自然災害が起きると金の価格相場はどうなる?自然災害と金の関係性

これから金を買いたい人、売りたい人にとって気になるのが金の価格相場がいつ変わるのかということでしょう。実は金の価格変動が起こる原因の1つに自然災害があります。どのようなタイミングで金の価格相場が動くのかを知っておくと、金で資産管理をしようとする人には有利です。自然災害と金の意外な関係性を探っておきましょう。
自然災害が起きると価格相場が動く理由
金は自然災害だけではなく、世界に影響を及ぼすテロや紛争などが起こると、価格変動が起こります。しかし世界情勢が悪化するので価格が下がると思われがちですが、その逆で価格が高騰する仕組みです。世界が不安定になればなるほど、金投資をしている人にとって有利になっていきます。
東日本大震災時の相場
金の価格相場は為替市場と非常に強い繋がりがあるため、円安ドル高になると金の価格が高騰していきます。例として、東日本大震災が起こった際どのように相場は変化したのか見ていきましょう。震災が起こったあと金の価格はなんと28年以上ぶりに相場が高騰する事態となりました。
「これだけの震災が起きても金は下落するどころか高騰するなんて、まさに有事の金だ」と話題になり、多くの投資家たちが金を購入するように。金への投資が増えれば、さらにまた金額は高騰します。原発問題もあり、株や債券で投資をしている人には不安が募る一方で金を持っている資産家たちにとっては非常に有利になったのです。
安全資産として金を持とう
この地球に住んでいる以上、自然災害は避けられません。いつどこで自然災害が起こってもおかしくないため、投資などで資産運用をしたいと考えるのであれば自然災害が起きるとどのように自分に影響するのかをしっかりと知っておくことが大切となります。
自然災害が起きても金なら安心
金は不動産や株とは違い、毎月利子が付いたり安定した資金が入ったりすることはありません。しかしその分リスクは非常に低い、安定資産と呼ばれています。自然災害はもちろんのこと、今世界を悩ませている新型コロナウイルスの影響も全く受けることがありませんでした。むしろ、2020年には過去最大に金の相場が高騰して話題に。金を持つことがどんなに安定した資産になるかを見せつけてくれました。
「投資で資産は作りたいけど、リスクは負いたくない」そんな方には、自然災害にも強い金投資が非常におすすめです。金現物を購入する方法もありますが、1000円から投資できる純金積立などもあります。
まとめ
これから先も予測できない自然災害が起こるでしょう。そんな時だからこそ、安定資産といわれている金で資産作りを考えてみてもいいかもしれません。自分に合った金投資の方法を見つけて、今からでも始めてみてはいかがでしょうか。