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金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

近年、金相場の上昇がニュースで取り上げられることもあり、金投資に興味を持った方も多いようです。

しかし、金相場は上昇したり下落したりを繰り返しながら、現在に至っています。

この記事では、20年前の金相場にさかのぼり、現在との違いについてご紹介します。

金相場が変動する理由や金投資の方法についても触れているので、投資を始める前にぜひ参考にしてください。

 

20年前と現在の金相場を比較

金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

20年前と現在では、金相場がどのように変化しているのか、気になっている方も多いようです。

「金相場が高騰している」と言われていますが、金の価格にどれほどの違いがあるのかをご紹介します。

 

20年前の金相場は?

20年前の金相場は、1gあたり1,473円~1,625円の間で推移していました。2004年における金相場の平均は、1gあたり1,545円でした。

現在と比較すると、金は低い相場で取引されていたことがわかります。

2000年代に入り、金相場は上昇と下落を繰り返しながらも、徐々に上昇を始めました。

この相場の変動は、世界情勢の変化が大きな影響を与えたことが要因です。

年代 世界情勢の変化
2001年 ITバブルの崩壊

世界同時多発テロ

2003年 イラク戦争
2007年 サブプライムローン問題
2008年 リーマンショック
2013年 金融緩和政策アベノミクスによる円安
2020年 新型コロナウイルスによるパンデミック

世界では、20年間で様々な出来事が起こり、金相場は上昇と下落を繰り返してきました。

 

現在の金相場は?

特に、2020年以降は、金価格が大きく上昇しています。

2024年3月に入ると、取引市場における金の価格は1gあたり平均10,428円となり、ついに1万円代に突入しました。

 

金相場を押し上げている理由

コロナ禍を抜けた2024年ですが、世界で起きている様々なリスクの高まりによって、金相場は上げ幅を拡大しています。

金相場を押し上げている要因には、次のような世界情勢が挙げられます。

 

  • ロシアのウクライナ侵攻
  • 中東情勢の悪化
  • アメリカの大手銀行が破綻
  • スイスの大手金融会社の経営不安
  • 世界的なインフレ
  • アメリカ大統領選挙による不確実性

 

世界情勢や地政学的リスク、経済の行方に対する不確実性の高まりから、現物価値の高い金に注目が集まりました。

 

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金相場は20年前からどう変動してきたのか

金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

金相場は、市場の取引状況に応じて毎日変動しています。

過去20年にわたり、金相場は日々上昇と下落を繰り返しながら、現在の水準へと至りました。

ここでは、金相場がどのように変動してきたのか、20年前までさかのぼって、金相場の推移をご紹介します。

最高値 最低値
2004年 1,625円 1,473円
2007年 3,216円 2,489円
2010年 3,997円 3,250円
2013年 5,338円 4,061円
2016年 5,207円 4,471円
2019年 5,877円 4,882円
2022年 8,969円 7,348円
2023年 10,298円 8,699円
2024年 13,784円 9,472円

※2024年12月現在

 

2004年と2024年の最高値で金相場を比較すると、約8.5倍も上昇しています。

20年の歳月の中で、リーマンショックや米中貿易摩擦、コロナショックなどの様々な出来事が起こりました。

しかし、金はインフレの影響を受けにくいことから、この20年間で購入意欲が大きく高まったと考えられます。

 

  • おたからや査定員のコメント
長谷川

現物価値を持つ金は、金銭と違ってインフレの影響を受けません。世界経済の動きを背景に取引されやすい金は、市場価格が上昇し、買取相場も高騰しています。

2000年代に購入した金は、大きく値上がりしており、金の含有率が少ない18金や14金でも高価買取が期待できます。

 

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金相場が20年前と比較して高騰した理由

金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

金相場は、20年間で大きく上昇しました。その背景には、私たちの身近な出来事も影響しています。

そこで、20年前と現在の違いをご紹介します。

金相場に大きな影響を与えた要因を知ることは、今後の金相場を予測する上でも役立ちますので、ぜひご参考にしてください。

 

スマートフォンやパソコンの需要

金は、電気伝導性に優れています。そのため、スマートフォンやパソコンなどの電子回路の部品には、金が用いられています。

スマートフォンの世界的な需要は非常に高く、毎年の出荷台数は12億台から13億台です。

総務省によると、2030年には出荷台数が15億5,000万台まで拡大することが予測されています。

2024年4月から6月のパソコン出荷台数は6,940万台となり、前年同期比で3%増加しました。AI対応デバイスや業務用パソコンへの買い替えが増加要因と考えられます。

その他、私たちが普段家庭で利用する小型家電にも、電子回路の部品として金が使われています。

 

金が資産から投資対象になった

現物価値を持つ金は、ひと昔は「安全資産」として長く保有する方が多い傾向にありました。

しかし、近年では金に対する意識が、安全資産から「投資対象」へと移り変わってきています。

金の投資は、主に現物への投資です。一方で、投資信託やETFなど、気軽に金投資ができる方法も増えています。

金の値動きは、株式や債券とは異なる動きをするため、金投資をしている方々から注目が集まっている資産です。

投資の需要が増えた金は、市場価格を押し上げる要因となっています。

 

国際通貨であるドルの価値の低下

世界の基準となる通貨は、アメリカの「ドル」です。

米ドルは世界中で利用されるため、外貨準備を整える世界の国々が、米ドルを保有しています。

しかし、2020年に起こったコロナショックの影響を受け、世界各国で米ドルの外貨準備が減少しました。

その一方で、安全資産となる金を外貨準備に充てようとする国が増加しました。

結果的に、米ドルの価値が相対的に低下したことが、金相場を押し上げる要因となったと考えられます。

 

