プラチナの参考買取相場の
価格推移グラフ

プラチナ相場(1gあたり)の期間ごとのグラフ推移を掲載しています。
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相場価格(円/g)

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過去の年度別の
プラチナ買取相場

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2026年4月のプラチナ相場専門家コメント

日付/プラチナ相場/前日比

プラチナ相場の専門家コメント

10,896
+436
石坂 貴史

2026年4月1日(水)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,319円と、前日比+436円の上昇となり、直近の下げから持ち直す動きが見られます。これまで弱さが意識されていた流れから一転し、足元では下げ止まりを探る局面に入っています。 海外では、金価格が上昇基調を維持していることから、安全資産としての買いが意識されやすく、プラチナにも一定の下支えが入っています。ただし、プラチナは景気の影響を受けやすい特性があり、金と同様の動きが継続するとは限らず、需給要因による振れも出やすい状況です。 為替は円高方向に振れており、国内価格の上昇を一部抑える要因となっています。本日は米国の小売売上高や製造業関連の指標が控えており、その結果次第では金利や為替の流れが変わり、プラチナ相場にも影響を与える可能性があります。 需給面では、中国の電気自動車大手BYDが海外販売の拡大に強い見通しを示しており、自動車関連需要への期待は引き続き意識されます。一方で電動化の進展は触媒需要の構造変化にもつながるため、中長期では需要の方向性に変化が生じるかもしれません。 中東情勢を背景としたエネルギー市場の不安定さも続いており、原油価格は高水準を維持しつつ、一部では調整の動きも見られます。韓国でもエネルギー政策の見直しに向けた動きが出ており、資源を取り巻く環境は不安定な状況が続いています。こうした環境の中で、プラチナは金の動きと景気動向の両方に影響を受けやすく、短期的には材料ごとに振れやすい展開が続くでしょう。

10,832
-64
石坂 貴史

2026年4月2日(木)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,255円と、前日比-64円の下落となりました。金が上昇基調を維持する中で、プラチナはやや上値の重い展開となっており、方向感に欠ける動きが見られます。短期的には強弱が入り混じる局面にあります。 海外では、金が高値圏で調整する中、プラチナも同様に上値が抑えられやすい状況です。金は資金の逃避先として買われやすい一方、プラチナは景気や産業動向の影響を受けやすく、値動きに差が出やすい構図といえます。 為替は円高のあと、足元では方向感の出にくい状態が続いています。159円前後は上値の目安として意識されており、この水準を明確に超えられるかが短期的な流れを左右するポイントです。 需要面では、自動車市場にばらつきが見られます。米国では販売減少の動きがある一方、SUVやハイブリッド車は底堅く推移しています。また、テスラの欧州販売回復や燃料価格の上昇を背景に、電気自動車への関心も再び高まりつつあります。 さらに、国際エネルギー機関は中東情勢の影響により石油供給の大幅減少を指摘しており、4月以降は欧州でも影響が顕在化する見通しです。インフレや景気の下押しが懸念される中、プラチナは引き続き外部環境に左右されやすい展開が続くと見られます。

11,032
+200
石坂 貴史

2026年4月3日(金)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,455円と、前日比+200円の上昇となりました。金が調整する中でも、プラチナは底堅く推移。足元では、金との値動きの違いも意識されやすい局面です。 為替は、ドル円が159.7円付近まで円安が進んだ後、159.4円台まで戻し、その後は再び円安方向に振れる展開です。この水準は引き続き意識されやすく、為替の変動はプラチナ価格にも影響を与えやすい状況です。 原油市場では急騰が見られ、供給不安を背景に価格が上昇しています。ロシアがホルムズ海峡の通行について言及するなど、エネルギー供給を巡る状況は複雑化しています。また、産油国による増産の検討も伝えられており、供給面の動きは今後の価格に影響を与える要因となりそうです。 一方で、自動車関連ではやや弱い材料も見られています。米EV大手のTeslaは第1四半期の販売台数が約35万8,000台と市場予想を下回り、前期比でも約14%減少しました。また、生産台数が販売を約5万台上回るなど在庫の積み上がりも示唆されています。 EVは排ガス処理を必要としないため直接的なプラチナ需要にはつながりませんが、販売の鈍化は自動車市場全体の需要減速を示す可能性があります。そのため、ガソリン車を含めた触媒需要の先行きにも影響しやすく、プラチナにとっても無視できない材料です。 週末のプラチナ価格は、金との相対的な動きに加え、景気やエネルギー市場の影響を受けながら、外部環境に左右されやすい不安定な展開が続くと見られます。

