セイコーのアストロンが似合う年齢層とは？人気モデル7選や選び方も解説

セイコーのアストロンは、洗練されたデザインと高機能が人気のモデルです。アストロンが気になっている方のなかには、「どのくらいの年齢層に適しているのか」疑問に思っている方も多いでしょう。

本記事では、アストロンに適した年齢層に対する疑問に回答したうえで、人気の理由を解説します。アストロンの人気モデル7選や選び方、所有する際の注意点などもまとめました。

アストロンの購入を考えている方や、自分の年齢が着用に適しているのか不安に思っている方は、ぜひ参考にしてください。

セイコーのアストロンは幅広い年齢層に適したモデル！

セイコーのアストロンは、2012年に発売された世界初のGPSソーラーウォッチです。

名前の由来は、1969年にセイコーから誕生した世界初のクォーツウォッチ「クォーツ　アストロン」からきています。高い精度を誇る時計の登場は、世界中に大きな衝撃を与えました。

クォーツ アストロンの名を継承しているアストロンは、洗練されたデザインと高い機能性が特徴です。

豊富なラインナップが展開されているため、幅広い年齢層に適しているといえるでしょう。特にシンプルなデザインが多く、正確な時刻を把握できる特性から、ビジネスシーンでの着用にも適しています。

また、GPS機能により、世界中のどこにいてもボタン操作一つで正確な時刻がわかります。海外出張が多い方や、旅行好きの方にもぴったりです。

購入に適した年齢層は30代以降

前述のとおり、アストロンはあらゆる世代の方におすすめできる腕時計です。しかし、10万円台～40万円台という価格に着目した場合、収入が安定しやすい30代以降の購入が適しているでしょう。

もちろん、大人の魅力を表現したい20代の方がセレクトしても問題ありません。豊富なラインナップから好みのモデルを探しやすく、さまざまなスタイルに合わせやすいデザインが魅力です。

また、50代や60代の方が着用する場合も、シンプルなデザインであるため違和感がないでしょう。

セイコーのアストロンが幅広い年齢層から人気の理由

ここでは、セイコーのアストロンが幅広い年齢層から人気を集めている具体的な理由を解説します。

機能性に優れている

アストロンは機能性に優れており、多機能であることが特徴です。以下では、それぞれの機能を解説します。

※モデルによって、搭載機能は異なります。

ソーラー充電機能

アストロンにはソーラー充電機能が付いており、太陽光などの光エネルギーを文字盤に当てることで充電できる仕組みです。

電池交換が不要なため、急な電池切れを起こす心配がありません。巻き上げが必要な機械式時計や電池交換式の時計のような手間がなく、定期的に光を当てて充電すれば快適に使い続けられます。

ただし、蛍光灯ではあまり充電ができないため、なるべく太陽光での充電が望ましいとされています。

高速タイムゾーン修正機能

高速タイムゾーン修正機能が付いているモデルであれば、海外旅行などでタイムゾーンが変わっても、わざわざ時刻を調整する必要がありません。ワンプッシュで衛星から位置情報と時刻情報を受信できるのです。

セイコーでは、受信性能にかかわる部材を新たに開発することで、受信完了までの時間を短縮することに成功しました。具体的な例として、東京・NY間の移動（時差14時間）であれば、モデルによっては3秒でタイムゾーンを修正できます。

スーパースマートセンサー

スマートセンサーが太陽光を検知することで、1日最大2回、GPS衛星から電波を受信して時刻情報の誤差を自動で修正する機能です。

時計が袖口に隠れていたなどの理由でうまく受信できない場合でも、前回受信したときの時刻を記憶しており、同時刻に受信を行ないます。

パワーセーブ機能

光が当たらない状態が72時間以上続くと、節電機能が働いて針が停止するという、電池の無駄な消耗を防ぐ機能です。同時に自動時刻受信も停止しますが、時刻情報は最大2年間維持されます。

再び時計を稼働させたい場合は、5秒以上光を当てるだけで針が早送りされて現在時刻に戻ります。

芸能人の愛用者が多い

洗練されたデザインかつ多機能性な腕時計であることから、セイコーのアストロンは多くの芸能人に愛用されています。芸能人が愛用している腕時計であることも、幅広い年齢層から人気を集める理由の一つです。

