骨董品とは?定義や種類、価値の見極め方、古美術品との違いをやさしく解説

※下記の画像は全てイメージです
「骨董品」とは何か、どこまでが骨董品にあたるのか、分かりにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。「古美術品やアンティークとの違いは?」「価値があるものはどんな品?」と気になる方もいるでしょう。
この記事では、骨董品の基本的な知識から、価値の見極め方や保管・売却のポイントまでをやさしく解説します。身近にある品物の価値を見直すために、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
骨董品とは

骨董品とはどのようなものを指すのか、言葉は知っていても正確に把握している方は少ないのではないでしょうか。ここでは、骨董品の定義や意味について整理し、似た言葉と混同しやすい古美術品やアンティークとの違いについても解説します。
骨董品の定義
骨董品とは、一般的に古く価値のある品物を指します。国際的にも「製作後100年を経過した美術品・収集品・古物」が骨董品と定義されています。
ただし、日常的な会話では、100年に満たないものでも歴史的・芸術的価値があると判断されれば骨董品として扱われることがあります。品物が骨董品かどうかを判断する際は、単なる古さだけでなく、作られた背景や評価の歴史など、さまざまな観点からの判断が求められます。
骨董品と古美術品の違い
骨董品と古美術品は似た印象を持たれやすい言葉ですが、意味や用途には違いがあります。骨董品は、歴史的背景や古さに価値がある品物を広く指すのに対し、古美術品は美術的価値が特に重視される作品を意味するのが一般的です。
同じ茶道具であっても、実用性や希少性で評価されるものは骨董品、美術的観賞の対象となるものは古美術品と分類されることがあります。 また、美術館や画廊などで扱われるものは「古美術品」とされる場合が多く、商業的な売買の場では「骨董品」とされる傾向があります。
両者は明確に線引きできるわけではなく、評価軸や流通の場によって呼び分けられることが多い点が特徴です。つまり、同じ品であっても見る立場によって「骨董品」として扱われるか「古美術品」とされるかが異なる場合があります。
骨董品とアンティークの違い
骨董品とアンティークはどちらも「古い物」を指しますが、使われる場面や基準にやや違いがあります。骨董品は日本を含むアジア圏で広く使われる表現で、文化的・歴史的な価値を持つ古い品全般を指します。
一方、アンティークは主に欧米で使われる言葉です。工芸品や家具、ジュエリーなどを中心に、製作から100年以上経過した品を指すのが一般的です。つまり、アンティークは「西洋の骨董品」と考えると分かりやすく、骨董品とは対象となる文化圏や品物の傾向が異なります。
また、アンティークには装飾性やデザイン性の高さが重視される傾向があります。骨董品は工芸技術や作家の由来、時代背景などが価値の判断材料になることが多い点も特徴です。
※骨董品・古美術品・アンティークはいずれも品物の傾向はありますが、必ずしも厳密に分類できるとは限りません。
骨董品の種類
骨董品と一口にいっても、その種類はさまざまです。素材や用途によって分類され、それぞれに評価のポイントも異なります。ここでは、代表的な骨董品の種類として、陶磁器や家具をはじめとする主なジャンルについて解説します。
陶磁器

骨董品の中でも陶磁器は流通量が多く、人気の高いジャンルのひとつです。茶碗や壺、皿など日常的な器から、美術工芸品としての花瓶や飾壺まで多様な品が含まれます。
日本の陶磁器では、古伊万里や京焼、九谷焼、美濃焼などが特に有名で、それぞれの窯元や時代によって特徴や価値が異なります。 価値を判断する際は、焼き上がりの質や絵付け、窯印(銘)、使用されている釉薬、保存状態などがポイントです。
ひび割れや欠けがあると通常は評価が下がります。しかし、茶道具など一部のジャンルや美意識によっては、例外的に「味」や独特の風情として受け入れられるケースもあります。
家具

骨董家具は、和家具・洋家具を問わず、装飾性や職人技が評価される品が多くあります。例えば、桐箪笥や帳場箪笥などの和家具は、素材の質や金具の細工、引き出しの構造などが価値に大きく影響します。洋家具では、明治〜大正期に日本で製造された輸出用家具も人気です。
骨董家具の魅力は、実用性と美術性を兼ね備えている点にあります。サイズや状態によって需要が変わるため、保存状態の良さは価格に直結すると言えます。
再塗装や補修が施されている場合は価値が下がることもあるため、オリジナルの状態が保たれているかが重要なポイントです。
絵画・書画

