金の価格は本当に安定している?価値が下がらないのは本当?

お金を資産に変えるためにまず気になるのが「投資に失敗しないか」ということ。金は価格が安定していて低リスクで資産運用ができるといわれていますが、本当に価格は安定しているのでしょうか。金の価値が下がることがないというのは本当なのか、など気になる金の安定性について解説します。
金そのものの価値は一生変わらない
金の相場はもちろん日々変動していきます。しかし、金そのものが持つ価値は一生変わることがありません。さらに金は世界共通で価値が高いものであるため、お金の代わりの資産として運用しやすいといえるでしょう。また相場が変わるタイミングも分かりやすいため、リスク回避がしやすいです。
売り時のタイミングを掴めばよい資産に
金を購入したあとは自宅にずっと放置しておいてもその価値は変わりません。そのため、株とは違い売りに出さない限りは資産を持ち続けられます。株のように企業経営の悪化などでいきなり倒産してお金が紙切れ一枚になってしまうといった心配もないので、最もリスクが低い資産運用といえるでしょう。金で資金を作るためには、金を売るタイミングを知っておくことが非常に大切です。価格が高騰したタイミングで売りに出せば、手元には大きな資金を残せます。
金の価格は本当に安定している?
金そのものの価値は変わらなくても、相場は変化していくため必ずしもずっと安定していると言い切ることはできません。しかし失うことがない資産になるため、価格相場が動くタイミングを知っておけば損することもほぼないといえます。
金の価格が動くタイミング
金の価格変動が起こるタイミングはいくつかありますが、第一に世界の経済状況に大きな変化があったときが上げられます。金は世界経済が安定しているときよりも、不安定な状況のときの方が価格は上がるのです。最近ですと、価格が大きく動いたのは2020年に起こった新型コロナウイルスのタイミングでしょう。この年は金の価格が非常に上昇し、過去最大値を記録したほどです。世界を揺るがす大きな出来事が起こると、価格は変化します。コロナが収束し世界経済が安定するようになれば、逆に金の価格は下がる可能性もあるでしょう。
まとめ
金の価値は変化しなくても、価格については常に変動します。必ずしもずっと安定し続けるものとはいえませんが、価格が下がったとしても売却しない限り持っている金の資産が損をすることはありません。株のように日々利益が得られる投資ではありませんが、低リスクで資産運用ができるため初心者の方にも金の購入はおすすめです。