宝石・ジュエリー
2021年11月2日

【タイガーアイ(タイガーズアイ)-Tiger’seye】

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【タイガーアイ(タイガーズアイ)-Tiger’seye】

タイガーアイ(タイガーズアイ)と呼ばれる宝石をご存じでしょうか。秋も深まる今日この頃にぴったりな、深く落ち着いた色を湛えた10月の誕生石です。今回は、タイガーアイの特徴や魅力、市場価値について深く掘り下げていきます。

タイガーアイ(タイガーズアイ)の特徴と宝石言葉

タイガーアイ(タイガーズアイ)の一番の特徴と言えば、金色と褐色が織りなす美しい縞模様です。和名で虎目石とも呼ばれるように、研磨されたことによって生み出される細かい縞模様が虎の瞳に似ていることが由来とされています。

この特徴的な縞模様は、クロシドライトという繊維状の鉱石の隙間にクォーツが浸み込み、長い年月を経て硬化することで、研磨すると細かい線が幾重にも走った「シャトヤンシー」と呼ばれる独特の光の反射が生まれ、まるで吸い込まれるような不思議な縞模様を描きます。

その瞳のようなタイガーアイの宝石言葉には、洞察力、決断力、知識への欲求など「すべてを見通す目」としての意味合いをもつものが多くあります。

物事の本質を見抜く洞察力を高めてほしい、決断する勇気を後押ししてほしい、という方にぴったりの宝石であると言えます。洞察力、決断力、豊富な知識やアイデアなどの要素が、ビジネスにも直結することから、仕事運の上昇や、金運のお守りにもつながるとされています。

古代エジプトでは邪悪なものから身を守る聖なるパワーがあるとされ、魔除けとして装飾に使われていたこともありました。邪悪なパワーを跳ね返すパワーストーンとして、人間関係のトラブルに悩んでいる方にも適した宝石の一つであるといえます。

タイガーアイ(タイガーズアイ)の色と魅力

もっとも知られているタイガーアイは、褐色と金色の縞模様が特徴的なイエロータイガーアイと呼ばれているものですが、その他にも色の種類が見られます。

ブルータイガーアイと呼ばれるものは、青色と褐色の縞模様が美しい種類のタイガーアイで、別名ファルコンアイとも呼ばれています。地中で酸化が進んでいない状態の若いタイガーアイが、青みをもった状態となります。落ち着いた色調から大変人気のある種類とされています。

一方、赤色のレッドタイガーアイもあります。こちらはブルータイガーアイとは対照的に、タイガーアイの酸化が進行することによって出る色調で、天然から取れるタイガーアイではかなり貴重な種類となります。一般的には人為的に加熱し酸化させることで、深い赤みのある色を引き出していることが多くあります。

金色と白金色の縞模様を描くゴールドタイガーアイと呼ばれるものもあり、これは人為的に脱色することで他のタイガーアイよりもライトカラーとなるように加工されています。

この他にも染色ではありますが、グリーンやピンクなど色のバリエーションが多く、上記に挙げた種類の中でも石自体がもつ色によって深みや色合いは千差万別ともいえます。

同じ色や模様を描くものが一つとしてない唯一の輝きこそが、タイガーアイの最大の魅力といえます。

タイガーアイ(タイガーズアイ)の産出国

タイガーアイが多く産出される国は、南アフリカ共和国、ナミビア共和国、オーストラリアと様々です。また、産出国によっては、特徴的な宝石となって採掘されることも多くあります。

南アフリカ共和国はタイガーアイの主要産出国として有名で、中でも北ケープ州にあるグリカランドウェストと呼ばれる地域はダイヤモンドなどの鉱業が発展しています。

ナミビア共和国から産出されるタイガーアイは少し特殊で、ピーターサイトと呼ばれるものがあります。地中のタイガーアイを含む鉱物が長年の地殻変動によって砕かれ再形成されることで、うねりのある模様となった状態のものを指します。このうねりがまるで嵐のようであることからテンペストストーンとも呼ばれています。近年発見された宝石であり、特にナミビア産のものはブルーの色調の物が多く産出されています。

オーストラリアの中では、西オーストラリア州から主に採れるマラマンバタイガーアイが特徴です。この土地で採掘されるタイガーアイには赤色が混じっているものも多くあり、天然のレッドタイガーアイが採れることから、非常に貴重な産出国であるといえます。