10,953
-79
石坂 貴史

2026年4月6日(月)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,376円と、前日比-79円の下落となりました。調整の動きは見られるものの、同日に下げが目立った金と比べると、下落幅は抑えられています。 足元のプラチナは金の値動きに影響を受けつつも、相対的には底堅さが見られます。金は資金の出入りが大きくなりやすいのに対し、プラチナは工業用途の割合が高いため、同じ貴金属でも値動きに差が出やすい特徴があります。 為替は円安方向に振れており、国内価格の支えとなっています。一方で、本日は主要国がイースターマンデーで休場のため市場参加者が限られ、値動きが不安定になりやすい状況です。今夜の米ISM非製造業景況指数の結果によっては、為替を通じて影響が広がる可能性もあります。 また、欧州ではエネルギー価格の上昇を受け、複数の国がエネルギー企業への課税強化を検討しています。インフレ対策としての側面がある一方で、供給面への影響も意識されており、先行きの不透明感は残ります。 テスラは、2026年中に日本国内の販売店を約1.7倍に拡大し、整備拠点も2倍以上に増やす方針。日本での販売体制拡大などで、電気自動車の普及も進みつつあります。プラチナは排ガス処理に使われるため、この流れは中長期的な需要に影響する可能性があります。 全体として、プラチナは金ほど大きく下げていないものの、外部環境の影響を受けやすく、週明けから明確な方向が出にくい動きになりそうです。

11,019
+66
石坂 貴史

2026年4月7日(火)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,442円と、前日比+66円の上昇。前日の流れを引き継ぎつつ、小幅ながら持ち直す動きとなりました。 為替は今朝から円安方向に振れ、ドル円は159.3円付近から159.8円台まで上昇。国内価格は為替の影響を受けやすく、円安はプラチナの下支え要因となっています。 海外では金が横ばい圏で推移しており、プラチナも同様に方向感に欠ける展開です。金は安全資産として地政学リスクに反応しやすい一方、プラチナは景気や工業需要の影響を受けやすく、同じ貴金属でも動き方に違いが出やすい局面です。 中東情勢は依然として不安定です。イランは停戦案を拒否し、ドナルド・トランプ大統領は強硬な姿勢を維持。LNGタンカーの停止など、実際の輸送にも影響が出始めています。加えて、ホルムズ海峡の混乱を受け、日本の自動車メーカーも対応を迫られており、マツダは中東向け生産を停止、トヨタ自動車も減産、スズキは輸出先の振り替えを進めています。 プラチナは排ガス処理で自動車需要との結びつきが強いため、こうした動きは実需面での影響として意識されやすいポイントです。一方で、エネルギー供給への懸念から原油価格は上昇。ロシアの輸出設備への攻撃もあり、供給不安が意識される状況といえます。 明日はニュージーランド準備銀行の政策金利発表が予定されており、為替を通じた影響も警戒されるでしょう。 プラチナは金と同様に下値は支えられやすいものの、景気や自動車関連の影響も受けるため、より方向感が出にくい展開が続いています。短期的には材料次第で振れやすい状態です。

11,164
+145
石坂 貴史

2026年4月8日(水)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,587円と、前日比+145円の上昇となりました。週明けから連続して上昇しており、底堅い動きが続いています。 為替は大きく変動しました。ドル円は一時160円台まで円安が進んだ後、急速に158円台まで円高方向へ戻しています。この急変が国内価格の押し上げ要因となりました。 外部環境では、トランプ大統領がイランとの2週間の停戦合意を表明し、中東情勢の緊張は一時的に緩和しています。これを受けて原油価格は大きく下落し、WTIは100ドルを割り込む水準まで低下。供給不安が後退したことで、市場全体の警戒感はやや和らいでいます。 この原油の下落は景気への過度な不安を和らげるため、産業需要に支えられるプラチナにはプラスに働きやすい状況です。実際に株式市場は上昇し、日経平均も4%超の上げとなるなど、リスクを取りやすい流れが強まっています。 一方で自動車分野では、販売回復は需要の下支え要因となりますが、電気自動車の普及は排ガス処理需要の減少につながるため、中長期では下押し要因となる可能性があります。この点は今後も継続して意識されやすいテーマです。 為替、原油、自動車といった複数の要因が重なり、足元のプラチナは上昇しやすい環境にあります。一方で、前提が短期間で変わりやすい局面のため、相場の動きには注意が必要です。

