ロレックスとオメガの違いと人気モデルの特徴を比較

NEW
ロレックスとオメガの違いと人気モデルの特徴を比較

高級腕時計を選びたいと思っても、何がいいかは迷ってしまうものです。そんな人におすすめしたいのが、ロレックスとオメガです。どちらも有名な高級腕時計ブランドですが、具体的に何が違うかはわかりにくいかもしれません。高級腕時計を選ぶなら失敗はしたくないものなので、それぞれを比較しながら自分に合うブランドを見つけてみてはどうでしょうか。

 

ロレックスとオメガの歴史や特徴

ロレックス・オメガは、どちらも高級時計ブランドのひとつです。これらの時計を持っていない人でも、名前くらいは聞いたことがあるでしょう。ロレックス・オメガはどちらもヨーロッパのブランドで、世界的にも人気が高いブランドのひとつです。

ロレックスは、1905年にイギリスで生まれました。創業者はハンス・ウイルスドルフです。もともとは時計輸入商社として誕生したのがはじまりです。当初の社名は、創業者の名前を含む「ウイルスドルフ&デイビス社」でした。義兄弟のデイビスと一緒に会社を設立しています。その後、1908年に「ROREX」が商標登録されることになります。ロレックスの特徴といえるのが、オイスターケースです。金属を削り出して作られるもので、高い防水性を備えており、特許を取得しています。また、自動巻き機構のパーペチュアル・日付が一瞬で変わるデイジャストもロレックスの代表的な機能のひとつです。ロレックスはデザイン性も評価されていますが、これら3つの機能により実用性の高い時計としての評価も高くなっています。

一方でオメガは、スイスの高級時計メーカーです。設立は1848年で、時計職人のルイ・ブランが小さな工房を開いたことがはじまりです。後に懐中時計用ムーブメントの「オメガ」が開発されており、1903年に社名が「オメガ」へと変わりました。オメガはギリシャ語のアルファベットに登場する言葉で、最後のほうにあることから「物事の最終」という意味があります。オメガの時計技術は幅広く評価されており、数多くの公式時計に採用されているブランドです。オリンピック公式時計や、NASAの公式時計として月面着陸に使用されたスピードマスターがあります。また、ダイバーズウォッチの評価も高く、マリーン・シーマスターなども有名です。1988年にはフランスの潜水艇でシーマスタープロフェッショナル200が使用された経緯もあります。

 

ロレックスとオメガの違いを比較

知名度の違いでは、ロレックス・オメガどちらも高いといえるでしょう。高級時計といえばロレックスといわれるほど知名度が高く、時計に詳しくない人でもその名前を聞いたことがあるはずです。オメガも知名度は高く、オリンピックや月面着陸で採用されたことから、幅広い人にその名前が知られています。ロレックスはお金持ちがつける高級時計のイメージから良い印象を持たない人もいますが、派手なデザインを選ばなければ上品な印象になるでしょう。オメガはオリンピック公式タイムキーパーでロゴを目にすることがあるため、名前を知らなくても目にしたことがある人はいるはずです。

価格の違いでは、ロレックスと比べてオメガは比較的リーズナブルです。とはいっても、ロレックスの価格幅は広く、安価なものから最高級といえる価格のものもあります。ロレックスとオメガを比較するなら、よく購入される定番モデルで比較しなければなりません。ロレックスの代表的なモデルはエクスプローラーとサブマリーナで、現行エクスプローラーⅠは85万円から、現行サブマリーナノンデイトは115万円からです。一方でオメガの定番モデルはシーマスターやスピードマスターで、現行のシーマスターダイバー300mは45万円程度から、現行スピードマスタームーンウォッチは40万円程度から買うことができます。

実用的なお値段で選ぶならオメガがよく、ワンランクアップしたいならロレックスを選ぶといいでしょう。高級時計に手が出ないと感じていた人でも、オメガの無金利ローンを利用すると手に入りやすくなります。また価格が高いと思われがちなロレックスは、値崩れしにくい部分に価値があるでしょう。購入時はそれなりの支払いが必要ですが、手放すときも大きな値崩れがなく売却できる点が魅力です。さらに中古品でも販売終了しており入手困難なモデルでは、買ったときより高い値段で売却できることもあります。購入費用を安くするといいか、売却の値段も想定して高い金額を選ぶかは人それぞれの考え方で選ぶといいでしょう。最初に手にする高級時計はロレックスを選び、高級時計の知識が深まり使い方に慣れてきたら、自分に合った2本目を購入するため売却するのもいいでしょう。

ロレックスとオメガのデザイン面では、汎用性や長く使えるデザインなのかで比較するとわかりやすくなります。ロレックスのベーシックなものとして「エクスプローラー」や「サブマリーナ」などがあります。比較的ベーシックで長年デザインの変化が少ないのはロレックスのほうです。重厚感のあるバックルや、文字盤にあるブランドシンボルの王冠マークが特徴的です。バックルを開いたときにもブランドロゴがさりげなく見えるなど、ブランドを主張しすぎず、持っている人は特別感があるでしょう。高級時計でも個性的なデザインを選びたいなら、オメガがおすすめです。シーマスターには縦じま模様の「チークコンセプト」が採用されており、さりげないオシャレが楽しめます。また、セラミックベゼルにラバーを組み合わせるデザインは世界初の技術です。ロレックスは年齢を問わず愛用できるデザインが魅力で、オメガは自分らしさや若々しさを感じたい人におすすめします。

