「ブルージーン」は、エルメスの中でも根強い人気を誇る爽やかな水色系カラーです。しかし「どんな色味？」「似合うモデルは？」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ブルージーンの特徴や歴史、人気モデル、素材との相性、さらに中古相場まで詳しく解説します。これを読めば、自分にぴったりなブルージーンアイテムがきっと見つかるはずです。エルメス選びに迷っている方こそ、ぜひ最後までご覧ください。

エルメス ブルージーンとは？パーソナルカラー視点で見る色の魅力と進化

エルメスの「ブルージーン」は、澄んだ水色が特徴の人気カラーです。その魅力や誕生の背景、そして現在では希少となった理由について解説します。また、新色「ニューブルージーン」との違いにも触れます。

パーソナルカラーで見るブルージーンの魅力とは？

ブルージーンは、単なる水色ではありません。パーソナルカラーの観点から見ると、特に「ブルーベース・夏タイプ（ブルベ夏）」の肌に自然と馴染みます。ややグレイッシュなトーンが透明感を引き立て、爽やかな印象を与えてくれる色です。

一方で、「イエベ春」の方にはゴールド金具との組み合わせが好相性です。温かみが加わることで、肌との一体感が生まれます。このように、肌タイプに応じた選び方を意識すると、バッグだけでなくご自身の魅力も引き立ちます。

また、ブルージーンは控えめな色味のため、コーディネート全体にすっと溶け込みます。主張しすぎないため、ビジネスにもカジュアルにも取り入れやすい点が魅力です。アクセントカラーとしても活用できます。単なる「爽やか」「おしゃれ」といった印象にとどまらず、肌との調和という視点から選ぶことで、ブルージーンの魅力はさらに深まります。ご自身に合った色を選べば、自然と長く愛用したくなるでしょう。

ブルージーンの登場時期と歴史

ブルージーンは2003年頃、地中海の青をイメージして誕生しました。発売当初から注目を集め、エルメスの定番カラーとしての地位を確立しています。

中でもバーキンにおける人気は群を抜いており、当時、他のカラーが定価程度で取引されていた一方で、ブルージーンだけはプレミア価格がつけられていました。その後も多くのアイテムに展開されましたが、近年は生産数が減少し、現在では廃盤カラーとなっており、新品での入手はできません。

つまり、今は中古市場でしか手に入らない希少な存在です。ただし、2023年秋冬コレクションでは「ニューブルージーン」という新色が登場し、その魅力が再び脚光を浴びることとなりました。

ブルージーンとニューブルージーン、どちらがあなた向き？素材と印象で徹底比較

「ブルージーン」と「ニューブルージーン」は似ているようで、それぞれ異なる印象を与えます。ブルージーンは澄んだ水色が特徴で、カジュアルな雰囲気が強めです。トリヨンクレマンスなど柔らかい素材と組み合わせることで、軽やかさが際立ちます。

一方のニューブルージーンは、やや落ち着いたトーンが魅力です。グレイッシュなニュアンスを含み、エプソン素材と合わせると洗練された印象に仕上がります。

明るく軽快に見せたい場合はブルージーンがぴったりですし、上品で大人っぽくまとめたい方にはニューブルージーンが向いています。素材や金具との相性も含めて、自分らしい一本を見つけてみてください。

人気のブルージーンカラーモデル5選｜あなたに合う1点は？

ブルージーンが採用されたエルメスの人気モデルを5つ紹介します。定番のバーキンやケリーからカジュアルなエヴリンやピコタンまで、それぞれの特徴と魅力をチェックしてみましょう。

バーキン・ケリー・エヴリンなど、ブルージーンの人気モデルを紹介

①バーキン

エルメスを象徴するハンドバッグ。1984年に女優のジェーン・バーキンとのエピソードから誕生した逸話でも知られています。価格も高額ですが、ブルージーンならカジュアルな色味で普段使いしやすく、爽やかな存在感を放ちます。トゴやトリヨンクレマンス素材は摩擦や傷に強く、長期間きれいな状態で使用でき、高級感と実用性を兼ね備えた一品になります。

