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2025年12月のプラチナ相場専門家コメント
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日付/プラチナ相場/前日比
プラチナ相場の専門家コメント


12月1日のプラチナ相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,900円と125円高で取引を終えました。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まっていることは、プラチナ相場の支援材料です。一方で、日銀の植田総裁の物価上振れに関する発言は、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りの活発化につながり、プラチナ相場の上値を抑える要因となりました。なお、2026年のプラチナ需要について、ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)は4年ぶりの供給過多になるとの見通しを示しています。そのため、今後1年間のプラチナ相場は、投資需要の伸び悩みによる下押し圧力を受けやすい展開が予測されます。

12月2日のプラチナ相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,685円と215円安で取引を終えました。円高が重しとなったプラチナ相場は前日の安値を割り込み、取引終了間近には前日比269円安まで下げ幅を拡大する場面がありました。背景には、ここ数日上昇傾向にあったプラチナ市場で、短期的な買いが積み上がっていたことが挙げられます。景気動向の影響しやすいプラチナ相場ですが、本日の東京株式市場は朝方こそ買い優勢であったものの、その後は一貫して上げ幅を縮小している状況です。しかし、プラチナ相場の買い過剰感は、いつ解消されても不思議ではなかったため、本日の下落でいったん解消されたと考えられます。為替相場の動きや今夜の米株の動きによって、プラチナ相場では再び値動きが想定されます。

12月3日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,696円と11円高で取引を終えました。東京市場では日経平均株価が大きく上昇しましたが、それ以外は特に大きな材料は見当たらず、売り買いが交錯する中で小幅な値動きにとどまりました。為替相場も方向感に欠け、プラチナ相場も海外市場の動向をにらみながら神経質な展開が続いています。来週開催されるFOMCまで方向感の少ない展開が続きそうですが、突発的な動きをする可能性もあります。プラチナは金に比べて割安感があり、投資対象として注目されています。しかし、短期での値動きは大きいので長期目線で投資をするようにしましょう。

12月4日のプラチナ相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,680円と16円安で取引を終えました。足元では、これまでの上昇に対する利益確定の動きが出やすく、高値警戒感も意識される場面となりました。加えて、為替が円高方向に振れたことも円建て価格の重しとなりました。市場では重要経済指標や金融政策の動向を見極めたいとの姿勢が強く、積極的な買いは手控えられています。当面は外部環境に左右されやすく、方向感の定まらない動きが続きそうです。プラチナもFOMCや日銀金融政策決定会合の結果によって大きな動きがあるかもしれません。短期的には特にボラティリティが上昇する可能性があるのでポジション管理には特に注意してください。

12月5日のプラチナ相場は小幅に続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,676円と4円安で取引を終えました。日銀が今月実施する金融政策決定会合で、追加利上げに踏み切る可能性が強まったことや、高市政権も利上げ判断を容認する方向性が市場で意識され、東京為替相場では一時1ドル154円半ばまで円買い・ドル売りが進みました。円高はプラチナ相場にとって重しとなり、ドル建て現物相場に下値を支えられながらも、マイナス圏で引けています。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を目前に取引材料が限定的となるなか、米新規失業保険申請件数は約3年ぶりの低水準となる発表でしたが、米政策金利の追加利下げに対する見方に変わりはありません。現在、米国政策金利の利下げ観測はプラチナ相場の支援材料となっており、来週のFOMCに注目が集まっています。

12月5日(日本時間12月6日)のニューヨーク・プラチナ相場は小幅に続落しました。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2026年1月限では、1トロイオンス1,660.5ドルと、前日比0.1ドル安で取引を終えました。市場では、9日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を目前に、投資材料に欠ける状況が続き、慎重な値動きとなりました。ドル高によって上値を抑えられたニューヨーク金相場によって、プラチナ相場の値動きも抑制されており、調整局面が続いています。9月の米コアPCE価格指数が鈍化していることで、インフレの過熱感が強まっていないことは、ニューヨーク・プラチナ相場にとって支援材料です。利下げ観測が強まるなか、FOMC後の値動きに市場では注目が集まっています。

12月8日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,736円と60円高で取引を終えました。米国金融政策の先行きを占う重要イベントとしてFOMCに注目が集まっています。利下げを行うか行わないかで、ドルや金利の動きが一変する可能性があり、プラチナ相場もその影響を受けやすい状況です。今後はFOMCの結果と米景気指標をにらみながら、変動の大きい展開が続きそうです。プラチナは、地球上に存在する量が極めて限られた希少金属の一つです。金と比べても産出量ははるかに少ないため、希少性に注目が集まれば大きな値上がりも期待できますが、当面は乱高下しそうです。あくまで長期目線で投資をしましょう。