例えば、プロ野球選手のダルビッシュ有選手や大谷翔平選手、俳優の別所哲也氏や西島秀俊氏などがアストロンの愛用者として知られています。

芸能人の愛用者を見るだけでも、年齢層が幅広く、業界を問わない人気があることがわかるでしょう。

セイコーのアストロンの人気モデル7選

ここでは、セイコーのアストロンのなかでも特に人気の高い7つのモデルを紹介します。

SBXC003

高速タイムゾーン修正機能やタイムトランスファー機能などを搭載したモデルです。低消費電力化によって、ケースサイズがコンパクト化しています。

デザインはシンプルかつベーシックであるため、どのような年齢層でも着用しやすいでしょう。ジルコニアセラミック製なので、軽くてサビにくいのもポイントです。

SBXC001

世界最小最薄である5Xシリーズのモデルであり、新開発の「SMART ADJUSTER」によりバンドサイズをワンプッシュで調整できるのが特徴です。また、高速タイムゾーン修正機能も搭載されています。

ブラックの文字盤とブルーのベゼルの組み合わせが若々しく、カジュアルスタイルやビジネススタイルにも映えるでしょう。

SBXC115

2022年4月に、「大谷翔平 2022 限定モデル」として1,700本限定で販売されました。

オールスターゲームのユニフォームのカラーをまとった特別なデザインで、裏ブタにシリアルナンバーが記載されています。ケースバックには、大谷翔平選手のサインが入っているのも大きな特徴です。

さらに、サブダイヤルには大谷選手の背番号である「17」の数字がさりげなく配置されています。大谷選手のファンの方や、野球ファンの方におすすめのモデルです。

SBXC063

セイコー独自の「ダイヤシールド」で表面が処理されたモデルです。小傷や擦り傷への耐久性が高く、時計本来の美しさを長く守ることができます。

また、20気圧防水機能を備えているのも特徴であるため、多様な環境に耐えられるでしょう。

シルバーとホワイトで統一されたシンプルなデザインで、洗練された印象を放っています。加えて、オールチタン製なので金属アレルギーが起こりにくいのも特徴です。

SBXB113

黒でまとめられた文字盤とベルトに、ピンクゴールドの針とダイヤルが映えるおしゃれなモデルです。

厚みは12.4mmと薄型ですが、ワールドタイム機能を搭載しており、世界各地域の時刻を基本時計に表示できる機能性を誇ります。

さまざまなスタイルに馴染みやすいブラックカラーは、コーディネイトのワンポイントとしてもおすすめです。

SBXC111

次世代リーダーへ向けたデザインシリーズ「NEXTER（ネクスター）」として登場したモデルです。ブレスレットにショートタイプの駒を採用しているため、腕馴染みの良い装着感を実現しています。

リーダーにとって必要な「Solidity & Harmonic」（堅牢性＆調和）をコンセプトにしており、デザインにもそれらが反映されているのが特徴です。ラグジュアリーな輝きを放つサファイアガラスベゼルの魅力によって、威厳と風格を感じられます。

SBXC077

ベゼルやシルエットなどの細部に、1969年の「クォーツ アストロン」からデザインを継承しているのが特徴的なモデルです。

高速タイムゾーン修正機能とスーパースマートセンサーにより、時刻合わせに強みを持っています。さらに、タイムトランスファー機能を搭載しているため、ホームタイムとローカルタイムをワンプッシュで切り替えることが可能です。

セイコーのアストロン以外にも！幅広い年齢層から人気の時計は？

幅広い年齢層から人気なのは、セイコーのアストロンだけではありません。ここでは、アストロン以外にさまざまな世代から人気のある時計をブランドごとに紹介します。

セイコー

セイコーには、アストロン以外にも人気の時計が多数あります。

例えば、ドレスウォッチであれば「プレサージュ」が人気です。デザインが美しく、やわらかい雰囲気を持つため、男女問わずさまざまなシーンで活躍できるでしょう。

また、2017年にセイコーから独立した「グランドセイコー」は、高い技術と実用性の高さから、すでに国際的な有名ブランドとして成長しています。

シチズン

シチズンは、1918年に東京で誕生した老舗の時計ブランドです。その技術力はとても高く、1980年代に開発したクォーツ式時計用のムーブメント「Cal.2035」は、世界中の時計ブランドへと供給されています。

デザインはスタンダードなものが多く、年代を問わずに使いやすいといえます。その代表が「ザ・シチズン」で、洗練された美しさが魅力です。

ほかにも、チタニウムウォッチの「アテッサ」など、コレクションが多数あり、選ぶ楽しさを味わえます。

カシオ

カシオは1946年創業のブランドで、高い機能性が魅力です。

タフネスウォッチの先駆けといわれる「G-SHOCK」シリーズは特に人気が高く、定番の「ORIGIN」や女性向けの「BABY-G」など、複数のモデルを展開しています。

老若男女問わず手に取りやすい時計が豊富にラインナップされており、幅広い価格帯から選ぶことが可能です。さまざまな選択肢のなかから、自分にぴったりの時計を選べるでしょう。

ロレックス

ロレックスは、1905年にスイスで生まれた時計ブランドです。言わずと知れた有名ブランドであるため、高級時計といえばロレックスというイメージの方も少なくないでしょう。