 

ロレックスとオメガの人気モデルを比較

ロレックスとオメガの大まかな違いを把握したら、それぞれのブランドの人気モデルを比較してみましょう。価格やデザイン、使う目的に合わせて自分に向くモデルを比較してみてください。

どのような服装やシーンでも使える高級時計を探しているなら、3針タイプがおすすめです。ロレックスなら「エクスプローラー」、オメガは「シーマスター」が選択肢になります。3針タイプの時計は、長針・短針・秒針の3本の針からなる時計のことです。シンプルなデザインのため、ビジネスシーンに合わせやすく、汎用性が高いタイプです。

ロレックスの3針タイプなら、エクスプローラーⅠがいいでしょう。防水性は100m、パワーリザーブは48時間、新品価格は約70万円です。ケースサイズは39mmでほどよい大きさで、ブラックの文字盤となっています。シンプルで完成されたデザイン性により、世界中でファンが多いモデルです。2016年にはマイナーチェンジが施され、針が大きくなりインデックスの一部に夜光塗布され視認性が高くなったことから、さらに人気が高まっています。

オメガの3針タイプなら、「シーマスター コーアクシャル」がおすすめです。防水性は150m、パワーリザーブは60時間、新品価格は約40万円です。文字盤はブルーで、チークコンセプトと呼ばれる縦じまがあります。ヨットのウッドデッキを表す縦じまが採用されており、マリンテイストの雰囲気がカジュアルです。ケースサイズはロレックスと同様の39mmのため、オメガも汎用性に優れているでしょう。ロレックスより安価で買えますが、ロレックスの耐磁性は1,000ガウスなのに対し、オメガのこのモデルの耐磁性は15,000ガウスで、安価でも技術力の高さで選びたい人におすすめです。

ダイバーウォッチとして使いたい人、また存在感のあるデザインがいい人には、ロレックスとオメガのダイバーウォッチモデルがいいでしょう。ロレックスは「サブマリー ナデイト」、オメガは「シーマスター プロダイバーズ」が選択肢に入ります。どちらのダイバーウォッチも3針タイプと比べて文字盤が大きくなり、3針はより見やすくなっています。

ロレックスのサブマリー ナデイトは、通称「サブデイト」とも呼ばれています。防水性は300m、パワーリザーブは48時間、ケースサイズは40mm、新品価格は約95万円です。文文字盤はブラックが採用されており、派手すぎないデザインのため汎用性が高いでしょう。ダイバーウォッチは大きなものがありますが、40mmの大きさなら着用シーンを問いません。夜光が塗られている部分は、ドットインデックス・針です。暗い場所でも視認性高く、夜間の使用が多い人にもおすすめです。

オメガのシーマスター プロダイバーズは、防水性300m、パワーリザーブ48時間、ケースサイズ41mm、新品価格は約28万円です。ロレックスのダイバーズウォッチにはヘリウムエスケープバブルはありませんが、オメガはあります。潜水により破損事故を防ぎたいなら、オメガのほうがおすすめです。ヘリウムエスケープバルブ搭載で機能性に優れるのはもちろん、デザイン性の高さとしても役立っています。文字盤は濃いネイビーブルーで、ベゼルの赤がワンポイントとなっています。

ロレックスやオメガで機械的なデザインの時計を求めるなら、クロノグラフデザインを比較してみましょう。クロノグラフの時計は、ストップウォッチ機能を搭載した時計のことです。文字盤に複数の表示があるのが特徴で、機能性やデザイン性でも選ばれています。

ロレックスのクロノグラフタイプでは、「コスモグラフ デイトナ」がいいでしょう。防水性は100m、パワーリザーブは72時間、ケースサイズは40mm、新品価格は約201万円です。文字盤はホワイトが採用されており、爽やかな印象です。2016年に発売されてから人気が高くなっており、一時期は需要に対して供給が足りておらず、中古でも価格が跳ね上がったときもありました。リューズ・クロノグラフボタンはロックがかけられいるため、安心して使用できます。パワーリザーブ時間が長いのも特徴で、2日使わなくても問題ありません。

オメガのクロノグラフでは、「スピードマスター プロフェッショナル」がいいでしょう。防水性50m、パワーリザーブ48時間、ケースサイズ42mm、新品価格は約35万円です。文字盤はブラックが採用されており、シンプルで汎用性が高くなっています。月面着陸で採用された手巻きムーブメント搭載で、宇宙好きの人にもおすすめです。

 

まとめ

ロレックス・オメガはどちらも高級腕時計として人気があります。価格のお手頃さやデザイン性の高さ、時計としての機能性を重視したいならオメガを選ぶといいでしょう。また、誰でも一目見ればわかる高級時計として選ぶなら、ロレックスがおすすめです。どちらも人気腕時計のため比較は難しくなっていますが、ご自分が何を求めているのか考えながら、最適な腕時計を選んでみてください。

オメガ買取ページはこちら

デイトナ買取ページはこちら

エクスプローラーⅠ買取ページはこちら

サブマリーナ買取ページはこちら

上へ戻る