老舗ブランドであるオメガの資産価値は比較的落ちにくく、モデルによっては投資対象にもなり得ます。投資対象としてオメガの腕時計を購入するなら、資産価値が高いモデルを選ぶことが大切です。

今回はオメガの資産価値や、買取価格が上昇している理由について解説します。価値の高いモデルや、資産価値が落ちにくい腕時計の特徴も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

オメガは幅広い世代に愛される老舗ブランド

オメガは、幅広い世代から愛される高級腕時計ブランドです。その歴史は古く、オメガの原点となる工房の創立は1848年です。

当初は小さな時計工房でした。しかし、1932年に開催されたロサンゼルスオリンピックの公式時計にオメガが採用されたことによって、技術力の高さが広く知れ渡ります。

オメガは優れた性能に加え、デザインが豊富な点も魅力の一つです。

また、オメガは高級腕時計ブランドではあるものの、低価格帯のモデルも販売しています。コストパフォーマンスに優れているため、初めて高級腕時計を買う方にも適しているでしょう。

オメガの資産価値について

腕時計の資産価値を判断する際のポイントに、「リセールバリュー（再販価値）」があります。

高級腕時計ブランドのなかでも特に有名なロレックスは、リセールバリューが非常に高いのが特徴です。人気モデルの場合は、定価以上で取引されるケースもあります。

ロレックスと比較すると、オメガのリセールバリューは悪いと感じるかもしれません。しかし、オメガには長い歴史があり、知名度や人気も高いため、総合的に見れば資産価値は落ちにくいブランドであるといえるのです。

また、リセールバリューの高さは、腕時計をどのように購入したかによっても感じ方が異なります。

具体的には、並行輸入品は定価よりも安く購入しやすいため、査定を依頼した際に「リセールバリューが高い」と感じられるでしょう。

オメガの買取価格が上昇している理由

ここでは、オメガの腕時計の買取価格が上昇している理由を3つ紹介します。

時計の定価自体が上がっている

高級腕時計の市場を見ると、全体的に定価は値上がり傾向にあります。

オメガでも、時代の流れとともに技術が進化し、高度な技術を反映させた腕時計の定価が上がっています。それにともない、中古市場での買取価格の相場も上昇しているのです。

オメガの技術が再評価され人気が高まっている

オメガの腕時計は、性能の向上や魅力的なモデルの発売によって再評価されています。オメガ全体の人気の高まりが、買取価格の上昇につながっています。

また、オメガの人気の高まりには、「ロレックスの代わり」にオメガを購入する人が増えたことも影響しているでしょう。

その背景には、投資目的でロレックスを購入する人が増えたため、ロレックスの中古市場の価格が高騰していることが挙げられます。

限定モデルが値上がりしている

オメガの腕時計のなかでも、限定モデルは特に値上がりしている状態です。限定モデルは生産数が少なく希少性が高いため、買取価格が上がりやすくなります。

限定モデルの値上がりが、オメガ全体の買取価格の上昇につながっている可能性も考えられるでしょう。

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資産価値が高いといわれているオメガのモデル4選

ここでは、オメガの腕時計のなかから、資産価値が高いといわれているモデルを4つ紹介します。

スピードマスター プロフェッショナル　Ref.311.30.42.30.01.005

「スピードマスター プロフェッショナル　Ref.311.30.42.30.01.005」は、2014年に誕生したモデルです。初代スピードマスターのデザインを再現しており、スマートな印象を与えます。

本モデルは、2020年頃から徐々に値上がりしています。現在は生産が終了していることも、買取価格の高さに影響しているでしょう。

スピードマスタープロフェッショナル スヌーピーアワード Ref.3578.51

「スピードマスタープロフェッショナル スヌーピーアワード Ref.3578.51」は、スヌーピーアワードの初代モデルとして2003年に登場したものです。

盤面には、NASAの公式マスコットキャラクターであるスヌーピーが描かれています。また、ケースの裏面にはスヌーピーと「Eyes on the Stars（星を見てごらん）」という文字が記されているのも特徴です。