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②ケリー

モナコ公妃グレース・ケリーが愛用したことで名が付いた優雅なケリーバッグも、ブルージーンならほどよく親しみやすい印象に。フォーマルな佇まいに爽やかさが加わり、上品な差し色として活躍します。伝統的なデザインながら水色により堅苦しさが和らぐため、エレガントかつ軽やかなスタイルを楽しめます。

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③エヴリン

正面に大きな「H」パンチングが目立つショルダーバッグ、エヴリン。カジュアルなフォルムのこのモデルはブルージーンとの相性が抜群で、斜め掛けすれば軽快さが際立ちます。両手が空く実用性もあり、デイリーから旅行まで幅広く活躍。ブルージーンの爽やかさが日常使いで一層映えるでしょう。

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④ボリード

丸みのある半円フォルムが上品なボリードは、1923年に世界初のファスナー付きバッグとして発表された歴史あるモデルです。バーキン、ケリーと並ぶエルメスの代表格ですが、ブルージーンを纏わせれば品の良さに爽やかさが加わり、親しみやすい雰囲気になります。開閉がスムーズなファスナーや広めのマチなど実用性も高く、ブルージーンによって普段使いしやすいエレガントな一品に仕上がります。

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⑤ピコタンロック

コロンとしたバケツ型トートのピコタンロック。一枚革で作られ、縁をあえて仕上げない素朴なデザインが特徴のバッグです。ブルージーンの明るい水色はシンプルなフォルムによく映え、カジュアルなお出かけに彩りを添えてくれます。小ぶりながら収納力もあり、日常にさりげない華やぎをプラスするのにぴったりです。

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シーン別に選ぶおすすめモデル

・カジュアルなお出かけには、エヴリンやピコタンのように肩掛けでき、手軽に持てるモデルがおすすめです。ブルージーンの軽やかな色が普段着にも馴染み、気負わず持てます。

・ビジネスシーンや綺麗めな装いには、ケリーやボリードが最適でしょう。格式あるデザインでもブルージーンなら堅苦しさが和らぎ、スーツやジャケットスタイルにほどよい華やぎを添えてくれます。

・旅行や荷物が多い日には、収納力のあるバーキンが頼りになります。大容量のバッグもブルージーンカラーなら重たく見えず、旅先でもお洒落に、そして実用的に活躍してくれるでしょう。

• おたからや査定員のコメント

ブルージーンを引き立てる「素材とディテール」の選び方

トゴやエプソンなど素材ごとの発色の違いや、金具カラーによる印象の差、さらには他色との組み合わせ方についても解説します。

人気素材：トゴ・トリヨンクレマンス・エプソンの違い

・トゴ

1997年に登場した雄仔牛由来のカーフレザー。程よい張りと柔軟さがあり、細かなシボ（粒）の質感が特徴です。傷が付きにくく型崩れもしにくいため、ブルージーンの鮮やかな色を日常でも気軽に取り入れられるのが魅力です。

・トリヨン・クレマンス

成牛由来のカーフレザー。トゴより粒感が大きく非常に柔らかいのが特徴です。重厚感もありますが発色が良く、ブルージーンでは特に色に深みが出やすい傾向があります。

・エプソン (ヴォー・エプソン)

型押し加工による均一なシボが美しい革。硬めで軽量、傷や水に強い反面、長年の使用で角が擦れやすい面もあります。発色は明るめに出る傾向があり、ブルージーンの色も一層爽やかに映ります。

ゴールド？シルバー？査定と印象の“両面”から考える金具選び

ブルージーンと相性の良い金具といえば、定番はシルバー金具です。爽やかな水色とシルバーの組み合わせは清潔感があり、軽やかな印象を与えます。一方で、ゴールド金具を選べば、水色に華やぎと上品さが加わり、エレガントな雰囲気を演出できます。

見た目の印象だけでなく、金具の種類は査定価格にも一定の影響を与えます。たとえば、ゴールド金具は好みが分かれるため、流通量が少ないモデルではプレミアがつくことも。

一方シルバー金具は市場での人気が安定しており、再販しやすい傾向があります。査定では「人気の組み合わせ」かどうかも加味されるため、自分のスタイルと市場価値の両面を考慮して選ぶのがおすすめです。