絵画や書画も代表的な骨董品のひとつで、日本画・水墨画・書などが主な品です。これらは装飾品や芸術作品としての価値を持ち、室内に飾って楽しむ文化とも深く結びついています。
特に、江戸時代や明治期に描かれた絵画・書は、美術的な評価とともに、歴史的背景や作家の人物像などにも注目が集まります。
書画は、保存状態によって見た目や読み取りやすさが大きく左右されるのが特徴です。古いものであっても破れやにじみがあるからといって一概に価値が下がるわけではありません。巻物や掛け軸と異なり額装されているものも多く、保管方法にも違いが出ます。
巻物・掛け軸

巻物や掛け軸は、仏教画・山水画・書・花鳥図など多彩なモチーフが描かれ、日本の伝統文化と深く結びついた骨董品です。四季や節句に応じて取り替えながら飾るという風習もあり、鑑賞と実用を兼ねた品として古くから親しまれてきました。
掛け軸の本紙だけでなく、表装(装丁)の布地や軸先の素材なども、全体の印象や価値に影響します。巻物はより長尺の形式で保管されることが多く、巻き癖や折れ、虫食いなどには注意が必要です。
見た目が地味に感じられることもありますが、静かな人気があり、仏教関係の巻物や、著名な書家・画家によるものはコレクターからの需要も高いジャンルです。
茶道具

茶道具は、日本の伝統文化である茶道に用いられる道具類で、骨董品としても高い人気があります。茶碗、水指、茶入、棗(なつめ)、釜、建水など多くの種類があり、それぞれに産地や作家、流派の違いによって魅力があります。
中でも、千利休ゆかりの道具や、有名な茶人の好みに合わせて作られた「好物」と呼ばれる茶道具は、高く評価されるのが特徴です。 茶道具は単体での美術的価値に加え、茶の湯の所作や精神性を体現する品としても見られます。
現代でも茶道をたしなむ人々に支持されており、需要の安定したジャンルと言えるでしょう。
刀剣・刀装具

刀剣は、武器としての用途だけでなく、美術工芸品や精神性の象徴としても重視される骨董品です。古くは平安時代からの刀剣が現存しており、時代ごとの作風や技法、刀工の系譜が受け継がれています。
骨董としての刀は、刀身(本体)だけでなく、鍔(つば)や柄、鞘(さや)なども評価対象です。 また、登録証の有無や刀剣登録制度に基づく取扱いも重要なポイントです。
また、銃刀法の規制があるため所持には手続きが必要ですが、美術品としての価値を認められた日本刀は「美術刀剣」として登録されています。日本文化への関心が高まる中、国内外からの需要も根強く、コレクター市場でも人気のジャンルです。
価値が高い骨董品とは?価値を左右するポイント