11,229
+65
石坂 貴史

2026年4月9日(木)のプラチナ相場は、全体として底堅い動きが続いています。今朝の国内プラチナ店頭価格は11,652円と前日比で65円上昇しました。金が前日の上昇後に調整へ入る中でも、プラチナは値崩れせず、相対的な強さが意識されています。 海外では金価格が下げに転じ、短期的には上昇の流れが一服しましたが、プラチナは同調しきらず、動きの差が出ています。金は不安時に買われやすいのに対し、プラチナは実需の影響も受けるため、同じ貴金属でも反応に違いが見られます。 為替は引き続き円安圏にあります。ドル円は157円台後半から158円台後半で推移しており、この水準はプラチナ価格を下支えする要因となっています。 中東では軍事的な緊張が続き、停戦を巡る見方も一致していません。こうした中で原油価格は急落後に持ち直すなど、値動きが荒くなっています。エネルギー価格の変動は物価や景気見通しにも影響し、市場全体の先行きを不透明にしています。 さらに、燃料供給への不安を背景に電動バイクの需要が伸びるなど、エネルギーを巡る行動にも変化が見られています。こうした動きは、将来的に産業構造を通じてプラチナ需要に影響する可能性も考えられます。 本日は21時30分に米国のPCEデフレーターが公表されます。内容次第では金利や為替を通じて、貴金属全体の動きに影響が及ぶ可能性があります。 不安材料と金融政策の見方が入り混じるなか、中東情勢や政策動向を確認しながら、本日のプラチナ取引も無理のない範囲での対応が求められます。

11,515
+286
石坂 貴史

2026年4月10日(金)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,938円と、前日から286円上昇しました。6日以降は小幅ながら上昇が続いており、直近は下げにくい状態が保たれています。 同じく金も上昇していますが、動きの背景はやや異なります。今回の上昇は為替が円安方向に振れた影響があり、ドル円は158円台後半で下げ止まった後、159円台まで水準を切り上げました。この為替の変化が、金とプラチナの両方を押し上げています。 一方で、金は中東情勢の緊張を受けて買われやすい状況にあるのに対し、プラチナはそこまで直接的な影響を受けていません。むしろ、プラチナは自動車産業との関係が強く、景気や需要の動向に左右されやすい特徴があります。 その点では、米国の通商政策も無視できません。中国製自動車に対する規制が維持される見通しとなっており、自動車の供給体制に変化が出る可能性があります。また、テスラが低価格帯の新型SUVの開発を進めていることもあり、電気自動車の普及が進めば、排ガス関連需要の変化を通じてプラチナの需要構造にも影響が及ぶかもしれません。 本日は21時30分に米国の3月消費者物価指数(CPI)とカナダの失業率が発表されます。金は金利の見通しに反応しやすく、その動きが結果的にプラチナにも波及する形になりやすい状況です。現在は為替による支えがある一方で、外部環境には不透明な要素も多く、価格は一定の範囲で振れやすい状態です。今夜の指標をきっかけに流れが変わる可能性もあるため、プラチナ取引についても、週末にかけては慎重に状況を見極めましょう。

