18金ジュエリーの変色は元に戻る?お手入れ方法と高く売るコツをご紹介
18金(K18)は変色しやすいため、ジュエリーの輝きを元に戻せない、と思っている方は意外と多いのではないでしょうか。
変色してしまった18金ジュエリーを使わずに、自宅で保管しているだけ、という方も少なくありません。
しかし、18金ジュエリーは変色してしまっても、適切なお手入れで元の輝きを取り戻せる可能性があります。
この記事では、18金ジュエリーの変色を防ぐためのお手入れ方法や、変色してしまった場合の売却方法について詳しくご紹介します。
また、お手入れにおすすめのグッズもご紹介しますので、18金アクセサリーをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
Contents
変色した18金のジュエリーは元に戻る?
結論として、18金ジュエリーが変色してしまっても、「適切なお手入れ」を行うことで、元の輝きを取り戻せる場合があります。
18金が変色する原因は、以下の3つに分類されます。
- 酸化
- 硫化
- 塩化
日常的にジュエリーを使用していると、赤く変色したり、黒ずみが現れたりすることがあります。
さらに、誤った方法でお手入れを行うと、変色が悪化してしまうこともあるため、注意が必要です。
18金ジュエリーの変色は、その原因や状態によって、適切なお手入れ方法が異なります。
お手入れを適切に行えば、変色して輝きを失ったジュエリーでも、元の美しさを取り戻せる可能性があります。
18金(K18)の変色を元に戻す方法
18金が変色してしまった場合、「どのような変色が起きているのか」を見極めることが大切です。
なぜなら、変色の原因や種類によって、元の輝きを取り戻すための方法が異なるためです。
酸化と硫化による赤い変色や黒ずみの場合
18金ジュエリーの変色で特によく見られるのが、赤い変色や黒ずみで、これらは主に酸化や硫化が原因で起こります。
酸化は、18金に含まれる銀や銅が酸素と反応することで変色する現象で、高温多湿な環境にさらされることで反応が進みます。
また、硫化は、18金に含まれる銀や銅が硫黄と反応することで変色する現象で、主に温泉に含まれる硫黄と反応することで起こります。
酸化や硫化による変色は、中性洗剤やゴールドクリーナーを使用したセルフクリーニングで改善できる場合が多いと言われています。
お手入れの際は、ジュエリーに優しい専用のクリーニングアイテムを使うことをおすすめします。
塩化による変色の場合
18金に含まれる銀や銅が、海水やプールなどに含まれる塩素と反応し、黒く変色することを塩化と呼びます。
塩化が原因で黒ずんでしまった18金は、ご自身でのお手入れが難しい場合があります。
黒ずみが気になるからといって、力を入れてゴシゴシと磨くと、変色の悪化や破損を招く可能性があります。
塩化による変色が見られる場合は、専門業者にクリーニングを依頼することをおすすめします。
専門業者でのクリーニング費用は、一般的に1,500円~3,000円程度が相場です。
- おたからや査定員コメント
18金ジュエリーが変色しても、多くの場合、適切なお手入れやクリーニングで元の輝きを取り戻すことができます。ただし、状態によっては売却を検討するのも賢い選択です。
「変色しているけど売れるのか?」とお悩みなら、ぜひ「おたからや」にご相談ください。無料査定で正確な価値をお伝えいたします。
18金(K18)のお手入れにおすすめのアイテム
18金ジュエリーを長く綺麗な状態で保つには、日々のお手入れが欠かせません。
ここでは、18金ジュエリーのお手入れにおすすめのアイテムをご紹介します。
柔らかい歯ブラシ
18金ジュエリーをお手入れする際には、柔らかい歯ブラシを使うのがおすすめです。
特に、毛先が細くて柔らかい歯ブラシを使えば、細かい部分の汚れまでしっかり落とすことができます。
ただし、注意が必要なのは、宝石が付いたジュエリーの場合です。宝石の種類によっては、どれだけ歯ブラシが柔らかくても、傷をつけてしまう可能性があります。
もし、細かい部分のお手入れが難しい場合や、ジュエリー全体のクリーニングが必要な場合には、専門業者でのクリーニングを検討するのも1つの方法です。
ジュエリー専用クロス
18金ジュエリーをお手入れする際には、柔らかい布を用意することをおすすめします。
特に、ジュエリー専用クロスは、傷をつけにくい素材で作られているため、日々のお手入れには欠かせないアイテムです。
ジュエリー専用クロスは、18金ジュエリーだけでなく、他の素材のジュエリーのお手入れにも活用できる万能アイテムです。
大切なジュエリーを美しく保つために、ぜひ1枚は手元に揃えておきましょう。
茶こし
18金ジュエリーを水で洗い流す際には、誤って排水溝に流してしまわないよう注意が必要です。
特に、ピアスなどの小さなジュエリーは、手が滑って排水溝に落ちてしまうことがあります。
