【カラーチェンジガーネット-ColorchangeGarnet】

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【カラーチェンジガーネット-ColorchangeGarnet】

ガーネットと一口に言っても様々な種類がありますが、ガーネットの中でも光源の種類によって色が変化するものはカラーチェンジガーネットと呼ばれます。ここでは、カラーチェンジガーネットの特徴や産出国、お手入れ方法といった基本情報をご紹介していきます。

カラーチェンジガーネットの特徴と宝石言葉

異なる光源の下で色が変化する変色効果を持つ宝石と言えばアレキサンドライトが非常に有名ですが、変色効果を有する宝石はアレキサンドライトだけではありません。サファイア・フローライト・アメシストなどの中にも変色効果を持ったものが存在しますし、ガーネットもその中のひとつになります。ガーネットは、たくさんのアルミニウムを含む赤色系のパイラルスパイト系と、カルシウムを含む緑色系のウグランダイト系の2種類に分けられます。カラーチェンジガーネットはその中のパイラルスパイト系に属します。パイラルスパイト系のガーネットは、さらにパイロープ・アルマンディン・スペサルティンの3種類に分類されますが、カラーチェンジガーネットはパイロープとスペサルティンの中間に位置しています。パイロープとスペサルティンの中間に位置する全てのガーネットが変色効果を持つわけではないため、カラーチェンジガーネットが発見されることは非常に稀です。そのため、アレキサンドライトよりも希少性が高い宝石として広く認知されています。また、カラーチェンジガーネットの宝石言葉は「昼と夜の愛の変貌」です。昼と夜で色合いが異なるという特徴が愛の形に似ていることから、このような宝石言葉が付けられたと考えられています。

カラーチェンジガーネットの色と魅力

カラーチェンジガーネットの最大の魅力は、光源の種類によって異なる2つの色合いが楽しめることです。アレキサンドライトなどと同様に、太陽光や蛍光灯などの青色の波長を多く含む光源の下と、白熱灯やロウソクなどの赤色の波長を多く含む光源の下で、色合いが変化するのがカラーチェンジガーネットの最大の特徴です。また、カラーチェンジガーネットは産地によって色合いが若干異なります。例えば、マダガスカル産のものは、太陽光や蛍光灯の下では緑色(青みがある緑色も含む)、白熱灯やロウソクの下では赤紫色(ラズベリー色)に変化するのが一般的です。タンザニア産のものの多くは、太陽光などの下ではカーキ色・オリーブ色・ライム色など、白熱灯などの下ではオレンジ色・深紅色・赤色などに変化します。また、カラーチェンジガーネットで見られる色の変化はバリエーションが豊富で、太陽光などの下では緑色・ベージュ・茶色・青色・グレーなど、白熱灯などの下では紫色・ピンク色などに変化するものも存在します。このように、色の変化は個体によって様々で、世界に二つとして同じ色合いに変化するものは存在しません。そのため、自分好みの色合いに変化する石を探す楽しみが味わえるのも、カラーチェンジガーネットの魅力と言えるでしょう。

カラーチェンジガーネットの産出国

カラーチェンジガーネットは、1970年代初頭には存在が確認されていましたが、色合いが美しいものではなかったため市場には流通しなかったと言われています。しかし、1987年にタンザニアのウンバ峡谷にて、最高品質のアレキサンドライトにも劣らない美しい色合いのカラーチェンジガーネットが見つかったことで広く認知されるようになりました。また、カラーチェンジガーネットは世界各地で産出されますが、現在は主にタンザニア・ロヴマ地方のトゥンドゥールで採掘されています。その他にも、アメリカ・ロシア・トルコ・インド・スリランカ・ブラジルなどの国々でも産出されていますが、いずれの地域でも産出量は限られているため、カラーチェンジガーネットは非常に希少な宝石として扱われています。なお、現在は枯渇したと言われていますが、カラーチェンジガーネットの産出国として非常に有名なのがマダガスカルです。マダガスカルのベキリー鉱山では、稀にガーネットでは存在しないとされていたブルーのものが産出されてきました。太陽光の下ではブルー、白熱灯の下ではワインレッドや濃いピンク色と、非常に美しい色の変化が見られることから、他のカラーチェンジガーネットと区別するためにベキリーブルーガーネットと呼ばれています。ベキリーブルーガーネットはカラーチェンジガーネットの中でも高い人気を誇っていますが、ベキリー鉱山は枯渇したとされているため、入手するのは年々困難になっていくことが予想されています。