11,192
-323
石坂 貴史

2026年4月13日(月)の今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,614円と、前日から324円下落しました。直近の上昇は一服し、週明けは下げで始まる形となっています。 為替はドル円が159円前半から一時159.8円台まで動きました。ただ、今回は円安による押し上げ効果よりも、海外市場の下落の影響が出ています。金先物は4,677ドルまで下げており、貴金属全体で利益確定の売りが優勢となっています。 中東では状況が大きく変化しています。米国がホルムズ海峡の封鎖に踏み込む姿勢を示したことで、原油供給への不安が急速に高まりました。これを受けて原油価格は1バレル=100ドルを超え、市場はエネルギー不足を強く意識しています。 この動きは金には支えとして働く一方、プラチナには逆の影響も出やすくなります。プラチナは工業用途の割合が高く、特に自動車需要との結びつきが強いため、エネルギー価格の上昇による景気への悪影響が意識されると、価格は弱くなりやすい傾向があります。実際、今後は原油の供給不足が続く可能性も指摘されており、コスト上昇が需要全体を抑えるリスクも見られています。 さらに、欧州では電気自動車分野での動きも出ています。オランダでテスラの自動運転機能が条件付きで認められたことで、今後は技術の普及が進む可能性があります。こうした流れは自動車市場の構造変化につながり、結果としてプラチナの需要にも影響するでしょう。 本日は米国の中古住宅販売件数の発表が控えています。景気の強さを確認する材料となるため、結果次第で為替や貴金属の値動きが変わるかもしれません。複数の要因が同時に動いている局面であり、プラチナ取引は短期の値動きに振られやすいため、慎重に判断することが求められます。

11,596
+404
石坂 貴史

2026年4月14日(火)の今朝のプラチナ店頭小売価格は12,018円と、前日比+404円の上昇となりました。前日の下げから持ち直し、足元では水準を回復する動きとなっています。 為替はドル円が159円台後半から159.1円前後へと動きました。足元では自動車とエネルギーの影響がより重要になっています。フォルクスワーゲンは第1四半期の世界販売が前年比で減少し、中国と米国での落ち込みが目立ちました。世界的に自動車市場の減速が指摘されており、排ガス触媒に使われるプラチナ需要には、下押し圧力がかかりやすい状況です。 一方で、中東情勢の緊張を背景に原油価格は高止まりしています。国際エネルギー機関は必要に応じて備蓄放出の準備があるとしつつも、供給リスクの高さを強調しています。エネルギー価格の上昇はインフレ圧力を通じて貴金属の支えとなる一方、市場全体の不安定さも強めています。 プラチナは金と異なり、景気や産業動向の影響を強く受けます。現在は自動車需要の弱さが重しとなる一方で、エネルギー不安によるインフレ圧力が下支えとなる構図といえます。 全体としては、自動車需要の弱さとエネルギー価格の上昇という相反する要因が重なっています。プラチナ相場にとって短期的にはどちらの影響が強まるかで動きが変わりやすく、値動きの変化には慎重に向き合う必要があります。

11,633
+37
石坂 貴史

2026年4月15日(水)のプラチナ相場は、持ち直しの動きを見せながらも、明確な方向を探る展開となっています。今朝の国内プラチナ店頭小売価格は12,056円と前日比+38円の上昇となり、大きな伸びではないものの、底堅さが意識される水準です。 9時半時点の為替はドル円が158.6円付近で下支えされ、これまでの円安進行が一服していることで、為替による押し上げ効果は弱まり、足元では個別の材料に左右されやすい環境です。 需要面では、電気自動車の動向に変化が見られます。欧州では登録台数が大きく増加し、ガソリン価格の上昇を背景に需要が拡大しています。一方で、中国や北米では減少が続いており、地域ごとのばらつきが広がっています。自動車関連需要の影響を受けやすいプラチナにとって、こうした動きは今後の価格に影響する重要な要素です。 供給面では、EUが重要鉱物の調達体制を強化する動きを進めており、資源確保の枠組みが整備されつつあります。中長期的には供給環境の変化につながる可能性があります。 また、中東情勢の不透明感は引き続き意識されており、市場全体の不安定要因となっています。加えて、金相場が高値圏を維持していることもあり、貴金属全体としては下値が支えられやすい状況です。 足元では一方向に動ききる力は弱く、プラチナ相場は短期的には細かな値動きを繰り返しながら、需給の変化を織り込んでいく流れとなりそうです。

