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【モーリオン(モリオン)-Morion】

モーリオン(モリオン)の
特徴と宝石言葉

モーリオンの和名は「黒水晶」です。その真っ黒な色からその名が付けられました。この鉱石は、同じく黒色のパワーストーンであるスモーキークオーツが変化した物であるという説もあります。ただ、市場に出回っているモーリオンのなかには、人工的に放射線を照射することによってより色が濃く見えるように工夫している物もあるため、人間の手が入っていない天然の物が欲しい場合には注意が必要です。

黒水晶は魔除け、邪気払い、浄化作用などの効果が期待できます。精神的に落ち込んだり鬱状態になった時、その状態から改善するサポートをするのがモーリオンの役割です。ちなみに黒水晶はこちらの種類の他にもカンゴームと呼ばれているタイプもあります。カンゴームは黒水晶の中でも少し光を通すタイプです。モーリオンはその逆で、光を一切通さない性質を持っています。この二つの違いは光を通すか通さないかの違いのみですが、明確な差についての程度は決められていません。そのため店によってはモーリオンであってもカンゴームとして販売されている場合もあります。

モーリオン(モリオン)の
色と魅力

モーリオンの色は漆黒で、光を通さないことから透明度がない石です。一般的に、パワーストーンの価値を決める際には色の濃さが一つの基準になります。しかしモーリオンに関しては漆黒の石なので、色の濃淡で価値に差が出ることはありません。どちらかといえばカットをした際に傷が少ないもの、玉の場合は穴の開け方が雑でない物を選びましょう。天然のモーリオンは採掘量が少なかったため非常に貴重だとされてきましたが、中国で採掘量が増加したことから手に入りやすくなりました。

モーリオンの魅力はなんといっても、その強い邪気祓いの効果です。数多いパワーストーンの中でもモーリオンは一、二位を争う魔除け効果が期待できるといわれています。また、色合いも漆黒なので老若男女問わず身に付けやすく、ブレスレットやネックレスなどにすれば日頃からいつでも身に付けることも可能です。お守りであるだけではなく、浄化作用も強いので、他のパワーストーンを使用後、浄化する際の石としても人気があります。漆黒の輝きは室内を引き締め、高級感を与えるインテリアとしても人気です。

モーリオン(モリオン)の
産出国

モーリオンの主な産出国は、ブラジルやイギリス、チベット、ロシアなど世界各国に散らばっています。しかしこのパワーストーンは熟練した採掘人でも見つけるのが難しく、一か所でクラスターを見つけたとしても大量に採掘できるとは限りません。また一か所で見つけた分だけ、掘る場合でも数日間かかってしまうケースも珍しくないのが現状です。

日本国内でも、かつては岐阜県の蛭川村という場所で黒水晶が産出していました。さらに山梨県でもパワーストーンの原石が多く産出されており、モーリオンも山梨県産の物が「山梨黒水晶」という名で呼ばれていた歴史があります。ただ大正時代になると山梨県における水晶自体が掘り尽くされてしまったためモーリオンの採掘も禁止となり、鉱山が閉鎖されました。そのため山梨県産のモーリオンが市場に流通していることはほぼないと言っても過言ではなく、非常に希少性が高いものとしてプレミア価格になっています。ちなみに国内でモーリオンが産出する地域は少なく、元々希少な物だと重宝されていましたが、時代の流れと共にさらに希少度が上がっていると言えるでしょう。

モーリオン(モリオン)の
お手入れと保管方法

モーリオンは使用後にシリコン製のクロスのような柔らかい布で汚れを落とし、シルクやベルベットのような柔らかな素材の小袋に入れて保管するのがおすすめです。まとめて箱などに入れておく人も多いですが、他の石と一緒の箱などにしまっておくと、石同士が擦れて傷がついてしまいます。いつまでも大切に使用する場合は、石そのものであれば小袋に、アクセサリーの場合は専用の箱に入れて一つ一つ保管をするほうが良いでしょう。

また、保管場所は電化製品の近くは避けるのが無難です。鉱石はその結晶状態を保つために独特の波動や周波数を発しているため、電磁波がある電化製品の近くで保管をすると変色やひび割れの原因になってしまいます。モーリオンは浄化のパワーが強いため、特に浄化をする必要もないといわれていますが、長く使用していれば石も疲れるので、水晶系のさざれ石やクラスターの上に最低でも一日は置いて浄化をしましょう。他にも、ホワイトセージの葉を燻し、その煙にモーリオンをくぐらせるという浄化方法もおすすめです。ホワイトセージやクラスターなどがない場合は月光浴をさせる浄化方法も向いています。

モーリオン(モリオン)の
市場価値

モーリオンは非常に人気が高いパワーストーンの一つですが、その人気に産出量が追い付いていません。そのためこの石の市場価値は高く、店舗などで見かける場合も他のパワーストーンと比較すると価格が高めになっており驚く人もいるようです。稀に比較的価格が安い物が販売されている事もありますが、ここで注意しなければなりません。なぜなら産出量が少なく、希少価値が高いこちらの鉱石は市場に出回っている数も少ないため、スモーキークオーツをモーリオンとして販売している店もあるからです。

スモーキークオーツは言うなれば黒水晶になる前の成長段階の石です。モーリオンと比較するとスモーキークオーツは透明度も高く、光に透かすと向こう側が見える状態になっています。また黒水晶と同じく透明さがなく、ほぼ黒色のケアンゴームをモーリオンとして販売しているケースもあります。似ている二つの鉱石ですが、ケアンゴームは根元が茶色なのが特徴です。モーリオンは全体的に漆黒なのが特徴であるため、よく見ればケアンゴームであるか別物であるかがわかります。

モーリオン(モリオン)の
値段と価格相場

元々パワーストーンの価格は変動しやすく、モーリオンの価格がこれくらいと断言する事はできません。モーリオンの多くは海外産であり、直接採掘業者から入手しない限りは高額な価格で購入せざるを得ないというのが実情です。そのため、モーリオンの価格相場は中古でも3,000円前後する事が珍しくありません。未使用のモーリオンの価格は石のレベルによって変わります。例えばA、AA、AAAなどのレベルに分かれており、石の状態が良い程高額になるというわけです。AAAランクのブレスレットであれば10,000円超えになる事も多く、Aランクでも4,000~5,000円で販売されているケースが少なくありません。パワーストーンは一連にまとめた状態で販売されている物もあります。モーリオンの場合、石のサイズにもよりますが、14ミリ程度の一連(約40cm前後)であれば10,000円超えです。ブレスレットのようにアクセサリーとして使用できる状態になっていなくても高額な値段で販売されており、その希少度の高さがわかります。パワーストーンは自分に合う合わないという相性もあるため、まずは小さめのサイズから身に付けてみるのもおすすめです。

まとめ

モーリオンはかつては日本でも採掘されていましたが、市場に出回っている物の多くは海外産の物です。稀に見かける日本産の物は希少度が海外産よりさらに高く、高額な価格で販売されている事も珍しくありません。モーリオンは邪気を祓うパワーを持つお守りとしても人気ですが、似ている石であるスモーキークオーツやケアンゴームがモーリオンとして販売されているケースもあるので注意しましょう。自浄効果がある事からお手入れも簡単にできるので、パワーストーン初心者にもおすすめです。

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