金の流通量の低下

安全資産として金を保有する国や人々が増えた結果、金の流通量は低下しました。市場の取引供給を上回る需要は、金の価格を上昇させています。

ウクライナや中東地域で起きている紛争は、世界経済だけでなく、金の価格上昇にも影響を及ぼしました。

金の価格上昇に相まって、金を保有するケースが増えたことも、流通量が低下した要因の1つです。

また、金の埋蔵量はすでに決まっていることから、多くの地域で枯渇が見られます。

今後、金の市場への流通量がさらに減ると、金の価格を押し上げる可能性があります。

 

長く続く低金利時代

日本は、2016年のマイナス金利政策によって長く低金利時代が続きました。

2014年に欧州中央銀行がマイナス金利を導入したことをきっかけに、世界各国の中央銀行がデフレ対策を導入しました。

世界各国がマイナス金利政策から脱却する中、日本は2024年3月、17年ぶりに金利を引き上げています。

一方で、2020年のコロナショックによって、世界各国が一斉に金利を引き下げ、これが世界的なインフレの引き金となりました。

アメリカは、世界に先駆けて利上げに転じましたが、金利が低い国々は、日本をはじめ、依然として多く存在しています。

そのため、預金の金利に期待できず、投資先で金を選ぶ人が増えていると考えられます。

 

金相場は10年後どうなる?

これまで人類が採掘してきた金の総量は約21万トンで、残りの埋蔵量は約5万9,000トンと確認されています。

近年における金の採掘量は、年間約3,500tのペースです。金の総量はピークアウトしており、10年後には金の埋蔵量が大幅に減少している可能性があります。

金の希少価値はさらに高まり、その結果、金の価格が上昇する可能性があると考えられます。

 

  • おたからや査定員のコメント
長谷川

世界の景気は、長期的に見るとインフレに偏りがちなため、10年後の金相場は、ゆるやかに上昇していることが考えられます。

一方で、各国の政策や治安維持などの地政学リスクが低くなれば、金価格は落ち着きを取り戻す可能性もあります。

 

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・金相場の将来を予測!2024年以降の長期・短期予想や見通しは?

 

はじめての金投資の方法

金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

はじめての金投資でも、気軽にできる環境が広がりつつあります。

そこで、はじめて金投資を始める方向けに、金投資の方法をご紹介します。

金の価値が上昇していることを知り、金投資に興味を持った方は、金投資を始める前にご覧ください。

 

ジュエリーなどを購入する「現物購入」

気軽に始められる金投資には、現物の金を買う「現物購入」という方法があります。

はじめての金投資なら、金の含有量が多いジュエリーや金貨、喜平ネックレスなどがおすすめです。

金の延べ棒と言われる純金のインゴットは、金投資の現物購入に多く用いられています。

現物購入は、ご自身で保有するだけなので、管理費用や手数料が発生しないメリットがあります。

金の買取相場を確認しながら、売却時期を考えて利益を得る金投資の方法です。

実用性と投資性の魅力を持つ金投資の現物購入ですが、紛失や盗難には注意しておいてください。

 

プロに任せる「投資信託」

投資信託では、株価や金の取引市場などに精通した専門家が、金投資の運用を行っています。

専門家はファンドマネージャーと呼ばれ、投資家に代わって金投資で資産を運用する仕組みです。

金に投資されている投資信託を購入すれば、プロが運用してくれるため、比較的簡単に金投資を始められます。

ただし、プロが運用していても、市場の変動によって金の価格が下落する可能性もあります。

そのため、ご自身でも定期的に金の価格を確認し、状況を把握することが大切です。

 

計画的に積み立てる「純金積立」

金投資における純金積立は、毎月購入する純金の量や購入費用を決めて資産を形成する仕組みです。

資産を運用する機関には、証券会社や銀行などの金融機関のほか、金の専門店があります。

毎月一定の費用や量で純金を購入するため、金の価格にかかわらず、購入を継続する投資方法です。

長期の積み立てと考えると、購入単価が平均化され、安定しやすくなります。そのため、金投資がはじめての方でも利用しやすい特徴があります。

純金積立は、窓口によって現物である金に交換してくれる場合もあり、現物投資をしたい方にもおすすめです。

 

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・金投資とは?メリット・デメリットや初心者におすすめの投資方法も解説

 

金投資で失敗しない方法とは?

金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

はじめて金投資をする際には、失敗しない方法も知っておいた方が安心です。

安定的な資産形成が期待できる金投資ですが、「絶対に損をしない」というわけではありません。

特に、はじめて金投資を開始する方は、ぜひ失敗しない方法を確認しておいてください。

 

金の買取相場を確認しておく

金投資を始めたら、定期的に金の買取相場を確認するようにしておいてください。

買取相場は、金の市場価格に連動しています。金の買取相場を確認しながら、売り時を逃さないことが大切です。

「おたからや」では、最新の買取価格を毎日更新しています。金投資で売り時を知りたい方は、ぜひご活用ください。

現物購入された金の価値を知りたい方は、完全無料の買取査定をご利用いただくことで、価値を正確にご確認いただけます。

 

手数料がかからない買取業者で売る

金の投資で売り時と思ったら、売却に手数料がかからない買取業者を選ぶことが大切です。

査定や売却に手数料がかかってしまうと、金投資によるせっかくの利益が少なくなってしまいます。

「おたからや」では、出張査定も含めて買取に手数料は一切かかりません。

強引な買取も致しませんので、安心してご利用ください。

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