入した時計も並行輸入品として購入した時計も同じ価格で修理してくれるブランドが大半ですので、どのブランドがどれくらいの料金になるのかチェックしてみると良いでしょう。

 

電池式時計の寿命と電池の交換時期

時計の修理といえば気になるのが寿命です。どのくらいの目安で交換すると良いのでしょうか。

 

クオーツ式時計そのものの寿命はどのくらいなのか

クオーツ式時計の寿命は、だいだい10年を目安に考えておくと良いでしょう。10年経つと時計内部の部品が故障することが増えてくるためです。

 

一般的な電池の寿命について

一般的な腕時計の電池の寿命は数年程度と言われています。もしも前回交換してから2~3年経っている場合は、時計の針の動きを確認してみてください。動き方が変だなと思ったり、最近時間がずれることが多くなったとお感じでしたら、故障ではなく電池交換の時期がきている可能性があります。一度電池を交換して様子をみると良いでしょう。

 

時計に付いている機能によっても寿命が違ってくる

また、時計がどのような使われ方をされるかによっても電池の減り方が違ってきます。シンプルな針だけの時計の場合はそれだけ長持ちしますが、デジタル時計の場合はストップウォッチやアラームなど様々な機能が付いているため、電池の消耗が早くなります。

 

リチウム電池の場合はさらに長持ちする

そして電池の寿命と一口に言っても、電池の種類によっても寿命は大きく違ってきます。最近よく使われるものがリチウム電池ですが、普通の時計の電池に比べるとはるかに寿命が長く、およそ10年もの間動き続けてくれます。クオーツ式時計のデメリットは電池を交換するのが面倒な点ですが、10年持つのでしたらかなり手間が省けるでしょう。

 

高級時計が電池交換に特に注意が必要な理由

ここからは、実際に電池交換をするときに気をつけたいことについて見ていきましょう。

 

一般的なクオーツ式時計の電池交換で注意したいこと

まず一番に気をつけなければならないことは、電池交換によって時計そのものが故障するリスクがあるという点です。電池を交換するためには、時計を開けて交換する作業が必要になります。そのときに、工具などで時計の部品を傷つけてしまう可能性もゼロとは言い切れません。

また、電池交換のときに時計の他の部分に故障などがないかチェックすることも大切です。外見上は分からなくても、時計を開けてみて初めて分かる故障もありますので、確認してもらうと良いでしょう。電池交換と一緒に修理すると手間も省けて便利です。

 

ブランド時計や高級時計の場合に特に気をつけたいポイント

先の項目でも述べましたが、時計の電池を交換するときに内部の部品を傷つけて故障してしまう可能性が全くない訳ではありません。比較的低価格で購入した時計でしたら諦めがつくという方もいるでしょうが、高級時計や有名なブランドの時計の場合は諦められない方も多いでしょう。お気に入りの時計の電池を交換する場合は、熟練した技術を持つお店に依頼するほうが安心です。

また、電池の交換をしてもらうときや故障がないか確認してもらう場合も同様に、高級な腕時計の場合は熟練した技術を持つ職人さんにお願いする方が賢明です。高級な時計の場合は、特徴のある部品を使っている場合もあり、専門的な知識が必要になることがあるからです。

 

絶対にしてはいけない自分での電池交換

電池交換は自分でもできるのか

時計専門店に電池交換をしてもらうとき、交換の様子を見るのは楽しいものです。一見すると簡単に交換しているようにも見えますので、これくらいなら自分でもできるのではないかと感じた方もいることでしょう。しかし電池交換は自分ではしない方が無難です。

 

電池交換は簡単に見えても意外と難しい

専門技術のある職人さんは簡単に電池を交換していますが、それは長年培ってきた技術と時計についての豊富な知識や経験があるからです。腕時計は精密機器ですので、さまざまな部品が使われており、一つ一つの部品も小さいです。その一つ一つを傷つけないように作業するのは見た目ほど簡単ではありません。

また時計の電池を交換するときに必ず必要になるのが蓋を開けるという作業ですが、これがまず大変です。腕時計は中の部品が水に濡れないように、きっちりと設計されて綿密に部品をつなぎ合わせていますので、パカッと簡単に開くという構造にはなっていません。特別な工具も必要になりますので、時計職人でもない限り自分では電池交換しない方が良いでしょう。

 

故障してしまったときは自己責任なのが悲しい

さらに、素人が電池を交換すると他の部品の位置がずれてしまう可能性もあります。腕時計内部には部品が所狭しと詰め込まれており、位置がずれると故障の原因になりかねません。悲しいことに、自分で分解して壊してしまった場合はメーカー保証の対象外になる可能性がとても高いので気をつけましょう。

 

いろいろある電池交換の依頼先

ここからは、国内で電池交換をする場合にどのような場所で電池交換をすれば良いのか見ていきましょう。

 

時計売り場はどこにあるのか

大手のデパートでしたら、たいていは時計売り場のフロアが設けられています。国内の時計メーカーはもちろんのこと、海外の有名メーカーの時計販売店もいろいろとありますので、そちらに直接腕時計を持って行って、電池交換を依頼するのも良いでしょう。

また、大型家電量販店やショッピングセンター、ホームセンターなどといったところにも時計売り場はあります。これらのお店で依頼するメリットは、デパートで依頼するよりも比較的低価格の料金設定になっていることです。また、近所にお買い物に行く際についでに立ち寄ることもできますので、思いついたときにサッと交換出来て便利な点も嬉しいポイントです。

 