高い技術力を持つロレックスは、さまざまな機能や機構を開発しました。なかでも完全防水の「オイスターケース」は、腕時計の技術進歩に大きく貢献したといえます。

複数のコレクションを展開しているロレックスですが、幅広い年齢層に愛されるコレクションとしては、ベーシックなデザインで愛用者が多い「デイトジャスト」などが挙げられるでしょう。

セイコーのアストロンの選び方

ここでは、セイコーのアストロンの選び方について、4つのポイントに絞って解説します。

機能性で選ぶ

アストロンは高い機能性を誇る腕時計です。せっかくアストロンを購入するのであれば、機能面に注目しましょう。

正確な時刻にこだわる方は、ソーラーGPSの衛星電波修正機能で駆動しているモデルを選べば、スムーズに時刻を合わせられます。スーパースマートセンサー機能が付いているモデルもおすすめです。

また、防水加工が施されたモデルなら、雨の日での使用や屋外でのアクティビティでも活躍します。アストロンには日常生活用強化防水（10気圧防水）とウォーターアクティビティにも対応可能な20気圧防水のモデルがあるので、必要だと思うほうを選びましょう。

ほかにも、99％以上の光の反射を抑えられる「スーパークリアコーティング」が施されたモデルもあり、文字盤がクリアに見えるのが特徴です。

さまざまな機能があるので、自分にとって必要な機能や、使いやすくなる機能を選別するとよいでしょう。

着用シーンで選ぶ

アストロンをどのようなシーンで着用するのか、具体的にイメージしておくことも大切です。

例えば、ビジネスシーンで使うなら、シンプルなデザインで視認性が高く、文字盤は黒や青を基調とした落ち着いたカラーがおすすめです。

一方、プライベートで使うなら、カジュアルなデザインや個性的なデザインを楽しむのもよいでしょう。ホワイトの文字盤は爽やかで清潔感があり、カジュアルやフォーマルな場面で使いやすくておすすめです。

また、やや個性を感じるダークグリーンの文字盤であれば、知的かつ高級感のある印象を演出できます。若い方はもちろん、年配の方でも違和感なく使えるでしょう。

素材で選ぶ

ケースやバンドの素材も、アストロンの印象を決める重要な要素の一つです。

例えば、ステンレス素材なら重厚感のある質感を楽しめるだけでなく、サビに強いため、長く愛用できるでしょう。基本的にバンドを交換する必要もありません。

ただし、ステンレス素材は金属アレルギーを発生させるリスクがあります。アレルギーが不安な方には、アレルギーが起こりにくく、耐食性に優れるチタンがおすすめです。

ほかにも、重厚感のあるクロコダイルレザーや、スポーツに向いているシリコン素材など、バンドの選択肢もさまざまです。好みの素材を選ぶ楽しみを満喫するのもよいでしょう。

モデルの希少性で選ぶ

アストロンには、「大谷翔平モデル」や「ジョコビッチモデル」など、生産数が限られる限定モデルやコラボレーションモデルが多数あります。希少性の高いそれらのモデルのなかから選ぶのも選択肢の一つです。

また、長いアストロンの歴史のなかから、歴代の有名・人気モデルを選ぶという選択肢もあります。軽量化に優れたモデルや高級感のあるモデルなど、それぞれに特徴があるため、自分が求めるものを選ぶとよいでしょう。

セイコーのアストロンを所有する際の注意点

アストロンを継続して使うためには、充電が不可欠です。アストロンはGPSソーラーウォッチであるため、太陽光などの光によって充電する必要があります。

うっかり充電を怠ると、エネルギー切れ予告機能が働きます。これは充電の不足を知らせるもので、秒針の動きが2秒ごと、あるいは5秒ごとの運針に変化するという便利な機能です。

時計の文字板が衣類の袖に隠れていたり、光の当たらない環境で使用・保管していたりすると、充電切れを起こしやすくなるので注意しましょう。

ただし、きちんと充電をしていても正常に動かない場合は確認が必要です。腕時計の故障、もしくは寿命を迎えた可能性があります。

修理業者に修理を依頼するか、買い替えを検討しましょう。

まとめ

機能性と洗練されたデザインのアストロンは、あらゆる世代の方におすすめできる時計です。自分に適したモデルを選ぶ際は、人気モデルのなかから選んだり、機能や素材などから選んだりするとよいでしょう。

ただし、アストロンはしっかりと光を当てないと充電が切れてしまいます。うっかりしていると必要なときに使えなくなってしまうので、マメに充電することを心がけましょう。

特に、日照時間が短くなる秋冬は注意が必要です。保管場所に注意し、なるべく明るいところに置きましょう。

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