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    18金・10金との比較

14金とは?
K14と14Kの違いや、
18金・10金との比較

「14金」は、金製品によく使用される金の種類の一つです。日本だけでなく海外でも親しまれています。

24金(純金)と比べると金の含有率は低いものの、強度が高く変形しにくい性質から、さまざまな製品に加工・使用されています。比較的安価に購入できるのも、14金のメリットといえるでしょう。

この記事では、金の種類や「K14」・「14K」との違いや、14金の代表的な使用用途、日々のお手入れ方法などを解説します。

併せて、硬さ・色・価格の3つの観点から、18金・10金の特徴なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

現在、金の買取価格は高騰しており、2023年9月には、金の買取価格が過去最高値の1万円台を記録しました。14金の査定・買い取りのタイミングは、買取価格の動向もチェックしてから決めることをおすすめします。

今日の金1gあたりの買取価格相場表

金のレート(1gあたり)
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14金(K14)とは?

14金(K14)とは、金の種類の一つで、ほかにも「24金(K24)」・「18金(K18)」・「10金(K10)」などがあります。

ここでは、金の種類や14金をほかの種類と比較した場合の特徴を見てみましょう。

金の種類は純度によって分けられる

金の純度は、金製品に含まれる金の割合を表しており、「24分率」という基準が採用されています。「純金(24金)」は、金の含有率が99.99%以上の金のことです。金の含有率が下がるほど、「18金」や「14金」のように数字が小さくなっていきます。

金の含有率による分類を、以下の表でまとめました。

金の種類 金の含有率
24金(K24) 99.99%~100%(純金)
22金(K22) 91.7%
20金(K20) 83.3%
18金(K18) 75%
14金(K14) 58.5%
10金(K10) 41.6%

例えば、14金は全体の14分の24、つまり58.5%が金であり、残りの41.7%には別の金属を使用しています。配合される金属は「割金」と呼ばれ、銀や銅、パラジウム、ニッケルなどが代表例です。

また、「◯◯金」ではなく、「K(カラット)」という単位を用いて「K◯◯」と表すこともあります。金製品には、カラットを用いた刻印がなされているケースが多いようです。

14金(K14)は変形しにくいのが特徴

金は、純度が高いほど、純金の割合が多くなるのが特徴です。純金は、やわらかく加工しやすいという性質があり、金の純度が高いほど、傷が付きやすくなります。

一方、金は純度が低いほど、ほかの金属の割合が多くなります。14金は、金の純度が75%です。24金や18金と比べて純金の割合が低いので、硬く強度が高いという性質があります。そのため、変形しにくい特徴を活かし、日常使いできるジュエリーやアクセサリー、文房具などに加工されています。

K14と14Kの違い

「K14」と「14K」は、どちらも14金を示しています

国内で作られた金製品の刻印は、「K14」のようにKが数字の前にくるのが一般的です。しかし、海外製品のなかには「14K」とKが数字のあとに付く場合があり、このような刻印は「あとK」と呼ばれます。

「あとK」など海外で作られた金製品は、刻印の内容と金の含有率が合っていないケースもあることを覚えておきましょう。

14金(K14)と18金(K18)・10金(K10)との違い

金の種類のなかでも、特に目にする機会が多いのは、18金・14金・10金です。

ここでは、「硬さ」・「色」・「価格」の3つの観点から、それぞれの金の特徴を解説します。

硬さ

金の純度と硬さは比例しており、金の純度が低くなるほど硬くなります。そのため、18金よりも14金、14金よりも10金のほうが硬いといえます。

18金は、3種類のなかで最もやわらかいとはいえ、純金ではないため、ある程度の硬さはあるのが特徴です。

金製品の硬さは、割金の種類や配合割合によっても変わってきます。例えば、銀はやわらかい傾向がある一方で、銅は硬い傾向があります。

金は、純度によって色調が変わります。純度が高い金は黄金色に見え、純度が下がるほど色調は薄らいでいきます。

18金は純度が高いため、金の色調が比較的強く見られますが、10金は純度が低いため、金の色調が比較的弱いのが特徴です。したがって14金の純度は中程度なので、18金と10金の中間的な色調になります。

