「金」が優れている理由とは?価値の高さはその特性のため

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「金」が優れている理由とは?価値の高さはその特性のため

他の金属と比べても高い価値を持ち続け、資産としても装飾品としても価値のある「金」。金の価値が高まり、近年では金の価格がニュースになることも頻繁に起こりました。金がこれほどまでに価値を持つ理由は、金属としての金の特性も理由の一つです。この記事では金の素材としての特性を解説します。

有史以来「金」が大切にされ続けてきた理由とは

金には「化学変化しにくい」という特性があります。空気中の酸素によって錆びる(=酸化する)こともなく、熱や湿度によって変化することもほとんどありません。そのため長い期間美しさを保ち続け、時代を超えて愛され続ける金属となりました。

また化学変化が起こりにくいということは、装飾品として身に着けても金属アレルギーなどを起こしにくいということです。昔の人も経験からそのことを知っていたので、高貴な人々の装飾品として広い地域で使われていたのでしょう。

 

「金」の価値を高める特性とは

輝き続ける「金」。いまより技術が発達していない古代の人々は、金を上手に使いこなせていたのでしょうか。

最古の金の装飾品は紀元前2500年、古代メソポタミア文明で使われていた金製の耳飾りだといわれています。

この時代の装飾品は身を飾るものではなく、魔物や悪霊から体を守るための呪術具でした。悪霊が耳から入るのを防ぐために耳飾りが造られたと考えられています。

また、古代エジプトでは盛んに金の装飾品が作られました。古代エジプトの遺跡からは数多くの金製品が発見されています。有名なツタンカーメン王のお墓からも、黄金のマスクが発掘されました。造られてから3250年を過ぎてもなお美しく輝き続けていることからも、金の変質のしにくさがよくわかります。

装飾品として広く使われるようになった理由には「金」の加工のしやすさがあるといわれています。

古代の金の装飾品は、自然にとれる砂金を溶かして型に入れる「鋳造」の技術で造られました。金は鉄や銅などの他の金属とは異なり製錬などの加工が不要なため、そのまま成型が可能でした。美しく輝き、なおかつ加工がしやすかったため装飾品として最適だったのでしょう。

日本では飛鳥時代の遺跡から、金糸づくりに失敗して丸めて捨てられた塊や金の破片が発掘されています。私たちの祖先が金糸づくりに苦心した姿を想像するとなんだかワクワクしてきますね。

また、金は「展性」「延性」に優れているという特徴もあります。叩いて徐々に引き延ばす「展性」。両端から引き延ばして細い針金状に加工する「延性」。石川県の伝統工芸品として有名な金箔はこの特徴を使って造られています。少量で広い面積を覆えるので、日本では仏像の装飾や蒔絵などの工芸品にも重宝されました。

このような特性から、金は長い間価値のあるものとして扱われてきたのです。

 

都市鉱山から再発掘される「金」の価値

「都市鉱山」という言葉を耳にしたことはありますか?電子部品や装飾品に使われた金をリサイクルすることで金を得る方法です。東京オリンピックのメダルは、この方法で集められた金を使って造られました。

金の採掘量はいままでに約190,000トン、オリンピックのプール約4杯分だといわれています。現在も金鉱山からの採掘は続けられていますが、近い将来に地層からの採掘は不可能になるといわれています。その後は地上にある在庫を活用するしかないといわれているのです。

電子部品のメッキとして使われた金や、合金として加工された18金、14金、10金などの金の含まれる量が少ないものも、現代の技術で金として生まれ変われます。家庭で不要になった金製のネックレスや金のインテリアも、都市鉱山に埋もれた資源といえるのです。

 

まとめ

私たちが毎日使っている携帯電話の部品や身に着けている金のジュエリーも、もともとは他のものだったかもしれません。形を変えて私たちのそばにあり続ける金。私たちの手元から離れても何十年何百年という長い間どこかで輝き続けると思うと、より特別なものに思えてきますね。

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