11,795
+162
石坂 貴史

2026年4月16日(木)の本日のプラチナ相場は、直近の上昇を背景にしながらも、外部環境に影響されやすい動きとなっています。今朝のプラチナ店頭小売価格は12,217円と前日比+161円と上昇し、短期的には持ち直しの流れが見られます。一方で、金は高値圏で落ち着いた推移となっており、安全資産としての需要が支えとなる中で、両者の動きの違いも意識される局面です。 為替はドル円が158.8円付近まで円高方向に動き、これまでの円安基調は一服しています。為替による下支えが弱まる中で、プラチナは需給や外部ニュースに反応しやすい状況です。 需要面では、自動車市場の回復がプラチナにとって前向きな材料となっています。欧米の大手メーカーでは出荷台数が増加しており、排ガス触媒向け需要の底堅さが意識されています。ただし、中東情勢の影響を受ける地域では出荷が落ち込んでおり、全体としては強弱が入り混じる状況です。 さらに、中東を巡るエネルギー問題では、インフラ被害の拡大や原油供給への懸念が続いています。供給制約が強まればエネルギー価格の上昇を通じてインフレ圧力が高まり、結果として金が買われやすくなる構造です。この環境下になると、金は安全資産として選ばれやすい一方、プラチナは需要構造の違いから別の動きを見せやすくなります。 上昇のきっかけを持ちながらも、外部要因に振られやすい状態といえます。基調が固まりきっていない状態のため、プラチナ取引は目先の値動きだけで判断するのではなく、背景にある需給や外部環境の変化を丁寧に追いながら、時間軸を意識して対応しましょう。

11,641
-154
石坂 貴史

2026年4月17日(金)のプラチナ市場は、工業需要の動きを背景に、やや落ち着きを見せながら方向感を探る展開です。今朝のプラチナ店頭小売価格は12,063円、前日比-154円と下げ、直近の上昇はひと息ついたような動き。金も高値圏で落ち着いた推移となっており、貴金属全体としては様子見の雰囲気が広がっています。 為替はドル円が158円前半で下げ止まった後、10時時点では159.4円付近で再び円安に振れています。また、需要面では自動車市場の動きが、引き続きポイントとなります。中国の電気自動車大手BYDは南アフリカで価格競争を避ける姿勢を示し、販売台数よりもブランド価値を重視。一方で、フォルクスワーゲンは中国市場の伸び悩みや競争の激しさに言及しており、今後の需要にはやや慎重な見方も出ています。こうした動きは、排ガス触媒に使われるプラチナ需要にもじわりと影響しやすい部分です。 エネルギー面では、米国の原油輸出が増加し、供給の流れに変化が見られています。中東情勢の影響もあり、原油の需給は読みづらい状態が続いており、エネルギー価格や物価を通じてプラチナの評価にも影響しやすい環境といえます。プラチナは金に比べて産業の影響を受けやすいため、こうした動きは無視できません。 全体としてプラチナは金の動きに連動しつつも、自動車やエネルギーといった実需の影響を受けやすい状況でしょう。週末ということもあり、無理に動くよりも、流れを見ながら焦らず判断していきたい局面です。

11,607
-34
石坂 貴史

2026年4月20日(月)の週明けのプラチナ相場はやや上値の重い展開となっています。今朝の国内プラチナ店頭小売価格は12,029円と前日比-34円で、直近の上昇に対する調整の流れが続いています。水準自体は維持しているものの、短期的には買いが一巡した状態です。 海外市場でも同様に、貴金属全体で利益確定の動きが広がっています。特に金が下落している影響を受け、プラチナも連動して上値が抑えられやすい状況です。資金の流れとしても、いったんポジションを軽くする動きが優勢となっています。 一方で、足元ではエネルギー関連の動きがより重要です。中東情勢の不安定化を背景に、週明けの原油先物は7%超上昇しました。ホルムズ海峡では一時的に船舶の通過が増加し、実際の物流は一部維持されていますが、封鎖の再開や対立の長期化が意識されており、供給面の不透明感は強いままです。さらに、輸送に関わる保険の引き受けが難しくなる可能性も指摘されており、エネルギー市場全体に緊張感が残っています。 原油価格の上昇は、自動車市場の構造にも影響を与えます。燃料コストの上昇は内燃機関車の負担を高める一方で、電気自動車への移行を後押しする要因となります。実際に欧州ではEV販売が大きく増加しており、こうした流れはプラチナ需要の中心である排ガス触媒の見通しにも影響があるでしょう。 為替は1ドル159円前後で推移し、円安は一定の下支えとなっていますが、現状ではエネルギーと需要構造の変化が価格形成により強く影響している局面です。 短期的には調整の動きが続きつつも、背後ではエネルギーと自動車の環境が変化しています。プラチナ相場はこれらの影響を受けやすく、個別の材料を整理しながら見ていくことが大切です。