このように、国の異なる地層によって生み出されるタイガーアイは、それぞれの特徴を強くもった個性あふれる姿となることがわかります。

タイガーアイ(タイガーズアイ)のお手入れと保管方法

パワーストーンとしてブレスレットなどに使われていると、常時肌身離さず身に着けていることが多いです。汗や汚れなど外面的な汚れも溜まりますし、持ち主の能力を高めたり、悪いものから守ってくれたりするため、長期間身に着けているとそのパワーが弱まってくることもあります。タイガーアイのもつコンディションを常に維持するためには、定期的なお手入れや適した保管方法で保存することが重要となってきます。

タイガーアイは紫外線や水に強い石であるため、日光による浄化や水による洗浄がしやすい石であるといえます。

日光による浄化の場合、日の出からよく日光の当たる場所に1~3時間ほど置くことで、日光のパワーを受けてパワーストーンの力を補充することができます。

また水による浄化の場合は、水道水を少量流しながら30分程度さらすことで浄化効果を得られることができます。浄化が終わったらしっかり乾燥させるために乾いた布で水分をよくふき取ってください。

保管方法についても、雑に置いていい物ではなく、電化製品などエネルギーが放出されている場所で保管するには適しておらず、タイガーアイを保管する専用の袋や箱を用意し、保管場所も決めておくと良いとされています。もし専用の袋を用意する場合、外部からの悪いエネルギーをシャットアウトする効果があるので、ベルベットやシルク製のものが適しています。

タイガーアイ(タイガーズアイ)の市場価値

タイガーアイは、大きな原石が採掘されることや、産出国から多くの産出量が安定的に確保されることから、宝石の中でも比較的市場価値は低めであるといえます。天然石のパワーストーンとしても巷で多く流通しており、他のパワーストーンと比べてもリーズナブルな値段で販売されていることが多くあります。

一方で天然石のレッドタイガーアイやブルータイガーアイなど、天然で採掘されるタイガーアイの中で希少性の高い種類は価値がグンと跳ね上がることも一つの特徴です。

またタイガーアイには様々な加工方法があり、グリーンやピンク、ゴールドなど、人為的に染色や脱色をされたものは、当然ながら市場価値が高いとは言えません。レッドタイガーアイも大半は人為的に加熱加工を施すことで深い赤色を引き出したものが多く流通しています。また、販売している業者の中には、脱色して染色したものを天然石であると主張し販売している悪質なものも含まれることが多くあるため、購入する際は注意が必要です。上質なタイガーアイを求める場合、専門の店舗で購入することが推奨されます。

このように、石の種類から加工法によってピンからキリまでの価値を内包している宝石であるといえます。それだけ奥深い宝石であることも、幅広く人気のある宝石である所以なのでしょう。

タイガーアイ(タイガーズアイ)の値段と価格相場

タイガーアイの値段は、玉のサイズや種類、ランクによって様々ですが、安いものでは2000円前後~3万円近い値段と幅広い価格相場で流通しています。

特に2000円前後するタイガーアイは、サイズが6㎜玉であったり、染色されたりと、小ぶりで加工されたものであることが多く、玉のサイズが大きくなるごとに値段も1000円ずつ高くなるなどの傾向にあります。

また1万円を超える商品のほとんどの場合は、使用されている玉のサイズが1㎝を超える大きいものの場合や、木目調のタイガーアイであったり、天然石のグレータイガーアイだったりと希少性の高い種類であることが多いです。

ブレスレットやネックレスのようなアクセサリー以外にも、印鑑やオブジェとしての加工品に使われることもあるタイガーアイですが、これらの加工品についても価格相場は幅広く、お守り石としての小さなものは数百円で買えることもある一方で、5㎝ほどのオブジェが1万円を超える場合もあります。基本的に小さく、人為的加工が施されたものは安く、サイズが大きく天然石で希少性の高いものは高額になる傾向にあります。

アクセサリーとして購入するのか、お守り石のように常に持ち運ぶのか、求めるタイガーアイの種類やサイズによって値段が大きく上下することが、タイガーアイの価格相場の特徴であるといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

宝石の中でも比較的見かける機会も多い、馴染み深い宝石であるタイガーアイについてご紹介しました。

様々な色や産出国による特徴と数多い種類、そして人為的ではありますが美しい加工方法についてなど、数多くの個性をもった魅力あふれる石だとお判りいただけたかと思います。

その個性的な模様や奥深い色合いのように、日常を彩る一つとしてタイガーアイを手に取る際の参考の一つとしていただければ幸いです。

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