オーデマ ピゲの腕時計は、高級ブランド時計のなかでも群を抜いて価格が高いのが特徴です。加えて、近年では価格改定により、定価がさらに値上がりしている腕時計でもあります。

この記事では、オーデマ ピゲの腕時計の価格が高い理由や、近年の定価の変化などを解説します。

併せて、オーデマ ピゲの腕時計を買い取りに出すタイミングや、買取業者の選び方、高額査定のコツなども紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

オーデマ ピゲは
世界3大時計ブランドの一つ

スイスの高級腕時計メーカーであるオーデマ ピゲは、パテックフィリップやヴァシュロン・コンスタンタンと並び、世界3大時計ブランドの一つとされています。

オーデマ ピゲの歴史は長く、創業は1875年です。当時から高い技術力と創造性を発揮していました。1921年には、厚さ約1.3mmの薄型懐中時計を開発しました。

また、1955年には、永久カレンダー（パーペチュアルカレンダー）を世界で初めて腕時計に搭載しました。

このような歴史と技術力により、オーデマ ピゲは世界中から支持を得て、資産価値が高い腕時計ブランドとしての地位を確立しています。

オーデマ ピゲの代表作は、1972年に発表されたステンレス製のスポーツウォッチの「ロイヤルオーク」です。小型で金無垢の高級時計が主流だった当時、先進的かつ独創的なデザインとして注目の的になりました。

ロイヤルオークは、オーデマ ピゲの革新性とデザイン性を象徴するモデルであり、現在でも世界中の時計愛好家から支持されています。

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オーデマ ピゲの価格は
なぜ高い？

オーデマ ピゲの腕時計は、高級ブランド時計のなかでも特に価格が高い傾向にあります。

ここでは、オーデマ ピゲの腕時計の価格が高い理由を2つ解説します。

手作業で製造されているから

品質を最優先に考えるオーデマ ピゲは、現在でも腕時計の大部分を手作業で製造しています。

パーツの加工から装飾、組み立てまでを、熟練した職人が手作業で行なうため、1本の腕時計が完成するまでに、数週間から数ヵ月程度の時間を要するのが一般的です。

例えば、オーデマ ピゲを象徴する「タペストリー」と呼ばれる文字盤の装飾は、伝統的な技巧により、均一な正方形の区切り、細かな網目模様、点状の装飾が施されます。

この精密なプレート1枚を完成させるには、12の工程と7時間もの時間がかかるのです。

手作業での製造に時間がかかり、必然的に腕時計の生産本数が限られてしまうため、希少性が高くなり価格の上昇につながります。

上質な素材を使用しているから

素材の上質さも、オーデマ ピゲの腕時計が高価であることに関係しています。

オーデマ ピゲは、金やプラチナなどの貴金属だけでなく、チタンやステンレスなどの一般的な素材も高品質なものを使用しています。

さらに、セラミックやカーボンファイバーなどの新しい素材を用いる際には、品質にこだわるだけでなく、多額の費用をかけて製造プロセスの開発も行なっています。

こうした理由を考慮すると、オーデマ ピゲの腕時計の価格設定は、妥当であるといえるでしょう。

オーデマ ピゲの定価は
さらに値上がり傾向にある

オーデマ ピゲの腕時計は、ここ数年で何度も価格改定をしており、多くのモデルの定価が値上がり傾向にあります。直近の価格改定は、2022年9月、2023年1月、2023年3月です。

一例として、ロイヤルオークの現在（2023年3月の価格改定後）の定価は、以下のとおりです。

「ロイヤルオーク オートマティック15500ST.OO.1220ST.01」が初めて登場したときの定価は、220万円（税込）でした。現在の定価が346万5,000円（税込）であるため、複数の価格改定を経て100万円以上値上がりしたことがわかります。

こうした値上げの背景には、金価格の上昇や、それにともなう人件費の高騰、円安の影響など、さまざまな要因があると考えられるでしょう。

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オーデマ ピゲは「実勢相場」
にも注目すべき

オーデマ ピゲの正規販売店では、腕時計を定価で購入できます。しかし、ロイヤルオークなどの人気モデルは、常に需要が供給を上回っているため、正規販売店で購入できる可能性は低いのが現状です。

正規販売店以外で、オーデマ ピゲの腕時計を手に入れようとする場合、並行輸入市場や中古市場で探すことになるでしょう。そこで重要となるのが、「実勢相場」です。

実勢相場は、価格改定の影響のほか、需要と供給のバランスによっても変動します。需給バランス次第で、定価よりも安い価格で購入できるケースもあれば、定価を上回る価格になるケースもあるでしょう。