骨董品の価値は、単に古いから高いというわけではありません。歴史や作り手、状態など、複数の要素が複雑に関係しています。ここでは、骨董品の価値を判断するうえで特に重視されるポイントについて解説します。
歴史的背景・制作年代
骨董品において「いつ、どのような時代に作られたか」は価値を大きく左右します。例として、戦国時代や江戸時代など特定の歴史的転換期に製作された品が挙げられます。これらは、その背景とともに文化的な意味を持つため高く評価されやすいのが特徴です。
また、明確な制作年代が記録や銘から読み取れるものは、由緒ある品として信頼性が増し、コレクターの関心も高まります。逆に、制作年代が不明なものや、後年に似せて作られた複製品は評価が下がる傾向にあります。歴史的文脈と品物の一致は、価値形成において重要な鍵です。
作品・作者の知名度
誰が作ったか、またはどの工房・窯元で作られたかという情報は、骨董品の価値を大きく左右します。著名な作家や名工による作品は、それだけで高い評価を受けやすく、作品が残っている数が少ない場合にはプレミアがつくこともあります。
陶芸なら北大路魯山人、書画なら池大雅や与謝蕪村といった歴史的に名の知られた人物の作品は、高額で取引されるのが一般的です。
また、無名であっても、特定の流派や師弟関係、時代背景が特定できると評価が高まることもあります。作者情報がわかるかどうかは、鑑定のうえでも重要な判断材料です。
保存状態
骨董品の保存状態も、価値を大きく左右する要素のひとつです。例え歴史的価値がある品でも、欠けや割れ、汚れ、虫食いなどが目立つ場合は、評価が下がることがあります。特に、陶磁器や紙製品、繊維製品などは劣化が表れやすいため、保管環境が重要です。
ごく稀に、自然な風合いや経年変化が「味」として評価されるケースもありますが、それは一部の品目や愛好家に限られます。基本的には傷や汚れはマイナス要素とされるのが一般的です。元の形や意匠がきちんと残っており、オリジナルの状態に近いことが、価値を保つための重要なポイントです。
希少性
市場に出回る数が少ない骨董品は、それだけで高く評価されやすくなります。現存数がごくわずかしかない器や、短期間しか活動しなかった工房で製作された作品などは、希少性の高さから価値が上がる傾向にあります。
また、地域限定で作られた伝統工芸品や、歴史的に重要な場面で使われた道具なども、希少性という観点から注目されるのが特徴です。 ただし、「古いから希少」というだけでは十分ではなく、技術的な完成度や歴史的文脈と結びついて初めて本当の価値が認められます。
流通量や再入手の困難さといった要素を含めて、総合的に評価されるのが骨董品市場の特徴です。
作品の仕上がり
骨董品の価値を左右するうえで、作品そのものの仕上がりも重要な評価ポイントです。造形の丁寧さやバランス、絵付けや彫刻の精度、全体の完成度といった点が見られます。
陶磁器であれば釉薬の発色や焼き上がりの均一さ、書画であれば筆致の美しさや構図の巧みさなどが挙げられます。 著名人の作品でも仕上がりが粗いと市場での評価が下がり、逆に無名の作り手でも高品質であれば一定の価値がつくこともあるでしょう。
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骨董品の価値を守る保管方法とは?

作品の仕上がりがいかに優れていても、保管状態が悪ければ骨董品の価値は大きく損なわれてしまいます。ここでは、価値を保つために知っておきたい基本的な保管環境と、素材ごとの注意点について解説します。
基本の保管方法
骨董品を適切に保管するためには、湿度・温度・光といった環境条件の管理が重要です。特に日本のように湿度変化の大きい気候では、日常的な対策が欠かせません。ここでは、保管の基本となる3つの環境要素について見ていきます。
湿度は50%前後
骨董品の多くは湿気に弱く、カビや変形、腐食の原因になります。適正湿度は50%前後が目安で、40〜60%の範囲に保つことが理想です。
特に、紙製品や木製品は湿度変化の影響を受けやすく、梅雨時や冬場の結露にも注意しましょう。湿度計を設置し、必要に応じて除湿器や加湿器を使って調整すると安心です。
温度は20度前後
骨董品の保管に適した温度は、おおむね20度前後とされています。15〜25度の範囲で安定させるのが理想です。急激な温度変化は素材の膨張や収縮を引き起こし、ひび割れや劣化の原因になります。
特に、冬季の暖房や夏季の高温には注意が必要です。年間を通じて空調管理を行い、できる限り一定の温度を保つことが大切です。
直射日光は避ける
直射日光に長時間さらされると、骨董品の色あせや変色、乾燥によるひび割れなどが生じる恐れがあります。特に、紙製品や繊維、漆塗りの品などは紫外線に弱いため、光の当たらない場所で保管することが基本です。展示する場合は、遮光フィルムやカーテンを活用し、間接光を用いると安心でしょう。
骨董品の素材ごとの保管方法
骨董品は素材によって劣化の仕方や保管時の注意点が異なります。ここでは、代表的な素材ごとに、長期的に価値を保つための適切な保管方法を紹介します。
陶磁器
陶磁器は比較的安定した素材ですが、落下や接触による破損が起きやすいため、衝撃を避ける保管が重要です。棚に収納する際は、1点ずつ間隔をあけ、滑り止めマットを敷くと安心でしょう。
湿度や温度の変化で影響が出ることもあるため、基本的な環境管理も必要です。重ね置きは避け、包装紙や布で包んで保管するのが理想です。
木製品
木製品は湿気と乾燥の影響を受けやすく、反りや割れ、カビの発生に注意が必要です。湿度が高いとカビが繁殖しやすくなり、乾燥しすぎると木が収縮してひび割れることがあります。
直射日光を避け、風通しのよい場所で保管し、必要に応じて調湿剤を使いましょう。布で軽く包むとほこりを防げます。
紙製品
書画や巻物、古文書などの紙製品は湿気や直射日光に非常に弱く、カビ・黄ばみ・虫食いのリスクがあります。湿度は40〜60%を目安に管理し、急激な湿度変化を避けることが重要です。
保管時は専用の和紙袋やケースに入れ、巻物は桐箱に入れるのが理想です。また、防虫対策として樟脳などの天然成分の防虫剤を使うとよいでしょう。
金属製品
鉄・銅・銀などの金属製品は、湿気や手の脂によって錆びたり変色したりすることがあります。素手で触れるのを避け、手袋を使うと安心です。湿度は低めに保ち、乾燥剤と一緒に保管するのが基本です。
定期的に柔らかい布で乾拭きし、ほこりや湿気を取り除くことで、長期間にわたって良好な状態を維持できます。空気の流れがある場所は錆の原因になるため避けましょう。
繊維製品
着物や帯、古布などの繊維製品は、湿気・光・虫害に非常に敏感な素材です。湿度に配慮し、直射日光の当たらない暗所で保管することが基本です。畳んで収納する場合は、折り目に和紙を挟むと生地への負担を軽減できます。
防虫剤は直接触れないように設置し、通気性のある保存袋を使用すると劣化を防ぎやすくなります。定期的に状態を確認することも大切です。
骨董品を高く売るコツ