時計修理店はどこにあるのか

デパートの時計売り場でしたら、時計修理コーナーが併設されている場合も多々ありますので、直接時計修理コーナーに腕時計を持ち込んで依頼するのもおすすめです。時計修理コーナーや時計修理店の場合は、時計修理技能士がいることも多いですので、その場で交換してくれるのかメーカー預かりになるかを適切に判断してくれます。

 

その他の場所で電池交換できるところ

そして意外な場所でも電池交換ができます。例えば靴修理店やメガネ店やジュエリーショップがそうです。高級時計や輸入時計でも電池交換してもらえるのかどうか一度聞いてみてはいかがでしょうか。

 

電池交換をしたことで変わる高級時計の価値

腕時計の電池を交換するときに気になることの一つとして、時計の価値が変わってしまうのではないかいう点があります。特に、お手持ちの腕時計を売却したいとお考えの方にとっては重大な問題と言えます。実際は、交換することによって価値が上がる場合も、逆に下がってしまう場合もありますので、注意が必要です。

 

交換をすることで価値が上がる場合とは

まずは価値が上がる場合について見ていきましょう。クオーツ式時計は機械式の時計に比べると価値が低いとよく言われています。それは、一般的に見てクオーツ式時計の場合は、電池交換が必要で電池が切れてしまうと動かなくなってしまうためです。そういった意味では、交換することで時計の寿命を数年のばすことが出来るため価値は上がります。一般的なクオーツ式腕時計の寿命は一般的に10年程度ですので、製造から10年以内の製品であれば、電池交換することで売却は十分可能です。

しかも、最近では生産技術が向上したため、クオーツ式腕時計の寿命がさらにのびたという見方もあります。買取業者としても、メンテナンスが大変で高価な機械式腕時計を店舗においておくよりも、比較的低価格なクオーツ式腕時計を販売した方が実入りが良いので、むしろクオーツ式腕時計が好まれる場合もあります。

 

交換することで価値が下がる場合とは

電池交換することによって価値を下げてしまう大きな要因は、故障です。例えば、自分で交換してしまった場合にはそのリスクが大きくなります。交換時に傷をつけてしまうという可能性もあります。

 

電池交換でトラブルになったときの対応

時計修理店や時計専門店に腕時計を持って行って電池交換を依頼しても、故障する可能性はゼロではありません。時計修理店や時計専門店だからといって、必ずしも時計についての知識が豊富で確かな技術力をもつ職人さんが常駐しているとは限らないからです。

 

時計に傷をつけられたときの対応のしかた

では、電池交換をした場合にはどのようなトラブルが考えられるのでしょうか。例えば、腕時計の電池交換の第一関門とも呼べるのが、一番最初の蓋を開ける作業になりますが、この段階でのトラブルの可能性もあります。

防水のリスクを避けるために蓋はかたく閉じられているのですが、中には職人さんにとっても難しいと感じる蓋もあります。そういった場合は、職人さんといえども傷つけてしまう可能性もあります。蓋のネジ部分がダメになっている場合は、さらにそのリスクが高まることも理解しておきましょう。

このような状況に対応するためには、時計を修理してもらう前に預かり証を発行してもらうと良いでしょう。預かり証がある限り、そのお店で修理をしたことは明白ですので、預からなかった、修理を行わなかったという言い逃れはできません。店舗側に責任がある場合は、預かり証を店舗に見せて修繕費を賠償してもらうことができます。

修理が終わって家に帰ってからトラブルに気づく場合もありますので、電池交換が終わったからといってすぐに預かり証を捨ててしまうのではなく、腕時計が正常に動くことが確認できるまでしばらくの間大切に保管しておきましょう。

 

電池が切れる前に一度査定に出すメリット

クオーツ式腕時計でも中古品販売店で買い取ってもらえる場合がありますが、売却を考えている場合は電池が切れる前に一度査定に出しても良いでしょう。以下で、電池が切れる前に査定に出すメリットについてご説明します。

 

電池交換の費用がかからない

電池を換えずに査定に出す場合のメリットとして考えられることは、交換の費用がかからないというという点です。

一般的な交換の費用はショッピングセンターなどの時計修理店なら1000円前後になります。しかし、輸入時計の電池をメーカーで換えてもらった場合は話が違ってきます。ブランドによっても若干の違いはあるのですが、だいだい5000円から6000円くらいの料金がかかると考えておいた方が良いでしょう。

電池が切れる前に一度査定してみて、査定価格が交換費用よりも高いのであれば電池を換えてから査定に出すのも良いですが、それ以下になる場合は電池を換えないで査定した方が無難です。

 

故障などを防ぐことができる

電池が切れる前に査定に出すもう一つのメリットは、故障のリスクを避けることができるという点です。専門店などに交換を依頼する場合は比較的安心ですが、故障の可能性も全くないとは言えません。そういった意味では少なくとも電池を換えなければ、故障によって査定価格が下がるのを避けることができます。また、故障とまではいかなくても雑な作業をしてしまった場合は、メーカー以外の手が加わったと判断されますので、それだけで価値が下がる場合もありますので注意しましょう。

 

まとめ

クオーツ式時計は、機械式の時計に比べると比較的低価格で、ネジを巻かなくても動いてくれますのでメリットは大きいです。近頃では、高級感があってオシャレな時計がたくさん販売されていますので、あえてクオーツ式腕時計を選ぶ人もいます。

しかし電池交換には注意しましょう。せっかくお気に入りの腕時計だったのに、電池交換したら動かなくなってしまったなんてことにならないよう、信頼できるところで電池を交換してもらいましょう。

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