12月の誕生石として知られるタンザナイト。

その神秘的な青紫の輝きや特別な意味が、多くの人々を魅了しています。

この記事では、12月の誕生石であるタンザナイトの特徴や石言葉、歴史、価値について詳しく紹介します。

12月生まれの方や、タンザナイトをプレゼントとして選びたい方にとって、役立つ情報が満載です。

タンザナイトの誕生石としての意味と石言葉

青紫色の美しい輝きを持つタンザナイトは、持つ人に様々な恩恵をもたらすとされ、特別な石言葉がつけられています。

タンザナイトの魅力を、石言葉とともに詳しくご紹介します。

タンザナイトの石言葉

12月の誕生石であるタンザナイトの石言葉には、「高貴」「知性」「冷静」という意味が込められています。

タンザナイトの青紫色の輝きは、高貴で洗練された印象を与えます。

また、冷静さと知的なイメージを象徴する石としても有名です。

タンザナイトの特徴である、青紫色と多色性に由来した石言葉は、タンザナイトの魅力を見事に表現しています。

• おたからや査定員のコメント

タンザナイトの買取情報をチェックする

12月の誕生石「タンザナイト」の特徴｜産地・硬度・多色性

タンザナイトは、希少性の高さや独特な性質を持つ特別な宝石です。

ここでは、タンザナイトの産地や特徴を紹介します。

タンザナイトの産地

12月の誕生石のタンザナイトは、1960年代にタンザニア北部にあるメレラニ鉱山で発見された、比較的新しい宝石です。

タンザナイトは、鉱物であるゾイサイトの一種です。

ゾイサイトは、カルシウムとアルミニウムを含む珪酸塩鉱物として知られています。

ゾイサイト自体は、自然界に比較的広く存在していますが、特定の条件下で形成される青紫色のゾイサイトがタンザナイトと呼ばれ、特別な価値を持ちます。

さらに、タンザナイトは世界でメレラニ鉱山からしか採掘されない上、産出量が極めて少ない宝石です。

こうした理由から、タンザナイトは非常に希少価値の高い宝石として世界中で取引されています。

繊細な宝石

タンザナイトのモース硬度は、6〜7です。

モース硬度は、鉱物の硬さの尺度ですが、水晶の7を基準に考えると、耐久性がやや低いです。

また、靭性（材質の粘り強さ）も低めであるため、取り扱いには十分な注意が求められます。

そのため、ジュエリーとして日常的に使用する際には、丁寧に取り扱うことが大切です。

特に、衝撃や摩耗に弱いため、長く美しさを保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

見る角度によって色が変わる

タンザナイトの最大の特徴は、「多色性」です。

多色性とは、宝石の結晶の方向によって光の吸収や伝達が異なり、見る角度によって色が変化する光学現象です。

タンザナイトは、見る角度によって、鮮やかなブルーや深い紫、すみれ色といった様々な色が見られます。

特に、イヤリングやペンダントなど、宝石が揺れるデザインのジュエリーでは、多色性がより一層際立ち、見るたびに異なる色合いが楽しめます。

• おたからや査定員のコメント

タンザナイトの買取情報をチェックする

タンザナイトのパワーストーンとしての効果

タンザナイトは、単に美しい宝石というだけでなく、パワーストーンとしても有名です。

パワーストーンとしてのタンザナイトには、以下のような効果があるとされています。

1.精神の安定を促す

心を落ち着かせ、不安な気持ちを和らげるサポートをしてくれるとされています。

2.人生の変化を支える

冷静な判断力をもたらし、人生の転換期に新しい一歩を踏み出す勇気を与えると言われています。

3.直感力を高める

未来を見据えた的確な決断をサポートし、自分にとって最良の選択ができるよう導いてくれます。

4.夢や目標の実現を後押しする

自分の目標に向かう希望を与え、その実現に向けた行動を後押しする力があると信じられています。

パワーストーンとしてのタンザナイトは、冷静さや直感力、希望といったポジティブな意味を持っています。

特に、困難に直面しているときや、目標に向かって努力をしている人にぴったりのパワーストーンです。

• 関連記事はこちら

・ダイヤモンドの効果とは？愛と成功を引き寄せる最強パワーストーン

タンザナイトの歴史

タンザナイトの発見には謎が多く、一説によると、1967年7月に地元のマサイ族の男性がキリマンジャロの近くで透明な結晶を見つけたのが始まりだとされています。

発見当初、この宝石は「ブルーゾイサイト」と呼ばれていましたが、その後、アメリカの有名宝飾ブランドであるティファニー社が「タンザナイト」と命名しました。

ティファニー社は、この宝石の美しさに魅了され、タンザニアの夕暮れを連想させるロマンティックな名前を付けて市場に送り出しました。

この魅力的な名前とティファニー社の影響力により、タンザナイトは瞬く間に世界中で注目を集めるようになりました。

価値が高いタンザナイトの特徴とは？

タンザナイトの評価は色、カット、カラットの3つの要素によって決まります。

これらの要素が宝石としての希少性と価格に影響します。

色

タンザナイトの重要な要素は、色です。

彩度の高いすみれ色がかった青色は、タンザナイトで最も価値が高いとされています。

欧米では、多色性の程度が少ないものが好まれていますが、日本では多色性をタンザナイトの個性として好む傾向があるようです。

一方で、薄いブルーやグレーがかった色のタンザナイトは、査定に影響する場合があるため、リセールバリューを求めるなら、色が濃く彩度の高いものが推奨されます。

カット

タンザナイトは、モース硬度が比較的低く軟かい石のため、仕上げが粗い場合もあります。

そのため、研磨の丁寧さやカットの美しさが評価の重要なポイントとなります。

カラット

タンザナイトの価値は、カラット数によって大きく影響を受けます。

これは、単純にサイズが大きいほど良いというだけでなく、小さいサイズでは彩度が低くなる傾向があるためです。

そのため、色の美しさが際立つ3カラット以上のタンザナイトは、特に高い価値を持つとされています。

• おたからや査定員のコメント

タンザナイトの買取情報をチェックする

• 関連記事はこちら

・4月の誕生石ダイヤモンドの意味とは？宝石としての特徴と価値

タンザナイトの買取なら「おたからや」

宝石鑑定士の資格の中でも、GIA（米国宝石学会・Gemological Institute of America）が認定するGG（宝石学修了者・Graduate Gemologist）は国際的にも通用する資格の1つです。

おたからやには、GIA・GG資格を持つ鑑定士が在籍しており、質の高い鑑定士による正確な査定が可能です。

これにより、タンザナイトの買取をはじめとする宝石の価値を正確に見極め、高価買取を実現いたします。

また、鑑定書や鑑別書がなくても買取が可能ですので、安心してご相談ください。

お客様の大切な宝石・ジュエリーを最大限に評価し、ご納得いただける買取価格をご提示いたします。店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しております。

タンザナイトの買取情報をチェックする

タンザナイトの買取相場はこちら