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日本ロレックスのオーバーホール料金は値上げする?依頼の方法や注意点もご紹介

ロレックスオーバーホールアイキャッチ

日本ロレックスでは、オーバーホール料金が不定期に値上げされています。

高級時計として知られるロレックスは、その精密な機構を維持するために、定期的なオーバーホールが必要です。

しかし、近年の料金の値上げにより、多くのユーザーがメンテナンス予算の見直しを迫られています。

この記事では、日本ロレックスのオーバーホール料金に関する情報や、サービスを利用する際の注意点についてご紹介いたします。

 

ロレックスのオーバーホールとは?

ロレックスのオーバーホールとは?

時計のオーバーホールとは、時計の内部機構を分解して清掃、修理、調整を行い、時計の性能や寿命を保つための重要なメンテナンス作業のことです。

特に、機械式時計や高級時計では、定期的なオーバーホールが必要です。

 

オーバーホールの作業内容

ロレックスのオーバーホールでは、時計の内部機構に対して洗浄、点検、再組み立てが行われます。

具体的には、以下の作業内容が含まれます。

 

  1. 時計の分解
  2. 洗浄
  3. 部品の点検と交換
  4. 再組み立てと潤滑
  5. 防水性能のテスト
  6. 最終検査

ロレックスの時計は、その高い耐久性で知られていますが、長期間にわたって使用することで、内部機構の部品が劣化したり、潤滑油が乾燥したりすることがあります。

そのまま使用を続けると、時計の精度が落ちたり、故障につながる可能性があります。

そのため、ロレックスでは、定期的なオーバーホールが推奨されています。

 

オーバーホールの頻度

オーバーホールの頻度は、使用環境や時計の状態によって異なりますが、一般的には5〜10年程度が推奨されています。

ただし、以下のような場合では、より短い間隔でメンテナンスを行うことが望ましいとされています。

 

  1. 水中で頻繁に使用している場合
    防水性能を維持するため、定期的なチェックが必要です。
  2. 激しい運動などアクティブに使用している場合
    激しい動作や振動の影響を受けやすい環境で使用する場合、内部機構の点検と潤滑が重要です。

時計を長く愛用するためには、使用状況に応じて適切なメンテナンス間隔を設定することが大切です。

 

日本ロレックスのオーバーホール料金の値上げについて

日本ロレックスのオーバーホール料金の値上げについて

日本ロレックスでは、2023年3月にオーバーホール料金の値上げが行われました。

具体的な値上げの情報が公表されていないため、正確な値上げ幅をお伝えできませんが、以前は6万円~11万円程度だった料金が、更に高くなっているとされています。

さらに、内部機構が複雑なモデルや、部品交換が必要な場合は、追加費用が発生することがあります。

この値上げの背景には、部品の原材料費の高騰や、オーバーホールを行う職人の人件費の上昇が影響していると考えられています。

なお、日本ロレックスのオーバーホール料金は、2023年以前にも複数回の値上げが行われています。

特に、2019年10月の価格改定では、モデル別の料金体系が導入され、多くのモデルで料金が引き上げられました。

そして、このモデル別の料金の値上げに伴い、オーバーホールの料金も引き上げられたとされています。

このように、ロレックスのような高級時計ブランドでは、本体価格だけでなく、アフターサービスの価格も同時に見直される場合が多いです。

また、多くの場合、オーバーホールの基本料金が上がるだけでなく、部品交換の追加費用も見直されることが一般的とされています。

 

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【2025年版】ロレックス価格改定|値上げ後の中古相場は今後どう変わる?

 

日本ロレックスへオーバーホールを依頼する方法と見積もりからの流れ

ロレックスオーバーホールa

日本ロレックスへオーバーホールを依頼する方法には、サービスセンターやロレックス正規店に直接持ち込む方法と、郵送で依頼する方法の2つがあります。

オーバーホールにかかる作業日数は、通常1カ月程度ですが、特殊なモデルや部品の在庫状況によっては、更に長い期間が必要になる場合があります。

ここでは、持ち込みの場合と郵送の場合について、それぞれの方法とその流れについてご紹介いたします。

 

持ち込みの場合

時計を全国各地のロレックス正規店、またはサービスセンターに直接持ち込む方法です。

持ち込みの場合、受付時にスタッフと一緒に時計の状態や修理箇所を確認します。

一部の店舗では、予約が必要な場合があるため、訪問前に公式ウェブサイトや電話で確認することをおすすめします。

依頼後の流れは、以下の通りです。

 

  1. 技術者による時計の状態確認
  2. 見積もりの提示
  3. 見積もりの了承後、作業開始
  4. 作業完了後の連絡
  5. 時計の受取と代金の支払い

見積もりの提示時点で、作業をキャンセルすることは可能です。

ただし、見積もりの了承後のキャンセルはできないため、十分に納得した上で同意することが重要です。

持ち込みは、スタッフとの直接のやり取りで安心感が得られる反面、訪問の手間がかかる点を考慮する必要があります。

 