11,533
-74
石坂 貴史

2026年4月21日(火)の本日のプラチナ相場は、金とは異なりやや弱い動きとなっています。今朝のプラチナ店頭小売価格は11,955円、前日比-74円と下落し、足元では戻りの鈍さが意識される展開です。金が反発に転じる中でも、プラチナは工業需要の影響を受けやすく、値動きに差が出ています。 海外市場では、金が持ち直しの動きを見せている一方で、プラチナは連動しきれていません。安全資産として選ばれやすい金に対し、プラチナは自動車やエネルギー関連の需要に左右されるため、市場環境の違いが価格差として表れています。 為替はドル円が158.5円台を支えに159円を試す動きとなっており、円安基調は維持されています。ただし、プラチナについては為替よりも需要面の影響が強く出やすい局面といえます。本日は米国の小売売上高やFRB議長候補の公聴会が予定されており、景気や金利の見通しが工業需要の見方に影響するかもしれません。 地政学面では不透明感が続いています。イラン情勢やガザを巡る協議は進展の兆しもある一方で、合意には時間がかかる見通しです。加えて、原油価格は約6%上昇しており、エネルギーコストの上昇がインフレ圧力として意識されています。さらにトランプ米大統領は国防生産法を発動し、エネルギー供給体制の強化に動いており、資源市場全体への影響も注目されます。 需要面では、韓国のサムスンSDIがメルセデス・ベンツとEV向け電池の供給契約を締結したことも材料です。電動化の進展は長期的に自動車触媒需要に影響する可能性があり、プラチナの需給構造にも変化を与える要因となります。 金が下げ止まりを試す中で、プラチナは需要面の不透明感からやや出遅れています。短期の値動きに偏らず、景気・エネルギー・自動車といった要因を整理しながら、プラチナ相場も慎重に見ていく必要があります。

11,348
-185
石坂 貴史

2026年4月22日(水)のプラチナ相場は、これまでの持ち直しの流れから一転し、調整色の強い動きとなりました。今朝のプラチナ店頭小売価格は11,771円、前日比-184円と下落し、高値圏での利益確定の売りが表面化しています。 為替はドル円が159円台後半から159円前半へと円高方向に振れ、これまでの円安による下支え効果はやや弱まりました。この動きが国内価格の重しとなっています。 需給面では、自動車関連の変化が引き続き意識されます。ゼネラル・モーターズは電動トラック計画を無期限で延期し、電動化の進展に見直しの動きが出ています。また、ソニーグループと本田技研工業のEV事業縮小も発表され、電動車市場の拡大ペースには不透明感が残ります。こうした動きは、工業用途としてのプラチナ需要に影響しやすい材料です。 一方で金は底堅さを保っており、安全資産としての需要が意識されています。このため、工業需要に左右されやすいプラチナとは値動きの方向に差が出やすく、相対的な弱さが目立ちやすい局面となっています。 エネルギー市場では原油価格が高水準で推移しつつ不安定な動きが続いており、コスト面からの影響も意識されます。 全体としては、為替や自動車需要の変化に加え、金との値動きの違いも意識される局面。短期の動きに振られず、それぞれの材料の影響を整理しながら判断していくことが本日のプラチナ相場でも大切です。

11,499
+151
石坂 貴史

2026年4月23日(木)のプラチナ相場は、下げ止まりを確認しつつ、やや持ち直す動きとなりました。今朝の国内プラチナ店頭小売価格は11,921円、前日比+150円と上昇していますが、上昇の勢いは強くなく、全体としては様子見の地合いです。 今回の値動きは、金相場の影響を受けながらも、独自の要因が絡む形です。金は高値圏で調整が続いており、積極的な買いが入りにくい状況です。この流れはプラチナの上値も抑えやすく、連動する場面が見られます。一方で為替は一時的に円安へ振れ、国内価格を下支えしましたが、持続的な流れとは言えず影響は限定的です。 需要面では、自動車関連の動きが引き続き焦点です。テスラは投資を大幅に増やす方針を示し、事業の軸を次の成長分野へ移しています。また、フォルクスワーゲンも新たな機能を持つ車両の投入を進めており、開発競争は一段と激しくなっています。電動化の進展は続いており、従来の触媒需要との関係は変化しやすい環境です。 供給面では、原油価格の上昇が目立ちます。ホルムズ海峡をめぐる緊張が続く中、輸送や供給への不安が強まり、エネルギー価格が押し上げられています。こうした動きはインフレへの意識を高め、商品市場全体に影響を及ぼす可能性があります。 金の調整に引きずられる面とプラチナ固有の需給要因が交錯し、方向を決めにくい局面といえます。短期の変動だけで判断せず、需要と供給の変化を見ながら、本日のプラチナ取引も落ち着いて状況を整理しましょう。

