カルティエの「スパルタカス」と「サントス」は、いずれも人気を集める18金製のチェーンブレスレットです。
よく比較される2つの製品はデザインや歴史、価格帯など明確な違いがあります。
本記事では両モデルの特徴や魅力、人気の理由までを解説します。
Contents
スパルタカスの特徴
スパルタカスは、カルティエが以前展開していたチェーンブレスレットのシリーズです。
名称は古代ローマの剣闘士「スパルタカス」に由来し、力強く男性的なイメージを込めて名付けられました。
デザイン自体はシンプルながら丸みを帯びたコマ(リンク)で構成されており、腕に馴染む柔らかな印象と程よい存在感を兼ね備えています。
ユニセックスで使いやすく、現在は廃盤となっているため新品では入手できませんが、中古市場で根強い人気を誇っています。
サントスの特徴
サントスは、カルティエのアイコン的なメンズ向けチェーンブレスレットです。
元々は「サントス・デュモン」という時計のラインナップとして展開されていましたが、現在ではブレスレットやネックレスなど様々なジュエリーも展開しています。
サントスのブレスレットはシャープでモダンな印象のチェーンリンクが特徴で、各コマのエッジにカットが施されているのが特徴です。
18金イエローゴールドやホワイトゴールドなど様々な種類がラインナップされています。
スパルタカスとサントスの違い
スパルタカスとサントスは一見似たようなチェーンブレスレットですが、細部を見るといくつかの相違点があります。
デザインの雰囲気から素材の種類、サイズ感や価格帯、さらには市場での希少性まで、多角的に比較することで両者の特徴がより明確になるでしょう。
以下では項目ごとに両モデルを比較し、その違いを詳しく解説します。
デザインの違い
スパルタカスとサントスの最も顕著な違いはチェーンのデザインによる印象です。
スパルタカスは丸みがあるデザインで、女性らしさを感じさせるデザインになっています。
サントスはスパルタカスと比較すると多少丸みをとったデザインとなっているため、男性的なイメージを彷彿とさせる製品です。
入手方法・展開状況の違い
ラインナップと入手性にも大きな差があります。スパルタカスは前述の通り既に廃盤となっており、現在カルティエ公式では購入できません。
もし、入手する場合は中古市場で探すしかない状況です。
一方、サントスは現行モデルとしてブレスレット・ネックレス・時計が公式で展開されており、新品を入手できます。
こうした展開状況の違いから、購入のしやすさにも差が生まれています。
サイズの違い
サイズの大きさにも違いがあり、サントスはスパルタカスと比べて一回り大きく作られています。
元々腕時計から派生している製品のため、サントスの方がボリューム感があり、より男性的なイメージを受けるでしょう。
対するスパルタカスはやや細めのチェーン構造で、繊細さと上品さを感じさせるサイズ感となっています。
- おたからや査定員のコメント
スパルタカスは廃盤ゆえ希少性が高く、滑らかなチェーンで軽やかな着け心地が魅力です。
サントスは現行モデルとしてエッジの効いたデザインや豊富な素材展開があり、ボリューム感と高級感を求める方に好まれます。
いずれもカルティエの人気ジュエリーとして中古市場や買取査定でも高い評価を受けるため、ご自身のファッションや着用シーンに合ったモデルを選ぶのがおすすめです。
スパルタカスとサントスが人気の理由
スパルタカスとサントスが多くの人に支持されるのは、それぞれ異なる魅力を持っているからです。
スパルタカスは入手困難なレアモデルであることに加え、シンプルながら他にはない丸みのあるデザインが支持されています。廃盤ゆえに「人と被らない」特別感がある点も人気の理由です。
一方、サントスはカルティエの歴史と伝統を感じさせる名を冠しつつ、現代的で洗練されたルックスで幅広い層にアピールしています。特に男性からの支持が高く、腕時計「サントス」と合わせてコーディネートを楽しむファンも多いです。
どちらのモデルもカルティエならではの高級感と確かな品質が備わっており、それぞれの個性が愛好家を惹きつけています。
自分に合ったモデルの選び方
スパルタカスとサントス、魅力的な2つのブレスレットですが、自分にはどちらが向いているのか悩む方もいるでしょう。
選ぶ際のポイントをそれぞれ見ていきましょう。
スパルタカスがおすすめな人
スパルタカスがおすすめな人の特徴は下記の3つがあります。
ミニマルさに加えて上質、洗練美を求める人
スパルタカスの象徴である横長リンクは、装飾を極力そぎ落とした無駄のないデザインだからこそゴールドの艶を最大限に引き立てます。
シンプルなコーディネートにひと匙の気品を加えたい人、流行に左右されないジュエリーを長く使いたい人にまさにうってつけです。
自分仕様にカスタマイズして楽しみたい人