12月9日のプラチナ相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,717円と19円安で取引を終えました。市場では12月9〜10日に開催される米FOMCを前に、金融政策の先行きを見極めたいとの見方が広がり、プラチナ市場でも持ち高調整の売りが先行しました。プラチナは工業用途の需要も大きいため、米国景気の減速懸念が浮上する局面では上値が抑えられやすい傾向にあります。また、為替市場でのドル高進行も円建て相場の重しとなります。FOMCの結果次第では、今後の相場展開を左右する場面も想定され、当面は不安定な値動きが続きそうです。プラチナは希少性が高く魅力的な資産ではありますが、短期での動きは大きくなりやすいので注意しましょう。

12月10日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,865円と148円高で取引を終えました。上昇の背景には、今夜発表される米FOMCを前にしたドル安期待と、金相場の堅調な動きが下支えとなりました。市場では利下げ時期に関するヒントが示されるかに注目が集まっており、金融緩和に前向きな姿勢が示されれば、プラチナにも買いが波及する可能性があります。一方で、景気減速への警戒感も根強く、自動車触媒向け需要の先行き不安は依然として重しとなっています。FOMC通過後はドル相場と米長期金利の動向をにらみながら、神経質な値動きが続きそうです。プラチナも大きな動きがありそうなのでポジション管理には注意しましょう。

12月11日のプラチナ相場は小幅に反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,825円と40円安で取引を終えました。3会合連続で利下げを決定した米連邦公開市場委員会(FOMC)ですが、利下げを伴う政策変更の一時停止を示唆する発言から、ニューヨークプラチナ市場では利食い売りが目立ちました。国内プラチナ市場では、大幅なニューヨーク安や、米政策金利の追加利下げによる円高が重しとなりました。堅調な金相場の推移につれ高となったのも束の間、買いは続かず、プラチナ相場は軟調な推移となりました。なお、最近は銀相場が高騰しており、プラチナ相場も少なからず影響を受けています。銀相場が修正安となった場合、プラチナ相場にも影響が出る可能性があり、注意しておく必要があります。

12月12日のプラチナ相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム7,955円と130円高で取引を終えました。ドル安が支援材料となったニューヨークプラチナ相場を引き継ぎ、国内プラチナ相場も買い優勢で上値を伸ばしました。また、日経平均株価が一時900円を超える場面があり、1ドル155円台後半で円高が一服したこともプラチナ相場の支援材料となりました。金相場の堅調さを受けて上昇基調にあるプラチナ相場ですが、利食い売りにより上値を抑えられやすくなっています。しかし、欧米のプラチナETF残高は増加しており、金相場の堅調な推移やドル安により、投資資金の流入が見られます。また、プラチナ宝飾品の需要が高い中国では、2026年の経済運営で積極的財政政策を継続するとの方針を掲げており、今後もプラチナ相場の支援材料になると予想されます。

12月12日(日本時間12月13日)のニューヨーク・プラチナ相場は上昇しました。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2026年1月限では、1トロイオンス1,762.50ドルと、前日比49.30ドル高で取引を終えました。利下げ局面では、景気下支えへの期待から自動車触媒向け需要の回復が意識されやすく、相場を押し上げる要因となります。加えて、金相場の堅調推移を受けた貴金属全体への資金流入も追い風となりました。今後は米金融政策の見通しに加え、自動車販売動向や供給面の変化が、相場の方向性を左右しそうです。プラチナは金以上に希少性の高い資産のため、期待が大きい資産になります。

12月15日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム8,211円と256円高で取引を終えました。プラチナ価格上昇の背景には、世界的な金融市場の不透明感やリスク回避の動きが強まっていること、米ドル安・米長期金利の低下傾向が貴金属への資金流入を促していることが挙げられます。特に米国市場ではプラチナ先物が強含みで推移しており、海外価格も上昇基調となっています。また、自動車排ガス触媒用途やクリーンエネルギー関連需要の堅調さも、長期的なプラチナ需要を支える要因と見られています。こうした需給面とマクロ環境が重なり、12月15日も高値圏での取引となりました。今後の相場動向についても、世界経済指標や金融政策の変化に注意が必要です。

12月16日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム8,391円と180円高で取引を終えました。価格が上昇した背景には、需給のひっ迫感と投資・工業需要の強さが重なったことが大きく影響しています。まず、市場全体でプラチナは2025年にかけて大幅に上昇しました。これは世界的な供給不足が続いていることが価格を下支えしているためです。投資需要も堅調です。自動車の触媒用途に加えて、投資家が金や他の貴金属と合わせてプラチナへの資金をシフトしている動きが確認されています。投資需要の高まりは、年末にかけての金利見通しやリスクヘッジ志向とも相まって、現物や先物の買いを促しました。