本モデルは、アポロ13号の活動時間である「142時間54分41秒」に由来して、5,441本限定で生産されました。希少性が高く、2017年頃から買取価格が急激に上昇しています。

発売当時の定価は35万円ほどであるのに対し、一時は300万円台にまで高騰したこともあります。

ムーンウォッチアポロ11号  50周年記念 Ref.310.20.42.50.01.001

「ムーンウォッチアポロ11号  50周年記念 Ref.310.20.42.50.01.001」は、月面着陸を達成した「アポロ11号計画」の50周年を記念し、2019年に発売されました。6,969本限定で生産された、希少性の高いモデルです。

ケースの裏面には、月面着陸したときの足跡と「THAT’S ONE SMALL STEP FOR A MAN, ONE GIANT LEAP FOR MANKIND（これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である）」という名言が記されています。

買取価格は2020年頃から上昇しており、今後さらに値上がりするかもしれません。

シーマスター 300M マスターコーアクシャル　Ref.233.30.41.21.01.001

先述した「スピードマスター」と並んで資産価値の高いモデルが、ダイバーズウォッチの「シーマスター」です。

2014年に登場した「シーマスター 300M マスターコーアクシャルRef.233.30.41.21.01.001」は、レトロなデザインや太めのアロー針が特徴です。

本モデルも2020年頃から買取価格が徐々に上昇しており、高値を維持しています。

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資産価値が落ちにくい時計の特徴

資産価値が落ちにくい腕時計の特徴は、以下のとおりです。

• 時計としてのクオリティが高い
• メンテナンスができる
• 世界的に人気がある
• 状態が良い

世界的に人気がある腕時計はブランド力が高く、一定の資産価値が保証されるといえるでしょう。

また、メンテナンスや修理ができる腕時計は長く使い続けられるため、資産価値も下がりにくくなります。

オメガのように高級腕時計を扱うブランドの多くは、「永久修理保証」を付けています。永久修理保証があれば、いつ発売された腕時計でもメンテナンスや修理が可能です。

オメガの時計をより高く買い取ってもらうには

オメガの時計をより高く買い取ってもらうためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

• 定期的にメンテナンスする
• 付属品をそろえる
• 買取相場を確認する

箱や保証書といった付属品がなくても査定は可能ですが、そろっていると買取価格が上がる可能性があります。そのため、付属品は紛失しないように保管し、腕時計本体と一緒にそろえて査定を依頼しましょう。

腕時計の買取相場は日々変動しているため、事前に確認しておくことが大切です。買取相場が低いタイミングで査定に出すと、損をしてしまいます。

また、アンティーク時計のメンテナンスを行なう際は注意が必要です。メンテナンスをすれば、たしかに動作は良好になります。しかし、消耗した部品の交換によって、アンティークとしての価値を下げてしまう可能性もあるのです。

付属品が与える時計の買取価格への影響は、以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

＜関連記事＞時計の買取額は附属品の有無に左右される！各附属品が査定額に与える影響

オメガの時計の高額買取ならおたからや！

買取専門店の「おたからや」では、オメガやロレックスなどのブランド腕時計の買い取りに対応しています。

買い取りに特化しているため、販売に関するコストがかかりません。その分、お客様の買取価格に最大限上乗せして還元することが可能です。

また、ブランド腕時計の買い取りで「おたからや」が選ばれる理由の一つに、「どのような状態でも買い取ってもらえる」点が挙げられます。

判断に迷ったときは、その点も含めて「おたからや」に相談するのも一つの方法です。

ガラス面が割れているものやベルトがボロボロになっているもの、変色しているものなど、どのような腕時計でも問題ありません。査定前のメンテナンスも不要なので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

長い歴史や知名度、人気といった観点から見ると、オメガは資産価値が落ちにくいブランドであるといえます。

加えて近年は、定価の上昇や技術の再評価により、買取価格は上昇傾向にあります。人気のあるモデルなら、高額買取が期待できるでしょう。

オメガの腕時計をできるだけ高く買い取ってもらいたい方は、買取専門店の「おたからや」でプロの査定士による買取査定を受けるのがおすすめです。

店頭買取のほか、出張買取も実施しているので、ぜひお気軽にご相談ください。

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