1. 買取専門店・おたからやTOP
  2. コラム
  3. ブランド時計のお役立ちコラム
  4. ロレックスは
    水洗いできるの?
    防水性は
    どこまで信用できるのか

ロレックスは
水洗いできるの?
防水性は
どこまで信用できるのか

高性能かつ精密なムーブメントを搭載し、サブマリーナーやエクスプローラーなど実用性に優れたモデルの多いロレックスです。そんなロレックス、実は自宅で手洗いができてしまうのはご存じでしょうか。今回は腕時計のもつ生活防水機能について解説しつつ、ロレックスの水洗いについてご紹介していきます。

 

防水性能の種類について

腕時計の防水機能の種類には、「日常生活防水、2~3気圧防水」「日常生活強化防水 5~20気圧防水」「空気潜水時計 100m~200m防水」「飽和潜水時計 200m~1000m」と、大きくわけて4種類に分けられています。当然ですが、それぞれで耐えられる条件が異なってきますので、自分の時計にあった使い方をしないと簡単に故障してしまうので注意しましょう。

 

「日常生活防水 2〜3気圧防水」は、多少の汗や雨が付着するような、水滴がつく程度の使い方なら特に問題ありません。とはいえ、水仕事やサーフィンなどマリンスポーツのような激しい水圧の変化には耐えられませんので、使うシーンを選ばないと簡単に故障します。水仕事の度に外したくない、マリンスポーツをノンストレスで楽しみたい、といった方には「日常生活用強化防水時計 5~20気圧防水」を選ぶようにしましょう。水仕事程度なら5気圧でも充分ですが、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむのでしたら、10〜20気圧がおすすめです。後述もしますが、ロレックスは基本的に「日常生活強化防水 10気圧」以上が標準スペックですので、ロレックスを使用している場合は水仕事やちょっとした水辺の作業程度では外す比喩用がありません。

 

日常生活防水時計、日常生活強化防水時計はスキューバダイビングなどの潜るスポーツや仕事には向いていませんので、こうした潜水行為を伴うシーンでも使用したいのなら、「空気潜水時計 100m〜1000m」や「飽和潜水時計 200m〜1000m」を使用します。どちらも時計に表記された水深まで使用可能となっていますので、趣味でスキューバダイビングなどを楽しむ方や、仕事で潜水作業を伴う方が使用しています。ロレックスでもこうした潜水可能なモデルはちゃんと用意されていますので、日常的に潜水作業や趣味でスキューバダイビングなどをたのしみたいのなら、「サブマリーナー」を検討してみると良いでしょう。

 

どのロレックスも日常生活用強化防水

ここで注目したいのがロレックスのもつ優れた防水機能です。どのロレックスも全て「日常生活強化防水 10気圧」が標準となっていますので、ロレックスならどれも装着したまま水仕事もマリンスポーツも楽しめるということになります。公式からは推奨されていないものの、多少の水深なら潜水しても稼働できるという防水性能は非常に魅力的です。当然といえば当然ですが、スキューバダイビングなどの水中スポーツをもっと楽しみたいという方のために、ロレックスは水中使用にも特化したモデル、サブマリーナーを発売しています。サブマリーナーはプロのダイバーからも高い評価を受けた「飽和潜水時計 300m」の機能を持つ時計ですので、潜水を楽しみつつ、普段使いもできる実用性に優れたロレックスです。当然、どのロレックスも水洗いが可能ですので、ちょっと汚れてしまっても自分で綺麗にできます。

 

基本スペックが「日常生活強化防水 10気圧」以上ですので、どのロレックスも水場では大きなストレスを抱えないで済むことがわかります。日常使いをしているロレックスを、ちょっと水場で使用する程度では、大きな問題はないのです。どのロレックスも水深50m程度は問題無く稼働できることからも、その優れた防水性が解ります。

 

ロレックスは水洗いが可能!その洗い方とは?

ロレックスはどのモデルも歯ブラシと中性洗剤を使用して水洗いが可能です。全てのモデルに「生活強化防水 10気圧」以上の防水機能が備わっているため、水道水でながす程度なら問題無いのです。しかし、公式サイトにもあるように、ロレックスに施された技術により、そこまで毎日お手入れが必要という訳ではありません。とはいえ、ブレスレットの隙間などに埃や手垢などが入り込んで取れなくなってしまうこともありますので、そうしたときに水洗いを実施します。石鹸水とブラシを使用して気になる箇所を磨き、洗い流すことができるので、ちょっと汚れが溜まってしまった程度ならメンテナンスに出さなくとも自分で水洗いができます。

 

ロレックスの気になる水洗い方法は、まずリューズがしっかりケースにねじ込まれて、防水機能に問題がないことをチェックします。ひび割れや劣化が無いことを確認したら、ゆるめに出した水道水で水洗い開始です。念のためリューズに直接水道水を直撃させないように流すようにしておきましょう。中性洗剤と歯ブラシを使って、気になる汚れを掻き出して水で流します。流水で中性洗剤を完全に流し、柔らかい布で水分を拭き取ったら水洗いは完了です。ロレックスの公式でも石鹸水と柔らかいブラシで洗えると表記していますので、汚れが酷くなってしまったり、輝きが落ちてきてしまったと感じたら、こうした方法でお手入れしてみましょう。

 

さらに、もっとも簡単な水洗い方法は「自分と一緒にシャワーを浴びる」方法です。ビーチなどで砂がつまってしまったり、川辺の釣りでちょっと汚れてしまったりしてしまったのなら、一日の終りに着用したままでシャワーを浴びるという方法でざっと汚れが落とせます。

 