12月17日のプラチナ相場は大幅に続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム8,835円と444円高で取引を終えました。プラチナ相場は4日連続となる続伸です。米雇用統計を背景に、米長期金利が低下したことを受け、東京外国為替市場では円売りが優勢となりました。円安や金相場の堅調は、プラチナ相場にとって支援材料です。また、ロシアとウクライナ問題について、停戦合意には至っていないものの地政学的リスクが低下していることも、プラチナ相場の下値を支える要因となっています。なお、プラチナ相場は、買戻しによって一時1グラム8,895円(前日比504円)まで急伸する場面も見られました。当面は、プラチナ相場で利食い売りや買戻しが続く可能性があり、短期的な値動きが予測されます。

12月18日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム9,296円と461円高で取引を終えました。背景には、主要産出国である南アフリカの供給不安や、自動車産業を中心とした実需回復への期待があります。特に排ガス浄化装置向け需要は、環境規制の強化を追い風に底堅さが意識されました。加えて、金相場の上昇に連動する形で貴金属全体に買いが広がったことも相場を押し上げています。為替市場で円安基調が続いた点も、円建て価格を引き上げる要因となりました。市場では、在庫水準が低位にあることから、需給が引き締まりやすいとの見方が出ています。一方で、景気減速が鮮明になれば工業用途の需要が鈍る可能性もあり、先行きは強弱材料が交錯する展開となりそうです。今後は世界経済の動向や自動車販売の回復度合いが、相場を左右する重要なポイントになりそうです。

12月19日のプラチナ相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム9,155円と141円安で取引を終えました。中国で投資需要が増加したことを背景に急伸していたプラチナ相場ですが、6日ぶりの下落となりました。為替市場で続く円高が、プラチナ相場の重しとなりました。日銀の金融政策決定会合で政策金利の引き上げが発表されると、為替相場では円売りが優勢となり、軟調な金相場を受けつつも下げ幅を縮小して引けています。なお、今後のプラチナ相場は、中国で開始された広州先物取引(GFEX)にも注目しておく必要があります。また、欧州では、2035年以降におけるEV以外の新車販売禁止を撤回する方針を発表しています。自動車の触媒向けプラチナ需要が継続することは、プラチナ相場にとって支援要因となります。

12月19日(日本時間12月20日)のニューヨーク・プラチナ相場は続伸しました。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2026年1月限では、1トロイオンス2,018.6ドルと、前日比57.7ドル高で取引を終えました。来年に向けた米政策金利追加利下げへの期待が強まったことを受け、ニューヨークプラチナ相場は大幅に上昇しました。ダウ平均株価は続伸しており、なかでもナスダックは大幅高となっています。米株価の上昇は、米経済の底堅さが意識され、プラチナ相場にとっても大きな支援材料です。ニューヨークプラチナ相場は、一時1トロイオンス2,024.5ドル(前日比63.6ドル高)となる場面もあり、高値圏でもみ合った後やや上げ幅を縮小して引けています。

12月22日のプラチナ相場は大きく反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム9,665円と510円高で取引を終えました。今月16日より米国は、ベネズエラに入出港する制裁対象の石油タンカーを全面的かつ完全に封鎖すると発表しており、さらに2隻目を拿捕したことを受け、堅調な金相場を受けて、プラチナ相場はつれ高となりました。工業需要が多く、世界経済が影響しやすいプラチナ相場にとって、地政学的リスクの高まりは重しとなりやすい要素ですが、日経平均株価が続伸したことで、下値を支えられています。しかし、一方ではベネズエラに対する米国圧力の懸念もあり、プラチナ市場では続報に注目が集まっています。

12月23日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム10,115円と450円高で取引を終えました。背景には、金と同様に米FRBの利下げ観測が意識され、貴金属全体に買いが入りやすくなっている点があります。加えて、自動車向け触媒需要の底打ち期待や、供給面での制約も相場を下支えしています。足元では投機筋の買い戻しも観測されており、割安感を意識した資金流入が続けば、年末にかけて一段高となる可能性もありそうです。為替が円安方向に振れた場合、国内価格の押し上げ要因になる点にも注意が必要です。年末に向けて市場参加者が減る中でも、材料次第では一段高となる可能性もあり、プラチナ相場の先行きに注目が集まっています。

