ダイヤモンドのくすみが気になりクリーニングが必要だと感じることありませんか?ダイヤモンドは、とても汚れやすい性質があるため、ダイヤモンドの輝きを保つ方法を知りたい方は多いようです。
実は、ダイヤモンドのクリーニングは特別な道具がなくてもお手入れができます。でも「どうやって手入れするの?」「クリーニングはどれくらいの頻度ですればいいの?」など、疑問に思う方も多いでしょう。身近な物を使ったクリーニングで簡単に輝きを取り戻せる方法も気になります。
そこでこの記事では、大切なダイヤモンドのジュエリーを長く美しく輝かせるための正しいクリーニング方法と、お手入れのコツを紹介します。誤ったお手入れ方法を避け、適切なケアでジュエリーの輝きを守りましょう。
Contents
ダイヤモンドのくすみの原因とは?
ダイヤモンドの輝きが失われる原因は、人間の肌の仕組みによるものです。人がダイヤモンドジュエリーを身に着ければ、ダイヤモンドは必ず汚れます。まずは、ダイヤモンドがくすむメカニズムを見ていきましょう。
ダイヤモンドの油脂によるくすみ
ダイヤモンドは、高い「親油性」を持っています。親油性とは油との馴染みやすさのことで、この親油性が高いためにダイヤモンドは油を容易に吸着してしまうのです。
ここでいう油とは、工業用の油や食品用の油だけではありません。人の肌から出るわずかな皮脂も、ダイヤモンドは吸着します。
この皮脂汚れが、ダイヤモンドがくすむ第一の原因です。油が付いたガラス面が曇るように、ダイヤモンド表面に皮脂汚れが付くと、ダイヤモンド最大の魅力である輝きは失われます。
ダイヤモンドのほこりや汚れによるくすみ
ダイヤモンドに皮脂汚れが付くと、今度は皮脂汚れが接着剤の役割を担い、空気中の塵やほこりがダイヤモンドに付着します。
空気中の塵やほこりは普段目に見えませんが、ダイヤモンドに付いた皮脂汚れと一緒になることで、肉眼でも確認できる汚れになってしまうのです。
ダイヤモンドの輝きは、外部の光を内部に取り込むことで生まれます。この輝きは、皮脂やほこりが重なると失われ光を取り込めなくなるため、くすみの原因となります。
ダイヤモンドをクリーニングする重要性
ダイヤモンドジュエリーは、皮脂汚れが主な原因で着用するたびに少しずつ汚れてしまいます。そのため、定期的なクリーニングが欠かせません。特に重要なのは、ジュエリーの裏側の汚れを落とすことです。
裏側は肌に直接触れるため、知らないうちに汚れが溜まってしまいます。丁寧に裏側までクリーニングをして、ダイヤモンドの本来の輝きを取り戻しましょう。
以下の記事では、ダイヤモンドの4Cについて詳しく解説しています。ダイヤモンドについて詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてください。
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ダイヤモンドのクリーニングの種類と方法
ダイヤモンドのクリーニングは大きく分けると、「専門店でプロに任せる方法」と「自宅で行う方法」の2つに分かれます。
専門店では細部までしっかりとしたクリーニングができ、自宅では素早く手軽にクリーニングができます。
専門店と自宅、それぞれどのような方法でクリーニングするのかについて見ていきましょう
専門店でのダイヤモンドのクリーニング
専門店でのダイヤモンドクリーニングには「超音波洗浄」と「新品仕上げ」があります。それぞれのクリーニングの特徴と方法をご紹介します。
どちらのクリーニングでも、プロは次のような点を確認しています。
- ジュエリーの汚れ具合
- 付いている宝石の種類と状態
- 使っている貴金属の種類と状態
- 付いている石の緩みなどの、汚れ以外の不具合の有無
上記を確認してから、各ジュエリーに合ったクリーニング方法で仕上げていきます。
1.超音波洗浄とは?その効果と注意点
超音波洗浄機とは、超音波による振動で汚れを落とす機械です。
ダイヤモンドの場合、クラリティグレードが低いものは超音波の振動で破損の恐れがあるので注意が必要です。
また、多くの貴金属は表面に仕上げメッキが施されていますが、この仕上げメッキが落ちかけているジュエリーも、超音波洗浄機は相応しくありません。
超音波洗浄を行う場合は、必ずクリーニングに出す前にダイヤモンドの状態を確認してから依頼をしましょう。
おたからやでは店舗で無料で超音波洗浄を行っておりますので、ぜひお気軽にお持ちください。
ダイヤモンドだけでなく、その他のアクセサリーも洗浄可能です。