ロレックスを水洗いする上で注意したいこと

水洗いの際に注意したいのが、万が一の事態に備えて洗う際もリューズに直接流水をぶつけないということです。しっかりと閉まっている状態なら流水が入り込むことはありませんが、万が一上手く閉まっていなかったり、リューズに異常が合った場合に水が入り込んでしまう可能性があります。作業中にリューズが緩んでしまう可能性もありますので、直接流水を注ぎ込まないに越したことはありません。クリスタル部分にヒビが入ってしまっている場合も防水性能が低下している可能性があるので、水洗いはやめておきましょう。

 

いくら耐衝撃性、防水性に優れたロレックスでも、水洗いの際には落下に注意しましょう。多少の衝撃でリューズが緩んでしまうなどは考えにくいのですが、経年とともに多少の劣化が出て来る可能性があります。また、機能自体に問題がなくても金属に傷がついてしまいますので、ロレックスに傷をつけないようにしたいのなら、充分注意して取り扱いましょう。使用するブラシや洗剤にも注意が必要です。歯ブラシなどの柔らかいブラシを使用する分には特に問題ありませんが、固めのブラシを使用してしまうとロレックス自体に傷がついてしまう可能性があります。使用する洗剤も研磨剤が入っているようなものは、ロレックスのコーティングを落としてしまったり傷をつけてしまう可能性がありますので、水洗いする際に使用する道具にも注意しましょう。とくに自分が使用しているロレックスの金属が比較的柔らかい素材のものなら、落下、堅いブラシ、研磨剤で傷がついてしまう可能性が高くなってしまうので、自分ロレックスがどういったスペックなのか、水洗いする前にチェックしておきましょう。

 

自分が使っているロレックスがヴィンテージ品、アンティーク品ではない状態でも、リューズに違和感があった場合は自分で水洗いせずにオーバーホールに出すようにします。使用している間に劣化、破損、故障してしまったら、防水機能が表記通りに機能しないということもありますので、自分の持っているロレックスに違和感があるのなら、無理に水洗いはせずに修理に出しましょう。それでも少しブレスレット部分の汚れが気になるということなら、ブレスレット部分を外し、個別に洗うようにすると時計本体に影響はありません。

 

アンティーク、ヴィンテージロレックスは防水機能が低下している可能性も

基本的に古さで味を出しているロレックスや、過去のレアモデルに関しては水洗いはできません。アンティーク、ヴィンテージロレックスの場合、経年によりその防水性能が低下している可能性がありますので、水洗いが原因で思わぬ故障に繋がる可能性があります。定期的にオーバーホールを施していれば、そこまで気にするポイントでもありませんが、あえて古いパーツをそのままにしてオリジナルの状態を維持しているのなら、注意が必要です。それでもヴィンテージロレックスを水洗いしたいのなら、金属のブレスレット部分のみにしておくと良いでしょう。基本的にアンティーク、ヴィンテージロレックスは防水機能が低下しているとみなして扱い、洗顔や手洗い、水仕事の際には外しておいたほうが無難です。手の汗でも同様に注意が必要になる程ですので、当然ながら悪天候の際にも使用を控えるようにしましょう。

 

アンティーク、ヴィンテージロレックスは防水性能以外にも耐磁性、耐衝撃性も低下してしまっている可能性があります。あらゆる環境でもノンストレスで使用できるのがロレックスの良さでもありますが、古いモデルとなると話は別です。水洗いができないという注意ももちろん必要なのですが、パソコンやスマートフォンに近付けない、落とさない、など扱いに注意の多い時計です。こうした使用に制限があるようなデリケートなアンティーク、ヴィンテージ時計は、いくらロレックスでも水洗いすることはやめましょう。

 

まとめ

ロレックスの時計はどのモデルも「生活強化防水 10気圧」以上の防水性能を備えているので、現行モデルならほとんどどれでも水洗いが可能です。わざわざ自分で水洗いをしなくても、マリンスポーツをした一日の終りに装着したままシャワーを浴びるだけで綺麗に砂や汚れが落ちるので、水洗いにそこまで神経質にならなくていいのも大きな魅力です。簡単に水洗いができる時計ではありますが、ブラシや洗剤に注意しないと余計な傷を付けてしまいますので、歯ブラシなどの柔らかいブラシに中性洗剤を使用する、と覚えておきましょう。

 

また、リューズがしっかりはめ込まれていなかったり、クリスタル部分にヒビが入っていたりすると、中に水が入って故障する可能性もあります。現行モデルであっても、自分のロレックスが水洗いしても大丈夫な状態なのかチェックしておかないと、浸水してしまって故障してしまっては修理費用がかかってしまいますので気を付けましょう。アンティーク、ヴィンテージロレックスについては、現行モデルほどの防水性能はないと考え、水洗いはしないようにします。

 

ロレックス公式からも基本的には水洗いが可能とされていますが、それは正しく使用して異常がない場合、定期的にオーバーホールをして防水性が維持できている場合です。水洗いも正しく活用して、いつまでも美しいロレックスを維持しましょう。

ロレックス買取ページはこちら

サブマリーナー買取ページはこちら

その他のロレックス
コラム記事

ロレックス買取に役立つ記事を
コラム形式で紹介しています。

タグ一覧

店頭買取

査定だけでもOK!

買取店舗数は業界最多の
1,000店舗以上!

おたからやの店舗数は全国 1,000 店舗以上(待機店舗を含む)。これは、数ある買取店の中で最多を誇ります。日本全国津々浦々にて、地域密着でお買取りを承っております。

最寄りのおたからやを探す

出張買取

査定だけでもOK!

買取専門店おたからやの
無料出張買取。

買取専門店おたからやの無料出張買取です。出張料・査定料・買取手数料は全て無料、査定は最短5分です。随時キャンペーンを実施をしております!まずはお気軽にご相談ください!

出張買取の詳細はこちら

おたからやの買取商品から探す