12月24日のプラチナ相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム10,494円と376円高で取引を終えました。貴金属市場の相場が史上最高値を更新し続けていることを受け、プラチナ相場も1万円台を維持しつつ好調な推移です。取引開始から上値を伸ばしたプラチナ相場は、一時、1グラム11,010円の高値となりましたが、調整安によって上げ幅を縮小しました。なお、これまで供給不足が続いていたプラチナですが、2026年は過剰供給となる可能性も示唆されています。ここ数年、プラチナは供給不足だったこともあり、過剰供給への転換は、プラチナ相場の上げ一服に繋がることが考えられます。工業需要が大きなプラチナですが、2026年はプラチナ相場に限定的な圧力となる可能性もあるでしょう。

12月25日のプラチナ相場は大幅下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は1グラム9,738円と762円安で取引を終えました。プラチナ相場の大幅下落には、直近の国際市場での急騰とその反動が影響していました。2025年は年末にかけてプラチナが大きく上昇し、海外の先物価格では一時的に高値圏で推移した後、利益確定の売りが強まっていたのです。こうした先週までの上昇を受け、年末にかけてポジションを手仕舞う動きが出やすくなったことが、相場の重荷となりました。特に薄商いとなるクリスマス休暇前後の取引では市場参加者が少なく、価格変動が大きく出やすい状態が続いています。国内地金価格でも前日比で大幅に下落しており、こうした需給のバランス変化が反映された格好です。

12月26日のプラチナ相場は大きく反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年12月限は1グラム10,948円と1,210円高で取引を終えました。前日の大幅下落から一転し、プラチナ相場は急反発する展開となりました。背景には、短期間で価格が大きく調整したことによる自律反発狙いの買い戻しが入った点が挙げられます。特に前日は700円超の下落となっていたため、割安感を意識した投資家の押し目買いが活発化しました。年末で取引参加者が限られる中、売りが一巡したことで買いが価格を押し上げやすい地合いとなっていました。プラチナは自動車触媒向け需要の回復期待や供給制約が意識されやすい商品であり、中長期的な需給引き締まり観測が根強く残っています。こうした見方が、短期的な調整局面では買い材料として意識されやすい状況です。

12月26日(日本時間12月27日)のニューヨーク・プラチナ相場は上昇しました。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2026年1月限では、1トロイオンス2,471.40ドルと、前日比223.60ドル高で取引を終えました。米国では利下げ観測を背景にドル安基調が進み、ドル建てで取引されるプラチナの割安感が買いを誘った形です。また年末を控えたポジション調整と需給要因がありました。流動性が低下しやすい時期特有の値動きが出やすくなっています。この結果、NYMEXプラチナ相場は、年末特有の薄商いの中で値幅が拡大しやすい展開となりました。ただし12月に入って急激に値を上げていることもあるので短期的には調整に注意が必要です。

12月29日のプラチナ相場は大幅に反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年12月限は1グラム10,535円と413円安で取引を終えました。米債利回りの低下を受けた円高が一服したことは、プラチナ相場の支援材料となりました。一時、プラチナ相場は1グラム11,019円(前日比71円高)まで上昇しましたが、金相場の軟調がプラチナ相場の重しとなりました。なお、中国軍は、本日から明日にかけて台湾周辺で大規模な軍事演習を開始しており、地政学的リスクの高まりによって、短期的なプラチナ相場への投資資金流入が見込まれます。また、年末にかけて米中の景気指標の発表もあり、プラチナ市場では投機的な売買による値動きには引き続き注意が必要です。

12月30日のプラチナ相場は大きく下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年12月限は1グラム9,750円と785円安で取引を終えました。年内最後の取引となる大納会を迎え、これまでの上昇に対する利益確定売りが一斉に出た形です。特にプラチナは値動きが荒くなりやすく、年末特有の薄商いの中で下落幅が拡大しました。テクニカル面では、節目の10,000円を割り込んだことで、短期筋の売りが連鎖した印象です。ただし、大納会特有の一時的な動きという側面もあり、年明け以降は出来高の回復とともに、改めて需給環境や海外相場を見極める展開が想定されます。短期の値動きに惑わされず、冷静な判断が求められそうです。
11月28日(日本時間11月29日)のニューヨーク・プラチナ相場は上昇しました。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2026年2月限では、1トロイオンス1,692.60ドルと、前日比52.80ドル高で取引を終えました。プラチナ相場の上昇は、金相場の堅調な推移に連動した買いが広がりました。プラチナは金に比べて割安感が意識されやすく今後大きな上昇があるかもしれません。ただし、プラチナは自動車業界の動向に左右されやすい傾向にあるためこちらに関してはよく確認するようにしましょう。いずれにしてもプラチナも金と同様に短期ではな動きが大きな資産のため、長期目線で投資をするようにしましょう。