2.新品仕上げとは?その効果と注意点
新品仕上げとは、貴金属を磨き上げることで購入時のような輝きを取り戻す加工を言います。
超音波洗浄をしてもダイヤモンドジュエリーの輝きが戻らないと感じるのであれば、貴金属部分の傷や汚れが問題である可能性が高いです。
長年の使用により貴金属にすり傷がついたり、表面の仕上げメッキが剥がれたりして、輝きが損なわれている場合は、新品仕上げを検討してください。
費用に関しては、ダイヤモンドの状態や貴金属の状態によっても変動があるので、すぐに依頼をするのではなく、見積もりを出してもらうのがおすすめです。
自宅でできるダイヤモンドのクリーニング方法
自宅でのクリーニングは、いつでも簡単に行えます。しかし、専門店のようなジュエリーの状態確認はできません。そのため、自宅でダイヤモンドをクリーニングする場合は、最低でも以下の点だけは確認してからお手入れするようにしましょう。
- ジュエリーにダイヤモンド以外の宝石が付いていないか
- 石が外れているなどの明らかなジュエリーの不具合はないか
ジュエリーは繊細なアイテムなので、取り扱いには十分注意しましょう。クリーニング後に少しでも違和感を感じたら、すぐに専門家に相談してください。
中性洗剤を使ったダイヤモンドのクリーニング方法
自宅でできる最も簡単なクリーニング方法が、中性洗剤を使った方法です。
用意するものは、ジュエリーが入るコップが2つと中性洗剤だけです。
- コップ2つに水またはぬるま湯を用意します。
- 片方のコップに1〜2滴の中性洗剤を加え、軽く混ぜて洗浄液を作ります。
- 洗浄液にジュエリーを入れ、1〜2分間放置します。
- ジュエリーを取り出し、もう一方の水だけのコップで丁寧にすすぎます。
汚れが落ちていないと感じた場合は、同じ工程を何度か繰り返してみてください。洗い終わったら、柔らかい布でジュエリーを包み込むように優しく拭き、しばらく自然乾燥させます。
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汚れがひどい場合は、洗浄液につけた後に柔らかい歯ブラシで磨くことでより汚れが落ちますが、細い歯ブラシの毛がダイヤモンドを留めている部分に引っかかると、ダイヤモンドが台座から落ちてしまう可能性があります。ジュエリーのセッティングはとても繊細ですので、歯ブラシを使った方法はあまりおすすめしません。
注意点:重曹を使ったダイヤモンドのクリーニング方法は避ける
ダイヤモンドについた油分の汚れをとるために重曹を使う方法もありますが、自宅で重曹を使ったクリーニングを行うのは避けるべきです。重曹の問題点は、2つあります。
1つ目は、重曹はしっかりと洗い流さなければ、白く跡が残ってしまうことです。ジュエリーの繊細な細工部分に重曹の跡が残ってしまうと、かえってジュエリーがくすんでしまいます。
2つ目は、重曹がジュエリーの仕上げメッキを剥がしてしまう恐れがあることです。もしも仕上げメッキが部分的に剥がれていれば、重曹で磨くことでさらに剥がれが広がる恐れがあります。
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重曹を使用するクリーニングには、大きなメリットはありません。重曹は油汚れを落とすのに適したアイテムですが、ダイヤモンドのくすみを落とす程度であれば、中性洗剤で十分です。もし中性洗剤でも落ちないくらい汚れているのなら、プロに任せる方が安全で確実な方法といえます。
輝きを保つ!ダイヤモンドの日々のお手入れと専門クリーニングの頻度
使用頻度の高いダイヤモンドジュエリーは、定期的なクリーニングが必要です。
ここからは、お気に入りのアイテムの輝きを保つために日々のお手入れ方法をご紹介します。
また、専門クリーニングを依頼する頻度について見ていきましょう。
外したら毎回ジュエリークロスで拭く
日々のお手入れをするかしないかで、ダイヤモンドの輝きを保てるかが決まります。
ダイヤモンドは皮脂汚れの付きやすい宝石のため、日々のお手入れで汚れの蓄積を減らせます。
輝きを保つためにも、ジュエリーを外した後にジュエリークロスや乾いた柔らかい布で優しく拭くようにしましょう。
専門店クリーニングは年に1度の頻度がおすすめ
自宅でクリーニングを行っても、なかなか汚れが落ちず輝きが戻らない…。
そんなときは、専門店でのクリーニングの時期と考えてください。
年に1度程度の頻度で専門店のクリーニングを行えば、ダイヤモンドが綺麗になるだけでなく、ジュエリーに不具合があるかどうかもチェックしてもらえます。