11,185
-314
石坂 貴史

2026年4月24日(金)のプラチナ相場は、やや下げ幅の大きい展開となりました。週末を前に売買は落ち着いており、方向感は出にくい状況です。今朝のプラチナ店頭小売価格は11,599円、前日比-322円と下落しました。為替は円安水準を維持していますが、価格を押し上げるほどの力にはなっていません。 海外市場では貴金属全体に調整の動きが見られ、プラチナも上値の重い展開です。NY金先物が下落していることから、金の弱さが波及し、プラチナにも売り圧力がかかりやすい状況です。プラチナは工業用途が中心でありながら、投資対象としては金と同じグループで扱われるため、短期的には金の値動きに影響を受けやすい特徴があります。 資源面では、中東情勢の緊張を背景に原油価格が上昇。供給不安から一時的に大きく値を上げる場面も見られましたが、米国では原油生産の増加見通しも出ており、需給は不安定な状態です。原油価格の上昇はエネルギーコストを通じて物価全体を押し上げるため、インフレ要因として金を支え、その流れが間接的にプラチナにも波及するでしょう。 また、プラチナは自動車触媒としての需要が大きく、景気や販売動向の影響を強く受けます。足元では欧州で電気自動車の販売が伸びる一方、ガソリン車やディーゼル車は減少傾向にあり、従来の触媒需要には変化が出ています。加えて、中国市場では販売見通しの下方修正や生産体制の見直しもあり、自動車需要の先行きには慎重な見方が広がっています。 週末を前にした現状では、本日もプラチナの売買は特定の材料に偏らず、全体のバランスを見ながら捉えることが重要です。

11,066
-119
石坂 貴史

2026年4月27日(月)の今朝のプラチナ店頭小売価格は11,488円、前日比-111円と下落してスタートしました。週明けは売買がやや控えめで、方向感の出にくい展開です。 為替は1ドル=159円台半ばと円安水準を維持しており、国内価格の下支えにはなっています。ただし、海外市場では弱さが残っており、為替の支えだけでは上昇につながりにくい状況です。金も調整局面にあるため、全体として貴金属は上値の重い流れとなっています。一方で、金は安全資産としての側面が強いのに対し、プラチナは実需の影響を受けやすく、値動きの背景は異なります。 足元では自動車関連の動きが重要です。韓国の現代自動車は、24日に中国市場の回復を狙い今後5年間で20車種を投入する計画を示しました。生産や販売が持ち直せば、排ガス処理装置向けの需要に影響する可能性があります。また、ボルボ・グループもトラック受注が増加しており、欧州や北米での需要回復が見られます。こうした動きはプラチナ需要の下支えとして意識されます。 エネルギー分野では原油価格の上昇も続いています。中東情勢の不透明感を背景に資源価格が上がると、物価全体の上昇につながりやすく、結果として金が買われやすくなります。その流れが貴金属全体に波及し、プラチナにも間接的な支えとして働く場面があります。 短期では為替と海外価格の影響で方向感が出にくい一方、金の動きと実体経済の両面から影響を受ける構図が続いています。今週はこれらのバランスを見ながら、貴金属全体の流れも整理する局面といえます。