他カラーとの相性｜ツートーンや差し色としての活用術

白系コーデにブルージーンのバッグを合わせると、清涼感が際立ちます。対して暗めの服装には、差し色として全体を明るい印象へ導いてくれる色です。バッグそのものをツートーンで仕立てる例もあり、個性を引き立てる手段として使われています。

実際、ブルージーンと濃紺（ブルーインディゴ）のバイカラー・バーキンが特注オーダーで作られた例もあり、淡い水色とシックな色を組み合わせることで、より洗練された個性が際立ちます。

中古市場でのブルージーンの価格動向と買取の目安

ブルージーンカラーのエルメス製品は中古市場でどの程度の価格で取引されているのでしょうか。ここでは代表的なアイテムの相場感や、高価買取のポイント、経年変化に伴う注意点について解説します。

ブルージーンの中古相場と買取価格｜査定ポイントも解説

現在ブルージーンは新品での流通がなく、中古市場が中心となっており、需要は根強く、モデルによっては高値を維持しています。たとえばバーキン30（エプソン）は約66.9万円、ボリード31（トゴ）は約40万円、エヴリンPM（トリヨン）でも約7万円の査定例があります。

価格はモデル・サイズ・状態によって大きく変動しますが、廃盤カラーであるブルージーンは希少価値があり、中古市場でも安定した人気を維持しており、高価買取を狙うなら、まず状態の良さが重要です。特に淡い色は汚れや日焼けが目立ちやすく、角のスレや色移りが減額の原因になることもあります。

付属品（箱・保存袋・鍵など）の有無も重要なポイントです。また人気モデルや希少サイズかどうかも評価ポイントであり、たとえば小ぶりなバーキンは流通が少なく、高値がつきやすいなどの傾向があります。

経年変化とメンテナンスの注意点

淡いブルージーンは、経年によって色味が徐々に変化します。使い込むうちに徐々に黄色味を帯びた色に変化していき、これを風合いとして楽しむ愛好家もいます。

長く美しい状態を保つには日頃のメンテナンスが重要で、特に色移りと日焼けには注意しましょう。ジーンズなど濃い色の布と触れると革に色移りする恐れがあるため注意が必要です。また、直射日光に長時間当たると色あせや変色の原因にもなります。

使用後は柔らかい布で表面のホコリや汚れを優しく拭き取り、風通しの良い場所で保管してください。白いステッチ部分が汚れた場合は無理に擦らず、専門のクリーニングに出すのが無難です。エルメスのアフターサービス（通称「スパ」）を利用すれば、革の色補修や金具交換なども可能なので、適切なメンテナンスを行えば、ブルージーンのアイテムも長く美しく愛用することができます。

ブルージーンは誰に似合う？年代・性別別ガイド

ブルージーンは年代や性別を問わず魅力的に持てるカラーです。20代・30代・40代以上での印象の違いや、男性・女性それぞれの似合うスタイル、実際のユーザーの声を紹介します。

年代別に見るブルージーンの印象と似合うスタイル

・20代

フレッシュで若々しい魅力を一層引き立てます。明るいブルーのバッグはカジュアルコーデに遊び心を添え、20代のエネルギッシュさにマッチします。高級ブランドでありながら親しみやすい色味なので、肩肘張らずに持てるでしょう。

・30代

清潔感と品の良さを両立した印象に。落ち着きが求められる30代の装いにブルージーンを取り入れると、適度に華やかさが加わります。ベーシックカラーのバッグが増えがちな年代だからこそ、水色のバッグが、周囲と差をつけるスタイリングのアクセントになります。

・40代以上

若々しさと上品さを演出できます。シックな装いにあえて明るい水色を合わせることで、洗練された遊び心を感じさせるスタイルに。落ち着いた雰囲気の中にも明るさがあり、「ファッションを楽しんでいる」雰囲気をさりげなく演出できます。

男性・女性それぞれのおすすめスタイル

・女性におすすめのスタイル

ブルージーンの爽やかな水色は、女性の装いに自然に馴染みます。フェミニンなワンピースからデニムスタイルまで幅広く対応し、バッグ一つで、全体の印象を明るく華やかに仕上げられます。シンプルなコーディネートのアクセントとしても優秀で、柔らかな色調は主張しすぎず、上品に持てるのが魅力です。