ダイヤモンドの適切な保管方法
日々の簡単なお手入れだけでなく保管方法を工夫するだけでも、ダイヤモンドジュエリーのくすみを軽減できます。
保管する際の注意点やケース選びについてみていきましょう。
ダイヤモンドは単独で保管がGOOD
ダイヤモンドなどのジュエリーを保管するときは、他のジュエリーと重なったり、ぶつかりあったりしないように、それぞれ単独で保管しましょう。
ダイヤモンドは硬度10の非常に硬い宝石です。そのため、ダイヤモンドとこすれ合ってしまうと、宝石でも貴金属でもすり傷が付いてしまいます。
加えて、他の宝石もそれぞれ硬度が異なります。ダイヤモンドに限らず、ジュエリーはどのようなアイテムであっても単独での保管が大切です。
ダイヤモンドに適したジュエリーケースの選び方
ダイヤモンドを適切に保管するためには、ケース選びも重要です。
ひとつひとつ個別のケースになっているものが望ましいですが、複数個収納できるケースで保管する場合は、できるだけ仕切りの多いものを用意しましょう。
できれば、内部の素材も、柔らかい布張りになっている方が安心です。
また、リング収納では溝に差し入れて収納するタイプが多いですが、リング同士がぶつからないように、リング1本以上の隙間をあけて収納するのが好ましいです。
ダイヤモンドを高く売るためのコツ
お手元のダイヤモンドジュエリーを高く売るためには、いくつかのコツがあります。
査定に出す前に確認して、後悔なく高く売却するポイントをチェックしていきましょう。
お手入れで元の状態を保つ
ジュエリーは、元の美しさが保たれている程、高く買取できる傾向があります。
もちろんクリーニングで綺麗になるダイヤモンドは、汚れた状態であっても問題なく査定できます。
しかし、貴金属のすり傷があったりダイヤモンド自体に欠けが生じていたりすると、査定額にも影響する場合があります。
日頃から正しいお手入れ方法や保管方法を実践し、できるだけ綺麗な状態を保てるように心がけましょう。
信頼できる買取業者を選ぶ
ジュエリーを高く売るためには、買取業者選びは重要なポイントになります。
特にダイヤモンドジュエリーの値段を査定するには、専門家による正しい品質の見極めが必須です。
ダイヤモンドを売却する際は、宝石鑑定士などの専門資格を持つ査定士がいる買取業者を選ぶようにしましょう。
宝石鑑定士の資格の中でも、GIA(米国宝石学会・Gemological Institute of America)が認定するGG(宝石学修了者・Graduate Gemologist)は国際的にも通用する資格のひとつです。
業者選びに迷った場合は、GG資格者が在籍しているかどうかを基準にするのも良いです。おたからやには、GIA・GG資格を持つ鑑定士が在籍しており、質の高い鑑定士による正確な査定が可能です。
相場表を参考にする
ダイヤモンドを売却したいと思ったら、まずは価格相場を確認しましょう。
ダイヤモンドの鑑定書があれば、ダイヤモンドの品質が分かります。サイトの相場表を確認するときには、鑑定書を手元に用意して該当する価格をみてください。
ダイヤモンド相場は為替や市場の動向にも左右されるので、価格を完璧に見極めることは非常に難しいですが、事前に相場を確認しておくことで自分なりの売り時を見つけるヒントになります。
ジュエリーとしての付加価値も考慮する
ダイヤモンドジュエリーの買取価格は、ダイヤモンドの相場だけで決まるわけではありません。
おたからやでは、宝石としてではなく「ジュエリー」としての価値が重視されます。ブランドやデザインも重要な要素です。
特にブランド品の場合、付属品が揃っているかどうかが査定に大きく影響します。
ダイヤモンドの買取なら「おたからや」
おたからやには、GIA・GG資格を持つ鑑定士が在籍しており、質の高い鑑定士による正確な査定が可能です。
これにより、ダイヤモンドの買取をはじめとする宝石の価値を正確に見極め、高価買取が実現します。また、鑑定書や鑑別書がなくても買取が可能ですので、安心してご相談ください。
お客様の大切な宝石・ジュエリーを最大限に評価し、納得のいく買取価格をお約束します。
店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しております。
ダイヤモンドなどの宝石の高価買取は「おたからやへ」
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