カラーチェンジガーネットのお手入れと保管方法

カラーチェンジガーネットは、他のガーネット同様に比較的扱いやすい宝石と言われています。普段のお手入れは、使用後に柔らかい布などで優しく表面を拭いて、汗や皮脂を落とす程度で十分です。汚れが気になる場合は、水やぬるま湯で流水洗浄してください。流水洗浄では汚れが取れない場合は、中性洗剤を溶かした水やぬるま湯を使用して、毛先が柔らかい歯ブラシやメイク用のブラシなどで優しく擦り洗いしましょう。中性洗剤で洗浄すれば大抵の汚れは落とせますが、中性洗剤を使用した場合は汚れを落とした後に十分に水ですすいでください。洗浄後は乾いた柔らかい布で水分を軽く拭き取り、自然乾燥させればお手入れは完了です。なお、カラーチェンジガーネットは基本的に超音波洗浄機でのお手入れも可能ですが、フラクチャー(割れ目)があるカラーチェンジガーネットの場合は欠けや割れが生じる恐れがあるので注意が必要です。また、カラーチェンジガーネットは比較的硬い宝石ですが、より硬い宝石と接触すると表面に傷が付く恐れがあります。したがって、保管の際は他の宝石と触れ合うことがないように、柔らかい布や袋に入れたり、仕切りがあるジュエリーボックスを使用したりすることをおすすめします。加えて、他の宝石同様に、直射日光が当たる場所や湿度が高い場所を避けることも大切です。

カラーチェンジガーネットの市場価値

カラーチェンジガーネットは非常に希少な宝石であるため、ガーネットの中でも市場価値は高く、最高品質のアレキサンドライトほどの価値を持ったものも存在します。また、一般的な宝石の場合、その価値はカラー(色)・クラリティ(透明度)・カラット(重量)・カット(研磨)といった要素で決まりますが、カラーチェンジガーネットも例外ではありません。基本的に、色合いが美しく、インクルージョン(内包物)が少なく透明度が高い、カラット数が大きくカットが美しいものほど価値が高まります。ただし、カラーチェンジガーネットの場合、最も重視されるのは変色効果です。美しい変色が見られるものであれば、多少のインクルージョンが見られても、サイズが小さくても高い評価が与えられます。特に、太陽光と白熱灯の下でブルーからワインレッドに変化するベキリーブルーガーネットは高い価値がありますが、それ以外にも、エメラルドグリーンからルビーレッド、ブルーイッシュグリーンからラズベリーカラー、ブルーグリーンからパープルレッドなど、グリーン系とレッド系のそれぞれの色合いが美しくはっきりとした変化が見られるものほど価値が高まります。加えて、青みがかった黄緑からピンクがかったオレンジ色へ変わるものなど、希少性と人気を兼ね備えたものも価値が高いです。

カラーチェンジガーネットの値段と価格相場

現在、市場に流通しているカラーチェンジガーネットは、数千円から数百万円まで幅広い価格帯で取引されています。特に、ベキリーブルーガーネットは希少性が高く人気もあるため、良質でサイズが大きいものだと数百万円で取引されていますが、100万円以上の価格が付けられたカラーチェンジガーネットは非常に稀です。現在、市場に出回っているカラーチェンジガーネットは0.5カラット前後のものが大半で、この程度のサイズのものであれば基本的に数万円程度で購入することができます。ただし、1カラットを超えるような大粒のカラーチェンジガーネットになると10万円以上の価格になるのが一般的です。また、1カラット以上で、太陽光と白熱灯の下におけるそれぞれの色合いが美しく、変色効果もはっきり見られるものは20万円以上で取引されているケースも少なくありません。しかし、1カラットを超えるような大粒のものであれば、変色効果をはっきりと確認することが可能です。カラーチェンジガーネットはガーネットの中では希少性が高く、数十万円で取引されているものも数多く存在します。一方で、アレキサンドライトと比べると安い価格で取引されている傾向があります。加えて、アレキサンドライトよりも変色効果がはっきりと確認できる大粒のものが見つけやすいので、アレキサンドライトではなくカラーチェンジガーネットを好むという方も少なくありません。

まとめ

「昼と夜の愛の変貌」という宝石言葉を持ち、太陽光と白熱灯の下で異なる色合いが楽しめるカラーチェンジガーネットは、ガーネットの中でも希少性が高く比較的高値で取引されています。一方で、アレキサンドライトよりも大粒なものが多く価格も低い傾向があります。カラーバリエーションも豊富で、様々な色合いを楽しめる宝石なので、変色効果を持つ宝石に興味がある方は自分好みの色合いのカラーチェンジガーネットを探してみてはいかがでしょうか。

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