郵送の場合

ロレックスのオーバーホールは、郵送での依頼も可能です。

まず、電話で申し込みを行い、時計送付用の専用キットを取り寄せます。

その後、時計を専用キットで丁寧に梱包し、指定された住所へ送付します。

郵送後の流れは、基本的に持ち込みの場合と同じです。

 

  1. 技術者による時計の状態確認
  2. 見積もりの提示
  3. 見積もりの了承後、作業開始
  4. 作業完了後、時計を発送
  5. 時計の受取と代金の支払い

郵送の場合も、見積もりの提示の際にキャンセルが可能です。

郵送での依頼は、店舗への訪問が難しい方や遠方にお住まいの方にとって便利な方法です。

ただし、送料が自己負担となるため、その点も考慮した上で検討すると良いでしょう。

 

保証書がなくてもオーバーホールは依頼できる

日本ロレックスでは、保証書がない場合でもオーバーホールの依頼が可能です。

保証書は、主に保証期間内の無償修理を受ける際に必要なものですが、オーバーホールは有償サービスとして提供されているため、保証書がなくても対応しています。

ただし、シリアル番号やモデル番号から、その時計が正規品であることが確認できた場合に限ります。

そのため、並行輸入品の場合でも、正規品であることが確認できれば、オーバーホールのサービスを受けることができます。

 

日本ロレックスにオーバーホールを依頼する3つのメリット

日本ロレックスにオーバーホールを依頼する3つのメリット

現在、日本ロレックスだけでなく、多くの民間の修理業者がオーバーホールのサービスを提供しており、選択肢は多様化しています。

しかし、日本ロレックスにオーバーホールを依頼することで得られるブランドならではのメリットがあります。

ここでは、日本ロレックスにオーバーホールを依頼する3つのメリットをご紹介いたします。

 

オーバーホールの技術が信頼できる

日本ロレックスにオーバーホールを依頼する最大のメリットは、その技術力の高さにあります。

正規サービスセンターでは、専門知識と熟練の技術を持つ認定技術者が作業を担当します。

ロレックスの時計は、精密な設計や特許技術を活用したパーツで構成されており、メンテナンスには高度な専門技術が必要です。

また、正規のオーバーホールでは、防水性能や耐久性も徹底的にチェックされ、購入時に近い状態へ復元されます。

日本ロレックスに依頼することで、時計の価値を守りながら、長く使用することが可能です。

さらに、日本ロレックスに依頼することで得られるメリットは、以下のような細部にまで行き届いたサービスにあります。

 

1.同時に研磨や点検もしてくれる

日本ロレックスでオーバーホールを依頼する際の大きな魅力は、内部機構の修理や調整に加え、外装の研磨や点検も含まれている点です。

ロレックスのケースやブレスレットは、長期間の使用によって傷が付いたり、光沢が失われたりすることがあります。

正規サービスでは、専門技術者が研磨作業を丁寧に行い、新品のような輝きを取り戻します。

 

2.純正部品と交換もしてくれる

日本ロレックスの正規サービスセンターでは、純正部品のみを使用して交換が行われているため、ロレックス本来の品質を維持することができます。

一方で、一部の民間の時計修理店では、純正ではない部品が使用される場合があり、その結果、時計の品質や耐久性に影響を及ぼすリスクがあります。

純正部品の使用が保証されることから、時計の価値を守るには正規店でメンテナンスすることが非常に重要です。

 

保証書が発行されるため本物だと証明できる

日本ロレックスの正規サービスセンターでオーバーホールを依頼すると、作業完了後に公式の国際サービス保証書が発行されます。

この保証書は、ロレックスの時計が正規品であることを証明する重要な書類です。

保証書には、時計の詳細や修理内容、行われた作業が公式基準であることが記載されており、将来的に売却する際にも信頼性を裏付ける材料となります。

さらに、保証書には、オーバーホール後2年間の保証が付いているため、この期間内に再度不具合が発生した場合は、無料で対応してもらえます。

 

買取店での査定額が上がりやすい

日本ロレックスでオーバーホールを受けた時計は、買取店での査定額が上がりやすいというメリットがあります。

正規のオーバーホールを受けると、公式の保証書や修理記録が発行されるため、時計の状態やメンテナンス履歴が明確になります。

これらの記録は、時計の品質を証明する信頼性の高い情報として、高い評価につながります。

特に、ロレックスは、高級ブランドとしての価値が重視されるため、純正部品の使用や公式基準に沿ったメンテナンスが行われていることは、大きなポイントとなります。

さらに、定期的なメンテナンスを受けた時計は、機能や外観の状態が良好であることが多く、リセールバリューも高くなる傾向があります。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

ロレックスの買取価格は、時計の状態によって大きく左右されます。

定期的なメンテナンスが行われた状態の良い時計は、高額査定の対象となりやすいです。

特に、オーバーホール後に発行される国際サービス保証書は、時計が正規のメンテナンスを受けた証明となり、査定においてプラス評価を受けるため、非常に重要です。

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日本ロレックスにオーバーホールを依頼する際の5つの注意点