売却する際は、いくつかの工夫で査定額が変わることがあります。ここでは、保存状態の維持や付属品の扱いなど、骨董品を少しでも高く売るためのポイントを解説します。
保管方法に注意し保存状態を保つ
骨董品を高く売るうえで、保存状態の良さは最も重視されるポイントのひとつです。湿気や直射日光を避けた環境で保管し、傷や汚れがつかないよう丁寧に扱っていれば、査定時にプラス評価を受けやすくなります。
特に、陶磁器の欠けや、紙製品のしみ・変色、金属の錆などは価値に大きく影響するため注意が必要です。日頃から状態を保つ意識があることで、「大切に扱われていた品」として信頼につながり、結果的に高値がつきやすくなります。
ただし、売却前に無理な手入れや磨きを行うと逆効果になることもあるため、注意が必要です。
付属品も大切に扱う
箱や共箱、包み布、鑑定書などの付属品は、骨董品の真贋や来歴を証明する重要な手がかりとなります。これらが揃っていると「元の状態が保たれている」と判断され、査定額が上がる可能性が高くなります。
特に、作家物や美術的価値がある品については、署名や印章が記された共箱の有無が評価を大きく左右することも少なくありません。付属品は使用しない場合でも捨てずに保管しておき、売却時には必ず一緒に提示するのが理想です。箱や布の状態も丁寧に扱っておくと、より良い印象につながります。
骨董品に適した買取業者を選ぶ
骨董品を高く売るには、品物の特性を理解している買取業者を選ぶことが重要です。骨董品の査定経験が豊富な鑑定士が在籍している店舗であれば、希少性や歴史的背景を正しく評価してもらえる可能性が高くなります。
出張買取やLINE査定など柔軟な対応ができる業者を選べば、重い陶磁器や複数の品を運ぶ手間がありません。自宅にいながら、顔を合わせて査定を受けられる点も安心です。
また、多少の状態不良があっても査定対象としてくれる店舗であれば、「処分するしかない」と思っていた品も捨てずに手放すことができます。
骨董品の価値・真贋を見分ける方法

骨董品の価値や真贋を見分けるのは、専門知識や豊富な経験が求められるため、個人で正確に判断するのは非常にむずかしいのが実情です。正確な判断には、制作年代や作家の特徴、技法、材質、使用された道具の痕跡など、多角的な視点からの検証が必要です。
また、現代では精巧な贋作も多く出回っており、外見だけでは判断がつかないケースも少なくありません。そのため、信頼できる買取専門店や鑑定士に依頼し、専門的な視点から査定を受けることが必要です。
- おたからや査定員のコメント
「おたからや」では、過去の市場データや技法・作家背景などを照合しながら、一点ずつ丁寧に査定を行っています。ご自身で価値がわからず処分を迷っているお品でも、豊富な経験をもとにしっかりと確認いたします。思わぬ価値が眠っている可能性もあるため、まずはお気軽にご相談ください。専門家の目で正しく評価いたします。