また、割金の種類や配合割合を工夫することで、ピンクや黄色など、あえてほかの色に変化させることが可能です。

例えば、割金として銅を配合すると、金の赤色が強く反映されて温かい印象のピンクゴールドになります。銀や銅をバランス良く配合すると、金の黄色と赤色が反映されて、華やかな印象のイエローゴールドになるのが特徴です。

価格

金の純度が高いほど、価格も高くなる傾向があります。そのため、18金・14金・10金を比較すると、18金が最も価格が高くなります

例えば、金の相場が6,000円の場合、18金は金の割合が75%なので、単純計算で価格は6,000円×75%=4,500円です。

同じく、14金は6,000円×58%(≒58.3%)=3,480円、10金は6,000円×42%(≒41.6%)=2,520円です。

このように、同じ金でも含有量の違いによって、価格に大きな差が生まれることがわかります。

なお、金の価格は相場によって変動し、上記の価格はあくまでも参考値となります。

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14金(K14)は何に利用されている?

14金は、純金に比べて金の割合が少ないため、輝きが弱くなりますが、純金よりも硬度が高く、加工しやすいという特徴があります。そのため、身近な製品に取り入れられています。よく見るものとしては、フルートをはじめとする楽器や、万年筆などが挙げられます。

楽器

金製のフルートは、金の持つ特性である「滑らかな音色」を活かした楽器です。

金の純度が高いほど、フルートの音色は力強くなる一方、音色の調整が難しくなり、吹いたときの抵抗感も大きくなります。

14金を使用したフルートは、音色の力強さと滑らかさを両立させることができます。また吹いたときの抵抗感も純金製のフルートほど大きくはありません

そのため、プロの演奏者たちからも支持されています。

金製のフルートは、コンサート会場などでライトアップされると高級感と輝かしい印象を与えます。音だけでなく、全体のイメージアップにもつながるでしょう。

万年筆

プレゼントとしても重宝される万年筆は、ペン先に金が用いられることがあります。

金は、銀や銅などの金属と比べて腐食に強いのが特徴です。万年筆のインクには水分や酸が含まれているため、インクが触れると金属が腐食してしまいます。腐食されにくい素材である金をペン先に使用することで、万年筆が長持ちしやすくなるのがメリットです。

なお、万年筆のペン先には金以外にも、ステンレスが用いられることもありますが、弾力性がないため筆圧が強いと変形しても元に戻らないことがあります。一方、金は弾力性があり、筆圧が強いと変形しても元に戻りやすいのが特徴です。

ただし、金の純度が高いものだと、書き心地が「やわらかすぎる」と感じる方もいるかもしれません。適度な硬さがある14金なら、筆圧が強い方でも安心して使えるでしょう。

14金(K14)のお手入れ方法

14金の金製品は、汗や皮脂などの汚れが付着すると、サビや黒ずみ、くすみなどの原因になります。ジュエリーやアクセサリーの場合は、日々のお手入れを適切に行なうことで、これらの汚れを予防し、金製品の美しさを長持ちさせることができます。

ここでは、手に入りやすいもので簡単にできるお手入れ方法を3パターン紹介するので、ぜひ参考にしてください。

専用のクロスを使う

14金は、金とほかの金属を混ぜて作られた合金です。純金よりも強度が高く、耐久性にも優れていますが、硬いもので触れると傷が付く可能性があります。

そのため、お手入れの際には、やわらかい布で優しく拭き取るようにしましょう。

目が粗いタオルや布、ティッシュペーパーは、表面にザラつきがあり、14金に傷が付く可能性があります。ジュエリーショップなどで購入した、金製品専用のクロスを使うのがおすすめです。

金製品専用のクロスは、目が細かく研磨成分が含まれていないものが一般的です。目が細いクロスであれば、金製品専用でなくても問題ありません。

ただし、研磨成分が含まれているものは、お手入れを繰り返しているうちに表面の金が剥げてしまうことがあります。研磨成分が含まれていない金製品専用のクロスや、メガネ用のクロスを使用すると安心です。

