ロレックスと言えば、自動巻き式時計が主流ですが、そもそも腕時計の動力の種類についてはご存知でしょうか?腕時計の動力には、大きく分けて機械式とクオーツ式があります。ロレックスの長い歴史の中で、限られた期間しか造られていなかったクオーツ式というのは、一体どのようなものなのでしょうか。機械式とクオーツ式のメリット・デメリットも比較しながら、クオーツ式腕時計の魅力をご紹介します。ぜひご参考になさってみてください。
Contents
ロレックスの動力は?機械式、クオーツ式について解説
時計の駆動方式には大きく分けて2種類あります。「機械式」と呼ばれるゼンマイの力を利用して時計を動かす方法と、「クオーツ式」という水晶振動子を利用して時計を動かす方法です。それぞれの特徴をご紹介します。
機械式
機械式の駆動力はゼンマイです。一つ一つのパーツが精密に組み合わさることにより、正確な時間を刻む機械式腕時計は、ファッションとしてだけでなく、精密機械としての美しさでも人々を魅了します。
機械式は更に、手巻きと自動巻きの二つに分類されます。これらには名前の通り、手でゼンマイを巻き上げる必要がある手巻き式と、腕につけている事で自動的にゼンマイが巻かれる自動巻き式という違いがあります。
クオーツ式
クオーツ式の動力は電池です。クオーツ式は、電圧により振動する水晶振動子によって、時間を正確に刻みます。その精度はかなり高く、近年においては安価な時計であっても正確さを担保できるため、多くの時計がクオーツ式を採用しています。
ロレックスにはクオーツ式もある。それぞれのメリット・デメリットを紹介
ロレックスの定番商品は、機械自動巻き式です。しかし、作られた年代に限りはありますがクオーツ式も存在します。それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
機械自動巻き式のメリット・デメリット
メリットとしては、電池の交換が不要であり、かつ装着しておけば自動的にゼンマイが巻かれることです。そのため、毎日着用する方にとっては手入れが簡単で、適している時計と言えます。
デメリットとしては、しばらく付けずに置いておくと、ゼンマイが巻かれず止まってしまうことがあげられます。更に、5〜10年程に一度は分解洗浄を行わなければ正確性を保つことができません。この分解洗浄にも数万円かかるため、クオーツ式よりメンテナンス費が高額であることは気をつけておかなければいけません。
また、機械式は磁気に弱い性質があり、磁気にさらされると修理が必要な場合もあります。
クオーツ式のメリット・デメリット
メリットとしては、機械式に比べて正確であること、ゼンマイを巻く必要ないことがあげられます。また、機械式の様に複雑かつ精密な作りが必要ないため、価格を抑えることができます。電池の交換が必要ですが、多くの場合3年程は動き続けますので、頻繁なメンテナンスが必要という訳ではありません。
デメリットとしては、パワーの弱さがあります。機械式と比べると、クオーツ式は針を動かす力が弱いため、動かせる針は短いものに限られてしまいます。デザインが限られてしまいますので、クオーツ式には気に入ったデザインのものがないという方もいらっしゃるかもしれません。
ロレックスのクオーツ式時計が生産された年代は限られている
クオーツ式時計の登場は、機械式時計を扱うメーカーに大きな衝撃を与えました。これをクオーツショックと言います。
ロレックスは、そんな世の流れに乗って、クオーツ式の時計を生産していた時期があります。
その時期は1977年〜2000年頃までのわずか20数年です。ロレックスの長い歴史から考えると、大変短い期間であったと言えます。
では、実際に販売されたロレックスのクオーツ式時計は、どのようなものがあるのでしょうか。解説していきます。
ロレックスの初代クオーツ式時計「ベータクオーツ」
ロレックスが初めてクオーツ式時計として世に送り出したのが「ベータクオーツ」です。一説には1000本のみの限定製造だったと言われています。そのため、なかなか目にすることができない貴重な存在です。秒針がスイープ運針という流れるような動きをする作りなのが大きな特徴です。
ロレックスのクオーツ式時計を代表する「オイスタークオーツ」
「オイスタークオーツ」は、ロレックスのクオーツ式時計で最もメジャーなモデルです。自社製のクオーツムーブメントを採用しており、ケースの素材や、文字盤の色が種類豊富なのが特徴です。そのため、男性だけでなく女性でも付けやすく、多くの方に受け入れられるデザインと言えます。
ロレックスのドレスライン「チェリーニ」
「チェリーニ」は、クオーツ式ならではのケースの薄さによってスマートさ、着けやすさを実現したモデルです。文字盤に石が埋め込まれる等、他のモデルとはデザイン性で一線を画しています。その軽さ、豪華さから、女性にも大変人気のモデルです。現在のロレックスクオーツ式時計の中では、比較的手に入れやすいモデルと言えます。
まとめ
機械式時計とクオーツ式時計の違い、メリット・デメリット、ロレックスのクオーツ式時計のモデルについて解説しました。ロレックスは機械式時計が主流で、その精巧な造りに魅了される方は数多くいらっしゃいます。しかし、クオーツ式時計は新たに製造される予定はなく、他の方と被ることは少ないでしょう。値段的にも手に入れやすいクオーツ式時計ですが、それだけではないメリットや魅力がたくさんあります。ロレックスの時計の購入をお考えの場合は、敢えてクオーツ式を選ぶというのも、一つの素敵な選択肢だと思います。
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