そんなときに便利なのが茶こしです。小さなジュエリーを洗う際は、茶こしの中に入れてから洗い流すことで、排水溝に流れてしまうリスクを防げます。
中性洗剤
18金ジュエリーを美しく保つためには、中性洗剤を使った定期的なお手入れが重要です。
使用する中性洗剤は、ドラッグストアやスーパーで販売されている食器用洗剤で問題ありません。
中性洗剤を使ったお手入れは、以下の手順で行うと効果的です。
- 洗面器や容器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を数滴垂らす。
- 18金ジュエリーをその中に入れ、30分ほど浸す。
- 汚れが浮き上がったら、柔らかいブラシを使って軽くこする。
- 水で丁寧に洗い流し、柔らかい布でしっかり拭き取る。
中性洗剤を使用する際は、原液を直接使用せず、必ずぬるま湯で薄めてから使用してください。
ゴールドクリーナー
ゴールドクリーナーは、ステンレスや鉄、銅など、アルミ以外の金属のサビや汚れを取り除くのに役立つ便利なアイテムです。
18金をゴールドクリーナーでお手入れする際は、まず、18金ジュエリーをゴールドクリーナーの液体に20~30秒ほど浸します。
その後、液から取り出したジュエリーをぬるま湯で丁寧にすすぎ、柔らかい布で水分をしっかりと拭き取ります。
この方法は手順がシンプルで簡単なため、おすすめのメンテナンス方法です。
製品によって多少異なりますが、ゴールドクリーナーは一般的に1,000円~2,000円ほどで購入できます。
- 関連記事はこちら
・ゴールドアクセサリーのお手入れ方法とは?黒ずみの落とし方なども紹介
18金(K18)のジュエリーが変色してしまう理由とは?
18金ジュエリーが変色してしまったときは、「なぜ変色したのか」を振り返ることが大切です。
日常生活の中で気づかないうちに、変色の原因となる行動をしていた可能性があります。
適切なお手入れ方法を選ぶためにも、18金ジュエリーが変色する主な原因を覚えておきましょう。
18金に含まれる割金が原因
18金ジュエリーが変色する主な要因は、18金に含まれる「割金(わりがね)」です。
純金(24金)とは異なり、18金には銀や銅、パラジウムなどが含まれており、これらが化学反応を起こして変色の原因となります。
割金の種類はジュエリーによって異なるため、それぞれの特性を理解することで、適切なケアや防止策を取ることができます。
1.ホワイトゴールド
18金ホワイトゴールド(K18WG)は、全体の75%が純金で構成されており、残りの25%にはパラジウムや銀などの割金が含まれています。
特に、割金に含まれる銀は、空気中に存在する酸素や硫黄と反応しやすい性質を持っています。
その結果、酸化反応や硫化反応を引き起こしやすく、18金ホワイトゴールドの表面に変色をもたらすことがあります。
2.イエローゴールド
イエローゴールドは、純金に銀や銅を混ぜ合わせて作られる合金です。
この割金である銀や銅は、ホワイトゴールドと同様に、空気中の酸素や硫黄と反応して酸化や硫化といった化学反応を起こす可能性があります。
特に、銀よりも銅の割合が多いイエローゴールドでは、銅の酸化による「緑青(りょくしょう)」が発生しやすい傾向があります。
青緑色に錆びた十円玉を見たことがある方は、イメージしやすいでしょう。
緑青は、金自体が錆びたわけではありませんが、装飾品としての美しさや品位を損なう原因となります。
3.ピンクゴールド
ピンクゴールドは、銀や銅、パラジウムなどの割金を絶妙なバランスで配合して作られています。
割金の中でもパラジウムは変色しにくい性質を持っていますが、銅の比率が高いため、酸素や硫黄と反応し、酸化や硫化による変色が起こることがあります。
また、ピンクゴールドは、化粧品やヘアスプレーなどの付着によって変色しやすいという特徴もあるので、これらがジュエリーに触れないよう注意することが大切です。
割金が化学反応を起こしやすいケース
18金に含まれる割金は、様々な要因で化学反応を起こし、変色の原因となることがあります。
以下では、18金ジュエリーが変色する主な化学反応と、それを引き起こしやすい行動をご紹介します。
考えられる化学反応 | 変色を招く行動 |
---|---|
汗や皮脂による酸化 | 使用後に付着した汗や皮脂を放置する |
空気による酸化 | 温度や湿度が高い場所で使用・保管 |
塩素による酸化 | プールや温泉に浸す |
18金ジュエリーを美しい状態で保つためには、変色を招く行動を控えることが重要です。
18金(K18)のジュエリーを変色させない方法
18金ジュエリーは変色しやすい性質がありますが、日常の使い方やケア次第で、その美しさを長く保つことができます。
ここでは、18金ジュエリーを変色させない方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