オーデマ ピゲを
買い取りに出すなら
価格高騰中の今がチャンス

オーデマ ピゲに限らず、腕時計の実勢相場の動きを確実に予想することはできません。

しかし、オーデマ ピゲでは定価の値上がりが続いているとともに、需要と供給のバランスが崩れており、相場価格が高騰しています。そのため、ロイヤルオークをはじめとするオーデマ ピゲの腕時計を売るなら、今がおすすめです。

なお、ロイヤルオークに関しては、生産が終了しているモデルも買取価格が高騰しています。

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買取業者の選び方や
高額査定のコツ

オーデマ ピゲの腕時計を買い取りに出す場合、買取業者を利用するケースが多いと考えられるため、業者選びに失敗すると思わぬ損をする可能性があります。

ここでは、買取業者の選び方や高額査定のコツを紹介します。

買取業者の選び方

何より重要なのは、オーデマ ピゲなどのブランド時計を積極的に買い取っている業者を選ぶことです。このような業者には、ブランド時計に関する知識が豊富な査定士が在籍していると考えられるため、高価で正確な査定を受けられるでしょう。

一方で、ブランド時計の買取実績が少ない場合は、価値を正しく見極めてもらえない可能性があり、注意が必要です。事前に買取業者のホームページをチェックし、どのような実績があるのかを把握しておきましょう。

また、査定料やキャンセル料などの手数料について、かかるかどうか・いくらかかるのかも大切なポイントです。手数料が発生する場合は、買取価格から差し引かれるため、手もとに残るお金が減ってしまいます。

査定士が自宅を訪問する「出張買取」や、自分で品物を業者に発送する「宅配買取」といったサービスを利用する場合は、出張料や配送料も忘れずに確認しておきましょう。

高額査定のコツ

オーデマ ピゲの腕時計を高額査定してもらうためには、事前の準備が必要です。

まずは、なるべく良い状態で査定に出せるよう、腕時計の保管方法に注意します。直射日光に当たる場所や高温多湿の場所、磁気を発する機器の近くには放置しないようにします。

加えて、腕時計の汚れは落としてから持参するとよいでしょう。ただし、高級時計は繊細なので、お手入れの際には傷が付かないよう細心の注意を払ってください。

また、保証書や外箱などの付属品も一緒に出すと、査定額が高くなる可能性があります。忘れずに持参しましょう。

腕時計の買取価格と付属品の関係について、より詳しくは以下の記事をご覧ください。

＜関連記事＞時計の買取額は附属品の有無に左右される！各附属品が査定額に与える影響

なお、高額査定かどうかを判断するためには、売りたい腕時計の現在の相場を調べてから査定に臨むのがおすすめです。

オーデマ ピゲの
査定・買取は
「おたからや」

「おたからや」は、オーデマ ピゲなどのブランド時計をはじめ、業界最大級の品目を取り扱う買取専門店です。店頭買取のほか出張買取も選択可能で、どちらも査定料や出張料などの手数料はかかりません。

「おたからや」には、最新の相場を熟知した査定士が在籍しており、専門的な査定具も活用しながら、ブランド時計の価値を見極めます。

また、「おたからや」では、ガラス面が割れているもの・錆びているもの・動かないものなど、どのような状態のブランド時計でも高価買取可能です。修理やオーバーホールはしていなくても問題なく、付属品の有無も問いません。

オーデマ ピゲの腕時計の売却を検討している方は、まずは一度「おたからや」に気軽にご相談ください。

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まとめ

オーデマ ピゲの腕時計は、現在も大部分が手作業で製造されているため、生産数が限られています。また、腕時計に用いる素材には、高級ステンレスやプラチナなどの貴金属を採用していることから、腕時計の価格の高さにつながっているといえるでしょう。

さらに近年では、材料費や人件費の高騰、円安の影響などにより、オーデマ ピゲでは価格改定が繰り返されており、値上げ傾向です。特にロイヤルオークなどの人気モデルは、需要に供給が追いつかず相場価格も高騰しています。

オーデマ ピゲの腕時計の売却を検討しているなら、価格高騰中の今がチャンスです。

「おたからや」では、オーデマ ピゲの腕時計を、壊れているものも含めて、どのような状態でも買い取っています。

良い状態で査定に出すと高額査定につながりますが、「おたからや」ではたとえ壊れている腕時計でもその価値を正しく見抜き、買取価格として還元可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

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