中性洗剤を使う

クロスで軽く拭くだけで落とせない汚れには、中性洗剤で浸け置きするのが効果的です。

中性洗剤は、食器用洗剤など市販で購入できるもので構いません。「中性洗剤」と記載があるか、裏面の成分表示をチェックしましょう。

浸け置く際は、ぬるま湯に中性洗剤を薄めて、金製品を数分浸け置きます。表面の汚れが浮き上がってきたら、指の腹で優しく擦るか、毛先がやわらかい歯ブラシなどで軽くブラッシングして落とします。

このとき、冷たい水だと汚れが固まって落ちにくく、熱湯だと温度差による金製品の破損につながるので、必ずぬるま湯を使用してください。

汚れを落として水でよく洗い流したら、やわらかい布で水分を拭き取り、しっかりと自然乾燥させます。洗い流す際は、金製品が落下して破損・流されてしまうのを防ぐために、目の細かい茶こしの上で洗うとよいでしょう。

宝石が付いたアクセサリーの場合は、水分や中性洗剤によって宝石部分が変色・色落ちするおそれがあるため、注意が必要です。宝石部分に汚れが付いている場合は、専用のクリーナーで拭き取るか、ジュエリーショップでクリーニングしてもらうのがおすすめです。

クリーナーを使う

クロスや中性洗剤で落ちない頑固な汚れには、金製品専用のクリーナーが有効です。クリーナーには、金製品の表面に付着した汚れを落とす成分が含まれているため、簡単にきれいにできます。また、溝など、ブラシ類では届きにくい細かな部分の汚れも、クリーナーを使用すると、きれいに落とせます。

ただし、クリーナーのなかには研磨成分や薬剤が含まれるものもあるため、必ず成分を確認しましょう。研磨成分や薬剤が含まれていると、金製品に傷を付けたり、変色させたりしてしまう可能性があるためです。

クリーナーを使用する場合は、金製品を強く擦らないよう注意が必要です。表面の汚れを落とすように優しく扱ってください。

また、簡単に汚れを落とせるからといって、クリーナーを頻繁に使用すると表面を傷めるおそれがあるので、なるべく控えましょう。

14金(K14)と
メッキを見分けるには?

14金と金メッキ製品の見分け方として、刻印をチェックする方法は最も簡単かつ確実な方法です。

14金の金製品には、「K14」という刻印が刻まれています。これは、金の含有率が58.5%であることを示すものです。

一方、14金の金メッキ製品の刻印は「K14GP」です。GPとは、「Gold Plated(ゴールドプレーテッド)」の略で、金メッキ製品であることを示しています。

金メッキ製品は、真鍮などの素材の表面に、電気分解により薄い14金のメッキが施されています。製品全体に対する14金の割合は非常に低いため、安価に購入できますが、買取価格も安くなるでしょう。

なお、「K14GF」の刻印があった場合は、14金の金張り製品を意味します。GFとは「Gold Filled(ゴールドフィールド)」の略で、金メッキと異なり、熱と圧力により14金を施すと、金が剥離しにくくなるのが特徴です。

14金(K14)の査定・買い取りは
「おたからや」へ

14金の査定・買い取りを検討している方は、「おたからや」にご相談ください。

「おたからや」は、全国に1,000店舗以上展開している金・貴金属の買取専門店です。プロの査定士が鑑定を行なうため、14金の査定・買い取りも安心して依頼できます。

買い取りに特化していて販売コストがかからず、お客様の買取金額に最大限還元できるので、高価での買い取りが可能です

また、金の刻印がない場合や正確でない製品の場合、業者によっては買い取りを断られる可能性がありますが、「おたからや」なら、金であれば刻印の状態を問わず買い取りできます

14金の買取情報をチェックする

現在、金相場が高騰しており、14金の買取価格も上昇しています。そのため、14金を売却するチャンスといえるでしょう。査定だけでも問題ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

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まとめ

18金や10金と比較して、14金は硬度が高く強度があり、変形しにくいのが特徴です。18金よりも安価なため、普段使いのアクセサリーやジュエリー、フルートなどの楽器や万年筆のペン先によく使用されています。

14金の売却を考えているなら、プロの査定士が鑑定を行なう「おたからや」をご活用ください。「おたからや」なら、お客様の買取金額に最大限に還元できるため、14金の高価買取が期待できます。

金相場が高騰している今は、14金を売却するチャンスです。14金の金製品をお持ちの方は、この機会に査定・買い取りをぜひご検討ください。

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