外したら柔らかい布で丁寧に拭く
18金ジュエリーを綺麗な状態で保つためには、使用後のお手入れが欠かせません。
ジュエリーを使用した後は、必ず柔らかい布を使って、表面に付着した汗や汚れを丁寧に拭き取るようにしましょう。
日常的にこまめなお手入れを心がけることで、大切な18金ジュエリーの変色を防ぎ、長く美しい状態を保つことができます。
定期的に洗浄する
18金ジュエリーのお手入れには、中性洗剤を使って定期的に洗浄することがおすすめです。
ただし、漂白剤の使用は厳禁です。漂白剤に含まれる塩素は、18金に化学反応を引き起こし、変色を促す原因となります。
高温多湿を避けて保管する
18金ジュエリーを保管する際には、高温多湿の場所を避けることが大切です。
高温多湿の環境は酸化を早めるため、変色の原因となります。保管場所としては、温度が低く、湿度が少ない場所を選びましょう。
また、18金ジュエリーを保管する際は、ジュエリーケースに入れることをおすすめします。
ケース内に収めることで空気に触れる機会を減らし、変色を防ぐことができます。
変色した18金を高く売却する方法
変色してしまった18金ジュエリーは、根気よくお手入れをして、元の輝きを取り戻す方法もあります。
しかし、もし使用しなくなった18金ジュエリーがある場合は、売却を検討するのも1つの選択肢です。
18金ジュエリーは、変色していても高値で売却できる可能性がありますので、買取相場を確認しながら、売却するかどうかを検討してみるのもおすすめです。
ここでは、変色した18金ジュエリーを高く売却する方法をご紹介します。
お手入れしてから査定に出す
18金ジュエリーを売却する際は、綺麗にお手入れをしてから査定に出すことが、高価買取につながる可能性を高めます。
汚れたままの状態だと、ジュエリーの傷と汚れの区別がつきにくくなり、査定額に影響を与えることがあります。
一方、綺麗にお手入れされた18金ジュエリーは、査定員に良い印象を与えやすく、評価が上がる可能性があります。
18金の買取相場が高いときに売る
18金ジュエリーを売却する際は、金の市場価格が上昇しているタイミングを狙うことがポイントです。
18金は、純金を75%含むため、金の市場価格に連動しやすい特徴があります。
「おたからや」では、18金の最新の買取相場を毎日更新しています。売却を検討する際は、事前に最新の情報を確認することをおすすめします。
2025年1月16日9:30更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
金のレート(1gあたり) | ||
---|---|---|
インゴット(金)14,813円
-18円 |
K2414,625円
-18円 |
K2313,884円
-17円 |
K2213,440円
-16円 |
K21.613,144円
-16円 |
K2012,107円
-14円 |
K1811,110円
-13円 |
K148,403円
-11円 |
K127,070円
-9円 |
K105,885円
-7円 |
K95,293円
-6円 |
K84,404円
-5円 |
K52,182円
-3円 |
近年、金はその希少価値の高さから、価格が上昇傾向にあります。
金の市場価格が高い時期に売却することで、お手元の18金ジュエリーをより高い価格で売却できる可能性が高まります。
- おたからや査定員コメント
変色した18金ジュエリーでも、適切にお手入れをすれば査定額が上がる可能性があります。
特に、汚れを落として綺麗な状態に整えることで、ジュエリーの価値を正確に評価しやすくなり、高価買取につながることもあります。
また、金の市場相場が上昇しているタイミングで売却を検討するのも重要なポイントです。
「おたからや」では、最新の市場価格をもとにした適正な査定を無料で提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
18金(K18)の買取なら「おたからや」
18金の売却は、信頼できる買取業者に査定を頼むことが大切です。
全国に約1,200店舗以上を展開している買取専門店「おたからや」では、金や貴金属の買取を積極的に行っています。
買取のみに特化することで販売コストを削り、高価買取を実現しています。
プロの査定士が希少性なども加味した上で査定を行い、ご納得いただける買取価格をご提示いたします。
店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しております。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
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