11,091
+25
石坂 貴史

2026年4月28日(火)の国内プラチナ市場は、小幅に反発して始まりました。今朝のプラチナ店頭小売価格は11,513円と前日比+25円となり、これまでの下げに対する戻りが意識される展開です。 為替は1ドル=159円台前半で推移しており、足元は一定の範囲内での動きが続いています。円安水準は国内価格の下支えにはなっていますが、為替主導で上昇が強まる状況ではありません。 相場を見るうえでは、原油と自動車の動向がポイントの一つです。原油先物は約3%上昇し、2週間ぶりの高値圏に入っています。ホルムズ海峡の通航制約により供給への懸念が続いており、エネルギー価格の高止まりが意識されています。こうした流れは物価上昇を通じて、プラチナの下値を支える要因となりやすい環境です。 一方で、自動車関連にはやや弱い動きも見られます。トヨタ自動車の世界販売は前年を下回り、特に中東向けの減少が目立ちました。また、中国市場では競争の激化と消費の鈍化が続いており、ドイツ自動車工業会も厳しい状況を指摘しています。排ガス浄化触媒としての需要を考えると、プラチナにとっては上値を抑える材料といえます。 金の持ち直しは短期的に支えとして意識されますが、プラチナは景気や産業の影響をより受けやすい点に注意しないといけません。 原油高による下支えと自動車需要の鈍さが同時に意識される中、相場は方向感を出しにくい局面です。本日もプラチナは値動きを丁寧に確認しながら、落ち着いて判断していくことが重要です。

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石坂 貴史

2026年4月29日(水)は祝日のため、国内プラチナ市場は休場となります。 海外の動きに目を向けると、足元はやや弱さを含んだ展開です。為替はドル円が159.5円前後で推移し、一定の範囲内での動きにとどまっています。円安は維持されていますが、新たな材料に乏しく、為替単独でプラチナ価格を押し上げる状況ではありません。 需給面では、自動車市場の変化が引き続き重要といえます。中国ではBYDが減益と販売減を示し、補助金縮小や競争激化の影響が表れています。電気自動車の比率が高まる一方で、全体としての販売の伸びに陰りが見え始めています。一方、米国のゼネラル・モーターズはトラックなど従来型車種の販売が底堅く、収益も改善。プラチナは排ガス処理で使われるため、こうした内燃機関車の動きは需要の支えとして意識されやすい状況です。 エネルギー市場では原油価格の上昇が続いています。供給面の不安を背景に高値圏で推移しており、米国のガソリン価格も高い水準にあります。エネルギーコストの上昇は物価全体を押し上げる要因となるため、貴金属にとっては下支えとして働きやすい環境です。 本日はカナダ銀行の政策金利発表に加え、日本時間27時以降には米国のFOMCとパウエル議長の会見が予定されています。金融政策の見通しが変われば、為替や資源価格を通じてプラチナにも影響が及びます。 自動車関連の強弱が分かれる中で、原油高とインフレ圧力が相場を下支えする構図。一方で、貴金属全体の調整が続く限り、上昇には慎重な見方も残ります。本日は国内が休場のため、海外要因を中心に動きやすく、FOMC後の流れを確認する段階といえます。

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石坂 貴史

2026年4月30日(木)の今朝のプラチナ店頭小売価格は10,937円と、前日比-576円と大きく下落して始まりました。金と同様に直近の持ち直しの流れは崩れ、短期的には弱さが意識されやすい展開。 為替は1ドル160円台半ばまで円安に傾きつつ、金と同様に海外価格の弱さが上回り、国内価格の下支えにはつながりきれていません。プラチナは金と比べて工業用途の影響を受けやすく、今回も単純な安全資産としての動きではなく、景気や産業動向が強く反映されている点が特徴です。プラチナの下げがやや大きくなっていることから、需要面への慎重な見方が意識されています。 背景として、原油市場を巡る動きが続いています。トランプ大統領は、イランの港湾封鎖が長期化した場合を想定し、シェブロンなどエネルギー企業幹部と協議を行いました。原油供給への懸念は残るものの、市場安定化に向けた動きも同時に進んでおり、エネルギー価格の変動がプラチナ相場にも影響を与えやすい状況といえます。 また、自動車産業の減速も無視できません。フォルクスワーゲン傘下のポルシェや、メルセデス・ベンツの決算では、関税負担や需要低迷により利益が減少。プラチナは排ガス浄化装置など自動車用途との結びつきが強いため、こうした動きは価格の重しとなりやすい要因です。 金融面では、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を据え置いたものの、内部の意見対立が目立ち、先行きの見通しは不透明です。景気や需要の見方が定まりにくい中で、プラチナは金以上に影響を受けやすい局面とも考えられます。 本日は米国の物価指標など重要な発表が控え、さらに翌日はメーデーで各国の市場参加者が減少するとみられます。短期的には値動きが荒くなりやすく、金との動きの違いにも注目しながら、需要環境の変化を丁寧に見ていくことが重要です。

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