・男性におすすめのスタイル

男性が持つブルージーンのバッグは、一歩先を行くお洒落さとセンスを感じさせます。黒やブラウンといった定番カラーに比べると、水色のアクセントは軽やかで、個性を際立たせるのに効果的です。

ビジネスシーンでは、サック・アデペッシュのような書類バッグに採用されており、落ち着いた場でも使えます。カジュアルシーンでは、エヴリンを斜め掛けにすれば、こなれた印象のコーディネートが完成します。

ユーザーの声｜実際の使用感・評価まとめ

最後に、実際にブルージーンを愛用しているユーザーの声を見てみましょう。「一年を通じてどんな服装にも合わせやすい、真のニュートラルカラー」といった評価があり、季節を問わず活躍する点を魅力に挙げる声が多く見られます。

一方で「思っていたより落ち着いていて、「もう少し鮮やかなブルーの方が好みだった」といった意見や、「もっと深みのある色の方が好み」という声もあり、感じ方は人それぞれです。しかし総じて「持つだけで気分が明るくなる」「飽きのこない上品な色」といった声が多く、そうした評価を背景に、発売から年月を経た今もなおブルージーンの根強い人気は続いています。

ブルージーンは廃盤とはいえ、今なお多くの人々を惹きつけています。その魅力と希少性から中古市場でも高い注目を集める存在です。ぜひ本記事の情報を参考に、ブルージーンのエルメスアイテムを手に取る際の判断材料にしてください。

まとめ

「エルメスのブルージーンってどんな色？」という問いに対し、ブルージーンは爽やかで親しみやすい水色が魅力の、エルメスを代表するカラーのひとつです。カジュアルさと上品さを兼ね備えており、バーキンやケリーなどの人気モデルとも好相性となっています。

現在はすでに廃盤となっており、中古市場でのみ流通しています。そのため、希少性が高い点も特徴といえるでしょう。自分にしっくりくるブルージーンを、信頼できるお店でじっくり探してみてはいかがでしょうか。

「おたからや」でのエルメス バッグの参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「エルメス バッグ」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像	商品名	参考買取価格
	エルメス バーキン25 トゴ シルバー金具 Z刻印	2,821,000円
	エルメス バーキン25 マダム ゴールド金具 Z刻印	2,750,000円
	エルメス ケリードール スイフト	3,164,000円
	エルメス ケリー28 オーストリッチ S刻印	1,356,000円
	エルメス エブリンGM ショルダーバッグ	503,000円
	エルメス エブリン3PM トゴ A刻印	353,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

エルメスのバッグは、ブランド市場において常に高い人気を誇り、特にバーキンやケリーは資産価値が高いことで知られています。査定額を左右する最も重要なポイントは「バッグの状態」です。角スレや色あせ、金具のキズがある場合は減額の対象となりやすく、未使用品や使用感の少ない美品は高く評価される傾向にあります。

次に注目されるのが「製造年と素材」です。新しい年式のアイテムや、トゴ・エプソンなど定番人気の素材は、査定額が安定しやすいとされています。また、「付属品の有無」も見逃せない要素の一つです。保存袋・箱・カデナ・鍵・クロシェットなどが揃っていれば信頼性が高まり、買取価格が上がることもあります。そのほか、カラーの希少性や市場での流通量、サイズ感なども総合的に判断され、査定に影響を与えます。

• おたからや査定員のコメント

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エルメスのバッグは、持っているだけで価値があるラグジュアリーアイテムですが、手放すなら確かな査定力と安心感が必要です。「おたからや」では、鑑定書や付属品がなくても査定可能です。さらに、多少のキズや使用感があるバッグでも丁寧に評価し、素材・カラー・製造年式・人気度など多角的な視点で価値を見極めてくれます。

全国1,450店舗以上を構える安心のネットワークと、世界44カ国との取引実績により、最新相場に基づいた高額査定を実現し、店頭・出張・オンライン査定に対応しているため、忙しい方でも気軽に利用できます。

たとえば、希少色のバーキンや旧型ケリーなどは予想以上の高値になることもあるため、「そろそろ手放そうかな」と思った今がチャンスかもしれません。大切なエルメスのバッグだからこそ、納得できる買取は「おたからや」にお任せください。

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