ベースチェーンにロゴチャームやトリニティ、ロッキングホースなど好みのモチーフを追加できる自由度は、スパルタカスならではです。
気分や季節でチャームを付け替えれば表情が一変し、唯一無二のオリジナルピースに育ちます。
飽きずに長く愛用したい人という人にはおすすめと言えるでしょう。
廃盤品ゆえの希少性に惹かれる人
すでに生産終了のスパルタカスは、中古市場でしか出会えない稀少モデルです。
経年で柔らかくなったゴールドの光沢や小傷の一つ一つが物語を語り、ヴィンテージジュエリーならではの深みを演出します。
唯一無二の風合いを楽しみたいコレクター気質の人にとって、この上ない魅力となるでしょう。
サントスがおすすめな人
サントスがおすすめな人の特徴は下記の3つがあります。
流行に左右されない普遍的なデザインに魅力を感じる人
1900年代初頭に生まれた腕時計をもとにデザインされたサントスは、シャープなリンクと程よい厚みで世代を超えて愛されてきました。
シンプルかつ存在感のあるデザインとなっているため、流行や年齢を問わず使用することができます。
そのタイムレスなデザインから男女どちらがつけても違和感がなく、パートナーとのペアアイテムとして選ぶ方もいます。
ファッション性とステータス性を両立させたい人
ハイエンドブランドとしての格を示しつつ、ビジネスからカジュアルまで幅広くマッチする汎用性がサントスの強みです。
様々なシーンで活躍できるからこそ、キャリアの節目で自分へのご褒美として初めてのジュエリーとして購入される方も多く見受けられます。
決して安い製品ではないため、身につけていることでステータスともなるので、おしゃれに気を遣いながらステータスをアピールしたい人におすすめです。
ストーリーや伝統に価値を感じる人
飛行家であるサントス=デュモンの要望から生まれた世界初の男性用腕時計をルーツとするシリーズだけに、サントスにはカルティエの歴史が凝縮されています。
歴史ある逸話に共感し、語れるジュエリーを求める人なら、その物語性にいっそう深い愛着が湧くでしょう。
スパルタカスとサントスの中古相場はどれくらい?
中古市場では、スパルタカスが30万〜50万円程度、サントスは30万〜60万円台で推移しています。
金種・チェーン長・箱や保証書の有無、販売店のポリシーなどによって価格は上下します。
今後カルティエの定価改定が続けば、二次流通価格も連動して上昇するリスクがあるため、最新の値上げ動向を確認したうえで信頼できるショップや公式認定のリセールサイトを利用することが大切です。
まとめ
カルティエのスパルタカスとサントスは、一見似たチェーンブレスレットでも、その背景や細部の違いによって異なる魅力を放っています。
それぞれに特色があり、どちらが優れているというよりは、自分のファッションや嗜好に合った一本を選ぶことが大切です。
スパルタカスは廃盤ならではの特別感とエレガントさがあり、サントスは現行モデルならではの洗練と力強さを備えています。
いずれを選んでもカルティエならではの高品質とデザイン性を楽しめる点に変わりはありません。ぜひ両モデルの違いを参考に、自分にぴったりのカルティエジュエリーを見つけてみてください。
「おたからや」での「カルティエ」の参考買取価格
「おたからや」での「カルティエ」の参考買取価格は下記の通りです。
型名 | 参考買取価格 |
---|---|
カルティエ トリニティ ブレスレット バングル Au750 61.2g | 1,276,900円 |
カルティエ ラブ ネックレス | 1,655,000円 |
カルティエ トリニティ リング ホワイトゴールド | 497,000円 |
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
カルティエは、世界的に高い評価を受けるラグジュアリーブランドとして、多くの人々の憧れを集めています。
アイコニックなデザインは時代を超えて愛されており、そのクオリティと希少性の高さが査定額にも大きく反映されます。
「おたからや」では、これまで培ってきた経験とグローバルな取引実績を活かし、素材や状態はもちろん、付属品の有無や最新のマーケット相場を丁寧にチェックしながら査定を行います。
大切なカルティエのお品物をお持ちの方は、ぜひ当店の無料査定をご利用いただき、高額買取のチャンスを実感してみてください。
- おたからや査定員のコメント
カルティエのスパルタカスとサントスは、どちらも高いデザイン性と品質を備えながら、廃盤モデルのスパルタカスはより希少なエレガンス、現行のサントスは洗練と力強さが魅力です。
好みやファッションスタイルに応じて選べば、どちらを手にしてもカルティエの卓越した美しさを存分に楽しめるでしょう。
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