日本ロレックスにオーバーホールを依頼する5つの注意点

日本ロレックスでオーバーホールを依頼する際は、いくつかの重要な注意点を押さえておく必要があります。

注意点を事前に理解していない場合、オーバーホール料金が予想以上に高額になるだけでなく、時計の価値が低減してしまうリスクもあります。

ここでは、依頼前に確認すべき5つのポイントをご紹介します。

 

修理費用が高額になる場合がある

日本ロレックスの正規店でオーバーホールを依頼する際、修理費用が予想以上に高額になることがあります。

料金体系は、基本料金に加えて部品交換費用が発生する仕組みになっており、以下のような部品の交換が必要になる場合があります。

 

  1. 風防
  2. リューズ
  3. 内部の精密部品

さらに、ゴールドやプラチナを使用したモデルや、構造が複雑なスカイドゥエラーなどのモデルでは、作業に手間がかかるため、料金が加算される可能性があります。

 

外装部品も新しい部品に交換される場合がある

オーバーホールでは、時計の性能を最適な状態に保つため、外装部品が新しい純正品に交換されることがあります。

現行モデルや一世代前のモデルでは特に問題ありませんが、ヴィンテージモデルの場合は、オリジナルパーツの価値が損なわれるリスクがあるため、注意が必要です。

ヴィンテージウォッチは、当時のオリジナルパーツがコレクターから高く評価される傾向があるため、交換によりその価値が失われることがあります。

例えば、針やインデックスの夜光塗料は、90年代までに使用されていたトリチウム夜光が高く評価されていますが、オーバーホールによって新しい部品に交換されてしまうと、その価値が失われる可能性があります。

 

ケース痩せの可能性がある

オーバーホール時には、ケースやブレスレットの小さな傷を取り除くために、研磨が行われることが一般的です。

オーバーホール時の研磨は、表面の金属をわずかに削る作業ですが、研磨を繰り返すことでケースが薄くなり、いわゆる「ケース痩せ」が発生する可能性があります。

ケース痩せが進むと、外観が変化したり、防水性や耐久性の低下につながります。

そのため、ケース痩せを防ぐために、研磨の頻度は必要最小限に留めるとともに、研磨が不要の場合は事前に伝えることで、研磨の工程を省略してもらうことができます。

 

ブレスレットは純正品に戻しておく

オーバーホールを依頼する際、非純正のブレスレットや部品が装着されている場合、非純正パーツを使っているとみなされ、ブレスレットの交換費用が発生する可能性があります。

この交換費用は、モデルによっては高額になるため、事前に純正品に戻しておくことをおすすめします。

また、見積もり提示後に純正ブレスレットを持ち込む、または郵送することで交換費用の発生を防ぐこともできます。

 

正規品であってもオーバーホールを断られることがある

日本ロレックスでは、時計が正規品であっても、製造年が古いモデルはオーバーホールを断られる場合があります。

これは、日本ロレックスが生産終了から一定期間が経過したモデルのパーツを在庫として保持していないため、パーツ交換が必要な場合に対応できないことがあるためです。

また、内部に非純正部品が使用されていたり、改造が施されていたりする場合にも、オーバーホールを断られることがあります。

さらに、民間の時計修理店で非純正部品を使用した修理が一度でも行われた場合、日本ロレックスでのオーバーホールを断られる可能性が高くなります。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

日本ロレックスでは、すべてのロレックスのオーバーホールに対応しているわけではなく、製造年が古い時計は断られる場合があります。

そのような場合、時計を売却するのも1つの選択肢です。

おたからやでは、オーバーホールができないヴィンテージウォッチの買取も行っていますので、お気軽にご相談ください。

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おたからやでの「ロレックス」の参考買取価格

おたからやには、ロレックスの豊富な買取実績があります。

以下に、買取を行ったモデルや参考買取価格の一例をご紹介いたします。

 

モデル・型番 参考買取価格
(税込)
サブマリーナー 16610 ティファニー Wネーム 7,386,500円
デイトナ ホワイト 116500LN 5,549,000円
エクスプローラー1 1016 3,635,500円
GMTマスター2 126710BLRO 3,597,000円
デイトジャスト YG/SS ゴールド 126333G 2,425,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので、詳細はお問い合わせください。

 

ロレックスの買取価格は、モデルや時計の状態、付属品の有無によって大きく変動します。

特に、ロレックスの箱や保証書が揃っている場合、高値が付く可能性が高まります。

これらの付属品は、時計が正規品であることや適切に管理されていたことを示す重要な要素となります。

そのため、ロレックスの売却を検討する際は、付属品を可能な限り揃えてから査定に出すことをおすすめいたします。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

適切なメンテナンスは、時計の精度や耐久性を維持するだけでなく、売却時の評価を大きく向上させる要素となります。

そのため、定期的にオーバーホールを受け、時計を良好な状態に保つことをおすすめします。

おたからやでは、状態の良い時計はもちろん、動かない時計やヴィンテージモデルも丁寧に査定しておりますので、売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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高級時計の売却をご検討中の方は、ぜひ「おたからや」にお気軽にご相談ください。

また、修理が必要なほど傷が付いた時計でも買取が可能です。

店頭買取だけでなく、便利な出張買取やWEB査定にも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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