金価格はニューヨーク・
ロンドン市場がカギ!
日本と海外の
金相場の関係性
2023年12月、金の買取価格が初めて1万円台を記録しました。これを受けて多くの人が金価格の動向に注目していますが、日本と海外の金相場がどのような関係にあるのかはご存じでしょうか。
日本における金相場は海外の金相場の影響を受けるため、日本の経済状況だけで判断することはできません。金相場を左右する要因を知れば、金の売却に適したタイミングも見極めやすくなるでしょう。
この記事では、金の価格に影響を与える市場や、日本と海外の金相場の関係性などについて解説します。
Contents
金の価格に影響を与えるニューヨークとロンドンの市場
世界で金が最も多く取引される市場は、ニューヨーク・ロンドン・香港・チューリッヒです。これら4大市場をはじめとして、世界中で24時間金の取引が行なわれています。
4大市場のなかでも、世界の金相場に特に大きな影響を与えているのはニューヨークとロンドンの市場です。
ここからは、それぞれの市場の特徴を紹介します。
先物取引の金相場で重視されるニューヨーク市場
ニューヨーク市場では、先物取引が中心に行なわれています。先物取引とは、売り手と買い手の間で将来の取引を約束し、あらかじめ決められた期日に決められた価格で売買する取引のことです。
実際に取引を行なう際の市場価格が事前に設定した価格よりも高ければ買い手が得をし、低ければ売り手が得をします。
ニューヨークは、世界最大規模で金取引が行なわれる金先物市場です。日本国内における金価格も、ニューヨーク市場の金先物価格の影響を大きく受けます。世界における金先物取引は、ニューヨークで決定された金先物価格を基準として行なわれているのです。
先物取引は証拠金を積む形で取引に参加でき、数倍のレバレッジを設定することで短期売買でも大きな利益が狙えます。
金先物取引へのファンドの参加が増えていることもあり、ニューヨーク市場の動向が金価格に大きな影響を与えているのだといえます。
現物取引の金相場で重視されるロンドン市場
17世紀に成立したロンドン市場は、金現物取引の歴史において中心的な役割を果たしてきました。
ロンドン市場では毎日午前と午後の2回、協議を通して値決めされた金価格を公表しています。この金価格を決定しているのは、5大貴金属商と呼ばれる、LBMA(ロンドン貴金属市場協会)に属する企業です。
世界の金市場では、ロンドンで値決めされたこの価格に基づいて現物取引の金価格を設定しています。
ロンドンで金を受け渡す場合、1トロイオンスあたりのドル建て価格のことを「ロコ・ロンドン・ゴールド価格」といいます。「ロコ」には「現物の受け渡し場所」という意味があり、金は歴史的にロンドンの銀行で受け渡されてきました。
ロンドン以外の場所で金を受け渡す場合、実際には金価格に運賃や保険料などが上乗せされます。しかし、金取引では実際の受け渡し場所にかかわらず、便宜的にロコ・ロンドン・ゴールド価格が適用されることがあります。
日本と海外の金相場の関係性
近年の金相場には上昇傾向がみられますが、これからも価格が上昇し続けるとは限りません。
金の相場が変化する理由を知っていれば、価格下落の兆候も察知しやすくなります。また、為替や経済状況についての正しい知識を身に付けることで、金の売買で大きな損をするリスクは抑えられるでしょう。
ここでは、日本と海外の金相場の関係性について解説します。
前提として金の価格は世界共通
金の相場は世界共通であり、日本だけ金の価格が安く、海外では高いということはありません。
金の価格はニューヨーク市場やロンドン市場での価格が指標となって決まるため、原則として国によって大きな差は生まれないのです。
為替などの影響で価格差が生じる
金の価格相場が決まる一つの要因が「アメリカドル(米ドル)」です。金の価格は「1トロイオンス=〇米ドル」といった形で発表され、それが為替相場をもとに「1g=〇円」と換算されます。
つまり、円安になると自動的に国内の金相場が上がるのです。金の相場が高いときに売却したいのであれば、為替の影響を考慮することが重要だといえます。
金投資を検討している方や、現在多くの金を所持している方は、金の相場や売買のタイミングを見極める必要があります。
とはいえ、自然災害や政権交代などのニュースを見ただけで、すぐに金の売買を行なうのは危険です。金の相場が動きそうなニュースがあっても、その情報が世間に発表される前に投資家たちがすでに金の売買を行なっており、相場があまり動かない事態も起こり得ます。
ニュースは、あくまでも金の相場変化を予想する材料の一つだと認識しておくのが賢明でしょう。
金の取引を行なう際は、日本の経済状況だけでなく、海外の為替や経済の状況もチェックすることが大切です。金の取引をこれから行ないたい方は、世界全体の経済動向にアンテナを張っておくとよいでしょう。
金の相場が近年高騰した理由
近年の金相場は右肩上がりです。その理由としては、世界的に経済の先行きが不透明であることや、インフレへの懸念が高まっていることなどが挙げられます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大やウクライナ情勢の悪化など、ここ数年で将来を不安視する材料がいくつも台頭してきました。
一般的に、世界情勢が悪化するほど、安定した資産である金を保有する動きが広がることが知られています。加えて、大幅な円安が進行しており、国内での金相場が相対的に上昇していることも要因の一つでしょう。
相場価格(円/g)
金相場の高騰にともない、金の買取価格も上昇しています。2023年8月に国内販売価格が初めて1gあたり1万円台を突破したのに続き、買取価格もまた2023年12月には1gあたり1万円台を記録し更新し続けています。
金の売却は「おたからや」へ
相場が高騰している金を適正な価格で売却するためにも、信頼できる買取業者に査定を頼むことが大切です。
全国に1,000店舗以上を展開している買取専門店「おたからや」では、金や金製品を積極的に買い取っています。買い取りのみに特化することで販売コストを削り、高価買取を実現しています。
プロの査定士が希少性なども加味したうえで買取価格を提示し、納得できればその場で現金払いなので安心です。また、店頭買取、出張買取のいずれも買取手数料無料で利用できます。
まずは無料査定を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
金の価格は世界共通ですが、国内で売買する場合の相場には為替がかかわってきます。近年の金価格高騰には、円安が大きく影響しているといえるでしょう。金を売るタイミングを見計らっているなら、為替の動向を注視することが大切です。
また、世界情勢も金価格に大きな影響を与える要因の一つです。世界情勢や経済状況などにアンテナを張りながら、金が高値を付けているときに買い取りを依頼するとよいでしょう。
金の売却を検討されている方は、ぜひ「おたからや」にご相談ください。プロの査定士が価値を見極め、適正な価格で買い取りいたします。まずは無料査定をお試しください。
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