骨董品の価値や税金にまつわるQ&A

骨董品の価格や税金、投資対象としての見方など、基本的な疑問を解消します。ここでは3つの質問に対して、それぞれ詳しく解説します。
Q.骨董品の価格(価値)は変動する?
骨董品の価格は固定ではなく、市場の動向や時代背景によって変動します。例えば、あるジャンルの人気が高まると、その関連作品の需要が上がり、価格も上昇しやすくなります。反対に、ニーズが落ち着けば価格が下がることもあるでしょう。
さらに、作者の再評価や展覧会開催、テレビや書籍などで取り上げられることで一気に注目されることもあります。状態の良し悪しも価格に影響し、修復跡や欠けがあると評価が下がる可能性があります。
価値が定まっているように見えても、骨董品は「時代とともに動くもの」です。価値が気になる方はなるべく早くプロの査定を受けることで、今の価値を知ることができます。
Q.骨董品は投資になる?
骨董品は長期的な視点で見れば投資対象となり得ます。実際に、人気作家の陶芸作品や掛け軸、蒔絵などは数十年前と比較して大きく価格が上がっているケースもあります。
ただし、株式や不動産と異なり価格の変動要因が多く、専門的な知識が必要になる点は注意が必要です。トレンドや保存状態、市場の動向などが価値に影響するため、適切なタイミングでの売却や保管方法などを含め、慎重に扱う必要があります。
趣味として楽しみながら、将来的に手放す可能性があるというスタンスで捉えておくと、無理なく資産として向き合いやすいでしょう。
Q.骨董品に相続税はかかる?
骨董品も相続財産の一部として扱われるため、基本的には相続税の課税対象となります。現金や不動産と同じく、相続時に「評価額」が算出され、相続人の取得分に応じて課税されます。
ただし、骨董品は不特定な価格変動があるため、評価方法には一定のルールがあるのが特徴です。原則として「時価評価」が行われ、市場での売買実績や専門家による査定価格が基準になります。
相続後に売却を予定している場合は、売却見込み額を把握するためにも事前の査定が重要です。資産性のある骨董品を所有している場合は、早めの準備が安心につながります。
まとめ
骨董品は、その種類や状態によって価格が変動し、資産や相続財産としても評価される対象です。特に、人気ジャンルや保存状態が良好なものは、投資価値が高まる可能性があります。
ただし、市場の動きや評価基準は一定ではなく、価値を見極めるには専門的な知識や査定が必要です。売却や相続、保有を検討している場合は、まずは信頼できる専門店で現時点の価値を確認してみるのがおすすめです。
「おたからや」での「骨董品」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「骨董品」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | 品名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
![]() |
長次郎 黒楽茶碗 | 1,811,000円 |
![]() |
掛け軸 井上有一 | 1,600,000円 |
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掛け軸 上村松園 京人形 | 1,500,000円 |
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掛け軸 竹久夢二 かるき疲れ | 1,200,000円 |
![]() |
刀 栗原筑前守信秀於摂州大坂 慶応元年八月日 | 657,800円 |
![]() |
刀装具おまとめ 鍔 柄 縁 | 234,300円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
骨董品の買取では、制作年代や作家の銘、保存状態、付属品の有無が重要な査定ポイントです。共箱や鑑定書などが揃っている場合は評価が上がる傾向にあります。また、特定の時代や流派に属する作品、希少性の高い限定制作物は相場より高額になることもあります。
状態に難がある場合でも、貴重な品であれば価格がつくこともあるため、専門店での査定がおすすめです。
- おたからや査定員のコメント
骨董品は一点ずつ重さや形が異なるため、持ち運びや査定の手間に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。「おたからや」では、店頭買取に加え、出張買取やLINE査定といった柔軟な対応も行っており、重い陶磁器や複数のお品をお持ちの方にも安心してご利用いただけます。
また、状態に難がある場合でも、貴重な品であれば価格がつくこともあります。セットの品が揃っていない、共箱が傷んでいるといった場合でも査定が可能ですので、処分してしまう前にぜひ一度ご相談ください。

「骨董品」の買取なら「おたからや」
骨董品の査定では、「いつの時代のものか」「誰が作ったか」といった品物自体の背景に加え、「どこで売るか」が大きく価格を左右します。「おたからや」では、国内外の市場動向に通じた査定員が在籍しており、作品の流通ルートや需要を加味した適正な価格をご提示しています。
制作年代や作家名がわからない品に価値がつく場合もあり、そうした見極めもしっかりと行います。「おたからや」は全国展開しており、出張やオンラインでも査定が可能です。状態が万全でなくても査定対象となるため、「譲り受けたまま眠っていた」という品でもぜひご相談ください。
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