金を買うならどこの国がおすすめ?国別の相場や購入時の注意点
Contents
金の相場は世界共通
金価格がどのようにして決まるのでしょうか?実は金の価格自体は世界中で大きな差はないといわれています。しかし、金の価格は為替による影響を大きくうけるため、対米ドルの為替相場は無視できません。
世界的な指標で金の取引価格が決定
金の取引価格は世界どこでも大きな違いはありません。金を取引している市場は、ニューヨークやロンドン、香港、チューリッヒの4大市場が主な取引市場です。その他にも、金を取引できる市場は全世界にあります。
金の取引価格は、購入する人が多いと価格は高騰し、反対に売りたい人が多いと価格は下落していきます。さらに、金の取引価格には世界各国の中央銀行による金融緩和も関係しているのです。各国の中央銀行が発表する経済指標は、金の価格変動に大きく関係しているため注視しましょう。
為替相場によって価格差が生まれる
金の売買は、アメリカのドルで行われる事が多いため、外国為替相場が動くと価格差が生まれます。米ドル建てで取引される金の価格は、1トロイオンス(31.103 4768g)あたりの値段で決められており、2021年には1トロイオンスあたり約1800ドルで取引されました。
米ドルを基準としている金は、米ドル以外の通貨で購入する場合には、為替相場の影響を受ける商品です。例えば、円安ドル高になると金の価格は上がり、円高ドル安になると金の価格は下落します。金は相場の影響を受けやすい商品であるため、ここで価格差が生まれるのです。金を購入する際は、現在の政治や経済の状況、世界経済の状況を知ることも大切といわれています。
消費税を利用すればもうけられる?
金は他の投資商品と比較して価格が変動しにくいため、金融資産としての保有もおすすめです。海外には金を購入する場合に、非課税となる国があります。2021年現在、金の購入に対して課税しているのは、日本やインド、韓国などの数か国だけです。
金の購入が非課税の3カ国
海外で購入した金は、日本に持ち込むと関税が課税される対象となります。もし海外への移住を考えているなら、非課税で金を持ち込める、3ヶ国がおすすめです。
シンガポールでは、金の購入に税金がかかりません。日本とは異なり、贈与税や相続税がかからないため、富裕層に人気の国として知られているのです。シンガポールで日本と同額の金を購入した場合、消費税10%分がお得になります。円安や日本経済に対する不安からシンガポールへ移住して、金に投資する人も少なくないのです。
また、ドバイで金を購入する場合は、金の純度が99%以上であれば非課税で購入可能です。ドバイには、金製品を取引するゴールドスークと呼ばれる金の現物市場があります。ここでは純度91.7%の22金が主な取引商品ですが、非課税で資産価値が高い24金も取引が可能です。
2017年までは全ての金を非課税で購入できましたが、2018年の付加価値税(VAT)の決定により、純度99%以下の金は課税対象となりました。このVATの導入はドバイの周辺国であるサウジアラビアでも導入され、ドバイと同率の税率が課されています。
3カ国目は、台湾です。台湾では、銀行や宝石店などで金を購入できます。台湾は日本から近く、金を非課税で購入できる国としてもおすすめです。
台湾で金を購入する場合、購入用紙に「氏名」「住所」「パスポート番号」「電話番号」を記入します。台湾で金を購入する場合、支払いは現金のみなので注意しましょう。現在の金価格に対して購入したいg数を指定することで簡単に金を購入できます。台湾で金を購入すると、日本より10%程度お得になるのでおすすめです。
金を海外で購入する際は店側の価格や手数料を確認
海外で金を購入する際、銀行などの公的機関で購入する場合は特に注意することはありません。しかし、民間の店舗で購入する場合は店頭の価格や手数料を確認する必要があります。
海外での価格表示は日本円ではないため、適正な価格なのかの判断が難しい場合もあります。実際の金価格に対して適正な価格で表示されていれば問題ありませんが、円換算して適正価格よりも高い表示となっている場合は注意が必要です。また、購入時の手数料は必ず確認しましょう。
金価格の動きは国によって異なる
金価格は対米ドルの為替相場により変動します。その国の通貨が米ドルに対して急激に高くなったり安くなったりする場合は、国によって金の価格が大きく変わることもあるのです。しかし、為替相場以外の要因によって金価格が変化することもあります。それはインドと中国の金需要の変化です。
インドと中国の及ぼす影響とは
世界中で取引されている金ですが、生産量の約60%を購入しているのはインドと中国です。つまり金の値動きもこの2か国如何ということになります。
金の価格を予想するとき、インドと中国の動向を知っておくことは大切です。中国は最大の産出国であると同時に最大の消費国であり、需要に対して供給が間に合わず外国からさらに大量の金を輸入しています。中国という国がいかに金への嗜好性が強いかを物語っていますね。
インドも古くから金文化が深く根付いています。口座の代わりに金を身につけて、資産を保管している人もいるほどです。インドでは金の生産力をほとんど持たないために輸入が主となり、世界的な需要が大きくなって価格に影響を及ぼすことがあります。
金取引をおすすめする理由
金は世界中でその価値が通用します。会社や国の補償がなくても価値を認められる、数少ない資産です。株や債券は価値がゼロになる危険と隣り合わせですが、ジュエリーにも工業製品にも欠かせない金は、価値がゼロになることはまずないでしょう。
金にはそのような特徴があり、戦争や世界的な不況などで世界情勢が不安定になると人気が出ます。「有事の金」といわれるのはそのためです。
日本では世界における金相場より、為替相場の影響の方が強いという性格があります。日本国内で金を買いたい時には、まず円安のときには売却を検討し、円高では購入を検討することがおすすめです。
まとめ
海外お得に金を購入するには、シンガポールやドバイ、台湾がおすすめである理由を解説しました。金の価格は全世界でほとんど差がないため、今回ご紹介した国では消費税分をお得に購入できることがわかります。海外への旅行や移住の際には、資産価値が変動しにくい金の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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